room02_20130825
ご案内:「月明かりの草原」にクォールツさんが現れました。 (08/25-20:38:57)
ご案内:「月明かりの草原」にロネさんが現れました。 (08/25-20:39:57)
ロネ > (( うわあ。))(たまにこの世界というやつはランダムなところに己を運ぶのだが、今日はいっとう最悪だった。痛いほどに月明かりが見える草原。男は妻への見舞いへ足を急ぐ。が、杖をついているから、どの道歩調は遅い。) (08/25-20:41:11)
クォールツ > (サク サク 明るい草を踏み締めながら、ロネが向かう先とちょうど対になる位置から歩いてくる黒衣の男。のんびり、そして何処かぼんやりと、彼とは反対にお気に入りの場所である地を歩く。ここ最近は、訪れる度あれやこれやがある場所ではあるが) (08/25-20:45:42)
ロネ > (ということは、正面から相手が来るという格好か。青年貴族の姿に気付く。 が、男は夜目はいいが視力はあまり良くない。相手の姿をきちんと視認したときには、既に距離はだいぶ縮まっている。)Σ!?!?(びくっ と立ち止まる。) (08/25-20:47:53)
クォールツ > (常なら響く高い靴音も、柔らかな草に包まれそちらには届かなかっただろう。何処となく、月と館の方面を眺めながら男はのんびり歩を進める。 気付くのは、相手の方が先だった) ――ぉや。(立ち止まる相手に、フッ と瞳に光が戻る。対照的にこちらは尚も距離を詰めて) 今晩は?御機嫌よう、ロネさん。 (08/25-20:51:39)
ロネ > …………、(じり、と一歩後ずさった。)……、…………、(言葉が出ない。だが、向ける目は明らかに敵意と警戒心。)……おまえも、所詮同類だ……(喉が渇く。)……もう、騙されんぞ、私は……(息が浅い。) (08/25-20:53:31)
クォールツ > (後ずさる。それより大きな歩で距離を詰める。 ニコ と微笑む姿はいつもと同じ人形のよう。感情が探れない 笑み) さて、何のことでしょう? あぁ、そうだ。「あの」人形は持ち主が見つかりました。ちゃんとお返ししましたよ。(サク サク もう間合いにも、入る頃) (08/25-20:56:58)
ロネ > その笑みだ、(来るな といわんばかりの表情。肉食獣に迫られる小さな獣のような。間合いにはいられれば、 カチ と手元の杖の留め金を外す。)その笑みに騙された、知るか、あの人形は知らない、クソ、来るな!! それ以上こっちに来るなァ!!!(足がもつれて転びそうになる。) (08/25-20:59:49)
クォールツ > 騙すも何も……(にーっこり。赤い瞳が弧を描き、薄い唇がより深く笑む) ご存知でしょう? 私は魔族ですよ。(白い手袋を嵌めた手を口元に、おかしそうに笑う) (08/25-21:04:09)
ロネ > …………ッ、(息を呑んだ。赤い目を琥珀の目が見る。敵意を含んだ表情は動揺から泣きそうな顔になりそして 笑った。)――ははっ、(渇いた笑い。)はは、そうかそうか、自分で認めたか! 化け物だ!!!! おまえは汚らわしい化け物だ!!!!! 正真正銘の化け物だ、ああ、あぁ、そうかそうか、それでなんだ? おまえは何をする気なんだ? (08/25-21:07:22)
クォールツ > 貴方がそうだと仰るのなら、そうなのでしょうね。(こくん、小首を傾げる。 自分が言われるのは慣れっこだ。相手が他人であれば、尚のこと) 別に何も。唯――そうですね、ほとんど意味のないものになってはしまいましたが……そのお口は、良い子にしていましたか?(口元に当てた手、その人差し指を立て、唇の前に。悪戯っぽく微笑んだ) (08/25-21:13:48)
ロネ > あは、はははっ、(なおも笑う。もはや自棄に近い。)――ああ、あああ、そうだよ、おかげで妻にまた少々嫌われてしまったよ、おまえが妙なことをしてあの手をまた呼ぶから――――レティアスお嬢さんが可哀想だねえ、かような化け物が家族だなんて――ああ、それとも、(引きつった笑み。)お嬢さんも、おまえと同じ化け物なのかい? (08/25-21:15:42)
クォールツ > 妻…? あぁ。(そういえば、結婚していたのだったか。おかしくはない年頃ながら、相手のイメージとは何故か結び付かず一瞬不思議そうな顔をした。 あの手、とは牙を立てた瞬間に見えた、あれか。そこまで考えて、けれど フッ と 次の瞬間、思考が止まった。浮かべていた笑みごと、丸ごと消える) (08/25-21:19:50)
ロネ > (相手の表情には気付かない。)本当――おかしい。おぞましい。おまえ『達』二人を店に上げただなんて――何でだろうね、はは、ああ、レティアスお嬢さんは、私の作った人形を今でも大切にしてくれているかねえ?(皮肉げな笑み。黒々しい感情が剥き出しになる。) (08/25-21:21:48)
クォールツ > << ドッ >>(表情が消えるのと、これの右手が僅かに動くの どちらが早かっただろうか。相手の右足に向けて、一足で跳んだ男の手にいつの間にか握られていたレイピアが突き立てられる。 避けなければ、腿から深々と地に縫い止めるように) (08/25-21:23:28)
ロネ > ( と 空気が動いた。男の手が、反射で動く。久々に杖から抜かれた刃は、月明かりに怪しく光る。)<<ず ずどっ。>>(右足を腿から貫く激痛が脳に届くまでの間に、男の右手の剣が、迫り来る相手の首筋に走らせるよう、瞬に動く。) (08/25-21:26:19)
クォールツ > (降り下ろす瞬間、月明かりに何かが反射した。それを何と認めるより先に、左手が喉の前に動く。手袋ごと、手の甲から手首に掛けてざっくり刃が通るだろう。 右手の剣が肉を貫く感覚を伝えれば、) <<ガンッ!>>(左足を蹴り上げ、その腹向けて思い切り蹴飛ばそうとする。喰らえば、刃が再び肉を裂いて出る感覚が伝うだろう) (08/25-21:34:09)
ロネ > うぐ……ッ、(身体が「く」の字に曲がった。今更のように走る激痛。右足の違和感。仰向けには倒れまいと、鞘を支点に剣を引き抜きながら、左側へと転がる。)……ぁ、がっ、(痛み。動けば動くほどレイピアの刃が肉に食い込む。立てない。そう直感すれば、男は左膝立ちになり剣をクォールツへ向ける。)……死人に口無し、か?(相手の意図をそう読む。) (08/25-21:37:39)
クォールツ > (転がる相手に、蹴り上げた足は空を舞う。赤い目はそうする間も、相手の身体を見ている。獲物を狩る捕食者の目――ではなく、唯殺意を向ける相手として。 膝立ちになり剣を向けられればその瞬間、今度は右足でその手首を横殴りにするように蹴る。蹴る。その手の剣を飛ばすべく) …………(そこまでの間、一呼吸。相手が動くのを止め、口を開けばようやくその身を止めて) (08/25-21:45:04)
ロネ > (右手首を蹴られれば、男は呆気なく手を離した。相手が身を止めてもこの男は止まらない。左手の鞘を捨て、右腰に手を伸ばす。抜くのは、一丁のリボルバー。抜く間に弾倉を一つ回し、相手の額にぴたりと突きつける。指が引き金に動く。) (08/25-21:47:11)
クォールツ > ぁ…(何か、を言おうと口を開く。その一瞬、反応が遅れた。空白だった思考に、意識が戻ってきた瞬間 も重なって) <<ダァァン!!>>(跳んだ。咄嗟に右へ。 けれど一拍遅く、銃弾はこれの左肩を貫いた。俄かに硝煙と鉄錆の匂いが空に交じる。 口の中で最速の詠唱を紡ぐ。右手を前に、強い一瞬の風を生み出す。まともに喰らえば吹き飛ばされる程の風を) (08/25-21:54:48)
ロネ > <<ゴォォゥッ!!!>>(突風は男の身体を吹き飛ばした。視界が一転、二転し、剣と鞘も巻き込んで男は宙を舞い、そして地に叩きつけられた。男の身体が草原に跳ね、転がり、そして止まる。一瞬後に、からんころん、と剣と鞘が散り散りに落ちる。リボルバーだけは、男の手にあった。無闇に叩きつけられたせいで、男の右腿に刺さっていたレイピアがずれ、傷口からだらだらと血が流れ、ズボンと草地に黒々しい染みを作っていた。) (08/25-21:57:48)
クォールツ > (パッ と赤い雫が空に舞う。衝撃はあるが、表情は変えない。転がるロネを視界に入れながら、また一つ何かの術を唱える。フッ と一瞬硝子のような何かがこれの前に現れて) ………ロネさん。(サク サク。 ゆっくりと歩を進め、声を掛ける。手には何も持たぬまま、左肩と手の甲から赤い血を伝わせながら) (08/25-22:02:42)
ロネ > (男は 動いた。全身が痛い。内臓が痛んだのか、けほ、と口からどす黒い血を吐いた。右手首を地につけると、骨が軋んだ。男は半ば伏せったまま、左手のリボルバーの銃口を、のろのろと相手に向ける。ぎらり、と目が獣のごとく煌く。) (08/25-22:04:53)
クォールツ > ロネさん。 ロネさん。 ロネさん。(何度も呼び掛ける。聞いて下さいね、と ちゃんと聞いて下さいね、というように静かに何度も。 笑みも何もない、作り立ての人形のような面立ちでその目を見つめて) レティアスを、化け物だと思いますか? 本当に。(口にしたのは、先の問い掛けへの返事ではない。自分のことでも相手のことでもない。妹のこと) (08/25-22:10:40)
ロネ > ――知るか、(男の指がまた、引き金を引こうとする。震えて、うまく、引き金に指をかけられない。)ただ、おまえの義妹は――、哀れだ。 化け物であろうと、 そうでなくても。(言葉が、途切れ途切れ。) (08/25-22:12:49)
クォールツ > ……そう。 そうかも ね。(笑った。苦笑するように。自嘲するように。少しだけ寂しそうに。 ひょぃ と一歩進み、己に向ける銃を掴んで降ろそうとする。それから、「仕舞ってくれたら教えてあげます」と何に対してか囁こう) (08/25-22:18:11)
ロネ > (強く抵抗するが、気力が尽きてきてリボルバーから手が落ちる。相手の手に、リボルバーが残る形か。痛みに頭が朦朧とする。) (08/25-22:19:17)
クォールツ > (普段手に取ることはないが、自世界の人間も持つそれを、少しばかり珍しそうに見つめる。左手は提げたまま、血を流し続けているので右手だけに持って) 貴方の作って下さった人形、あの子は今も大事にしてますよ。娘が羨むくらい大切にしてます。 殺す気はありません。ありませんでした。今も。 貴方の口は塞ぎたいけれど、その手が失われるのは惜しい。(二つ、答える。銃を空に向けた。 撃った。立て続けに、弾がなくなるまで) (08/25-22:26:57)
ロネ > (四発。音。そして、呆気なく弾は切れる。相手の言葉を、聞いているのか、聞いていないのか。ただ、殺さない、といわれれば、どこか安堵するも、失われる血のせいで、そのまえに死んでしまいそうで、)つま、と……むす、めが……、(血が喉に絡み、しわがれた声。)…………いか、ないと、(立ち上がろうとするも、地に落ちる。右足の感覚は、ほぼ、無い。) (08/25-22:29:43)
クォールツ > (カチッ ハンマーに掛けた指が軽い音だけを立てる。それを2,3度繰り返し、弾切れを確認したところでくるりとそちらへ向け、返す。 娘、その言葉に僅か、赤い瞳が丸くなって) 無理に立たないで。自世界ですか?森の境目?(ス と膝を折りレイピアの刺さる右足に手を掛ける。勢いよく、一息に引き抜こうと。 当然、血が溢れるだろうが血塗れのそれを腰に差せば、大きめのハンカチを取り出し、牙で裂いて即席の包帯を。ぎゅ、と腿の太い血管を圧迫するように結びたい) (08/25-22:38:48)
ロネ > (半ば奪うようにリボルバーを受け取り、腰に差す。ずきずきと全身が痛む。)……っ、(レイピアを引き抜かれれば、どぶっ、と血が溢れた。血管が圧迫され、もはやぴくりとも右足は動かない。)……アザミ、(じっとりと全身に汗をかいている。)ヴァイ、オラ…… ………… ……アルヴァ、ダール……、(単語を呟くばかり。) (08/25-22:42:03)
クォールツ > (足の動きが止まる。血も。それを目視して、2つ目の名にまた、瞬く。 ヴァイオラ。どこかで聞いた気がした。つい最近――何処でだったか) 申し訳ありませんが、訪れたことのない地名です。境目まで送りますから、後はご自身で。 宿泊施設で休んでいった方が、賢明だと思いますが?(己がしたことながら、淡と伝えそして問う。そのまま向かうか休んでいくか) (08/25-22:47:17)
ロネ > (なんとか意識を働かせて、相手の言葉を理解する。)…………。(右手首をかすかでも動かそうとする。 いや、答えは分かっていた。)……動けない。(宙を舞い、地面に叩きつけられたのだ。立つこともできない。) (08/25-22:49:12)
クォールツ > ……休息より手当、しないとですね。(じ、とその身体を見下ろして。少しの間、迷う。 そして決めた。流れる血を空へと振るう。パラパラと散る筈の雫は、不思議と地に落ちる頃には結び付き、シンプルな円を描いていた) ほんの一瞬ですから、目を閉じていればいい。(コン と草地を踏む。円が魔力を帯び、術者とロネを黒い闇で飲み込もうとする) (08/25-22:53:37)
ロネ > (目の焦点が合わなくなってきて、視界がぼうっとする。 闇。 闇は恐怖だが、同時に、安堵する。そのままどぷりと闇に飲み込まれ――) (08/25-22:55:26)
クォールツ > (包み込むそれは、無音の水に沈み込むような感覚。 あぁ、怒られるかな。と向かう先、自宅で待つ妻と娘のことを浮かべて) ……許さなくていいです。私も許しませんから。(何に対してか、呑み込まれる間際そう呟いた。 きっと相手の耳には届くまい。けれどそれは男の殺意と衝動の源であった言葉。 次に彼が目覚めれば、そこは魔界の魔貴族の邸宅でした な展開が) (08/25-23:00:39)
ロネ > (そんな展開だったので、男はまた数日妻のもとを訪れないだろう。) (08/25-23:02:33)
ご案内:「月明かりの草原」からロネさんが去りました。 (08/25-23:07:39)
ご案内:「月明かりの草原」からクォールツさんが去りました。 (08/25-23:07:58)
:::: PbsChat v2.5.1改変版 ::::