room23_20130830
ご案内:「白亜の海岸」にロッソさんが現れました。 (08/30-19:54:42)
ロッソ > (残暑厳しい夏の終わり。激しく打ち付ける雨の中、浜の隅の岩場に男は座っていた。 高波が岩にぶつかる度、ざぱんと飛沫が上がり男に降り注ぐ) ………。 (男は、心身共にずぶ濡れだった) (08/30-19:59:00)
ロッソ > (その理由を語るとなれば、時は数週間前まで遡る。忘れもしないこの海辺、ハーレムを味わったあの時間。マリンコスの少女に幼女化の呪術を受け、幼女になったまでは良かった。最高だった。人生最良の日となる程に) (08/30-20:02:14)
ロッソ > (しかし、現実とは斯くも残酷で辛辣で峻烈だった。 喜び勇んで自世界へ帰ったのは良い。企み通り温泉に侵入を許されたのも良し。ただ、そう、男の活動地域は少しばかり人口が少なくて、ちょっぴり寂れていて、やや若者離れが進んでいる―― はっきり言うと、ド田舎だった) (08/30-20:07:14)
ロッソ > (その言葉だけで解る者には解るだろうから、この件についてはここで留めておく。かくして男は田舎を出、なうでやんぐでいけてる都会に赴き待ち望んだアルカディア(温泉)へと辿り着いたわけだが…) (08/30-20:12:26)
ロッソ > (運良くか、悪くか、脱衣所へ入り込んだところで、呪いが解けてしまうという状況に見舞われたのだった。 その後男がどうなったかは、自明の理である) (08/30-20:13:46)
ロッソ > (そして、今に至る。ずぶ濡れでも、海水まみれでも、己の愚鈍さが洗い流されるなら、それで良かったのだ) (08/30-20:16:00)
ロッソ > ………。 (ごそり。懐から、星型の木の実を取り出し、死んだ魚のような目で眺める。 嗚呼、きっとあの一夜の奇跡は、夢だったんだ。そんな気持ちで) (08/30-20:17:15)
ロッソ > (木の実を仕舞い、立ち上がる。 そして 思いっきり息を吸い込むと…) (08/30-20:18:09)
ロッソ > ファアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!! (08/30-20:19:02)
ロッソ > (なんとも情けない雄たけびを上げた) (08/30-20:19:21)
ロッソ > ああっ… (そして酸欠。フラア) (08/30-20:20:25)
ロッソ > <<ドボォン!>> (次いで海へ落下) (08/30-20:21:14)
ロッソ > (翌早朝、浜辺にどざえもんが打ち上げられたとの目撃情報があるかも知れないが、昼前にはその姿は すっかり消えてなくなっているのだそうな…) (08/30-20:24:16)
ご案内:「白亜の海岸」からロッソさんが去りました。 (08/30-20:24:18)
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