room44_20130901
ご案内:「魔界」にロッソさんが現れました。 (09/01-15:40:01)
ロッソ > (p:やべっ) (09/01-15:40:13)
ご案内:「魔界」からロッソさんが去りました。 (09/01-15:40:15)
ご案内:「魔界」にクロアさんが現れました。 (09/01-15:42:47)
クロア > (一瞬変態がいたなんて気のせい。 昼だろうと常薄暗い魔界。そこに佇む魔王の居城。少年は、城の中をせかせか走り回っていた) (09/01-15:45:45)
クロア > (普段、廊下や広間は 多くの悪魔達が歩いている。来賓であったり家臣であったり、それぞれ目的は違うが、とにかく、行き着く先々には大抵誰かがいる) (09/01-15:48:05)
クロア > (しかし今、少年が駆け回る廊下には、片手で足りる程しか出歩く者はいなかった。 とたとたとた。忙しない少年の足音が、ひとつのドアに入っては また出ていって、どこかへ向かう) (09/01-15:50:45)
クロア > (部屋から部屋へ行き渡る少年の両手は、山盛りの寝具や、白い紙袋や、食器を乗せたカートなどで常に塞がっている。かいた汗も拭わないままにしている様子から、多忙を極めているのは火を見るより明らか。 人手―― 否、悪魔手が足らなくなったのは、一昨日ぐらいからだ) (09/01-15:56:12)
クロア > (自分に付いていた人間の少女の行方すら気に掛ける余裕がない。「魔族熱」の流行が過ぎ去るのを、こうして待つしか、今はない) (09/01-16:01:02)
クロア > (「魔族熱」流行の報せが入ったのは一週間程前の事。その日を境に城内で感染者が出たのが理由なのだろう。報せを寄越した悪魔がウィルスに感染していたのではという噂があった。 何せ魔族熱は、うつる病気だ) (09/01-16:08:08)
クロア > (症状こそ 人間界で言うインフルエンザに酷似しているが、魔界で育ったウィルスは一味違う。このウィルスは、魔力を栄養にして生きるのだ。それはつまり、抵抗力のないお年寄りでも赤ん坊でも、魔力さえ大量にあれば死に至る前に完治できるという事なのだが―― 同時に 魔力量に乏しいものは、例え血気盛んな若者であろうと死に至るという事でもある) (09/01-16:13:10)
クロア > (故に、魔族熱は「剪定者」とも呼ばれているらしいのだが……薬が出来てしまえば、それはもうただのウィルスである) (09/01-16:16:23)
クロア > (とりあえずは、そんな訳があって、半分しか魔族の血が流れていない為か 感染が遅れている少年は、城中走り回って病に倒れた悪魔達の世話をしているのだった) (09/01-16:18:22)
クロア > ((ああ… 近々、相模さんをサイレンと一緒に地下へ案内することになってるんだった…。なんとか時間を取れればいいけど……))  (09/01-16:22:23)
クロア > (そんなことを思いながら、少年はまた両手いっぱいの荷物を抱えて城を走りだす。コンコン、痰が絡んだ咳を 廊下に幾度か響かせながら――) (09/01-16:24:25)
ご案内:「魔界」からクロアさんが去りました。 (09/01-16:24:27)
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