room44_20130915
ご案内:「鬼ヶ岳」に妙河さんが現れました。 (09/15-21:04:26)
妙河 > (ほんのりと秋色に染まりつつある里山。頭上に連なる鬼火に照らされながら、黄金色の稲穂に満ちた田んぼの間の畦道を歩く男。) (09/15-21:06:21)
妙河 > (鈴虫の鳴き声に混じって、辺りの家々からは風鈴の音色が届く。涼やかな、秋の夜。)……おや。(家の5軒手前まで来たところで、その家の奥さんが玄関から出て来たのにバッタリと出くわした。)…こんばんは。良い、夜でござるな。(奥方の挨拶を受け、ニコリと笑んだ面で返す) (09/15-21:10:09)
妙河 > (聞けば、どうやら回覧板を回しに行く所だったようで)…ふむ。では、拙者が渡して参るよ。(家の奥からは、未だ寝つかぬ子供達の賑やかな声が聞こえた。ふふ。と笑んで)わいわい。…何、帰りがてら、少し歩こうとも思っておったでござるからな。丁度良いでござるよ。…ひょい。(と回覧板を受け取れば、ありがとう。と笑む奥方。おやすみなさい、と別れた後、再び歩を進め始める) (09/15-21:16:04)
妙河 > ぺらり。(と、回覧板の表紙を捲る。空に浮かんだ鬼火が、ひょい、と近寄り紙面を照らす)…秋祭り…。そうか、もう、そんな時期でござったな…。(つい、と稲刈り前の田んぼへ目をやりながら、回覧板を閉じる。自宅の前を通り過ぎると、暫く民家はない。男が向かう先は、自宅から5分ほど歩いた所にある、妖怪の営む着物屋だ。) (09/15-21:22:56)
妙河 > …のしのし。(と、道の向こう側からやってくる大きな熊の姿に気づく。鬼のように怖い顔をしたその熊は、2足歩行で、シルクハットを被っている)鬼熊殿。こんばんは。今日も散歩でござるか?(「ええ、そうなんです。妖鬼隊のお陰で、今夜もこうして安心して夜道を歩けとります。」なんて返しながら、顔の怖い紳士熊はひょいとシルクハットを持ち上げてご挨拶。)それは何より。それでは、良い夜を。(ニコリと笑んで。こちらからも会釈を返せばすれ違う) (09/15-21:31:47)
妙河 > (鬼熊紳士と別れた後、少し歩けば朱色の太鼓橋がかかった池がある。その橋を渡れば、奥には、やけに横にだたっぴろい、屋敷がある。朱色の柱に、碧い瓦。まるで竜宮城の様な屋敷の門を)…こんこんこん。(とノックして、暫し待つ。) (09/15-21:42:01)
ご案内:「鬼ヶ岳」に海人魚の女主人さんが現れました。 (09/15-21:45:58)
海人魚の女主人 > (はーい。今行きまーす。と門の奥からノックへの返事をしつつ、ふわりと着物の裾を金魚の様にたなびかせて門を開ける女主人)…あらやだ。びっくりした。妙河さんじゃない、今晩は。(まぁまぁ、と口元に手を添えて。ぱちくり。くりん、と首を傾げ)どうしたの?何かあった? (09/15-21:49:44)
妙河 > こんばんは。驚かせてしまって、すまぬな。(はは、と笑って)何、此れを預かって参ったのでな。秋祭りの知らせでござるよ。すい。(と、近所の奥方から預かった回覧板を差し出して) (09/15-21:52:55)
海人魚の女主人 > まぁ、ありがとう。(差し出された回覧板に視線を落とし、細い手を伸ばしながら)…そりゃあ驚きもするわ?回覧板なんてのは口実で、妙河さん、あたしに会いにきてくれたんとちゃうんかしら…?(相手を見上げ、指の先で、男の手の甲を一撫でした後、回覧板を受け取って。うふふ。) (09/15-21:59:27)
妙河 > (女主人の指の動きと、表情と、言葉に、見る間に白い面が下から赤く染まっていく)……な…っ、なな… …な… !(喋れない!) (09/15-22:02:14)
海人魚の女主人 > …あはっ。大きなっても、うぶなのは子供の頃のままね。(コロコロ、楽しげに笑って。にーまにま。)あ、そうそう。こないだ、翔君が来たのよ。その時の品が今日仕立て屋から上がって来たけん、預かって?あの子、此処に来るより先に妙河さん家に寄るでしょう?お代はもう、貰とるし。(持ってくるから、ちょっと待ってね。と袖をぴらぴら。そそくさと門の奥へと戻って行った) (09/15-22:09:09)
妙河 > ……く。………かぁぁ。(何も言い返せぬ男。赤い面に半目になった両目を描いて、女主人を見降ろしていたが)…翔殿が?こてり。(と首を傾げている間に女主人は引っ込んで行ってしまった。そういえば、前に会った時はそう深く話せなかったからか、初耳だ。何を買ったのかと思いながら)そわそわ…(待つ。その間に、漸くするすると白色に戻る面) (09/15-22:14:08)
海人魚の女主人 > (戻ってくる。仕立てた袴はたとう紙に包まれて桐箱に入っている。それをくるんだ風呂敷包みの他に、布の掛かった小さな籠をぶら下げていて。)大切なお友達に、選んだげよる風だったけど…?それにしても翔君ったら、いつの間にか大きくなっててびっくりしたわ?もう少し成長したら、きっといい男になるわね。(にっこり、うきうき)成人式はまだなんかしら?あの子の袴、ウチで買うなら、うんとサービスしちゃうけん。伝えといて?(お願いね。と小首を傾げて、はい。と荷物を預けましょう) (09/15-22:28:52)
妙河 > …うきうき。(している様に見える女主人に効果音を付け足して)ああ、承知致した。(大切な友達に、と聞けば嬉しげに弧を描く面。手を伸ばして、風呂敷と籠を受け取る)…ところで、これは何でござろうか…?くんくん。(と、籠をちょい。と持ち上げる。秋の香りが致すよ。くんくん。) (09/15-22:37:06)
海人魚の女主人 > 松茸。一蔵(ひとくら)ちゃんが間違えて沢山買って来ちゃって。うんといっぱいあるけん、ウチじゃ食べきれんのよ。貰ってって?(お願い。と手を合わせて) (09/15-22:41:09)
妙河 > それはまた、一蔵殿らしいでござるな。(真相はどうだか分からぬが、想像は容易く出来る。くす。と微笑ましげに笑めば頷いて)…では、遠慮なく。家族の者も皆、喜ぶでござるよ。ありがとう。然らば、拙者、これにて。(すぃ、と一歩後ろに引くと、頭を下げて) (09/15-22:43:45)
海人魚の女主人 > その方があたしも嬉しいわ。ありがとう。(うふふ)じゃあ、お気をつけて?また来てね。妙河さん。(笑顔でウインクバチコーン☆投げキッスでお見送り) (09/15-22:47:09)
妙河 > ……すす。(と、首を横に倒して投げキッスを回避するの術。かぁぁ、と再び面をほんのり赤く染める男)…また。では、海人魚殿も、良い夜を。(頷き、やんわり笑んで。)くるり(と振り返れば、ゆったり。お家に帰りましょう。) (09/15-22:50:55)
海人魚の女主人 > あらやだ。(避けられたわ。ぷく、と頬を膨らませるも、直ぐにふふっと笑って)ええ。おやすみなさい。良い夜を。(去りゆく男の背に声を掛けて、自身も屋敷の奥へ戻る。少し経てば、回覧板で秋祭りの知らせを聞いた、女だらけの店員達の鈴の様に賑やかな声が沸き起こる。外では変わらず、鈴虫が鳴いていて。時折響く風鈴の音。こうして、鬼ヶ岳の秋の夜は更けていくのでありました。) (09/15-22:57:12)
ご案内:「鬼ヶ岳」から妙河さんが去りました。 (09/15-22:57:21)
ご案内:「鬼ヶ岳」から海人魚の女主人さんが去りました。 (09/15-22:57:26)
ご案内:「※アリアドネの迷宮(第三階層)水精領域」にリヴァイアサンさんが現れました。 (09/16-00:35:47)
ご案内:「※アリアドネの迷宮(第三階層)水精領域」に黒狼さんが現れました。 (09/16-00:36:34)
リヴァイアサン > (まずは第三階層水精領域の基本的な解説から始めよう。 第三階層水精領域は、その名の通り水の領域。) (09/16-00:40:57)
リヴァイアサン > (地下でありながらも広大無辺と呼べる空間を擁し、水で出来た平皿を5枚重ねた様な構成をしている。) (09/16-00:43:35)
リヴァイアサン > (一枚の平皿は水平線が見える程に広く、またより深い平皿へと移動するためには第一プレート:100m、第二プレート:300m、第三プレート:500m、第四プレート:1000mの厚みを持つ水の層を潜らなければならない。) (09/16-00:46:05)
リヴァイアサン > (各プレートには浮島と呼ばれる足場があり、第一プレートでは浮島の占める割合が多かったところ、プレートを踏み越える度に浮島の占める面積は減り、リヴァイアサンが護る第五プレートにおいては浮島は10%を切る面積となっている。) (09/16-00:48:36)
黒狼 > (うん、なんていうか……すげぇわ() (09/16-00:48:54)
リヴァイアサン > (第一プレートから第四プレートにおいて出てくる敵は、第一プレートの時点で大王烏賊、エチゼンクラゲといった巨体が跋扈し、第二プレートからは特殊能力を併用してくる魔物が多くなる。) (09/16-00:50:57)
リヴァイアサン > (第二プレートではウォータージェットやメイルシュトロームの様な押し流すもの、押し切るものが多く、第三プレートではプレート全域を包む濃霧という環境から、目に頼らない攻撃術(ターゲットの体内の水に関与して、病魔に侵したり免疫機構を狂わせたり)を持つものが増え、第四プレートでは氷撃,超臨界流体状態の水を用いた圧殺、気圧変化、そしてアリアドネの迷宮の浅い層への強制転移を仕掛けるものがいた。) (09/16-00:57:21)
黒狼 > (そいつらを倒さないとリヴァイアサンには挑戦できないのか……() (09/16-00:57:31)
リヴァイアサン > (そう。ランダムに湧くこれら魔物の妨害を退け、あるいは回避して、ようやくリヴァイアサンとの対面となる。 リヴァイアサンが持つ能力は、第一階層、第二階層を踏み越えた冒険者ならば想像がつくだろう。 前座の魔物が持つ能力を統合し、さらに一歩次元の違うブレイクスルーを果たした魔物だ。) (09/16-01:00:01)
リヴァイアサン > (足場を浮島に頼るだけでは、第二プレートで苦戦し、第三プレートで迷宮に呑まれる末路を迎える可能性が高い。 しかし、連携して魔物が襲い掛かってくるわけではないため、事前に敵の位置を察知して速く大きく迂回すれば、戦闘そのものを回避できないこともない。) (09/16-01:03:02)
黒狼 > (ほうほう……() (09/16-01:03:18)
リヴァイアサン > (とりあえず黒狼はその試練を乗り越えた。。。ということで、パーティメンバーを増やしても良いけれど。ソロで挑む?) (09/16-01:04:35)
リヴァイアサン > (L茶で募集かけても良いよー。笑  ひそひそ) (09/16-01:06:45)
黒狼 > (とりあえず、ソロで挑むこととなりそうです() (09/16-01:08:56)
リヴァイアサン > (了解。では第五プレートの解説をもう少し。プレート間移動は第一プレート~第三プレートまではプレートを繋ぐ大樹。もはや世界樹と呼んで差支えない程の樹の幹の洞を潜りぬけての移動だったが、第三、四、五プレート間は取水口の様に下のプレートへ落ちる水の流れと、逆に上のプレートまで噴き上がる水の流れに乗っての移動となる。) (09/16-01:14:22)
リヴァイアサン > (第五プレートへの移動を果たした黒狼は、滝の様に落ちる水の流れに身を任せて、一度深い水底に潜って衝撃を殺し、それから第五プレートの水面へ浮上しても良いし、水が落ちる速度よりも早く滝から離脱し、空中を駆けて浮島に着地しても良い。) (09/16-01:16:30)
リヴァイアサン > (第三階層第五プレートは、天井に星の煌めきがあり、滝壺から広がる波面を覗けば、水面は鏡の様に穏やかに凪ぐ。 生き物の気配、魔物の気配は一切無く。 ただ、大きな存在が存在することだけが漠然と分かる。) (09/16-01:18:19)
黒狼 > ――ぷはぁっ!(水面から顔を出した狼は滝から飛び出して、浮島へとたどり着いた――しかし、周りでサポートしていた仲間たちの大半を失ってしまうこととなった。こうなれば、自分が戦うしかない。と浮島からリヴァイアサンの姿を探す――) (09/16-01:21:42)
リヴァイアサン > (肉眼で探す限り、リヴァイアサンの姿は今のところ見つからない。今はまだ、接敵したと認識されてないのかもしれない。何か準備することがあれば、ここで準備することもできそうだ。) (09/16-01:23:43)
黒狼 > (とりあえず、慣れない水中での戦闘が続いたので深呼吸。呼吸を整えてから、体力を回復させるために、レッドブルーを飲んでおく。)っはぁっ……レッドブルーは旨いぜ……!(翼は生えないけど。() (09/16-01:27:08)
リヴァイアサン > (休憩する黒狼の目の前で、滝ではない位置からの波紋が広がる。) <<コーンッ!>> (どことなく金属質な印象を感じさせるそれは、波紋を広げ、そして、目の前の景色が一変した。凪ぐ水面は、波紋の走った後から深い蒼から突然どこかの農村を鳥が飛ぶ高さから眺めた様な鳥瞰図へと様変わりする。そして、その様変わりは水面に映る景色だけでは済まなかった。ただの映像ではない証か、眼下に広がる景色から、風が吹いたのだ。農村特有の糞が発酵したような、どことなく泥臭い匂いをのせて。) (09/16-01:32:56)
黒狼 > ∑っはぁっ!?(体高だけで20mはある巨大な狼ごと持ち上げられたようで、周囲に景色だけでなく眼下から泥臭い匂いの風が吹けば――)な、何だ……?(恐る恐る、舌を確認する……) (09/16-01:38:48)
リヴァイアサン > (現在の黒狼の位置は浮島。浮島は上がった時と変わらず、その位置をキープしているが、嗅覚が、味覚が感じる風の匂いと味は、今見る景色が『真』であると本能へ訴えかけている。暫く見ている間に、滝から広がる波紋が目の前まで広がって、目の前の景色は再び深い蒼へと戻り、下から吹いていた風が止む。) (09/16-01:41:58)
黒狼 > ……??(何が何だかわからない。理解力が乏しいのかどうかはわからないとして、とりあえず、)幻覚でも見させられているのか……?(そんなことをつぶやいた。) (09/16-01:45:12)
リヴァイアサン > (暫く呆然と水面を眺めているなら、再び金属質な音と共に水の波紋が水面に広がる。) <<コーン!>> (今度見える景色は、アリアドネ第一階層木精領域の補給地点にあるフローズンシェルの鳥瞰図だ。黒狼もお世話になったであろうその町は、通った時と同じく活気に溢れている。) (09/16-01:48:44)
黒狼 > ……やはり、幻覚か……?(こんなものが水面に映るはずがない、と首をぶんぶんと振って目の前の光景を振り払おうとする。) (09/16-01:49:52)
リヴァイアサン > (幻覚?は消えなかった。 また、幻覚を見させられている時に特有の、何らかの干渉を視覚野に受けている感じはしない。 もし幻覚ならば、被術者に直接は働きかけず、映像を空間に投影するタイプの物となるだろうか?) (09/16-01:51:51)
黒狼 > ならば――(と、魔力で干渉してみせよう。相手が投影させるのなら、その投影させる光を遮断しようと――魔力を集中させ、その元を破壊せんと!() (09/16-01:56:08)
リヴァイアサン > (黒狼の魔力は投影されたと思しき景色をすり抜けた。高度400m。もしこの距離をもってフローズンシェルへ魔力を届かせることが出来るなら、エコー探査の様にエコーを打つ事ができるなら、その反射波を拾うことが出来るだろう。 この映像は真実だ。上層プレートで受けた転移能力は、空間接合へ昇華された可能性がある! なお、この予感を気の迷いと振り払い、『幻影』へ飛び込むことも出来る。もし幻影なら、水の中に沈み込む筈だが、もし真なら、高空へ放り出されることになる。 そうこうしている内に、滝から広がる波紋が届いて、見える景色が切り替わった。元の深い蒼の水面へ――。) (09/16-02:02:12)
リヴァイアサン > (切り替わった瞬間、映像へ、映像の先へ伸ばしていた魔力が強制切断された!) (09/16-02:03:22)
黒狼 > ――ッァッ!(魔力が強制遮断され、たたらを踏んだ。何事、と考えるまでもなく考える。高度400mから放った魔法の反射は確かに届いたのでこの風景は真。とするならば、転移魔法で上空に行ってたのだろう。今は蒼の景色が見える。転移だとしたら、魔力が遮断されてもおかしくない。だが、何故こんなことをするのかだけがわからなかった。試されているのだろうか。そう思いながら――大きく息を吸って、海へと飛び込んだ。水中にリヴァイアサンの姿は認められないかと、中を探して上下左右をくまなく見渡して――)) (09/16-02:08:02)
リヴァイアサン > (ゆらりと動く水の影がある。水の密度の違いとも言うべきだろうか? どこまでも透き通る水は生命が存続するための栄養素を含まない。純粋な水という元素で出来ている様に思える。泳ぐ水の影が全てボスの影ならば、その姿は巨体。移動する影の戦闘を頭とするなら、頭から尻尾まで優に200mはあるだろう。悠々と水底を泳ぎ、時折思い出した様に水面へ鼻先を向ける。) <<コーン!>> (同時に鳴り響く金属質の音は、魔法に詳しい者が聞けば、高密度に圧縮された魔法言語だと分かるだろう。鼻先から打ちだされたエコーは魔法の構成を備えるからだ。 それは水面を一瞬押し上げ、そうして水面を波紋が渡っていく。 水面から見える景色が再び切り替わる。 波紋が通り過ぎた後には、第二階層火精領域のある一部の区画を映しだされた。) (09/16-02:15:35)
黒狼 > ――!(でかい、相手にとって不足はない。姿さえ見つけてしまえばこっちのもの――と、またエコー音と同時に見える光景が変わった。しかし見定めるべくはリヴァイアサンがいるかどうか、である。居るのであれば、こちらもこちらの存在を知らせるかのように、エコーを送りつけよう。リヴァイアサンには程遠いが、それなりに大きなエコーを。) (09/16-02:19:34)
リヴァイアサン > (気付いた。エコーを黒狼へ打ち返す。強力な魔力構成を備えたエコーだ。それは聴く者の精神を砕くドラゴンの咆哮と何ら変わる事がない威力を備え、黒狼の耳朶を、身体を、精神を、撃ち上がる花火が放つ大音響が成す様に震わせる。 そうして、ゆらりと見定める様に黒狼の浮く周りをゆっくりと回っていった。) (09/16-02:25:43)
黒狼 > ッ~~;(ビリビリと体中の毛並みが逆立つのを感じた。その咆哮だけで相手の圧倒的な力を感じ取ることができる。だが、一歩も引かずにリヴァイアサンへと先制攻撃となる衝撃波を、魔力を凝縮させた刃と共に放つッ!) (09/16-02:30:34)
リヴァイアサン > (全く同時にリヴァイアサンからまったく等価の衝撃波が黒狼へと放たれ、威力が相殺される! 見てから撃ったのではなく、まるで鏡に映る自分と対峙するかの様な正確さを備えた相殺だ。 相殺された位置から垂直方向に広がる威力が水の断面を呼び、一瞬別の景色が映って、余波が収まると同時に消える!) (09/16-02:33:59)
黒狼 > (全く同等すぎる……何だ?)(まるで鏡を見ているかのような動き。ならば、と犬かきで泳いでいき――そのまま、彼の胴体に噛み付いてやろうとする。ひょっとしたら、実態がないから噛めないかもしれないが、まずは行動だ。) (09/16-02:36:46)
リヴァイアサン > (同時にリヴァイアサンが黒狼へと寄っていく。巨体を生かしたその速度は、黒狼が泳ぐ速度よりも勿論早く、黒狼への距離を詰めるが、黒狼が咢を開くと同時にリヴァイアサンも咢を開き、そしてサイズの違いから黒狼を噛みつく形になる。もし黒狼の咢がリヴァイアサンと同じ位大きかったなら、きっと鏡に向かう犬猫と同じようになっただろうが、サイズの違いがこんな形で出た。) (09/16-02:40:52)
黒狼 > ――!!?(バクンッ、とまさに十倍以上の体格差の相手に噛み付かれ、バッと蒼の海に赤が広がる。同時に吐き出した貴重な酸素。決定的な違いその2、海生生物か陸上生物かの違いである。なんとか牙を開かせようとリヴァイアサンの口腔内へと、自らの口内からシャドービームを放って!) (09/16-02:46:12)
リヴァイアサン > (シャドウビームを放つように黒狼が咢を開いた瞬間、リヴァイアサンも咢を開き、全く等価のシャドウビームが放たれる。ところでシャドウビームは相殺可能な何かだろうか? もし、ビームという言葉が指す様に光の性質を持つならば相殺されず、シャドウビームは互いにすり抜け合い、リヴァイアさんが放ったシャドウビームは黒狼へ。黒狼が放ったシャドウビームはリヴァイアサンへと届く。) (09/16-02:49:50)
黒狼 > う、ぐぅ……っ!;(ビームまで放てるリヴァイアサンに驚きつつも自分で撃った威力のビームが直撃すればこちらは吹き飛ばされる。そして、水面へ向かって泳ぎ出す。酸素はもうほとんど限界である――) (09/16-02:59:26)
リヴァイアサン > (そして、ビームならばリヴァイアサンを透過する。その衝撃は巨体に何らダメージを与えて無いようだ。逃げる黒狼へ追撃のエコーが放たれる。) <<コーン!>> (衝撃は黒狼の背中を押しながらも、黒狼が水面へ到達するよりも早く水面へ届き、その景色を塗り替えた! 目に映る景色は瘴気の満ちる土地、地上400m! このまま水面に浮かべば、かの瘴気の大地へ落ちることが予測される!) (09/16-03:03:01)
黒狼 > ――ッ!(衝撃が背中を押し、風景が入れ替わるのを見た。顔を出せば恐らく落ちることもわかるし、何より瘴気が満ちていてはどうしようもない。酸素も吸えない状況に陥れば――)ぐ、くそうっ……!(振り返り、もう一度リヴァイアサンへ突撃――その目を、爪で切り裂かんとする!) (09/16-03:09:43)
リヴァイアサン > (リヴァイアサンに爪は無く、代わりにウォータージェットの如き速さと水圧を備えたメイルシュトロームが、猛烈な水の乱流となって黒狼に襲い掛かり、翻弄しながら水面へ、大量の水と共に瘴気の地へと噴出させようとする。 なお秒速800mより早く泳ぐことが出来るなら、押し流されずに戦場に留まることが出来るだろう。) (09/16-03:16:48)
黒狼 > ぐっ、ぶ……!(秒速800mより早く泳ぐことなんて狼にとって到底不可能なことだった。水流に流されるがままに流され、瘴気の地へと吹っ飛ばされる――)あぁぁぁぁぁっ……!!(そして、堕ちていく狼――) (09/16-03:20:23)
リヴァイアサン > (狼は運が良い。少なくとも知っている土地への転移なのだから。イグニスは、見知らぬ異界の土地へ落されて、戻るのに大変苦労したという。 なお、高度400mからの落下の衝撃については、例え落下地点が水面であってもコンクリート以上の固さを持つ。流体が衝撃に対して変化する時間単位の変化量が少ないためだ。いわんや闇集の地は水より固い岩や砂、木がむき出しの土地。決して無事では済まないだろう。) (09/16-03:25:38)
リヴァイアサン > (なお闇集に注がれた大量の水はどこへ流れていくかというと、ガラスの大峡谷へと流れていく。 例え落下の衝撃に、大量の水との板挟みにあって尚命を繋ぐことができたとしても、その後水から上がることが出来なければ、底さえ見えないガラスの大峡谷へと落ちていく運命にある。) (09/16-03:27:12)
黒狼 > うっくあっ……!(狼は上空から落ちていき、リヴァイアサンには結局一撃も与えることなくこの場所から追放されてしまうのであった……) (09/16-03:28:49)
ご案内:「※アリアドネの迷宮(第三階層)水精領域」から黒狼さんが去りました。 (09/16-03:28:56)
リヴァイアサン > (そうして異物を排除したリヴァイアサンは、再び水底をゆうゆうと泳ぎ始める。) (09/16-03:29:58)
ご案内:「※アリアドネの迷宮(第三階層)水精領域」からリヴァイアサンさんが去りました。 (09/16-03:30:01)
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