room43_20131015
ご案内:「※女郎屋敷」に女郎蜘蛛さんが現れました。 (10/16-02:47:48)
女郎蜘蛛 > (物の怪が催す久しい会合で屋敷を空けていた今宵。家人の眠りを妨げぬよう、静かに滑らせる玄関戸から邸内へ脚を踏み入れれば、意思有る屋敷が伝える客人の存在。閉ざしていた双眸を開き、まぁ、とばかり深い江戸紫の瞳を瞬いて、静かに静かに板張りの廊下を急ぐ。) (10/16-02:50:45)
女郎蜘蛛 > (脚を止め、緩く握った幼い手は胸元へ。室内から健やかな寝息の一つでも耳に捉えれば声を掛ける事はせず、そろりと開くは二人目の息子と呼べる少年の部屋に面した障子。) ……、…。(控え目に覗く暗い部屋の中に、二つの布団と寝入る気配を見止めれば幼い面持ちも無意識に綻び。足音を忍ばせて入室を遂げ、後ろ手に障子を閉ざす。) (10/16-02:55:14)
女郎蜘蛛 > (静かに静かに、そう自分に言い聞かせるが如く黒い両袖を添えて口を隠し。そう、と覗き見る少年二人の寝顔。さらさらと、肩を流れる金糸雀色の向こう側、見知った顔と知らぬ顔。) ((…ツウが、お友達連れて来やはるん、初めてちゃいますやろか)) (知らず知らず、ふよりと緩む口許は隠れているけれど、柔らかに細めた鮮やかな瞳が感情を物語る。) (10/16-03:00:51)
女郎蜘蛛 > (彼等の枕元へ膝を着いて、朱を注した口許から離す手を二人へと伸ばす。その動作ひとつ一つも、静かに、静かに。慈しむように、愛しげに、それでも万が一にも起こしてしまわぬようにと気遣いながら、二人の頭を撫でて) …よう休み、ええ夢路を。(ツウの額に掛かる髪を細い指で脇へ流すと、其処へ掠めるようなおやすみのキスを。お客様へは自重。) (10/16-03:06:07)
女郎蜘蛛 > (夜は冷える昨今、二人の布団を肩まで引き上げて掛け直すと、そうっと腰を上げ。着物の裾を払って穏やかな二つの寝顔を見下ろすと、密やかに穏やかな笑みを深めた。 明日の朝は、お客様の分も大目に朝食を作りましょう。ハイカラな料理は苦手だけれど、和食でも大丈夫だろうか。そんな思案を、心地好く弾む薄い胸に乗せて、再び障子は静かに閉じる。) (10/16-03:12:04)
ご案内:「※女郎屋敷」から女郎蜘蛛さんが去りました。 (10/16-03:13:55)
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