room10_20131018
ご案内:「闇の集う場所」にシャルアモスさんが現れました。 (10/18-20:49:59)
シャルアモス > (瘴気の地の一角で闇が渦を巻く。ソレは人の姿を取り、今宵も男は姿を現す。) (10/18-20:50:31)
シャルアモス > (涼やかに周囲に視線を流すと、男はゆっくりと歩き出す。アテなど無い、ただの散歩だ。) (10/18-20:51:14)
ご案内:「闇の集う場所」にハイトさんが現れました。 (10/18-20:52:31)
ハイト > (ひゅるり 遮る物も乏しい荒野なればこそ、差し込む月光も豊富なのでしょう。差した影の数は1。歩き出した男の正面数mほどの距離に、その女は現れた) ……、おや こんばんは (口元に浮かべた微笑と共に男へ向き直り、挨拶を一つ。人気を狙って出たのではない事を、一瞬の間が証明する) (10/18-20:58:13)
シャルアモス > ―。(突如として目の前に現れた気配からは、極めて己と似た種族の匂いを感じた。最も、男と完全に合致する存在など無いと自負してはいたが。)―どうも、今晩は。(微笑と共に、軽い会釈を。) (10/18-21:01:28)
ハイト > (似た匂いを感じたのはこちらも同じ。ただ決定的に違うのは、彼という存在と非常に酷似した者に遭遇した事が、こちらにはあるという点―― 尤も、そんな事は当人らは知る由もないのだろうが) このような場所で、お散歩…ですか? (緩く首を傾け、会話を振る。男が内包するソレを、悪魔の勘は逃さない) (10/18-21:06:03)
シャルアモス > 何せこの地に定住させて頂いているもので。(恐らく相手は己が魔物である事ぐらい、のっけから気が付いている。そう確信しての発言。) 尤も貴方の様に上等な種族じゃァ無い、しがない低級魔族です。征伐、などと言うのは勘弁して頂きたい物です。(冗談めかして肩を竦めて見せた。) (10/18-21:08:18)
ハイト > 御冗談を (クスリ、口元に手を添え微笑を零しながらそう言うと、両手をひらりとさせ) 上等な種であろうとなかろうと、私のようなものが「征伐」など 行なうはずもない事は貴方もご存知でしょうに (まして同族ともなれば、尚更) (10/18-21:13:22)
シャルアモス > 何せお偉い方の考える事は下々の者には解りませんから。位の低い魔族の存在を許さない徹底した選民主義、そんな偏見をどうしても持ってしまう物です。 どうか気を悪くしないで頂きたい。(言葉遣いの中にちょくちょくとハスに構えた様な態度が覗く。) (10/18-21:17:53)
ハイト > 気など悪くしていませんとも ……ただ、もし本当にそうなのだとしたら 貴方の知る所謂位の高い魔族というのは (瞼を伏せ、ひらりとさせていた両手を下ろして外套の下に仕舞い) どうも、見る目がないようです (再び開いた二つの紅で男を捉え、一歩、また一歩、丁度良い距離まで歩み寄る) (10/18-21:25:48)
シャルアモス > (はぐらかすように男の視線は相手を捉えず、周囲の景色を涼しげに見ている。)―おや、随分お優しいのですね。 高貴な方と言うのは皆似た様な考えをお持ちなのだとばかり思っていました。(口元からは貼り付けた様に微笑が絶えず。) (10/18-21:28:55)
ハイト > 貴方の目の前にいる悪魔は上位でも高貴でもない (じゃり。 景色を眺める男の眼前で歩を止めた。会話する距離にしては、少々近いとも思える地点。手を伸ばせば、届きそうな程に) …つまり、そういう事でしょう (道化の頬笑ならばこちらも浮かべたままである。場所が場所なだけに、第三者が目を留めれば少々異様な光景に映るのかも知れない) (10/18-21:35:45)
シャルアモス > ご謙遜を。人間なら兎も角、魔物の世界で後天的に貴人の風格を纏う事は至難だ。生まれ持った下賤の気質が消えない為です。(更に歩み寄っては不躾に相手の首筋に顔を寄せ、すん、と鼻を鳴らした。) ―ソレで?僕に何か御用ですか、勘違いでしたら申し訳無いのですが。 (10/18-21:40:19)
ハイト > ならば私は魔のものでもない……そういう結論も、面白くありませんか? (首筋に寄る男の顔には視線を寄越さぬまま、外套の下に仕舞っていた右手を そっ、と上げると) 私は、「貴方」が欲しいのですよ―― (可能ならば男の頭を軽く抱えるように手を後頭部、或いは首の後ろに添え、柔らかく囁くのです。 そう、頭の先から足の先まで、一つ残らず、跡形もなく、余すとこなく何から何まで。 男の頭を抱えることが適ったならば、悪魔はそこから、食う) (10/18-21:50:21)
ハイト > (首筋から香るのは花の香。甘すぎず、しつこくない、凡そ魔のものが棲むような場所とは縁遠いような場所で感じるような。そんな香りだ) (10/18-21:52:24)
シャルアモス > ―面白いお人だ。<ボシュゥ!!>(捕食の際に放たれた不穏な空気を察すると、男の体は黒い煙となり、周囲に散った。捕食の速度によっては相当量の闇を失う事にはなるだろうが、此処は瘴気の地。男は周囲の闇を取り込みながら元の人の形を相手の前方へ再構成する。) やはり浅ましい魔物とは一味違う。僕の体を構成する要素を既に理解しておられる様だ。((花の香か…?この女、決して喰えない相手じゃ無いかも知れない。))(浮かべた変わらぬ笑み。視線は相手の首元付近を見ている様だ。) (10/18-21:55:11)
ハイト > (するりと手元から抜けた感触はヒトのそれに近そうだが、体温などはやはり感じないのであろう。触れた時間こそ短かったが、仕事の早さにはそれなりに自信がある。そして喰った闇は、己の魔力へと即変換。 再び前方へカタチを成した男を見据え、さも残念そうな息を吐いて) やはり、そう簡単にはいきませんか… 千載一遇の好機と 嬉しい思いでいたのですが、ねえ (語気は尚柔らかい。最後の言葉を告げる頃には、がっかりしたような顔も妖しい笑みに掻き消されていた) (10/18-22:03:17)
シャルアモス > 勘弁して欲しいですね、取り込んだ闇を消化吸収するのは少し時間が掛かるんですよ。(男の肩口からはゆらりゆらりと黒い煙が立ち昇っている。コレは常人で言う所の「怪我」に当たる。)((仮にこの女の闇を喰らえたにしても、下手をすれば『差損』が出るかもしれない。難儀だな。)) ―そうは言っても、そう簡単に逃がしては頂けない、ですよね?(浮かべた笑みには余裕の無さが微かに滲む。) (10/18-22:07:33)
ハイト > クスクス…… そうですねぇ… (男の言葉と上る黒煙に微笑を零し、顎に手を寄せ考えるような素振りを見せた後) 出来る事なら「貴方」を隅から隅まで玩味したいところですが、それでは貴方が困ることになってしまいますし… 何より、その存在を一度に失うのは非常に惜しい (じゃり。また一歩、相手に近付き) 如何でしょう、腕か足一本 私にくれてやるというのは (今度はそれ以上近寄らず、顎に寄せた手の人差し指を立てて、提案の仕草) (10/18-22:18:08)
シャルアモス > 生憎僕の気質は貴方と違って下賤な魔物と同程度です。喰う事に関しては貪欲で、失う事が嫌いなのですよ。(傷口へ触れ、さっさと塞いでしまえばその手を相手へ向け、鋭い爪を露にした。) どうしてもと言うのならば腕づくでどうぞ?貴賎に関わらずソレが魔物のルールだ。 (10/18-22:22:39)
ハイト > 私が魔のものでなかったら、一体どうなさるおつもりですか? (爪を向けられればそれを一瞥し、右手をひらり空へ向けて 先ずは問う。なに、交渉決裂など、魔のもの相手なら自然な事だ) (10/18-22:28:20)
シャルアモス > 事態がより簡単になるだけです。(返答になっていない。ただその一言の後、もう片方の手からも爪を伸ばし。) (10/18-22:30:20)
ハイト > それは何より (空へ向けた右手に灯る炎。それは黒龍を模した柄の長剣に姿を変え、悪魔の手中に収まった。 返答になっていない返答に、同じく返答になっていない返答を返すと) 「貴方」と過ごす時間が減ってしまう事さえ、惜しいと感じるのですから (向ける白刃の切っ先。つまり己は魔の者であるという、もう一つの返答だ) (10/18-22:35:51)
シャルアモス > 買い被られた物だ。(己の本質をより近い部分まで知る相手にとっては不意打ちとなるかどうか。爪を剥き出しに今にも飛び掛らんとする素振りを見せながら、相手の背後、地面より出現させた触手で攻撃する。触手は触れれば相手の体の自由を『奪わず』、ただただその体へ纏わり付く。) (10/18-22:38:39)
ハイト > (触手も男の身の一部だというのなら感知可能。くるり右へ一回転 身を翻し、刃を横薙ぎに一閃。触手を斬り払う事に成功したなら 払う最中に身を屈め、地を強く蹴り、翼にて空を打ち、一気に間合いを詰める。 触手が男の身の一部でない、或いは闇も魔力も内包していないものなら感知のしようもなし。触手に纏わり付かれる事となるが、焼き払うことが出来るなら人体発火だ) (10/18-22:43:47)
シャルアモス > (触手は男の体の一部とも言えるし、そうではないとも言える。触手の性質は男の体を構成する物と全く同じ、そういう意味での感知は可能だ。闇が濃く広がるこの地では、男は何処からでも攻撃が出来、何処にでも姿を現す事が出来る。その手の内を極力気取られぬ様に『爪』と言う物理的な凶器をチラつかせたに過ぎない。そして男の本当の狙いは、間合いを詰めるその速さ次第ではあるが、狭窄する視界の中で己と相手の視線が合うことだ。もし目が合えば、この戦いは男の有利に傾くと踏んだ。) (10/18-22:47:51)
ハイト > (視線が合うかどうかは事の成り行き次第。そして間合いを詰める速さは浅く一呼吸程。無論男が最初に取った距離にもよるが、大きく離れていても深呼吸一つすればもう眼前に悪魔はいる。 不意打ちとは魔族らしい。そんな言葉を交わす間もなく、右手に提げた愛剣の間合いまで距離を詰めれば 右足を引いた状態で低く逆袈裟を放ち、その両脚を狙う) (10/18-22:56:03)
シャルアモス > (男は相手の攻撃に対し微動だにしない。魔力を纏った刃は男の闇を焼きはするが、直接摂食されるよりも遥かに被害が少ない為だ。男の体は抵抗無くバターの様に刻まれはするが、その場に留まったままで。ただ男は相手と目が合うその一瞬だけを待っていた。) (10/18-22:59:30)
ハイト > (訝しむ。回避もせず、距離を取らないのは、無意味だからという理由だけか。或いは懐に入ってくるのを待っていたのか。怪訝は悪魔の視線を鋭く尖らせた。 振り抜いた愛剣を左手に任せ、右手にて男の顔を鷲掴めるか、否か。掴めたらそのまま地へ押さえ込もうとするが── もしかしたら、指の合間から目が合ったりするのかも知れない。何せ悪魔は、男の性癖も、瞳の魔力も、何も知り得ないのだから) (10/18-23:08:19)
ご案内:「闇の集う場所」にハイトさんが現れました。 (10/18-23:12:14)
シャルアモス > (地面へ仰向けに倒される一瞬、両腕を己へ伸びた相手の手へ絡め引き込んだのは、あくまでたった一つの機会を呼び込む為だ。視線を合わせるコトが叶ったのであれば、瞳を介して相手の中にヘドロの様な不快な何かが流れ込む。相手の中で触手と化して這い回るソレは、相手の記憶中枢を掻き回し、深く沈めたトラウマや過去を暴き出す。瞳を離す為に必要な物は意志の力、ソレ一つだ。) (10/18-23:12:26)
ハイト > (深く沈めた過去もトラウマも、悪魔は幾度となく夢にも現にも見てきた。嘗て太陽色の少女の呪いを見た時も、かの小さな花畑に赴く時も、いつ如何なる時であろうと己の中に深く記されて消えないそれらは、それこそ呪いのようについて回ってきた) …!! (実に不愉快極まりない感覚を感じながらも目を離す事が出来ないとなれば、絡み取られた腕もそのままなのだろう。覚えのない奇妙さに表情を歪ませつつ、記憶の渦を這い回る何かに吐き気すら覚えた) (10/18-23:21:55)
シャルアモス > 流石に骨が折れたよ、僕の闇を返して貰おうか。 ―ハイトさん。(相手の記憶を何処まで深く探れるかは相手の精神力に依存する。触手は深く深く潜り込み、相手の人格形成に大きく関わった出来事の記憶へ迫ろうとしている。元より悪魔である相手にはどれほどの効果があるかは不明だが、不快感の他に闇へ堕ちる快感を伴うのが男の第三眼の能力だ。) 悪魔と言うには確かに貴方は少々情が深い様だ。何を思って人助けの様なマネをするんです?いずれは貶めようと言う魂胆があっての事ですか。(相手の記憶を探りながら、男の口元に歪んだ笑みが浮かぶ。) (10/18-23:27:00)
ハイト > (まるでサイクロプスかメデューサの魔眼…いやそれ以上にタチが悪い。足元の地面が崩れ落ち、遥か底の深淵へ誘われるような 危険な快楽だ。 人格形成に大きく関わった出来事といえば、一人の天使の男が出てくるのだろうが──) 貴方には関係のない事でしょう… 本当は興味もないくせに、他人の記憶を漁って愉しいですか? (ぐ、男の顔を掴む手に力が篭る。渡さない。魔力も、記憶も。そう、覚悟したのだから) (10/18-23:37:31)
シャルアモス > 愉しいね、分厚い忍耐のカラに押し込めた貴方の『やわらかい』部分が見えて来たよ?((抵抗する力が残っている。この女の自我を崩壊させるにはまだ弱いか。))―齎された快楽に身を委ねるといい。全ての苦しみから解放されたくは無いか。 情に絆された時点で所詮悪魔として貴方は失格だ、その方が楽になれると思うよ?(言葉で揺さぶり、心のドアをこじ開けるのが男のやり口だ。硬い覚悟でコーティングされた記憶、きっとその奥には相手の精神を根幹から揺さぶる何かがある。そう確信し、触手は相手にとって不快な記憶を次々とフラッシュバックさせて行くだろう。) (10/18-23:42:42)
ハイト > …… (微笑の失せた表情には、確かに諦めのような、どこか遠くのものを見るかのような儚さが浮かんだ。目まぐるしく蘇る記憶の数々に思いを馳せ、男の言葉の一つ一つを耳に馴染ませ、そして─── 瞼を伏せ、顔を俯かせた) …確かに、悪魔としては失格です…… (ぽつり、小さく声を漏らし) …しかし (再び顔を上げ男を見ると) それでも良いと、認めてくれた子がいたのですよ (そう告げた。穏やかだが、どうしようもなく遣る瀬無い顔で。 喰えるなら、喰うよ) (10/18-23:50:35)
シャルアモス > ((覇気や勢いじゃ無い。第三眼が途切れた…!?))(瞳を離した瞬間に触手は嘘の様に掻き消える。表情だけを見るならば相手を術中に落とすにはもう一押しと言う所だった筈だ。感情によって引き起こされる『不可解な力』は、男には理解が出来なかった。 互いの位置関係の不利もあり、煙と化す動作、その初動が遅れる―!)くッ―!! (10/18-23:54:15)
ハイト > (そうだ。元々女は悪魔でもなかった。ただ一冊の魔導書に記され、具現化されただけの、曖昧で不自然な存在だ。女が最初に問うた通り、一言で言える魔のものではなかった。記憶は単なる記録であり、逃れられない想起の嵐の中で生きて──いるかどうかすら曖昧だが、過ごしてきた上での現在がある。そう簡単に揺らぐようでは、これから成す事にも支障が出るというものだ。 黒煙と化した部分は追わない。ただ男が逃げるまでの間、蜿々と闇を吸収し続けるのみ!) (10/19-00:00:19)
シャルアモス > (体の一部を敢えて引き千切り、男は相手の眼前に再び像を結ぶ。体の左側、肩口から先が欠けて黒い煙が立ち昇っており。)―僕の能力を断ち切ったのは何者かに対する情か、義憤か?何にせよ貴方は『天使』の姿にでも化けて生まれてくるべきだった。同情するよ。(体の一部を失って尚、男は嫌らしい笑みを浮かべるのだ。) (10/19-00:05:38)
ハイト > …どう取って頂いても結構ですよ それに私は、割と今が気に入ってるんです (体勢を整え、愛剣を右手に。嫌らしい笑みを浮かべるなら、こちらも微笑を浮かべて見せましょ) (10/19-00:10:42)
シャルアモス > 恥を知れ、とまでは言わないよ。そう言う生き方もあるだろう。(これ以上無い嘲りを含んだ言葉を吐いては、ゆるりと微笑を返した。) ―いずれまたお会いしましょう。僕もアナタに興味が湧いたよ。(再び煙と化し、体力の消費を抑えることの出来る、小柄な狼の姿を取る。男は一杯食わされた悔しさも、怒りさえ感じるコトは無い。) (10/19-00:14:31)
ハイト > (何を言われようと構わない。自由に生きると決めたのだから。 小さな狼の尻尾を見送りながら右手を払い 愛剣を炎に変えて消し去ると、その姿が見えなくなるまでその場に居残り) 道中、お気を付けて… (皮肉を込めて、去り往く背に一言だけの挨拶を) (10/19-00:18:28)
シャルアモス > (一度ちらと振り返ったきり、狼はとぼとぼと小走りに瘴気の地を奥へ奥へと去って行く。その姿は過ぎに闇に紛れて消えた。) (10/19-00:20:32)
シャルアモス > (一度ちらと振り返ったきり、狼はとぼとぼと小走りに瘴気の地を奥へ奥へと去って行く。その姿はすぐに闇に紛れて消えた。) (10/19-00:21:00)
ご案内:「闇の集う場所」からシャルアモスさんが去りました。 (10/19-00:21:04)
ハイト > (闇に融けた狼から漸く目を逸らし、踵を返して一歩、二歩。三歩目の足音は炎が燃える音に掻き消え、それきりその場には何の気配もなくなった。 膨大な魔力を確保出来たとはいえ油断禁物。”ウルティモ”が刺激されていない事を祈りつつ、誰も寄る事のなくなった私邸へと身を潜ませるのであった──) (10/19-00:24:52)
ご案内:「闇の集う場所」からハイトさんが去りました。 (10/19-00:24:55)
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