room44_20131021
ご案内:「※鬼ヶ岳(夕刻)」におじいちゃんさんが現れました。 (10/21-23:25:04)
おじいちゃん > ≪・・・リィン・・≫(夕暮れ時の里山に、風鈴の音が響く。開け放たれた縁側からは、涼しい風が流れ込んでいて)……ほぉほぉ。それで?(腕を組んでプルプル震えるおじいちゃんは、ちゃぶ台の前に胡坐をかいて座っている。皺の深く刻まれたその顔に、夕日が明暗の強い影を落としていた。) (10/21-23:30:43)
おじいちゃん > (おじいちゃんが見降ろすちゃぶ台の中央には、モモンガの姿をした妖怪の野衾がちょこんと短い後ろ足で立っている。野衾が、しゃきーん!と腕をクロスさせる仕草を見て、ふむふむ、と頷くおじいちゃん。)卍君が? (10/21-23:34:17)
おじいちゃん > (両前足で大きなわっかを作って、底に後ろ脚を潜らせ中に入ると座りこみ、手拭いで頬を拭う様な仕草で、ウットリーな顔をする野衾)温泉に連れて行って…? (10/21-23:38:11)
おじいちゃん > (野衾は立ち上がると、長い髪を梳かして掻きあげる様な仕草をした後、一旦ちゃぶ台の隅まで移動して、また中央に歩いて戻る。そして、パタパタ、と顔の前で前足を振って、再び座りこむと膝を抱え、まん丸い瞳をうるうるさせながら、怯えた様に辺りをきょろきょろと見回した)おなごが来たが、怯えたままで…?(ふむふむ。野衾のジェスチャーを巧みに読み解くおじいちゃん。) (10/21-23:43:20)
おじいちゃん > (鼻を摘まみ肩を竦めた後、体育座りの格好でちゃぶ台の上に転がった野衾は、尻尾をゆらゆら。暫く経ってから起きあがると、目をくりんとさせながら、分かった?と問う様に首を傾げた。)再び湯の底に沈んでしもうた、か…。ふむふむ…。よぉ分かった、が……。(開いているのかすら分からない目を更に細めて、おじちゃんは少しだけ眉を寄せた。) (10/21-23:47:53)
おじいちゃん > まどろっこしいわい。口で言わんか。口で。(つぶらな瞳で見上げる野衾の額を
、ぺしん。とおじいちゃんがデコピンではじく。『Σあでっ!?』と、何とも可愛げのない声を上げて、野衾はコロン、と尻をついて転がった) (10/21-23:51:32)
おじいちゃん > (『何すんだこの糞ジジイ!あっちのほーが可愛いからに決まってんだろッ!』転がったまま手足をじたばたさせて、ぷきー!と怒る野衾を眺めつつ。)…お前はまず、その口をどうにかする所からじゃな…。(ふぉふぉ。と笑いつつ、ちょんと手の先を摘まんで助け起こすよ)…しかし、蛇の呪いも中々に頑固じゃのぉ…。(うーむ、と少し考える様な顔をして、ひげを摘まむ) (10/21-23:56:54)
おじいちゃん > ワシの解呪術もまだまだ、と言ったところか……。憎悪の念とは、実に強力で、厄介じゃな…。(はふ、と溜息をついた。≪…ちりん≫と風鈴が鳴った。『…で、俺が野襖から伝言受けたのはそこまでやけどッ。いーンかよ?お嬢の事。迎えに行かんでさ!』短い前足をむぃ!と組ませて、野襖はおじいちゃんを見上げる。) (10/22-00:03:43)
おじいちゃん > (おじいちゃんは、ゆったりと風を頬に受けながら、フォフォ。と笑う)…何、あの子の傍に居るんは今はもう、ワシらだけじゃあない。(にこり、と目尻を下げるおじいちゃん。その表情が余裕そうにみえて、一人焦っていた野襖は、むぅ。と口を尖らせた。) (10/22-00:09:13)
おじいちゃん > (おじいちゃんは、ゆったりと風を頬に受けながら、フォフォ。と笑う)…何、あの子の傍に居るんは今はもう、ワシらだけじゃあない。(にこり、と目尻を下げるおじいちゃん。その表情が余裕そうにみえて、一人焦っていた野衾は、むぅ。と口を尖らせた。) (10/22-00:10:55)
おじいちゃん > のう、モモよ。(おじいちゃんは、野衾の事をそう呼ぶ)憎悪の念とは、命に深く深く、刻み込まれる。その念が持つ力は強大じゃがの…。お前も知っておる筈じゃ。……。(すぃ、と縁側の先に見える、遠くの景色へと目をやったおじいちゃんの顔を、温かな橙色が照らし出す。野衾は、そんなおじいちゃんの横顔を只、見詰めていた。)それよりもずーっと強い念。…想いがあると言う事を…。≪・・・リィン・・≫(と、また風鈴の音が響いて。この小話は、ここでおしまい。) (10/22-00:45:49)
ご案内:「※鬼ヶ岳(夕刻)」からおじいちゃんさんが去りました。 (10/22-00:49:09)
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