room01_20131219
ご案内:「森の境目」に羽澄 雪乃さんが現れました。 (12/19-19:31:54)
羽澄 雪乃 > (踏みつける柔らかい感触に眉を寄せて、足を止める。周囲に立ち並ぶ背の高い木々を見上げて、ほぅと白い息を吐き出した。白い月がぽっかりと浮かぶだけの其処に見慣れた街灯の姿は無い。)―…、寒い、わねぇ。(暫く無言で立ち尽くして、僅かに瞳を細めて零すように囁く。剥き出しの両手に息を吹きかけて留めていた足を動かし始めた) (12/19-19:37:36)
羽澄 雪乃 > ……、曲がり角でも間違えたのかしら、ねぇ。(その内見慣れた場所が開けるだろうと呑気な思考の元、歩いても見慣れない景色は見慣れた景色へと回帰せず。再び足を止めた。歩いている内は血行が良くなるお蔭で暖かくなる手の指先も留まれば緩やかに熱を奪われ始める。両手をこすり合わせて白い息を深く吐き出した。鼻の頭が朱い。仕方なしにくるりと背後へと身体を反転させ、はたりと瞬いた。) (12/19-19:47:55)
羽澄 雪乃 > (もうそろそろ見慣れた木々が有るだけの、景色しか其処にはない。僅かに首を傾ける。ひたすら真っ直ぐに歩いて来ていたならきっとまだ良かった。回帰しようと幾度か曲がる際目印にしていた大きな木は残念ながらその他の木々に紛れてどれが其れだか見分けがつかない。)……、あぁ。(またやってしまった。吐息のように一音落とし、中指の腹で眉間を解すように触れて暫し逡巡するよう、何度か前後を見返した) (12/19-19:59:50)
羽澄 雪乃 > (茶色のストールを引き上げて口元を覆う。常緑樹の葉擦れの音を響かせて冷たい風が吹き抜けた。僅かに憂いを帯びた瞳を三日月のような笑みの形に細めて肩を竦めた。音は有るのに静かだ。ストールの下で音を伴わずに唇が動く。頭上の星を仰いで、はたりと緩やかに瞬いた。見慣れない星の並びに視線が周囲を舞った)―…、どういう、事?(ことりと落とした声に色は無い。それっきり口を結んで空を仰いだままゆるりと歩を進めた人影は直ぐに木々の間に紛れて) (12/19-20:15:06)
ご案内:「森の境目」から羽澄 雪乃さんが去りました。 (12/19-20:15:12)
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