room02_20131225
ご案内:「岩場の洞窟」にアステル☆さんが現れました。 (12/25-20:49:16)
アステル☆ > (人工に掘られた浅い洞窟の中にハミングが響いている。) (12/25-20:52:52)
アステル☆ > (色々な世界の色々な惑星の、そして色々な街の明かりを同時に見定めるこの妖精は、街のめでたい雰囲気にさっそく当てられたらしい。) (12/25-20:55:31)
アステル☆ > (今日はめでたい冬至の日。一年で最も日照時間が短く、寒いこの日は、ユール際が開かれる。極々一部の地域ではクリスマスと呼ばれるらしく、かつてのアステルはサンタクロースなる神と張りあった物だが、今夜の妖精は静かだった。) (12/25-20:59:23)
アステル☆ > (外を飛び回る代わりなのか、綺麗な光に彩られた街のイルミネーションを参考に、持ち込まれた輝照石が間接照明となって洞窟内がライトアップされている。) (12/25-21:00:11)
アステル☆ > (ふんわり漂う甘い香りは、搾りたての新鮮なミルクに蜂蜜を溶かしこんだもの。光殺菌処理を施した上で、煮立てない様に熱を抑えて掻き混ぜる。) (12/25-21:04:46)
アステル☆ > (テーブルには穀物と果実、木の実類を中心とした冷めても美味しくいただける料理が埃避けの中に飾られていた。) (12/25-21:07:06)
アステル☆ > (熱々の肉料理はまだ鍋の中だ。) (12/25-21:09:38)
アステル☆ > (海の物、地中の物、川の物、空の物、宙の物。一通りそろえれば、きっとどれか当たるだろう。) (12/25-21:11:04)
アステル☆ > (美味しくて箸が進む意味での当たるか、それとも生命力逞しいお肉がお腹の機能にダイレクトアタックする意味での当たるかは、分からないけれど。) (12/25-21:12:57)
アステル☆ > (そこは上手く見定めて、『アタリ』を引いてくれたら良いと思う。) (12/25-21:13:24)
アステル☆ > (母の結晶化ブレスによって作られた天窓から見上げる空は、青く晴れ渡っている。) (12/25-21:19:30)
アステル☆ > (ちょっと輝度を微調整。 天窓の真下に設えたソーラークッカーに届く光量を抑えて弱火にし、妖精は洞窟の入り口へと移動した。) (12/25-21:21:12)
アステル☆ > (光のカーテンでシールした洞窟から一歩外へ踏み出れば、たちまち肌を突き刺す寒気に触れる。) (12/25-21:24:13)
アステル☆ > (普段から星海を飛び回る妖精にしてみれば、この温度差は極々僅かな変化だが、人の身には辛いだろう。) (12/25-21:25:25)
アステル☆ > (人であれば誰でも分かるその違いを、) (( 私は違いの分かる女だ。 )) (なんて密かに自画自賛しつつ、洞窟の外の崖の出っ張りに腰かける。) (12/25-21:30:10)
アステル☆ > (天窓から透かし見た空とは違う暗い夜空は、綺羅々々と瞬く星と、煌々と輝く月が鎮座ましまして空を彩り、その小さな輝きを小さな輝きのまま森と岩場へ導いた。) (12/25-21:33:42)
アステル☆ > (異世界の街のイルミネーションを真似てみたら、滑走路の誘導灯の様になった。) (12/25-21:35:09)
アステル☆ > (興が乗って、イルミネートを伸張してみる。定間隔に置かれた照明は大地と木々を照らし、空中に留まるウィル・オー・ウィスプは空へ向かう光の線路の様だ。) (12/25-21:41:04)
アステル☆ > (終着駅は岩場の洞窟。) (12/25-21:42:15)
アステル☆ > (始発駅はどこになるだろう?) (12/25-21:42:26)
アステル☆ > (何はともあれ、光の道はジオへと伸びる。) (12/25-21:47:10)
アステル☆ > (道に乗れば、動く歩道を歩くように、普段に倍する以上の『思考する速度』での移動が叶うだろう。) (12/25-21:48:48)
アステル☆ > (ちなみに母へも光の道は伸びているが、こちらはあまり期待できない。) (12/25-21:53:20)
アステル☆ > (ジングルベルを歌いながら、妖精の夜は過ぎていく。) (12/25-21:53:43)
ご案内:「岩場の洞窟」からアステル☆さんが去りました。 (12/25-21:53:51)
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