room42_20140215
ご案内:「(※)某国某市」にイヴァさんが現れました。 (02/15-09:54:32)
ご案内:「(※)某国某市」にパトリックさんが現れました。 (02/15-09:56:49)
イヴァ > ((さすがにローマでも雪は降るのね。常夏のイメージがあったけれど。なにより、工場が少ないせいか、ロンドンより空気がきれいですわ))……中尉?(ラテン系の顔立ちの人々が行きかう中、あからさまにアングロ=サクソン系のオーラをばりばり出している男と、明らかに東洋人の顔立ちの女の二人組が歩いている)中尉? 中尉!!(ほわああああ と美しい街並みに圧倒されている男を、女はややキツい口調で呼んだ。女のほうはまるで侍女のような、いかにも地味ないでたちで、手には大きな鞄を持っている) (02/15-10:01:15)
パトリック > (なんて素晴らしい街並みなんだろう! さすが腐っても偉大なるローマ。グッドクラシックと言うのもおこがましい。それに人々の陽気なこと! ああ、ヴァチカンのシスティーナ大聖堂だけは外したくない。果物や魚も味わいたい。 と、女の声に現実に引き戻された)あ? ああ、すまないヴァイオラ。ついつい見とれてしまったよ。(男の涼やかな声。) (02/15-10:03:22)
パトリック > イヴァ=レイヤードでございます、パトリック=ルイス=フィリップス中尉。(釘を刺すように言った)それに例え女の身、混血の身、また臨時雇いの身と言えど、私はフットマンならぬ『フットウーマン』を奥様から任された身。ファーストネームで呼ばれるような扱いを受ける覚えはございませぬ。(琥珀の目を細めて言った) (02/15-10:05:50)
イヴァ > イヴァ=レイヤードでございます、パトリック=ルイス=フィリップス中尉。(釘を刺すように言った)それに例え女の身、混血の身、また臨時雇いの身と言えど、私はフットマンならぬ『フットウーマン』を奥様から任された身。ファーストネームで呼ばれるような扱いを受ける覚えはございませぬ。(琥珀の目を細めて言った) (02/15-10:06:09)
パトリック > ……す、すまない、ミス=レイヤード。((どうしてメイドごときに僕はこんなたじろいでいるんだ?))(男、というか青年は、不服そうにしながらもしぶしぶそう言った)けれど、ミス、僕と君は幼いころからの付き合いじゃないか。もう少し仲良くしたっていいだろ。 (02/15-10:08:06)
イヴァ > 奥様にはこうも言いつけられております。『パトリックにはフィリップス家の嫡男としての自覚が足りない。このイタリア旅行できちんと、き ち ん と 己の身分を弁えた立ち振る舞いを身につけさせるように。それは下層階級ながらもパトリックと交友のある貴女だけにしかできぬ役割ですよ、ミス=レイヤード』と。(鉄面皮で一気にそう言った)さあ、参りますよ。今日は約束どおり、ひとつだけわたくしの赴きたいところに随行していただきます。その後はシスティーナなりサン=ピエトロなり、ご旅行の目的をご自由にご覧なさいませ。(そう言うなり、女はそのへんの小型馬車に声をかけて捕まえた) (02/15-10:12:29)
パトリック > はいはい。分かりましたよ、分かりましたってば。(母親の言葉が女から飛び出せば、青年は頭が痛くなったような顔をした)……前々から気になっていたけれど、どこに行くつもりなんだい? わざわざこんな役目を母から引き受けてまで。(男は先に乗った。その後から、荷物を持った女が乗った)僕は、母からこの話を聞いた時に、君なら絶対に断るだろうと思ったんだけれど。 (02/15-10:17:19)
イヴァ > ((魚のにおいがする……))(海辺であるということは、気候は違えど故郷と同じものを感じさせられる。 青年の質問に、女は渋い顔をした)父の遺言です。(父を勝手に殺した) (02/15-10:19:02)
パトリック > 遺言。(青年は興味深そうに繰り返した)……って、お会いしたことはないけれど、君の親父はまだ生きているんじゃなかったっけ。(呆れた声音)ほら、人形師の―― (02/15-10:20:28)
イヴァ > わたくしにとっては死んだも同然ですわ。(すぱっと言い切った)父の日記に、気になることが書いてありましたの。 (02/15-10:21:17)
パトリック > ((親の日記を何で読んだことあるんだ)) 差し支えなければ、教えてくれないかな。 ((何で僕は使用人相手にこんなにへつらってるんだ)) (青年は色々思いながらも、馬車に揺られつつ尋ねた) (02/15-10:22:46)
イヴァ > ……とある場所で出会った東洋人に、これを今から行く公園の指定した場所に埋めるよう言われたそうなのです。(女はおもむろに、鞄から一冊の本を取り出した。やや古びた、『家庭の医学』と書かれた本) (02/15-10:24:36)
パトリック > 東洋人? 君の親戚かい。(ちょっと軽口を叩くように)それは……清の本?(青年は本の表紙を覗き込んだ)それとも日本語かな。韓国かもね。 (02/15-10:26:42)
イヴァ > いいえ。(キッと眉をしかめた)わたくしの母に見せれば分かったかもしれませんが、父は見せるつもりはなかったようです。金庫に日記といっしょにしまいこんであったので、ずぼらな父に代わってわたくしがその意志を代行してさしあげようと。(恩着せがましい言い方)なので中尉の芸術遊覧に随行させていただくことにしたのです。奥様もわたくしから条件を伝えられて、さぞかし呆れなすったことでしょうね。 (02/15-10:29:34)
パトリック > ふぅん……((噂どおり、変なひとだなあ。彼女の父親))その東洋人は、なんで埋めようとしたんだろうね。 ん?(青年は小首をかしげた)君、僕の側用人として雇われたくせに、母と顔合わせてないのかい? (02/15-10:31:31)
イヴァ > わたくしにも図りかねます。禁書指定されたけれど、後世に残したいとか、そのあたりではないでしょうか。 ((とはいえ、異世界のことだから、わたしにもさっぱり分からないわ))(女は適当に返した)ええ。先ほどの言葉は奥様のレディメイドから伝えられたものです。(そっけなく言った)わたくしは奥様の顔を見たことはありませんよ。 (02/15-10:33:39)
パトリック > 東洋の禁書か……興味ないことないけど、僕は東洋はとんとダメだな。特に極東のあたりは。(肩をすくめた)へえ。母は洗濯女を雇うのにも極力顔合わせるのに、珍しいな。(雪の中を馬車はゆく。そうこうしているうちに公園が近づく) (02/15-10:36:00)
イヴァ > これからはインドだけでなく、極東やアフリカも視野に入れなければならない時代でございますよ、中尉。インド帝国の上に安穏としていては、ドイツやフランスに先を越されるかもしれませぬ。(ちらりと青年を見た)それこそイタリアにさえ。(英語で喋っているので、特に周囲には気を留めていないようだ)恐らく、わたくしと中尉の仲を疑われているのでしょう。(ずばずば言う。と、公園に着いた。女は先に降り、代金を払い、たどたどしいイタリア語で礼を言ってチップも多めに握らせ、馬車を待たせておくことにした。青年も続いて降りる) (02/15-10:38:53)
パトリック > メイドのくせに差し出がましいことを言うな。(さすがにカチンときたのか、青年は唇を尖らせた)それに僕は近衛部隊だ。外のことは外の部隊に任せればいい。清も静かなものだし、あれだけ暴れたアフガンも今じゃすっかりおとなしいものさ。インドは女王陛下が治められることになった。イギリスは何を恐れる必要がある?(得意になって言いつつ降りる) (02/15-10:44:22)
イヴァ > 差し出がましいことを申し上げますが、確かに国を一つ一つ見たとき、国力で我が国を凌駕する者はないでしょう。(女は青年から一歩あとに従いつつ、方向の主導権は握り、たまに手元の地図を見ながら歩みを進める。積もった雪に足跡が残る)しかし、同盟を組んだ国はやはり厄介なものです。中尉も、ロシア・オーストリア・ドイツが同盟を組んでいることはご存知でしょう。今はイギリスはアフガンを放置していますが、ロシアがアフガンに進出しようとする動きがあるようです。恐らく、早ければ今年にでも、イギリスはロシアに先手を打ってアフガンを占領しようと動きますわ。 (02/15-10:49:30)
パトリック > …………。 どうして君はそんなに知っているんだい。(青年はジト目で女を見た) (02/15-10:50:10)
イヴァ > 軍部のかたがたはやはり紳士ですわね。例え下級であり混血であっても、女性には優しいのですから。(しらっと言った) (02/15-10:50:57)
パトリック > はぁ。(納得したような、していないような)まあ、アフガンと戦争になっても、三十年前のようなドジは踏まないだろうね。あのときはすっかり油断していたらしいけど、今度はそうも行かないさ。(青年は明るく言った) (02/15-10:53:25)
イヴァ > …………。(今度は女がしばし沈黙し、目を細めた)カブールの悲劇を繰り返さないようにしなければなりませんわね。(そして、同意した)ここですわ。(女は何気なく立ち止まった。とある木の傍で立ち止まった。なぜかロープで囲いがされていて、なぜか穴が既に掘られている) (02/15-10:55:33)
パトリック > (そういえばこの女の目の色は自分の母と同じだ。珍しい色なのに。と思った)まったくだ……居た堪れない。(重々しく頷いた)……いつの間に手配したんだい。 (02/15-10:57:03)
イヴァ > 公園の管理官も人の子ですわね。金色に輝くものがさぞお好きなようで。幸い、中尉の側用人として、わたくし、お金だけはたくさんいただいておりますの。(白々しく言った。鞄から本を取り出し、それをあらかじめ用意してあった手紙といっしょに油紙でくるみ、丈夫な木綿布で包んだ。それをさらにブリキの箱に入れ、蓋をしっかり閉じる。これまた布で隙間を詰めて、もう一重ブリキの箱に入れると、それをロープでぐるぐるに巻いて、縛った。やっと気が済んだのか、それを穴に沈める) (02/15-11:00:40)
パトリック > (青年は、ひとしきりことが住んだあとに女の鞄がずいぶんぺったんこになっているのを見逃さなかった)その荷物、全部これのためかい。(管理官もしっかりしろよ! と思った) (02/15-11:01:47)
イヴァ > 中尉のお荷物はきちんとホテルに預けてありますので、ご心配なく。(いけしゃあしゃあ)わたくしの用は終わりました。もし誰かがこれを金目のものと思って盗もうとしても、十重二十重に人を張り巡らせておりますから、大丈夫でしょう。 お金の力は偉大なものです。(しみじみといった)さ、どこに参られます? とりあえずヴァチカンでございますか? (02/15-11:05:11)
パトリック > ((下賎だなあ、考え方が))(ここで身分の差を感じた)そうだな、せっかくローマだしそこを見て……あさってにでもピサに向かうんだったっけ。(予定を思い出しつつ、青年と女は穴から去っていった) (02/15-11:07:35)
ご案内:「(※)某国某市」からパトリックさんが去りました。 (02/15-11:07:38)
ご案内:「(※)某国某市」からイヴァさんが去りました。 (02/15-11:07:44)
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