room11_20140309
ご案内:「★ 桃華ノ宮 」に店主さんが現れました。 (03/09-15:20:35)
店主 > (本日屋台はお休みにして、久方振りに単身 春のお散歩を楽しんでいた猫妖怪。迷い込んだるは見覚えこそなけれど何処か懐かしい風光明媚たる都風景で、野良暮らしだった己には縁なき場所と 些か肩身の狭い思いをしながら物陰に身を潜ませつ) ……こいつぁ、一体…… (硝子色の瞳をまん丸に見開いたまま、己の事など気にも留めぬかのように優雅に往く 高貴なご身分であらせられよう御方々の流れに釣られるように、ふらり、そろり、お屋形の中へ──) 【目の前に立派な箪笥があります。中には色とりどりの着物が。好きな着物を持ち帰れます。】 (03/09-15:40:28)
店主 > (お宮の中へ這入ってみれば、絢爛豪華な家什や襖が表の桜に見劣りせぬ程にまあ美しく、妖怪の目は眩むばかり。室に備え付けられた立派な箪笥一棹を、少しばかり離れた位置からきょろきょろり) っひゃぁ~……! こんな上等な箪笥なんざ、そうそう拝めるもんじゃあねぇやぁ (いっぱいに開いた眼を瞬かせ箪笥を眺めるも束の間。はっと畳と己の足裏を見下ろして、汚してやしないかと確かめる。 ちょっと砂が入ってしまっていたけれど、すぐに外に払い出したので許しておくんなせえと心の中で詫び、そそくさと次の襖をそっと引く。 箪笥の中身を拝見するのは、己自身が許すまじ) 【五人囃子に変身!?いつの間にか手に太鼓を持っています。】 (03/09-15:58:59)
店主 > (襖を引いた。何もない室へ這入った。はたと気付いた) …!? (なにこの太鼓) 【お雛様(女雛)に変身!?十二単のお雛様スタイルに!いつの間にか手に緋扇を持っています。】 (03/09-16:00:57)
店主 > (やっちまったよ太鼓が緋扇に早変わり!) !!?? (さらに同様する猫妖怪) (03/09-16:03:24)
店主 > ぎゃああああああああああああ!!!!! (背負っていた筈のボロ一張羅とは似ても似つかぬ金糸羽織に、全身の毛をぶわぁっと逆立て飛ぶわ転ぶわ大慌て。しかし着物を傷付けてはなるまいと脳裏に浮かべば、畳に尻餅を付いたまま、手からすっぽ抜けていた桧扇を手繰り寄せ、よいせよいせと立ち上がる) ひい、ひい……い、一体、なんだってこんな…… (03/09-16:11:56)
店主 > (まさか無意識の内に何処かから盗んできて己で着たわけではあるまいと、頭を数回軽く叩いて正気を確かめる。妙な冠がヤケに重い。 そもそも己には女物の羽織など着た経験も着方も着る趣味も持ち合わせておらず、況してやこのような上物、触れる機会があったとしても恐れて触れない性分だ。あの不思議な世界でもない限り、このような奇怪な出来事など──) ……! (よもや。 ぴかぴかの冠が乗った妖怪の頭の中に、その言葉がふと浮かぶ) (03/09-16:21:13)
店主 > へ、へへ…… やや、まだそうと決まったわけじゃあねえ 失礼のねえように、きっちりさしてもらいやすぜ (そうそう、お勘定を、きっちりと。 ぼろ一張羅から一変、随分と長く重たくなった衣装を、踏ん付けないよう持ち上げ引き摺り、えっちらおっちら襖へ向かう猫雛人形。左右に大きく身を揺らし蟹股で歩く姿は、実に美しい女雛だ) 【五人囃子に変身!?いつの間にか鼓を持っています。】 (03/09-16:28:25)
店主 > (襖を引いた。また何もない室に這入った。今度はしっかり気付いた) 太鼓に桧扇、着物に小鼓…… …ははあ こいつぁ、雛人形だなあ (してやったりという顔を浮かべたものの、肝心の対処法と一張羅の在り処が解っていないのだ。すぐに溜息を吐き、幾分か歩きやすくなった様子で次の襖を開く。 最初の頃に持っていた遠慮勝ちな動作は、既にない) 【目の前に美しい桃の木が、鮮やかな桃色の花を咲かせています。花びらがはらはらと舞い、いと雅♪】 (03/09-16:38:16)
店主 > (突然目の前に現れた桃の木に、また妖怪の硝子色の瞳は大きく見開かれた。しかし目に映った光景が其処が中庭なのだと理解すると、ちょいと失敬と朱塗りの柵に白無垢の手を乗せ、近くに寄ってその風雅に暫し浸かる。 春の柔らかな陽光が、実に心地よい) こんなとこに店ぇ構えて御持て成しできりゃあ、最高だねえ 「茶屋 猫行灯」なんつって (へっへと掠れた声で笑いながら、お得意様のお顔を思い浮かべる。此処にお連れしたら、きっとお楽しみ頂けるに違いない。 どちらの意味かは、御想像にお任せしよう) (03/09-16:52:52)
店主 > (猫行灯よりにくきゅうが良いか、いやいや茶屋より憩処が良いか、いっそ合わせて団子屋にくきゅうなんてどうか。実現するか、できるかも不明瞭な店の構想を一人うにゃうにゃと考えながらも、変わらず美麗なる襖の前に立てば 次は何が起ころうかと自然に身が引き締まる。ス、と桟の上を滑らせ、次の室へ潜ってみれば──) 【雛人形模様の屏風の向こうに出口が見える。出るか出ないかは自由。あとで来ることもできます。出口の傍に小さなお内裏様とお雛様の土人形が置いてあります。プレゼント♪】 (03/09-17:00:09)
店主 > ややっ (小鼓片手に次なる室へと踏み込めば、正面には 今まで開いてきたどの襖とも様子の違う、実に見目麗しく迫力のある総模様があった。そしてそれを見、改めて己の纏う上質な着物の意味を悟ると、襖の脇に備えられた雛人形をちらと見遣る。 繊細な白塗りの肌。丁寧に織られた着物。上等な台座に鎮座するお屋形の主様方は、宮に負けぬ燦爛さをしかとお持ちのようだった) (03/09-17:18:06)
店主 > ややっ (小鼓片手に次なる室へと踏み込めば、正面には 今まで開いてきたどの襖よりも見目麗しく、迫力のある屏風があった。そしてそれを見、改めて己の纏う上質な着物の意味を悟ると、傍に備えられた雛人形をちらと見遣る。 繊細な白塗りの肌。丁寧に織られた着物。上等な台座に鎮座するお屋形の主様方は、宮に負けぬ燦爛さをしかとお持ちのようだった) (03/09-17:19:58)
店主 > (この室には襖はない様子、なれば失敬致しましてと屏風の端からそろりと顔を覗かせ奥を目視すると、どうも、宮の外── つまり、何処か他の場所へと続いているらしかった。開かれた襖の向こうから、嗅ぎ慣れた風の香りがする) (03/09-17:24:27)
店主 > (妖怪は身を翻し、先に己が開いた襖の元へと戻ると) …もう少しばかり、このしがねえ妖怪に時間をくれてやってくだせえ (深々と頭を下げ、中庭が見える室へと下がる。 さてと探すはボロ羽織。あれがなくっちゃ始まらないし終わらない。一つは来た道、一つは中庭、一つは出口。いざ、残る一つの襖を開く) 【部屋の中に水が流れています。四角く壁に空いた穴から雛人形が次々と流れて、反対側の壁に空いた穴の向こうに消えていきます。】 (03/09-17:32:10)
店主 > (室に這入って妖怪はぎょっとした。状況を見るに流し雛である事までは理解できたが、まさか中にわざわざ川を造って流すこたぁあるめえ。壁に空いた四角い穴の先を覗き込んでみるも、猫の眼を以ってすら見抜けぬ暗闇であった。川を辿るのは断念し、上等な着物をぬらさぬよう気を付けながら、ちょいと失礼と川を跨いで正面の襖へと向かってみませう) 【隋臣、左大臣(白髭のおじいさん)に変身!? いつの間にか矢筒を背負っています。】 (03/09-17:38:05)
店主 > (妖怪白猫じじい?いいえ元からです。今度は矢筒と弓と脇差と、着物を見るに左大臣。アイドルもびっくりの早着替えだ) どうも、慣れないねえ… (ぼりぼり、冠の隙間から頭を掻きつつ、弓を片手に次の襖へ) 【目の前に1mはあろうかと言う巨大な菱餅が!】 (03/09-17:47:01)
店主 > でえぇ~! …こりゃあまた……ご大層な…! (美味しそう。とっても美味しそう。だがしかし人の家のものは盗ってはいけないとお上に言い付けられている。例え此処に来るまでの間誰とも会わなかったとしても、勝手に持ち帰ってはいけない。盗んだもので喜ぶ人なんて、きっといない。 今度自分で作ってみよやしょ、なんて考えつつも、ひとつ戻って別の襖へ) 【仕丁に変身?いつの間にか手にちりとりを持っています。】 (03/09-17:51:54)
店主 > (なんだか着物が微妙に庶民に近付いてきているような…やや、これも宮仕えの立派なお役人、衛士が一人 怒り顔の塵取りでごぜえやす。比較的身動きの取りやすい格好になったお陰で身が軽い。また戻って別の襖へ) 【五人囃子に変身!?いつの間にか手に横笛を持っています。】 (03/09-17:54:47)
店主 > だめだ… (がくっ。横笛持った状態で畳の上に崩折れる) …あっしの…一張羅…… (ほろり) (03/09-17:56:05)
店主 > ……いや ここで諦めちゃなんねえ 次の室にゃ、あるかもしれねえ…! (失うわけにはいかない。誇りと信念と親方の汗と涙と毛玉と色んな料理の匂いが染み付いたあの羽織なくして、明日の猫提灯はないのだ) 【五人囃子に変身!?いつの間にか手に太鼓を持っています。】 (03/09-18:00:08)
店主 > ならこっちはどうでい! (襖スパーン!) 【五人囃子に変身!?いつの間にか手に鼓を持っています。】 (03/09-18:01:38)
店主 > まだまだぁ! (スパーン!) 【目の前に立派な箪笥があります。中には色とりどりの着物が。好きな着物を持ち帰れます。】 (03/09-18:01:53)
店主 > (あふれ出るふりだしにもどった感。ならば奥の襖をスパーン!) 【竹模様の屏風の向こうに出口が見える。出るか出ないかは自由。あとで来ることもできます。出口の傍にあられの詰まった袋が置いてあります。プレゼント♪】 (03/09-18:02:44)
店主 > !? (また屏風!しかし今度は人形ではなくあられが置かれている辺り、先程見付けた出口とは違うらしい) 帰るわけにゃあいきやせんぜ! (ひとつ戻って、別の襖スパーン!) 【目の前になみなみと白酒の注がれた1mはあろうかという巨大な盃が!】 (03/09-18:05:02)
店主 > !!! (酒だ!) (03/09-18:05:21)
店主 > (ぷるぷるぷる。盗ってはいけない盗ってはいけない盗ってはいけない盗ってはいけない) ぐ、ぐ、ぐううううう (重い足を引き摺り、次の襖をすーっ) 【目の前に立派な箪笥があります。中には色とりどりの着物が。好きな着物を持ち帰れます。】 (03/09-18:07:14)
店主 > (滲み出るふりだしにもどった感。 酒の室へ戻り、また急に重くなった足を引き摺って 別の襖を引いた先に、時間的にもいい加減つづらがあっても良いと思うの) ……! (見つけたつづらを直感的に開くと、あったよ羽織と手ぬぐいと鉢巻。それらをぎゅーっと抱きしめて) あああったあった!いやぁぁよかった! (早速着替えるよ) (03/09-18:11:32)
店主 > やっぱ、どんな立派な着物より こっちのが良いや (へへっと羽織を見下ろしてから、鉢巻をきゅっと締めると、来た道を襖を閉めながら戻って戻って、雛人形があった方の出口へ向かうよ) (03/09-18:13:24)
店主 > どうも、長ぇお時間お邪魔致しやした (へこへこ、テイクアウト自由な雛人形が本当の此処の主でなくとも、そうだと思って丁寧にさせて頂きやす。屏風の向こうへするり身を滑らせれば、行き着いた先は元歩いていた森の中。御宮に居た時間が長かったからか、都が随分暖かかったからか、此方の世界はまだ少しばかり 肌寒く感じるのかな。 二股尻尾を靡かせて 芽吹きの森往く妖怪は、屋台に戻ればいの一番に、二匹の仲間にこの奇奇怪怪な体験の語るのでした) (03/09-18:22:18)
ご案内:「★ 桃華ノ宮 」から店主さんが去りました。 (03/09-18:22:20)
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