room10_20140318
ご案内:「闇の集う場所」に東方院八千代さんが現れました。 (03/18-23:53:59)
東方院八千代 > (一陣の風を伴って駆け抜けていく。前方、少し離れたところに小柄な影がさらなる速度を持って逃走していく姿があり) (03/18-23:56:47)
東方院八千代 > 「八千代です。ターゲットを確認。現在追走中。これより術式による加速と補足を開始します。桜花は指示あるまで待機。雪花と桔梗は周囲の警戒を。」(走りながらも淀みなく飛ばす言葉は片手で耳に当てた携帯電話へと) (03/19-00:03:18)
東方院八千代 > 「それとセルジュ。いつもの珈琲の準備を。砂糖は3でミルクもいれておいて下さい。over」(一方的に告げれば、ボタンを押し込んで通話を切る。後の指示は有能な執事がやってくれる。携帯を手首のスナップで袂に放り込んだ) (03/19-00:06:24)
東方院八千代 > 「それでは。いざ……《重往》。」(周囲にPCのウィンドウのようなものが一瞬浮かび、さらさらと砂がこぼれ落ちるように溶け消える。その間にも一歩二歩と地を蹴り飛ばす脚。その一歩ずつの累積をもって、加速が開始された) (03/19-00:09:56)
東方院八千代 > (通常の最高速度からさらなる加速は伸びるように身を前に飛ばしていく。先程までは一定の距離を保っていたターゲットとの差が一気に縮まっていく。そして、止まることを知らない累積加速はまるでコマ落ちのような残像現象を伴って対象を抜き去っていた) (03/19-00:13:52)
東方院八千代 > 「補足完了。これより攻撃に移ります。」(完全に抜き去ったのはいいが、今度は相手に背中を見せる形になっている。速度は一歩毎に倍率ドン更に倍。と言いたいだけの単語を並べてみたがすなわち止まらない以上追いつかれることはないが、それでは攻撃もできない。だが、それはあくまで直線加速しかできないものの話だ。これは滑走路から飛び立つ飛行機ではない。人間なのだ) (03/19-00:19:38)
東方院八千代 > (術式の累積加速は流れが重要だ。無理な方向転換や重心移動は術式の暴発を招く。動きはあくまでも流れるようにしなやかに。 一歩、踏み込んだ脚を軸に身体をスピンさせながら身体を宙に舞わせた。さながらフィギュアスケートのジャンプのように、1回転半の跳躍と共に抜き去ったターゲットに振り向く。その間に月光に反射する銀の色が混じる。腰の二刀の片方を抜いたためだ) (03/19-00:24:20)
東方院八千代 > (流れは消えていない。遠心力によって前を向いていた力は後ろへと変わっただけだ。累積された速度は落ちていない。それはすなわち、一歩目から最高速度を突破した超速度での突進を意味している) (03/19-00:26:32)
東方院八千代 > (追い抜き、稼いだ距離など無に等しい。加速し続ける踏み込みによって、ターゲットへ肉薄。刃を返した峰をもってその胴をなぎ払う。が、人外の魔はその速度についてくる。認識さえできていれば、人間以上の能力を備えるソレらにとって回避行動を取ることはそう難しいことではない。先読みの停止として放った大地を抉り抜くブレーキと身のそらしによって銀閃を回避し、さらには抉り抜いて浮いた土砂を目隠しに口から何かを吐き出してくる) (03/19-00:34:47)
東方院八千代 > (だが、それでは遅い。累積加速は踏み込みによって音を抜いていた。術式加速の利点は生身でそこまでの加速を可能とすることだ。物理法則の壁は術式が防護してくれる。周囲への影響もしかりだ。光を超えているわけではないためターゲットは視覚で姿を捕らえているだろう。が、抉り散らされた土砂も口から放たれた攻撃も音速を超えるには至っていない。すなわち、速度は我にあり。スローで接近するそれらは当たれば致命だが当たらなければ良いだけの話。そもそも先の踏み込みは一撃を放つための踏み込みではなく、跳躍するための踏み込みに腕を振っただけのモノに過ぎないのだから) (03/19-00:42:31)
東方院八千代 > (踏み込みからの伸身新月面宙返り。相手の上を回転しながら飛び越えていた。土砂も、攻撃も、ターゲットも天地が逆転した頭の下を通り抜けている。そして、月を映す銀閃の乱舞。着地と同時に術式を解除。急速に遅滞する自身の感覚に一息で追い付き。次の瞬間背後から聞こえる斬断の音と土砂の落ちる音を聞きながら、刀を一振り。鞘に収めた) (03/19-00:51:07)
東方院八千代 > (袂から携帯を取り出し、画面を見ることなく慣れた仕草で番号を呼び出す。耳に当てて通話)「終了です。桜花を護衛に回収班を回して下さい。おそらく、復活するでしょうが、頭部を細切れにしたので、2・3時間はかかるでしょう。それまでに術式で拘束をするように。その後の手配は任せます。 これより帰投するので……ええ、いつもながら良い仕事です、セルジュ。over」(最後のやりとりに少し口をほころばせて通話を切った。軽く後ろを振り向けば、首から上のない小柄な死体が一つ。見た目は人間に見えなくもないが)「不死者とは良く言ったものです。」(軽く眉をひそめてから視線を外し、その場から歩き去る。それから5分と立たず、巫女装束の少女を筆頭に周囲から人が集まりだし、その死体を回収することだろう) (03/19-01:00:27)
ご案内:「闇の集う場所」から東方院八千代さんが去りました。 (03/19-01:00:30)
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