room43_20140326
ご案内:「淑女の御茶会」にフリッツさんが現れました。 (03/27-02:27:43)
フリッツ > (時狭間を飛び出して数時間後のこと、結界に魔装後の上級魔法を二度ぶち込み、強引に結界を崩壊させてギルドとの前へと戻ってきたところだが、既に魔装は使えず、今となってはちょっと魔法のできる装飾師程度である。結界の崩壊と共に飛び出してきた少女達が数名、フリッツの前へと立ちはだかった)『フリッツ…あんた何してるか分かってるの?』 冗談でこんなめんどくせぇことしねぇよ(だが、少女達は容赦なく剣を抜いた。そうしなければ残った仲間を守れないと分かっているからだ) (03/27-02:30:58)
フリッツ > 『アンタがまともかどうかは私達じゃ判断できないってしってるわね、アンタがまともだって言うなら一旦帰りなさい。ギルド長が戻ったらアンネちゃんに護衛つけて迎えに行かせるから』 そんな悠長なことできねぇから無茶してきたんだろうがよぉ(嘲笑う様ににたりと笑うフリッツに、エルナ達は一斉に魔法を唱えた、雷鳴を思わせる轟と共に宿るのは神速の魔法)『あんたのこと嫌いだけど、仲間だし斬りたくなんてないの。だから帰って』 (03/27-02:33:44)
フリッツ > そりゃ俺とてなます切りはゴメンだぜぇ? でもよぉ…オトナの態度ってのが、傷つくか弱い乙女心ってのがあってよぉ。野郎としちゃぁ、それを酌んで人肌脱ぐの勤めってやつさぁ 『…気取るほど、あんたがまじめに異性と向き合ってたなんておもえないけどね? 最後の警告よ、帰りなさい』(多分、断ったら本気で襲ってくるのだろう。絶対切りかかってくる、分かっている、分かっているけど)だぁれが帰るかぁ(拒否、そして少女達は跳躍した。急加速した少女達は左右と正面の三方から、各々風や火を宿した刃を振りかぶりながらフリッツに襲い掛かる)…っ!(残る手段はただ一つ、魔力を両手に宿したフリッツは正面から迫る少女へと突撃する) (03/27-02:38:44)
フリッツ > (流動する魔力、本来は魔法の流れを変えて受け流すために編み出した防御手段だが、魔法を宿した刃にもある程度通じる。振りぬかれた軌道へ手を差し込み、剣の腹を打ち払うようにしながら軌道をそらす。魔力の攻撃も流動で刃に乗せたまま動かし、寸でのところで胸板を掠める。相手が男なら顔面にこぶしだが、相手は嫁入り前の少女。この男とてそんなえぐいことはしない)『ぐっ!?』(代わりといっても酷いが、膝を鳩尾に叩き込み、それから体当たりで押しのけた) (03/27-02:41:47)
フリッツ > (左右から迫っていた少女二人が刃をフリッツへ振り下ろす。まっすぐな斬撃に対し、気配だけで動きと位置を察し、ノンルックで掌が剣に添えられる。掌に宿した魔力の流動を変え、磁石の如く刃を引き寄せながらバックステップ。軌道を変えられた刃同士がぶつかり合い、相殺しあったところで再びフリッツは前に踏み込む)『かはっ!?』『きゃっ!?』(両手を突き出し、脇腹から肺目掛けて拳で穿つ。空気を吐き出させながら転がされる少女は苦しそうに身悶えていた)『私のこと、忘れてない?』 そうでしたぁっ(その隙を狙って背後に回ったエルナが双剣を並べて横に凪ぐ。回転するようにステップを取って回避を試みたフリッツだが、背中をざっくりと切り裂かれた) (03/27-02:47:39)
フリッツ > 『皆は魔法で遠距離攻撃をお願い、接近戦は私が押さえ込むから!』(雷鳴のエルナなんて二つ名を持つ武闘派の少女の頼もしい言葉に、少女達も二つ返事で頷く。高速の連続斬撃はフリッツの流動魔力での受け流しをじわじわと凌駕し、体に傷をつけていく。さらに遠距離魔法で火やら真空刃やら飛び交えば、回避なんてする場所はなく、遠慮なしに体力を持ってかれてしまう) (03/27-02:50:29)
フリッツ > 『たぁっ!』(がくんと膝が崩れた一瞬を狙い、エルナの刃がとうとうフリッツを切り裂いた。鮮血が飛び散れば、今回本実戦となった少女達は少し青ざめる。エルナは戦闘には何度か参加していることもあり、気にも留めない。続けて腹部を狙った突きをフリッツが払いのけるも、脇腹の負傷は大きく、だらっと生暖かな液が太股まで伝う)くそっ…(一方的な戦闘の中、エルナは心の葛藤を押さえ込みつつ刃を振るい続ける。確実に失われる体力、増えていく傷跡、魔装の使えない今では結果が直ぐに見えてしまいそうだ) (03/27-02:54:18)
フリッツ > (そしてこの攻防が何時間と続いたのだろう、最後は必死に経つことが限界となってボロボロのフリッツと、息切れしたエルナを残すだけ。他の少女達は魔力も体力も使い果たし、完全に潰れていた)『帰りなさい…もう、わかったでしょ』(だがフリッツは頷かない、エルナは深いため息のあと、雷鳴の如き素早さで迫り、双剣で交差するようになぎ払った)…っ(鮮血、意識がはがれていく最中、踏みとどまろうとするが体の感覚がない。血溜りへ沈むフリッツを見下ろすエルナの表情はとても険しく、苦虫でも噛み潰したようだ)『馬鹿…』(剣を納め、血だらけのフリッツへとエルナが迫る) (03/27-02:58:17)
フリッツ > (そのまま引きずり、エルナは異次元の境目にフリッツを放ろうとする。その瞬間に二人の前へ新たな影が降り立った)『ギルド長、お帰りなさいです』『ただいま、って、こりゃ酷いことに』(長髪に魔術師の衣、それなのにどこか軽くゆるい雰囲気のこの女性がギルド長。フリッツの怪我を見やれば、一声の魔法で傷を回復に向かわせ、じわじわと癒えていく。)『アンタがフリッツなら、この鉤の使い方が分かるでしょ?預けとくから用事があるなら使いなさい』(銀色の鍵を握らされたフリッツは異世界へ放り込まれた。たった一つだけ全身の鍵を手に入れたまま) (03/27-03:01:28)
ご案内:「淑女の御茶会」からフリッツさんが去りました。 (03/27-03:01:35)
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