room43_20140411
ご案内:「※異世界」に斉藤一馬さんが現れました。 (04/11-23:42:06)
ご案内:「※異世界」から斉藤一馬さんが去りました。 (04/11-23:42:34)
ご案内:「※異世界」に斉藤一馬さんが現れました。 (04/11-23:43:04)
斉藤一馬 > (昨日の今頃の話だろうか。男は起こしてはならないことを起こし、その場から逃げてきた。ヒメも結も置いて、ひたすらに自分のせいで愛する人を傷つける、けがをさせることが怖くて本気で結と別れることまで考えた。 …けれど一日頭を冷やせばそんなこと愚かな事でしかなくてほんの一瞬の迷いでしかなくて──── もしも「自分といると傷つけてしまうから、別れよう」だなんてアホなことをいったとて結が幸せになるとは到底おもえなくて、愚かな迷いは消えて行った。) (04/11-23:50:03)
斉藤一馬 > (夜の22時、いつもなら時狭間に顏を出している男だったがコイツは自分の世界の未来へとやってきていた。それはとある医者と会うためだ。)((アポとったけど、本当にあえるかな…))(一応昼間にアポをとって夜中であれば時間を空けてくれるとの返事が返ってきた。それを信じて約束の時間に裏口からお邪魔すると、エレベーターで8階までやってきて薄暗い待合室の椅子に腰かけて一人医者を待つ。夜中の病院はうす気味わるい…) (04/11-23:55:31)
斉藤一馬 > ((単に、気をつければいい話で… と、いうか。パトリシアさんからしたら俺を鳥籠に閉じ込めておきたいと思ったりしてもおかしくないんだよな。頭冷やせば冷やすほど自分のしてきたことに後悔してる。))(頭を抱えて大きなため息をついた。どうすればいいんだよ。と言わんばかりに目をふせるが頭の中がごちゃごちゃになっていて整理ができない。 …ただ、今出来ることは唯一つ。生き延びることである。男はそれだけははっきりと分かっていた) (04/12-00:01:09)
ご案内:「※異世界」に神藤蒼さんが現れました。 (04/12-00:03:42)
神藤蒼 > (静かな待合室に革靴の音が鳴り響く。 こつ。こつ。こつ。 その音はマイペースにリズムを刻んで一馬の方へと近づいてきて) やあ、一馬君。まさか君からここに訪ねてくるとは思わなかったよ。 (斜め前までくれば白衣に両手をつっこんでにっこりとほほ笑んだ。明らかに思い悩んでいる様子の相手に突っ込みは敢えて入れず) (04/12-00:06:46)
斉藤一馬 > あ、先生・・・ (ぼんやりと、若干青白い顔を上げて神藤を見上げた。なんだか久しぶりにも見える神藤の姿を眼鏡を外してから眺めて。) (04/12-00:08:08)
神藤蒼 > 症状の方はどうだい。寿命だと言う話を聞いていたけれど、まだ時間はあるはずだよね。 …ここに君だけが来た、というのは別の用事でしょうかね。(小首を傾げてさらに問いかける。) (04/12-00:09:56)
斉藤一馬 > 症状は、その…相変わらずです。むしろ最近頭痛の頻度が少し多くなった気もするんですが。 (苦笑。) 同じ用件のようで別の要件のようで… 何処から話したらいいかわからないです… (幼げに眉をさげて笑みを浮かべながらどうしようかと悩む表情を浮かべて) (04/12-00:11:48)
神藤蒼 > 悩み事かな。 (そこでようやく。明らかに悩んでいるのは分かっているけれど、敢えて聞くのはこいつの性格か。一馬の隣に座って覗くようにななめ上から見つめ。) (04/12-00:13:42)
斉藤一馬 > そう、ですね。(恥ずかしそうに目を逸らして頬をぽりぽりと掻いた。) 先生って悪魔とか天使とかって信じます? (唐突な質問。体を縮ませたまま相手を見上げて力なく微笑み) (04/12-00:16:41)
神藤蒼 > 僕からいわせれば、人間そのものが悪魔にみえますけどね。人を助けられる人間が天使で、人を殺す人間が悪魔。 僕の働く世界はそういう世界だよ。 (ふぅ。と煙草の煙を吐くようにながいブレスを吐いて) (04/12-00:19:46)
斉藤一馬 > じゃあ、俺の彼女は天使で、俺は悪魔…かもしれないですね。(はは、と自嘲気味に笑って。) 自分も彼女も死ななきゃいいっていう理由で殺してしまいそうに何度もなってますし、それを彼女の力で何度も救われてる。 …俺の寿命だって、俺自身で縮めてるんですよ。 (04/12-00:22:02)
神藤蒼 > はは、君がそう思うならそうなんじゃないかな。 (笑い声が待合室にこだまする。) 君は死ななきゃいいなんてことは思ってなかったでしょう。 悲しませたくないから死なない。検査しているときも、検査結果を聞いているときも、必死だったのは結ちゃんだけだったね。(足と腕を組む手ふんわりと微笑んで、見据えるように一馬を見下ろした。その笑顔は笑ってはいない。) …ふうん。 依存症とかそういったものかな。 (04/12-00:28:14)
斉藤一馬 > ((鋭い…))(前者も後者もまさにその通りだ。厳密にはヒメも助けたいという気持ちでいてくれていたけれど、人間だけで見れば必死に自分の寿命を延ばそうとしてくれていたのは結だけだった。それは昨日までもずっと───) 先生の言うとおりですね。結さんのために生きているようなものです。ヒメや結さんが望むなら生きよう。そういう考えでした。 …タバコとかじゃないんですけど、異世界特有の似たような依存症にかかってるのも事実です。使えば使うほど辞められなくなる …それこそタバコのようなもの。 (04/12-00:32:24)
神藤蒼 > そういう事だろうと思って、寿命ぎりぎりまで放っておいてもいいかなって僕は思ったよ。 僕も、人間での悪魔か天使かって言われたら 悪魔寄りだからね。 (にっこり。) その依存が寿命を関与してる、と言ったところかな。 煙草もそうだけど、そういった依存は中学生や高校生がかかりやすいものだからね… どれくらいの頻度でつかっているんだい。できれば削れる寿命も教えてくれるかな。 (04/12-00:35:50)
斉藤一馬 > ((この人、こういう人だったんだ…))(表情には出ないものの、普通の医者じゃないと感じた男は心の中で苦い表情を浮かべた。ただ、でも、聞いている限りでは生きようとする人には手を貸してくれそうな気もして不思議と不安にはならなかった。 悪魔より という言葉もそういう意味なんじゃないかと思って) あ、はい。 …ああ… (ペティルを頻繁に使い始めたのは中学のころだった。一番は彼女と別れなきゃいけなくなって自分がおかしくなってから。気持ちの変化がペティルの依存を促進させたようにも思える。) …今、ですか。 ええと週に2~3回は。煙草でいうと一日8箱とかそういった類です。寿命はその使い方によるんでなんともいえないんですけど大体は数時間ですね… 寿命まで4年切ってると聞いてます。 (04/12-00:44:31)
神藤蒼 > 重症だね… (笑顔に翳りが宿る。考えるように顎に手を当てて眉間に皺。) それで、此処に尋ねに来たのかい。 (04/12-00:48:22)
斉藤一馬 > 依存の件は彼女から口うるさく控えろと言われてました。でも止められなかったのが現実です… ああ、でも。今日来たのはそのことじゃなくて。 (体を起こして真っ直ぐ神藤を見上げて。) 手術をしてほしいんです。たしかに寿命ギリギリまで放っておいても大丈夫だとは思います。けど…… 俺は生きなきゃならないんです。生きる術があるならやらなきゃならない事を全て終わるまで生き続けなきゃならないんです。それが辛くても構わない。 もう… 貴方のいうように「死んでも構わない」という本音はない。 生きたいという本音も…はっきり言ってないんですけど、生きなきゃならない。 …それじゃあ、だめですか?先生。 (04/12-00:52:30)
神藤蒼 > ・・・。(依存症の患者を幾度もみてきているために彼を責めることはできない。気持ちもわかるし、それがだめだと言うこともわかる。何か口をだそうとしたものの続く言葉にぱちりと目を瞬かせて) はは、駄目なことは無いさ。生きるという意志があるなら、医者はその手助けをするまでだよ。ただ、お金はかかってしまうけどね。 (にっこりとまた笑顔を浮かべて) 手術の手立てしましょうか。 …ただ条件はありますよ。 (04/12-00:55:40)
斉藤一馬 > (手術をしてくれるという言葉に目に見えて明るい表情を浮かべた。 …が、条件があるという言葉に小首を傾げ) …なんでしょう? (04/12-00:57:18)
神藤蒼 > その依存性のあるソレを月1にしましょう。それを手術終了後2カ月続けて、そのあと依存症の治療を受ける事。 すべては結ちゃんに監視してもらいましょうね。結ちゃんには僕のパートナーから依存症の治療方法を伝えさせますから。 …パートナーと仲良くしてくれているお礼でもあります。 (ス。と立ち上がって。) それに承諾してくれるというならやりましょう。君なら耐えられるはずだよ。結ちゃんくらいの必死さがあれば。 (ね?と笑顔で見下ろして) (04/12-01:01:37)
斉藤一馬 > うっ… (徐に嫌な顔をした。結に監視と言われればそれはもう徹底的にされそうで・・・) ・・・わ、わかりました。 彼女をみならいます。 (けれどNOとは言えまい。手術を受けるためにも、寿命を延ばすためにも必要なことだ。先生の言う言葉は間違っていないのだから──── …) (04/12-01:05:59)
神藤蒼 > じゃあ、決まりですね。明日諸々の手続きを行うからもう一度ここへおいで。その時に日程もきめてしまおう。 (コツコツ…と二歩ほど前へ歩けば振り返って) 結ちゃんもこれそうなら、連れて御出で。 (にっこりと笑って。) それじゃ、僕は夜の仕事があるから。 (手をひらひらと振って。お大事に。と一声かけて先生はその場を去っていくのでした) (04/12-01:10:55)
ご案内:「※異世界」から神藤蒼さんが去りました。 (04/12-01:11:52)
斉藤一馬 > え… (結も? なんて思わず声を漏らした。)((この状況で結さんを呼べと… でも会ってどう話せばいいんだ?な、泣かれたらどうする。))(おろおろ…) … 。 ス。と立ち上がって。) … 悩んでてもしょうがない。一度家に帰って頭の中整理しよう。 (額に手を当てて。ヒメがいれば頭痛薬を貰ったり色々お願いもできたものだけれど、自分はヒメすらも置いてきてしまった。そんな自分を反省しながら、薄暗い帰り道を歩きだし───) … あ。 (ふとポケットにあるタロットが反応していることに気づいた。足を止めて) (04/12-01:16:30)
斉藤一馬 > (ごそごそとタロットの束をとりだすと一枚のカードが淡く紫色に光っている。それをペラリと翻すと…「審判」のカードが引かれた) … 嗚呼。 (納得顔。) 復活、再生、決着… まさにその通りですね。 (困ったように笑みを浮かべて ── … 残りあと3枚 (04/12-01:19:32)
斉藤一馬 > (ごそごそとタロットの束をとりだすと一枚のカードが淡く紫色に光っている。それをペラリと翻すと…「審判」のカードが引かれた) … 嗚呼。 (納得顔。) 復活、再生、決着… まさにその通りですね。 (困ったように笑みを浮かべて ── … 残りあと3枚。運命を全て取り戻す日も遠くはなくなってきた…) (04/12-01:20:11)
斉藤一馬 > (男はまた歩き出す。ポケットにタロットを仕舞えばふぅ。とゆっくり息を吐いて。明日結と会うためにしっかり準備しておこうと心に決めて帰り道を歩いていくのでした) (04/12-01:21:56)
ご案内:「※異世界」から斉藤一馬さんが去りました。 (04/12-01:21:59)
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