room03_20140429
ご案内:「森の中」にネノさんが現れました。 (04/29-20:45:56)
ネノ > (森の中、少し開けた場所の端。幹に背中を預けて座っている青年がいる。) (04/29-20:46:50)
ご案内:「森の中」にシルヴィアさんが現れました。 (04/29-20:47:39)
シルヴィア > (いつものように夜の散歩の途中。当てもなく適当に気が向いたまま歩くので、毎回たどり着く先は別の場所。そして今回は、森のほうへとやってきた次第)……大分、暖かくなってきたわね。(時折木々の隙間から見える夜空を見上げたりしつつ、森の中をのんびり進んでいたり) (04/29-20:49:23)
ネノ > (声が聞こえる。するり、と立ち上がり、 とっ と軽い小さな音を立てて木の上に跳び上がる。なるべく音は立てないように行動しているものの、木の枝はそんなこと合わせてくれないから、 みし、と僅かに音を立てた。) (04/29-20:51:53)
シルヴィア > (木の枝のきしむ音。けれども、ここは森の中だ。たぶん小動物か何かだろうと思い、特に気に留める様子もなく)…もう少ししたら、また忙しくなるのかしらね。(のんびりとしたペースで木々の間を抜けつつ歩き進む。たぶん、そのうちにネノが登った木の下を通りかかるのだろう) (04/29-20:54:58)
ネノ > (ってところでドラゴンチェーッ以下略。) (04/29-20:55:53)
シルヴィア > (吸血鬼ではあるが、特に竜に縁のある物を持ってるわけでも、当然竜の眷属でもない) (04/29-20:57:13)
ネノ >  …。 (ならばこちらは木の上で黙っている様子。 ダイスのせいなんだからねっ(爆) (04/29-20:58:00)
シルヴィア > (ふと、足を止める)………。(聞こえた木の枝の音は確かに小動物の類かと思った。だが、それとは違う気配に気がつく。どこからか、こちらを見られているような。そんな感覚。一度静かに周囲を見回して)…誰かいるのかしら?(良く通る声で、そう問いかけてみたり) (04/29-21:00:36)
ネノ >  …。 (気づかれた。僅かに警戒を強める。)  (みし)  (少し動いてしまった。枝が音を立てる。どうやら乗る枝を間違えたようだ。) (04/29-21:03:45)
シルヴィア > …上かしら。(新たに聞こえた物音に静かに上を見上げる。夜目は利く身ゆえ、暗がりは全く障害にならない。ただ木々の葉等で視界を遮られれば、さすがに相手の姿を捉える事は難しいかもしれない) (04/29-21:06:28)
ネノ > (よく確認せず上がった木の枝は、そんなに高い位置にはない。夜目が利くならアッサリ見つけられる感じ。 こっちは視認されるまで動かない様子。) (04/29-21:08:29)
シルヴィア > ……あら。(その瞳――金色の瞳はしっかりと木の上にいる姿を捉えて)こんばんは。良い夜ね。(ふっと口元に笑みを浮かべれば、そっと夜の挨拶を投げかけて) (04/29-21:10:38)
ネノ > (見られた。) …。 (すた、と地面に降りてきた。) …どこから来た (短く訪ねる) (04/29-21:12:19)
シルヴィア > …私?(コテリと小さく首を傾げて)…森の外れに、家があってね。そこからだけど?(一度後ろを振り返る。そちらの方から来たと言いたげに)そういう貴方は?(自分は答えた。だから、次はそちらだと再び向き直って) (04/29-21:14:54)
ネノ > …イフェイロンか? それとも…ファーエンか (相手の質問を無視して一方的にこちらも尋ねて) (04/29-21:16:49)
シルヴィア > ……悪いけど、そのどちらも知らないわね。(眉尻を下げ、少し困ったような表情を向けて)それは…貴方の世界の国名? (04/29-21:18:50)
ネノ >  …。 モズールか? コクトリーンか? ケイランド? スピーシエル? (少し困った様子の相手に続けて尋ねる) (04/29-21:22:57)
シルヴィア > ……そのどれらも知らないわ。(ゆっくりとした動きで首を横に振って)たぶん、誰に聞いても同じような返事しかないと思うわよ。ここは、そういう場所だから。(じっと相手のほうを見つめたまま告げて) (04/29-21:26:04)
ネノ >  …どういう ことだ  (04/29-21:27:25)
シルヴィア > …世界と世界の間に存在する狭間の世界…とでも言ったところかしら。わかりやすく言えば、貴方の知る所とは全く違う、そんな場所よ。(言葉を選びつつ、説明をしていく) (04/29-21:32:52)
ネノ >  …。 (相手の言葉と様子をじっと見た後) …竜どもの言う『異世界』とでもいうのか (警戒はまったく弱める事無く、相手との距離も最初から同じ場所で近づきもせず、離れもせず) (04/29-21:36:27)
シルヴィア > 異世界…。そうね、その表現でもあってると思うわ。(こくりと小さく頷いて。警戒されているのは気づいているが、こちらは終始落ち着いた様子で。どこかリラックスすらしていて) (04/29-21:38:00)
ネノ >  …。 (相手の顔からほんの少し視線をずらす。視界にはばっちり入った状態。)  …戻る方法は。  (04/29-21:40:50)
シルヴィア > 人にもよるけど―――(そう言いながら、森の一方を指差す)ここをまっすぐ、向こうに向かえば森の境目に出るわ。そこが一応世界の境界になってる。あとは自分の世界を思い浮かべながら、そこを通るだけ。ただ――まれに戻れない人もいるみたい。理由はわからないけどね。 (04/29-21:43:29)
ネノ >  …。 (相手が指差した方向をサッと見て確認する)  …ありがとう  (バリバリ警戒したままだけど、一言そう告げて) (04/29-21:46:32)
シルヴィア > ……どういたしまして。元の世界にちゃんと戻れるといいわね。(戻れるかどうかは、本人次第ではあるのだが。一応、そんな言葉をむけて) (04/29-21:48:48)
ネノ > …ああ (そう言うと、やっぱり警戒しながら相手が指差した方角に足を向けて歩き出す) (04/29-21:54:08)
シルヴィア > …良い夜を。(歩き出す後ろ姿を見送りつつ、別れの言葉を送って)――さて、それじゃあ、もう少し歩いてから戻りましょうかね。(ネノの姿が見えなくなるのを待ってから、フラリとどこかへと歩き出して――) (04/29-21:55:38)
ネノ > (青年はするするすー…と夜の森にまぎれていった) (04/29-21:58:30)
ご案内:「とある場所 -3-」からネノさんが去りました。 (04/29-21:58:33)
ご案内:「とある場所 -3-」からシルヴィアさんが去りました。 (04/29-21:59:32)
ご案内:「月無しの草原」に娯暮雨さんが現れました。 (04/30-00:52:48)
娯暮雨 > (漆黒の闇夜を進む、ひとつの白い影。)……参った、ものだな…。(ざわざわと揺れる草原の真ん中で立ち止まる。見えぬ月を見上げては、切なげな溜息を零した。) (04/30-00:55:16)
娯暮雨 > ―…お前なら、こんな時はどうしていた…?…ー(身を抱く様にして、腕を組む。続いて唇を開きかけたところで、じわり… 体の痣が濃く浮き出る感覚に、視線を落とし眉を寄せた。此処は、闇の地同様、光がない。) (04/30-01:01:25)
娯暮雨 > それほどまでに闇を好むのであれば、一生沈んでいれば良いものを…っ。(忌々しげに、九尾の狐尾が逆立った。しかし、今、望んで自身の妖気を高めれば、本来の体の主の妖気が弱まる。唇を、噛んだ。) (04/30-01:17:56)
ご案内:「月無しの草原」にさんが現れました。 (04/30-01:19:30)
> (掴めそうで掴めない妖気の尻尾をついに掴んだ。男の体は既に臨戦態勢だ。高速で気配に接近し、隠れる事無くその背後へ降り立つ。見知った姿の中に何者かの気配を探る、目の前の姿は、妻か、ソレイ以外の何者かか。) (04/30-01:21:19)
娯暮雨 > ……(ぴくり、狐の耳が反応する。女の背後に生えた尻尾は、9つに割れていた。)―…何奴だ。(振り向かずに、ぽつりと。良く通る、いつもよりも大人びた声で尋ねる。) (04/30-01:24:23)
> こっちの台詞だ馬鹿野郎。(姿形が妻だとやはり調子が狂うのか、剥き出しの闘気が空回る。)((――狐。))(受け取った文に掛かれていたその言葉。少なくとも狂鬼、と言う風情では無い。動揺は一切表に出さず心に押し込め、妻の形をした何者かに吐いたセリフ。) (04/30-01:27:10)
娯暮雨 > ―…馬鹿野郎とは何だ。不躾な。(9つの尻尾で幾重にも弧を描きながら、腕を組んだまま相手の方へと振り返る。あからさまにムス、とした顔。を向けて。その顔立ちはあぷろだ1194をご参照。気配は完全に普段の女とは別のものの様であり、欠片ほどの近しさもある。相手の身なりを見据えるなり、再び口を開く)餓鬼か…。餓鬼が娯暮雨に何用か。 (04/30-01:33:09)
> …答える気が起きねェ、悪ィな。(小馬鹿にした様な態度で嘲笑すると、尚も言葉は続く。) が、こっちもてめェに用アリだ、問いには答えてもらうぜ。(滅茶苦茶だ。) (04/30-01:35:56)
娯暮雨 > …訳が、分からぬな…。(苛立ったようなジト目を向ける。己に用があると聞けば、何者だと、相手を見据えて。) (04/30-01:38:55)
> 一つは娯暮雨の中にてめェが居る理由(ワケ)―。(相手の返答など意に介していない様に言葉は続く。) 二つ目、…『鬼』とてめェとの関係だ。俺が何者か、なんてェのは返答如何によって変わると思ってイイさ。(要は相手にとって己が敵か味方か、そんな話だ。) (04/30-01:41:28)
ご案内:「月無しの草原」にさんが現れました。 (04/30-01:44:07)
娯暮雨 > (警戒心が高まる。ざわざわと煩く音を立てる草原に同調するように、じわりじわりと体に広がる痣がより濃く浮かんだ。ぎり、と腕を組む手の指先に力がこもる)―…私は、「鬼を封ずる者」だ。この鬼は、この娘と私の妖力がなければ……(言いかけて、はたり。眉を寄せる。言ってよいのか…?)…否、何でもない。(今のは無しだ、と尻尾をゆらり。油断はならない。相手は、この身に封じた鬼の仲間かもしれぬのだから。) (04/30-01:47:26)
> () (04/30-01:47:41)
> (恐らく警戒の度合いは双方五分五分と言った所だ。目の前の相手の言葉を鵜呑みにしても良いのか、男は慎重な判断を強いられていた。怒りと焦りに任せて動く時では無い、妙河に、妖鬼隊の面々に、出来うる限りの情報を伝えねばならないと、出来もしない忍耐を己に課して。)  ―勘違いするなよ。言うべきか否かの判断は、テメェじゃねェ、俺がするんだ。(足元から殺気とも妖気とも違う不気味な瘴気が広がる。) (04/30-01:50:18)
娯暮雨 > …答えねば力尽く、か。鬼らしいな…。(ふん、と鼻で笑いながらも、眉はどこか悲しげに下げられる)この娘の体をこれ以上傷つけることは、私が許さぬ。(組んでいた腕を解く。ぶわり。巨大な月を思わせるような、淡く輝く9尾が背後に広がった。) (04/30-01:56:01)
> 意外と話が解るじゃねェか。((九尾の狐、か。どうせなら別の場所で合い見えたかったモンだ。))(やはり言葉を弄する事は苦手だ。口端を吊り上げれば、拳を握った。) (04/30-01:57:47)
娯暮雨 > 誰が戦うと言った。(今、己の妖力を内ではなく外へと向ければ、鬼の封印が弱まるかもしれない。くるり、踵を返すと草原の中を駆けだした。脱兎ならぬ、脱狐) (04/30-02:01:36)
> ――小賢しいなテメェは…!!(やっとの思いで見つけた相手だ。男もそう簡単に逃がすつもりは無い。低速飛行で追尾する―!) (04/30-02:03:06)
娯暮雨 > ―…っ!(くん、と横たわった草につま先をひっかけた。当然、そのまま前のめりに突っ伏す訳で)≪べしゃ!≫(勢いをつけて追ってきたなら、9つの尻尾が男の目前に迫るだろう。) (04/30-02:07:23)
> ―!!((人の女房に勝手に怪我させンじゃねェよ…!!!…?))(あれ、怪我させたのは己か。頭がこんがらがって来た。)…バッ…!おいてめェ怪我は!?(しっちゃかめっちゃかです。) (04/30-02:09:34)
娯暮雨 > 貴様、よくも…っ!!(ばっ!と上体を起こし、立ち上がろうとする。くん、と地面に足を取られる心地に視線を下へ。草が絡まっている。自分のせいだ。)……ど、どうだろうか…?(おろ、と顔を上げて其方を見る。顔と髪は草だらけだが、どうやら怪我はないようで。) (04/30-02:13:53)
> 怪我は無ェが、場合によってはこれからして貰う。(相手のを跨ぐ形で見下ろすと、相手の眼前へ翳した手の平。相手は己と妻との関係に対して無知だった。ソレに賭けたのだ。) 話す舌を持たねェならお前に価値は無ェ、不本意だが殺す。怪我で、済めば良いな―?(完全に目が逝ってしまっている。膨大な魔力が手の平の中に集約されて行く―) (04/30-02:16:44)
> 怪我は無ェが、場合によってはこれからして貰う。(相手を跨ぐ形で見下ろすと、相手の眼前へ翳した手の平。相手は己と妻との関係に対して無知だった。そして妻の体を傷つける行為を非常に嫌っている。その二点に賭けたのだ。) 話す舌を持たねェならお前に価値は無ェ、不本意だが殺す。怪我で、済めば良いな―?(完全に目が逝ってしまっている。膨大な魔力が手の平の中に集約されて行く―) (04/30-02:17:33)
娯暮雨 > (怪我がないと聞けば、ほっと息をつく。それも束の間)それは許さぬ。(きっ、と頭上の相手を睨みつけると、するりと草から足を抜いて)許さぬが……。(闘えない。妖力を外に向ける訳には行かない。歯痒げに、唇を噛む)―良いのか。私を殺せば、娘は勿論、内に封じた鬼も死ぬぞ。(それは、望まぬのではないか。向けられた手の平の向こう側の相手の顔を睨んだまま、問う。) (04/30-02:24:41)
> 鬼を殺す事が目的だ、手間が省けていい。(浮かべた表情の中に滲む怒りは本物だ。妻の事を何も知らない己への怒り。理由はどうあれ妻の中に存在する妻以外の存在に対する怒り。事を荒立ててはならぬと己に課した戒めも、まだ芽生えて間もない理性には通じなかった。)  ―俺はお前”ら”の存在を許さねェ、ソレが必然だったとしてもだ。 (04/30-02:27:53)
娯暮雨 > 鬼を、殺す―…?(その言葉に、目を見開く。相手の真意を読み取ろうと、怒りの滲む表情をじっと見つめて)―…っ。(また一層、痣がその闇の濃さを増した。体に走る痛みに、思わず顔を歪め、俯いて)それでも私は、娘をこのままこの苦しみの中で死なせる訳にはゆかぬのだ…。 (04/30-02:36:03)
> 俺は― ―娯暮雨を苦しませるのも死なせるのも御免だ。   その苦しみに気付かなかった事も、全ての咎は俺にある。   ―せめて最後は痛み無く死なせてやるのが俺の情けだ。(最後の一言だけがハッタリで、後は真実だ。男はそろそろ、原因の解らない精神の摩耗に限界を感じ始めていて。) (04/30-02:39:34)
娯暮雨 > お前は一体…何者なのだ…?(今の言葉で、いよいよ分からなくなった。少なくとも、己にとって敵ではなさそうだが…)…質問は、何だったか。2つだったな…。(疼く痣を体内へ押し込むように、袖の上から腕を押さえつけて。ゆるり、顔を上げた。) (04/30-02:46:22)
> ただの餓鬼、お前がそう言ったろう。(話し過ぎた。行動と言葉が完全に矛盾してしまって居る。が、恐らく相手は馬鹿じゃ無い。何となく、己の思惑も勘付かれ始めていると思った。答えを聞くのに、もう脅しは必要無いと、数歩後退し。) ―言えよ、きっとお前にとっても悪いハナシじゃねェさ。お前が虚言を弄してねェなら、だけどよ。 (04/30-02:48:38)
娯暮雨 > ただの、とまでは言っておらぬ。(細かかった。離れる相手を見送って)―出来れば、ソレも収めては貰えぬか。コレが悦ぶ。(腕を抑えつけながら、相手の手の平に魔力が集約されたままであれば、その方を尻尾で示し。暫し、質問が何であったか思い出す間)まず1つ目。私は、この娘を器として鬼を封ずる為に使われた妖弧の遺骸だ。娘の持つ妖狐の力も鬼を封じる力はあれど、娘は鬼狐だ、純粋な妖狐ではない。…それでは足りぬ。私が居てこそ、鬼はこの体に封じられている。 (04/30-03:00:24)
> (無駄話はスルーして話の一言一句までをつぶさに記憶する男。手の平の魔力を体内に収めれば、コレも情報の一つになり得るだろうか、等と考えつつ。) 遺骸は遺骸だろ、今テメェは生きてる様に見えるが。 …詰問は後にするかね、続けろよ。(緩く首を振っては続きを促し。) (04/30-03:03:14)
娯暮雨 > …それは、私にもわからぬのだ。 ……二つ目、だったか…。(男が魔力を収めると、いくらか痣が薄くなった。一息、吐息を洩らした後、視線を横へと流して)お前もこの世のものであれば、この鬼の醜悪な行いの数々はしっていよう。邪鬼は…私の里をも襲った。里を守る1人の鬼と共に、私達は応戦した。その戦いの最中、私はこの鬼に殺されたのだ。         (04/30-03:11:56)
> かくかくしかじか、結果鬼はお前の遺骸に封じられ―  娯暮雨に―   元は娯暮雨はその里の者か。或いはその”もう一人の鬼”か。(妻の過去に触れる推測、願わくばハズレであって欲しい憶測に男の表情は歪む。) (04/30-03:15:00)
娯暮雨 > (ゆるり、首を横にふる)私が死ぬ間際、2人の鬼は憔悴しきっていた。もう一人の鬼が邪鬼に止めを刺そうとした処で、あろうことに邪鬼はまだ赤子であった娘の身に逃げ込んだのだ。一筋縄ではゆかぬその邪鬼を封じるには、私の遺骸の力だけでは叶わない。強力な術が必要だった。もう一人の鬼は、元は人間の法師だった。息絶える間際、私が頼んだのだ。私の遺骸と共に、娘の体に鬼を封じてくれ、と。(顔をあげぬまま答える声は、少し、震えている)…―娯暮雨は、私の娘だ。 (04/30-03:29:03)
> (話を聞き終えた後、僅かな沈黙が流れる。目を閉じ、小さく深呼吸をした後。)―お前は、娯暮雨の親父ってワケだ。(焦り、怒り、悲しみと同情、深い全ての勘定を飲み込んで男はガラリと声色を変えた。妻の中に存在する妻でない何か、無条件にそれらを憎む気持ちが、自然と薄まって行くのを感じた。疑いの気持ちも、もう無い。我ながら甘いと、そう内心で笑いながら。) 最後に一つ聞かせろ。娯暮雨が里を出る時、その魔力は掻き消える様に感じられなくなった。―お前の差し金か。  もしそうなら。邪魔立てはしない、他言もしない。お前が報せられる時だけで良い、居場所を教えて欲しい。 (04/30-03:33:24)
> (話を聞き終えた後、僅かな沈黙が流れる。目を閉じ、小さく深呼吸をした後。)―お前は、娯暮雨の親父ってワケだ。(焦り、怒り、悲しみと同情、深い全ての感情を飲み込んで男はガラリと声色を変えた。妻の中に存在する妻でない何か、無条件にそれらを憎む気持ちが、自然と薄まって行くのを感じた。疑いの気持ちも、もう無い。我ながら甘いと、そう内心で笑いながら。) 最後に一つ聞かせろ。娯暮雨が里を出る時、その魔力は掻き消える様に感じられなくなった。―お前の差し金か。  もしそうなら。邪魔立てはしない、他言もしない。お前が報せられる時だけで良い、居場所を教えて欲しい。 (04/30-03:33:49)
娯暮雨 > ……自分に可愛げがない事は、重々承知している。(沈黙の後、袂で顔を拭う仕草をし、そこからまた少しの間を開けて、ムスりとした顔を上げる。)―それは …… と、私が答える前に、お前も答えよ。私の返答次第だと言ったな。―お前は、何者だ。(里の者に、この様な鬼がいた記憶はない。じ、と見据えて) (04/30-03:40:38)
> ――お前を恨みはしない。(相手の質問に全く答えていない様な一言から言葉を紡いだ。) 数奇な運命の中で、アイツは里と出会い、家族と出会い、自ら”鬼”に立ち向かうまでの心を養った。お前の決断は間違ってなかったって事だ。  …本当に数奇なこった。 ―その運命の中で娯暮雨は時空の扉を越え、俺は娯暮雨と出会った。     ―名は卍、娯暮雨の夫さ。(何とも言えない、困った様な笑みを浮かべて。) (04/30-03:45:09)
娯暮雨 > 自ら…?(はたり、瞬く。)時空の…?(また、瞬いて) …………。(言葉を、失った) (04/30-03:49:58)
> 娯暮雨の中に居ても、全て見て来たってワケじゃねェンだな。(何となくそんな気はしていたが。) (04/30-03:51:22)
娯暮雨 > ……ああ。(こくり、頷くと共にほとり、と涙が頬をつたった。俯くと、それを拭い)そうか、…娘も私と同じように鬼を愛したのだな……。 …卍。すまぬが、今の質問には答えられぬ。私は何もしていない。寧ろ、里に戻りたくとも戻れぬのだ。 (04/30-03:56:10)
> 愛想が無ェのはお互い様だ、言いてェ事は解るが言うな。(冗談めかして笑うと、次ぐ言葉に再び考え込む様な表情を。) ―解った。聞きてェ事は山ほどあるが全部聞いてりゃ夜が明けちまう。里へは戻れるか、俺も戻る用が出来た、帰るなら連れて行く。 (04/30-03:58:49)
娯暮雨 > 夫は…娯暮雨の父親はお前よりもよっぽど愛想があったよ。(顔を上げる。笑顔を向けられては、参ったように眉尻を下げ)―共に行きたい。しかし、そろそろ戻るころ合いだ…。(確認するように、袖越しに痣を抑えて)娘を家まで送ってくれ。 (04/30-04:04:31)
> 妙な気分だぜ。(相手の体を抱き上げると、苦い顔をしてふわりと浮き上がる。体は妻その物、中身は違う。)  お前には悪いが俺”ら”は俺らで行動する。期せずして、お前の敵討ちも果たす事になるだろうな。<ギュオッ!!!>(妻が目覚める前に里へ運ぼう。妖鬼隊詰所の前に、今日解った情報のあらましを記し(狐が娯暮雨の父である、と言う事は、狐鬼出生の発端となった出来事も含めて伏せた。彼らが既知の情報かどうかは知らないけれど。)矢文の様に貼り付けて置いた。そして男は、妖鬼隊との情報交換を除き、里からも、妻の前からも姿を消した。) (04/30-04:11:16)
> pl:遅くまでお相手有難う御座いました…!遅れを取り戻す(?)為に早回しの展開になってしまって申し訳ないです…!ソレでは失礼致します! (04/30-04:12:30)
ご案内:「月無しの草原」からさんが去りました。 (04/30-04:12:36)
娯暮雨 > pl:こちらこそ遅くまでありがとうございましたー!の、亀進行は私が原因ですのでどうぞお気になさらず…!(ぺちゃ)ゆっくりお休み下さいませー! (04/30-04:15:38)
娯暮雨 > (男に抱き上げられると、また、痣が疼いた。眉を顰める)敵討、かー…。(風をうけながら、目を瞑る。そのまま、意識を手放して…。翌朝、里で目覚める頃には、いつもの妻だ。) (04/30-04:19:05)
ご案内:「月無しの草原」から娯暮雨さんが去りました。 (04/30-04:19:09)
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