room44_20140504
ご案内:「(※)ギルグッド邸」にロネさんが現れました。 (05/04-18:32:12)
ロネ > (時は昼にさかのぼる。)……ぁ?(うっすらと男は目を開いた。数度呼吸をして違和感に気づく。妙に空気が綺麗だ。)…………、(のっそりと起き上った。 目があった。琥珀の眼が、己に突き刺さった) (05/04-18:33:34)
ロネ > Σ!!?!?!?!!(男は硬直した。そしてすぐに気づいた。それは壁にかけられた絵だった) (05/04-18:33:57)
ご案内:「(※)ギルグッド邸」にギルグッドさんが現れました。 (05/04-18:34:54)
ギルグッド > <<ギィ―――ィ、>>(扉が開いた)気分よく目覚めたかね、ミスター・リドリー?(無遠慮に入ってくる)いや、ここはロネ=フィリップスと言ったほうが良いじゃろか。 (05/04-18:37:50)
ロネ > (部屋は広く、ゆったりとした客室だった。しかし置いてある家具という家具が須らくけばけばしい。東洋趣味の色濃い、中国風の寝台、インドの仏像、糜爛、はたまたあれは日本の浮世絵だろうか?)……グレッグ?(男はギルグッドを過剰なまでに警戒して、見やった)ここは……何故私はここにいるんだ!? (05/04-18:40:05)
ギルグッド > ほう。ワシの顔を覚えているか。久方ぶりじゃのう、『ロネお坊ちゃん』? オブライエンと違っておまえさんは覚えておらんと思っておったわい。(はっはっはと豪快に笑い、微塵の躊躇もなく、植物文様の織られた絹張りの椅子に腰かける)懐かしいじゃろう、あの絵。まったくおまえさん、嫌味なぐらいに父親に似て育ったのう。(壁に堂々とかけてある絵を見やる。金モールの赤い軍服に身を纏った、堅牢な壮年の男の肖像画。こげ茶色の髪をきっちりと撫でつけ、口ひげを蓄え、頑強そうな琥珀の瞳でいずこかを睨み付けている) (05/04-18:44:16)
ロネ > 質問に答えないところも変わっていない。(苛立つように言う)答えろ。私は何故ここにいるんだ、早く帰せ! (05/04-18:47:05)
ギルグッド > 短気なところはまったく変わっとらんのう。ロンドンで見せてくれたあの優しさはどこへ行ったんじゃ?(おいおいおい と嘘泣き。)まあ落ち着け。ワシはこれでもおまえさんを匿ってやったんじゃぞ。あの異世界から来たとかいう連中からのう。(すまし顔) (05/04-18:50:20)
ロネ > あなたは商売相手としか思ってないのでね。(刺々しく言う。)……異世界。(そこで はっ となった) そうだ、オブライエンはどこだ!!? ダラ=フィッツモリスとキャサリン=ペラムとやらはどうなった、いやそれはどうでもいい、オブライエンだ、あいつに私は尋問せねばならん!!!(わめいた) (05/04-18:52:28)
ギルグッド > まあまあ落ち着け。折角ワシのメイドが塞いでやったあばら骨がまた割れるぞ。(さらりと妙なことを言いつつ)いまオブライエンのところに行っても、おまえさんが尋問されるだけじゃろ。やめとけ。フィッツモリスから話を聞いたときに大凡予想はついとったが、おまえさん、どうやらオブライエンの良いように使われただけじゃ。 (05/04-18:56:11)
ロネ > ……そんなことは始めから分かっている。私はオブライエンの手ごまとして動いた。それは良い。納得している。 だがあれは何だ、なんであの連中が―― (と言ったところで、 男はギルグッドをまじまじと見やった) ――あなたはどこまで知っているんだ? (05/04-18:59:35)
ギルグッド > おまえさんが異世界とやらの愉快な連中と知り合いということぐらいじゃな。(けろりと言う) (05/04-19:02:20)
ロネ > ……オブライエンはやつらを雇ったのか?(慎重に尋ねる) (05/04-19:02:44)
ギルグッド > そうみたいじゃのう。(いけしゃあしゃあ) (05/04-19:02:53)
ロネ > …………。(何かを考え込む)……やつも異世界の存在を……(ぼそり) (05/04-19:03:30)
ギルグッド > さあのう。(しらっ)まあええわい、そんなに帰りたいのなら帰るがよい。じゃが、これは貸しひとつじゃぞ。 (05/04-19:36:30)
ロネ > …………。 帰らせてもらう。(杖をついてベッドから立ち上がった。あばら骨の痛みは消えていた。若干怪訝に思うも、そもそも無我夢中の間の出来事だったし、大したことなかったのかと思い込んだ。) (05/04-19:38:56)
ギルグッド > (扉を開け、中年のメイドが人形師のコートや帽子を抱えて歩み寄る)帰りの馬車と汽車ぐらい手配しよう。 (05/04-19:41:58)
ロネ > (ふん。とつんけんしてコートと帽子受け取り。 そのメイドの姿に軽く目を見開き。 だがメイドは軽く一礼し、微笑むと、いそいそと出ていく)……あなたは私から、本当に何もかも奪うんだな。(呆気にとられ。) (05/04-19:44:26)
ギルグッド > 何を今更恨んでおるのじゃ? 捨てたのはおまえじゃろうに。(はっはと笑う。 そして陽は傾き、初老の紳士は屋敷を巡り、人形師は黄霧の街へ還る。) (05/04-19:47:02)
ご案内:「異世界 -3-」からギルグッドさんが去りました。 (05/04-19:47:04)
ご案内:「異世界 -3-」からロネさんが去りました。 (05/04-19:47:10)
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