room20_20140507
ご案内:「春色草原(日中)」に娯暮雨さんが現れました。 (05/08-00:00:05)
娯暮雨 > (目に優しい色合いの野花の中。ぽつり。抱えた膝に顔をうずめて、座っている。)……―…―…♪……(風に乗って消えてしまいそうな、子守唄。) (05/08-00:03:32)
娯暮雨 > (全てを照らす春の陽気は、身に染みる程、温かい)…― … …♪ ―…(着込んだ着物の下は、墨で渦を描いたかのような痣だらけだ。疼くそれをあやす様に、ゆるり、ゆるり。腕を摩る。) (05/08-00:10:30)
娯暮雨 > ―… …(空気に溶け入るように、しん… と、歌が消えた。それでも腕をさするのは止めぬままで。―ぱたり、ぱたり。どこからか飛んできたモンシロチョウが、鬼の角に止まる。) (05/08-00:16:01)
娯暮雨 > (ぱたり、狐耳が反応する。モンシロチョウは、羽を休めたまま、動かない。)…―?(頭上に何かの気配を感じて、手を止める。もぞり、少し顔を上げて、斜め前に伸びた影を見やった。草花の上に落ちた影は歪で、それでもこの太陽の下ならば、くっきりと色濃く見える。角の先に、小さな三角形の影を認めれば、和やかに目を細め。ふわり、尻尾が揺れた。) (05/08-00:26:33)
娯暮雨 > (そうしてまた、腕に頬を寄せながら、ゆっくりと膝に顔を埋める。その間も、体の痣は疼いてばかり。ぽんぽん。と、あやす様に着物の上から優しく腕を撫で、目を閉じる。) (05/08-00:36:44)
娯暮雨 > ―…(日が傾き、空が紅く染まる頃には、モンシロチョウの姿はなく、鬼狐の女の姿もまた、消えていた。) (05/08-00:46:59)
ご案内:「春色草原(日中)」から娯暮雨さんが去りました。 (05/08-00:47:06)
:::: PbsChat v2.5.1改変版 ::::