room42_20140522
ご案内:「とある和洋館」にロベリアさんが現れました。 (05/22-22:19:52)
ロベリア > (花を摘む。花を摘む。もうじき三日月になる月明かりが注ぎ込むサンルームで、娘は瑠璃と赤紫の花を摘んでいた。満開に咲いた自身と同じ名の花は、今が盛りとばかりに咲き誇っている。鉢植えから溢れそうなそれを、その分だけ手ずから摘んで) (05/22-22:23:10)
ロベリア > (少し前に異世界から持ち込み、鉢に移した花はどれももう根を張り、葉を茂らせ満開の花を咲かせている。己が植物を育てると、いつもそうだ。それでいて盛りの時を過ぎてもなお、花は美しいままの姿を保っていたりする。ずっとそうだったから、娘はそれを違和感として感じることはない。 1/3ほど摘んだところで手を止めて、そっ と撫でるように土に触れるとサンルームを後にする。赤い絨毯の敷かれた廊下に、片腕に抱えるほどの花を手に出てきて) (05/22-22:29:32)
ロベリア > (スルスルと長い花びらのような裾を靡かせ、館の主の部屋前を通り、与えられた自室へ戻ろうとして――) ……(ふと。今朝見た夢を思い出す。階下へ続く階段の方を見やって。 少し考えた後、廊下を渡り音もなく階段を下りていく) (05/22-22:34:29)
ロベリア > (階段を降りた先にあるのは、洋間。靄がかかったようにはっきりとはしないが、夢で見たのも恐らく同じ) ……毎日歩いてるから、夢に見ても不思議じゃない、かもだけど。(でも、それにしては違うところもあった。そこだけは鮮明に覚えているのだ。洋間の奥へ続く扉へ、花を抱えたまま手を掛ける) (05/22-22:39:17)
ロベリア > ……食堂、なの。(そう。目の前に広がるのは、いつも食事を取っている広々とした食堂。けれど夢は違った。人形が、いた) ぅーん…(人形なんて高価なもの、生まれてこの方見る機会すらほとんどないのに。それを夢に見るって、あまりないことのような気がした。好きで好きで、焦がれているものならまた別だろうが。 ……極上のスイーツとか) (05/22-22:42:48)
ご案内:「とある和洋館」に室内さんが現れました。 (05/22-22:44:56)
室内 > (スワッ! 食堂内は、夢の中では真っ暗で人形だけが見えていた。思い返せるものならば、食堂には在る筈のない場所に窓が在り、その前に人形だけが並んでいた筈だ。) (05/22-22:45:43)
ロベリア > んと……(確か、この辺り。夢で人形が置かれていた場所に、てくてく歩いていって。そういえば、部屋は暗かったのに何で人形が分かったのだっけ。と思い返せば、窓があったことも思い出せよう。実際の、こことは違う場所だった気がするけれど) 櫟みたいな女の子のお人形と、ロベリアみたいな男の子のお人形だったはず……なの。(人形が置かれていたと思われる場所に佇み、ぽつり。分かりにくい例えだが、女性の東洋人形と男性の西洋人形、と言いたいらしい) (05/22-22:49:33)
室内 > (現実の「食堂」にある窓は、右手の通路側にひとつだけ。「夢の中」には無かった筈の、食卓と椅子が並んでいる。 「夢の中」で窓と人形が在った場所には窓は無く、なんの変哲もない花鳥画が飾られている。敢えてなら、それは西洋画にも関わらず題材が東洋の梟と梅の花である程度。) (05/22-22:54:36)
ロベリア > ((そういえば、食堂の右手側も違ったの))(見たこともないようなランプが立ち並ぶ通路を思い出しつつ) ……(絵のことなんて何も詳しくない娘はしかし、描かれた花の名だけは知っていた。植物に関する知識は、古今東西問わず豊富なのだ。花を片手に抱えたまま、何とはなしに絵に手を掛けて。娘の身長でも届く高さかな?手に取って見てみようとする) (05/22-22:58:28)
室内 > (壁に飾られた絵の位置は、少女が背伸びをすれば裏面を見ることが出来る程度の位置。外すには、ちょっと高い。 確かめるならば、裏面には「Mourad(ムーラッド)」と異国の人名らしきものが記されている。 普通の絵画のようだ。) (05/22-23:01:36)
ロベリア > (身長が 足りない!背伸びして、チラ と裏面を覗いてみることに) Mou……ムーラッド、かな?(この絵を描いた人だろうか。心の中でもう一度、その名を反復し。ぺた ぺた。絵の掛かる壁に触れてみる) (05/22-23:06:00)
室内 > (壁は、何の変哲もない板張り。特に怪しい仕掛けや秘密は無さそうだ。極めて普通の、食堂らしい。) (05/22-23:07:13)
ロベリア > (普通の壁だ。踵を返し、右手にある窓の方へ。空いていれば、そこから向こうの通路へ出ようとするお行儀の悪い子はこちらです。 嵌め殺し式の窓なら、普通に部屋を出て浴室へ続く通路へ。夢の中では不思議なランプが並んでいた通路へ向かおうと) (05/22-23:11:11)
室内 > (通路側の窓は、上ががらっと開けられる硝子の格子窓。小さな身体の少女なら尚更、難なく通路へ出ることが出来たようです。 通路には灯篭なんて一つもなくて、外に面しても窓が並んでいるだけの普通の通路のようだ。 夜故に、何の変哲もない吊りランプの明かりだけが通路を照らしている。) (05/22-23:15:35)
室内 > (通路側の窓は、上へがらっと押し上げて開ける硝子の格子窓。小さな身体の少女なら尚更、難なく通路へ出ることが出来たようです。 通路には灯篭なんて一つもなくて、外に面しても窓が並んでいるだけの普通の通路のようだ。 夜故に、何の変哲もない吊りランプの明かりだけが通路を照らしている。) (05/22-23:16:07)
ロベリア > (ショートカットは成功の様子。トン と通路へ降り立てば、ちょうど燈籠の並んでいた辺りだろうか。扉も普通に、開くのだろうな。ガチャリ) ……こういうのじゃ、なかったの。(天から吊られたランプを見上げ。夢に見たのは、見たこともない形をしていた。人形といい、見たことのないものを夢見るなんて、やっぱり変なの。と) (05/22-23:19:56)
室内 > (夢の中ならば、正に灯篭がぶらぶらしていた端っこのあたり。床にも天井にも、そんなものが吊るされていた形跡はない。 扉も板が打ち付けられているような事はなく、普通に開きます。あっちの方でお風呂もホカホカ沸いてます。) (05/22-23:23:11)
ロベリア > (そういえばお風呂は東洋西洋どっち式なのかな。かな! 一通り見て回れば、ぅーん。と首を傾げつつ今度は通路を通って玄関の方へ。扉から向かって正面の部屋、は夢と同じだっただろうか。暖炉のある西洋のお部屋。ちょっとだけ開けて、覗いてみる。 こうパタパタパタパタしていては、家主にまた探索しているのかと思われそうな) (05/22-23:27:04)
室内 > (実は、お風呂は西洋式です。バスタブも、シャワーも、あるんだよ! 夢の中を思い返しながら洋間の扉の中を覗いたらば、ふっと違和感を覚えるかもしれない。 実は室内が鏡合わせのように夢の中とは異なっている。基本的な雰囲気や家具はそのまま、扉の位置や家具の配置が鏡合わせの如く現実と夢では逆の位置だ。 家主は二階で書類を手に、不思議そうに首を傾げているのだとか。また探検中かな、と。) (05/22-23:30:22)
ロベリア > (ね、猫脚のバスタブだったりするのだろうか!もしそうだったら、これでも一応女子なのでときめいたと思います←) ん…?(チラと覗けばふと感じる違和感。一度扉を閉じ、また開けて。やっぱり違和感) ……ぁ。逆なの。(ぽん。2度目で気付いた。ごそ、とポケットから小さな手鏡を取り出し――これでも女子だから持ってるんです 部屋を映してみる。それで確信に変わるだろう。またまた不思議な話だけれど) (05/22-23:35:09)
室内 > (金の猫脚に、つるんとした白いバスタブです。注文すれば、あわあわバスタイムも可能だ! 鏡に映した室内は、正に夢で見たそれだ。細かな部分で言えば置物や本棚の内容もなんとなく変わっているけれど、何処がどうとまでは分からない、かもしれない。) (05/22-23:38:16)
ロベリア > (それははしゃいだ。間違いなくはしゃいだ。泡風呂とか今でもはしゃいでるに違いない。 夢では閉まっていた扉は、先程降りてきた2階へ続く階段への扉。細かなところもちょっとずつ違うようだが、どこがどこまでかは分からない。後は…と思い出し、扉を閉じて左の通路を進む。和室と書庫…は入れた記憶がある) ぁ。(そういえば、応接間は開かなかった。一応、起きている今もカチャと扉を開けてみて) (05/22-23:42:12)
室内 > (応接間の扉は、すんなり開く。紅い絨毯の敷かれた室内には、アンティーク調のテーブルセットと、戸棚。そうそうお客様なんて来ないので、室内はそう使われた形跡もなく綺麗なものだ。) (05/22-23:44:55)
ロベリア > (今は居候させて頂いている身では、ここへ立ち入る機会はあまりないだろう。中を覗いただけで扉を閉じ、今度は書庫へと。 2階の施錠された部屋、毒物が並ぶ部屋はこの間案内してもらったけれど、書庫の向こうの施錠された部屋は何なんだろうなぁ、などとぼんやり考えながらてくてくてく) (05/22-23:46:59)
室内 > (書庫の間取りは、夢の中とそのまんま。雑多な本が壁際にぎっしり並んだ本棚も、そのまんま。 唯、夢で見たように破れた本が突っ込まれていたり、巻数がばらばらに並んでいることもない。几帳面とまではいかないものの、きちんと普通に整理されている程度には本が並べられている。) (05/22-23:49:26)
ロベリア > (書庫は、邸宅の中でも群を抜いて訪れている場所だろう。読書は好きだし、異世界の書物を手に取るだなんてそれだけでも楽しい。毒に関する本は特に。 整頓されて並ぶ本を見やれば、また一つ夢とは違うことを思い出して) ……夢の中のここは、ちょっとぐちゃぐちゃだったの。(まるで家主が異なるかのように。1冊2冊本を手に取り、状態を確かめたりして) (05/22-23:52:59)
室内 > (書物は日本語で書かれたものが多いながら、専門書も揃えられている為か洋書もそれなりの量。 夢の中の本の状態を例えるならば、誰かが慌てて突っ込んだとか、本に興味のない人間が適当に突っ込んだとか、そんな印象が近いかもしれない。 手に取って見る本も、特に破れていたり雑に扱って傷んでいるようなことはない。綺麗なものか、はたまた普通によく読んでいればこうなるだろうな、という程度のくったり感。) (05/22-23:57:19)
ロベリア > (日本語は読めないから、読むのはいつも洋書なのだろう。絵や写真が入っているものなら、眺めているだけでも楽しいのか手に取ったりはしているだろうが。手にした本は、きちんと元在った場所に戻して) 後は……(和室だ。書庫を後にし、畳の間なのだろうか――の部屋へ足を踏み入れる) (05/23-00:00:35)
室内 > (和室は、きちんと畳敷き。見る限り夢の中と特に変わりは無く、がらんとしている。 唯、夢では季節外れの花が飾れていた床の間の花瓶には、季節のものが活けられている。遅咲きの藤の花。) (05/23-00:03:00)
ロベリア > (藤は櫟が設えているものだろうか。花を片手に抱えているのでもう片方の手で そっ と、藤の花を撫でようと) ……多分、これだけ かな。(夢では2階へは行けなかったから、と首を傾げ。因みにこれは、暗い部屋にあった人形に触れようとして目が覚めました) (05/23-00:05:47)
室内 > (実は、屋敷の庭には藤が植えられております。この屋敷に他人が出入りしているのを、少女は見たことがないだろう。おそらく家主が、庭の藤を切って活けただけのようだ。しかし、庭の藤も世話はしていないのでそろそろ野生化するかもしれない。ちょっと野性味を感じる花だ。 屋敷の何処を見て回っても、夢の中で見た「人形」も「灯篭」も見付からなかった事でせう。) (05/23-00:10:38)
ロベリア > (野生化する藤の木…!サンルームを植物園化しつつある娘が、藤の木について聞く機会があればお世話を買って出るかもしれない。一通り見て回ったけど、やっぱりただの夢かなぁ とぽつり。それにしてはやっぱり、何か、違和感を覚えてしまうのだけれど。あの女の人の声も、耳に残っているし。 部屋を後にし、取りあえず。と廊下を渡って2階へ上がりましょう。てくてくてく。 その足は与えられた部屋ではなく、家主の部屋の方へ。まだ起きてる気配 だろうか?) (05/23-00:16:08)
ご案内:「とある和洋館」から室内さんが去りました。 (05/23-00:17:04)
ご案内:「とある和洋館」にイチイさんが現れました。 (05/23-00:17:51)
イチイ > (階下に響く小動物めいた足音を聞くともなしに耳にしながら、お仕事を片付けたらば件の足音が上がって参りました。眠るのかと思いきや、こちらへ近づく足音に腰を上げて) ロベリア、眠れないのだろうかね。(起きている気配、どころか起きていました。不意に扉を開きつつ、少女の姿を探して視線を投げ掛けやう。) (05/23-00:20:08)
ロベリア > ゎ。(ちょうど扉の前に来たところで不意に扉が開けば瞳を丸くして。赤い瞳がぱち、と瞬く) ぇと。そうじゃ、ないけど。(サッ 抱えていた花を、後ろ手に隠して。遅いけど) 朝、話した夢のこと。(覚えてる?と小首を傾げ。階下を回り、あれこれ思い出していたのだ、と簡潔に) (05/23-00:23:37)
イチイ > (おや、驚かせてしまったらしい。隠された花に浅く首を傾げるものの、続いた言葉を聞けば一歩室内へ足を退いて) 成る程、間違い探しをしていた訳だ。(もし話があって来たのならば、中へ入るかな、と確認の視線。) (05/23-00:28:51)
ロベリア > なの。(こくり。頷く) 分かったような、分からないような、だけど。(でも、せっかくなら聞いておきたいかもしれない。視線に、ちょこ お部屋に一歩、彼が下がるのに合わせてお邪魔させて頂こうと) ぁ……あのね、櫟。(それとは別に、と前置きして。ちょっと そゎ としながら声を掛ける) (05/23-00:32:16)
イチイ > ふむ。此処へ来て間もない以上、此の屋敷の夢を見ても不思議では無いとは思うが。(踏み出す少女を室内へ促して先に部屋へ入ると、取り敢えず小振りなテーブルの椅子を勧めて) ……?(こてり。他にも何か有るのだろうか、先程とは逆側に首を傾けて少女を見遣る。) (05/23-00:35:03)
ロベリア > ロベリアも、そう思ったけど。でも、だったらそのまんまの夢、見るかなぁ って。(思うの。と小さく唸って。勧められた席へ腰を降ろす、その前に) これ……前に言ってた、お花。(ずぃ と今しがた隠した、娘の片腕で抱えれる程の小さな花束を、そちらへ差し出す。瑠璃と赤紫、二つの異なる色合いの瑠璃蝶々、つまりはロベリアの、小さな小さな花束。包みもない、リボンも巻かれていない、今しがた摘んだばかりのような花だが、器用に一部の茎を使ってまとめられたそれは、何とか花束の体を成している) (05/23-00:39:32)
イチイ > 其れは一理有ろうかね。(成る程。そう言えば、人形がどうとか言っていたような…と、今朝方の記憶を探る目の前に、差し出された小さな花束。ぱちり。赤紫の瞳を瞬いて、思い返す先日のお約束。) …ああ、もう咲いたのか。昨今、よくサンルームから花の香がすると思った。(暫く前に覗いたら、植物園になりそうな勢いで驚いた。薄らと口元に笑みを浮かべて、そうっと少女の手から小さな花束を受け取ろう。) 有り難う、ロベリア。瑠璃蝶々に瑠璃と異なる色が在ろうとは、初めて知った。 (05/23-00:44:24)
ロベリア > お花とか、いつも触れてるものの夢ならまだ分かるんだけど。お人形とか、ほとんど見たことないし。見たことないランプもあったし。(不思議でしょ?と言うように言葉を続けて。受け取ってもらえれば、僅か、ほんの僅か頬に紅が差す) 他にも白とか、瑠璃と白のグラデーションとか、薄い紫とか、色々あるの。……あのね。これはロベリア。こっちは櫟。一緒なの。(そう、視線で瑠璃と赤紫のそれぞれを指した。チラと上目で、相手の赤紫の瞳を見やって、視線を逸らす。手を降ろし、きゅぅ と袖を握った) (05/23-00:50:26)
イチイ > 人形に、見た事のないランプか…。(確かに、どちらも此の屋敷には存在しない。花束へ軽く鼻先を寄せて、くんと甘い花の香りを確かめれば、少女の解説に思わず瞬いた赤紫の双眸を笑むように細めた。) 私だとは思いもしなかったのだけれど、こうして互いの花を共に束ねてくれる程度には心を許して貰えたと思って良いのだろうかね。実に愛らしい。(一緒、とは。微かに笑って、ベッド脇の棚に乗せた飲み水用らしい水差しへ、躊躇いも無く花を活けよう。萎れてしまっては勿体無いもの。) (05/23-01:01:52)
ロベリア > 女の人の声も、だけど……心当たり、ない? ――ゎ…((笑った、の…))(今までも、ほんのり笑むのを見たことはあったけれど。何故か今のはちょっと、どき として) ……ロベリア、櫟のことは嫌いじゃ… 好き、なの。(嫌いじゃない。そう言いかけて、小さな小さな声で言い直した。視線は思い切り逸らしながら。 花は、水に活けておけばとても長くもつことでしょう。それこそ普通の花なら萎れて枯れ落ちる頃になっても。 言ってから、頬がまた少し染まった気がする。けれど急に ふっ と表情を曇らせて) ……ねぇ。櫟は、毒……平気なの?(毒を持つ妖樹と同化していると言っていた相手。自分の持つ、毒を塗ったナイフで傷を付けても平然としていた彼。自分が傍に居ても、何ら変わらないように見える人。なら、きっと、大丈夫だとは思うけど。 昨日の、時狭間での一件を不意に思い出し表情に影が差す) (05/23-01:12:23)
イチイ > 女の声。…此の邸宅には、私しか居た試しは無い。が、死者ならば、話は別だろうかね。(ふーむ。少女の疑問に考える頃には、常の変化が薄い表情に戻っている。それでも、小さく届いた声にはその表情が和らいだか。) それは嬉しい限りだ。私も好きだよ、ロベリア。(その愛が真っ当なものかは些か怪しいが、当然の如く少女に答える口元には淡い笑みが戻る。じわじわ驚かされる事になる花を活ければ、テーブルへ戻って少女の正面に腰を落ち着けて) …毒? 何由来かにもよれど、私に毒は利かないと思うのが良いだろうね。植物毒なら私には利きはしまいし、その他の毒も凡そ身体が耐性を作る。(故に、毒では死ぬに死ねない。毒に耐性を持つ少女、ならばこそ何ぞ憂いでも有ろうかと不思議そうに首を傾げて少女を見るのです。突然、翳ってしまった表情を、軽く覗き込むように) ロベリア? (05/23-01:24:15)
ロベリア > 死んだ人……(その考えはなかった。んん、でも櫟しか居たことないんじゃ、幽霊がひょっこり入って来たということだろうか。むーん?) そういえば、櫟の家族は?(とっても今更だけれど、彼の口から家族のことが語られたことがないのに気付く。離れて暮らしてるのかな、と) ……ありがとなの。ロベリアの身体が、でも。(それでも娘は今まで、好意らしい好意を向けられたことはないから。以前とは違って、ちょっぴり苦笑しながらだがお礼を言った。 そうそう、花を渡してからは勧められた席に着きました。相手の言葉に俄かに ほっ とした表情を見せて) 植物毒のこと。じゃあ、じゃあ櫟は……ロベリアの傍にいても、何ともない? 何も変わってない?平気?(矢継ぎ早に質問を繰り返す。その瞳は不安で揺れていた) (05/23-01:32:44)
イチイ > そう、此の屋敷の地下には女性の屍も二体安置してある。(しれっと言い切った。他にも在るのだけれど、女性の屍は二体だ。) 私の家族は既に居まいよ。今は、私一人だ。(これもまた然して気にする風もなく、あっさりとした口振りで答えた。礼の言葉と少女の表情に、少し考えるように間を置いたものの、改めて口を開く前に少女の話が続いた。ほっとした様子に、ゆると瞳を瞬いて) 植物毒であれば、私の身を犯す事は出来まいよ。此の身には、既に先住者が居る。(どうにも不安げな少女の様子。感情の機微には些か疎い男であれど、流石に何かあったかと思うほど。 一息置いて椅子から腰を上げると、少女の傍らへ歩み寄って) 此の一月程、同じ館で暮らし、共に食事や茶を食したけれど、私の身に何ら異変は無いね。敢えてならば、幾分か人間らしい感情を思い出しそうな気がしている程度だ。(よいしょ。華奢で小柄な少女の身体、椅子から抱き上げる事は出来るかな。) ロベリア、私に植物毒は利かない。 (05/23-01:45:07)
イチイ > PL:……利かない…、効かない!!(誤字!) (05/23-01:49:12)
ロベリア > あぁ。(ぽん。と手を打つような感で声を上げる。そういえば、死体はいるらしいのだった。というか地下なんてあったの、とか思いつつ) 死体が探し物……あり得ないことじゃ、ないかもなの。(ふむふむ。でもそこまで考えて、ちょっぴり怖くなった) ……もしそうだとしたら、結構怖いの。(幽霊、なんて生まれてこの方見たことないけど。見たことないだけに、想像すると怖いものがあった。ゾゾ 返ってきた言葉には、「ぁ…」と言葉を詰まらせて) ごめんなさいなの。(不安に揺れていた瞳は、更にしゅんとして視線も一緒に落とされた。下を向いていた身体が不意に、ふゎりと浮いて) 感情…?(抵抗なく、娘は抱き上げられる。きちんと食事を取るようになっても、相変わらずか細く軽い身体。じっ と赤い双眸で櫟を見つめて) ……ぅん。なら、いいの。良かったの。 (05/23-01:55:49)
イチイ > (地下のひんやり感が、屍を綺麗な儘で維持するには丁度良いのだとか。) …しかし、どちらも円満に譲り受けたモノで、そう未練は無さそうな話であったのだけれどね。(ふむ。真実はどうあれ、幽霊、とはまた心が躍りそうな話だ。少女に反して、男はちょっと楽しそうだとか思った。謝罪の言葉には首を傾げて、男にとっては何のことも無いようだ。) 何も謝る事は無かろうよ。今は、ロベリアが居る。(家族ではなくとも。疑問には答えずに、さて、と実に軽く思える少女を自身のベッドへ運んで、そのまま寝かしつけようとするようで) 今宵は、此処で眠るといい。不安が在る時は、夢見が悪い。 (05/23-02:02:35)
ロベリア > 今になって、何か思い出したのかもなの。でも幽霊なら、あんまり会いたくはないの。(もし本当にそのどちらかなら、「誰か」が分かっているだけ恐怖心は多少なりとも薄れそうではあるが) ……(何か、言いたげに薄く唇を開くものの言葉にはならず。唯一つ、こく と頷いた。寝台へ運ばれれば、きょと と瞳を瞬かせ。相手の言葉にこくり、また一つ頷いた。チラ とそちらを見上げて) ありがとうなの。……ねぇ。手、握っていい?(自身の手は、重ねても冷たく寂しい。だから、誰かの体温が欲しかった。 今までは願っても、この身では叶わなかったこと) (05/23-02:12:50)
イチイ > ならば尚更、私の部屋で眠ると良い。ロベリアの眠りに這い寄るモノが地下の彼女であれば、私を見れば逃げ出してしまうだろうよ。(自分はそんな夢を見ていないから、その幽霊かもしれない存在は自分には近寄らないだろうと。少女の頷きを見届ければ、よし、とばかり微かに男の口許が弧を描く。少女をベッドへ寝かしつけると、自身は傍らの椅子へと腰掛けて) ああ、ロベリアが目覚めるまで此処に居よう。(はい、と片手を差し出して。男の片手も温かいと言う程では無いけれど、人並みに体温は有る。握っていれば、じんわり温かくなってゆくよ。) (05/23-02:19:41)
ロベリア > 這い寄るとか怖い言い方しないでなの。(ぅぅ、とちょっと身を震わせて抗議の声。夢の中の声はそんな感じではなかったけれど、ついズズ…な感で近付く女の人の幽霊を想像しちゃったの!と それは単に自分の想像力のせいでは) ……ぅん。(瞳を細め、ほゎ。と微笑んだ。まだ瞳は少し揺れてはいるけれど、先の言葉で気持ち的にはだいぶ、楽にして頂けたようで。櫟の方を向いて、そろ…と手を伸ばし、きゅ と握る。指先までひんやりとした感覚が伝わるだろう。逆にこちらはじんゎり感じる体温に小さく息を吐き) おやすみなさい。(そっ と目を閉じた。安心、したのだろう。程なくして握った手からはゆっくりと力が抜ける。眠りに就いてもなおも冷たいままの肢体は、僅かに上下する肩と薄い唇から漏れる細い呼吸がなければ、地下に眠る女性たちと同じ躯に思えるかもしれない。そのまま朝までぐっすりと寝入ったのでしょう。さて夢は見たのか見なかったのか) (05/23-02:28:17)
イチイ > (少女の抗議の声に、やはり婦女子とは言葉の些細な表現に敏感なものだ、とか感心したりして。それでも瞳を閉じた少女が幾分か安心した様子には双眸を、ほんのりと和らげた。誰かに片手を貸して眠るのを見届けるのは、弟が死んで以来初めてではなかろうか。) お休み、ロベリア。穏やかな夢を見ると良い。(まるで死者のように美しい寝顔を愛しそうに眺めて。そ、と額に掛かる髪を指で避ければ額への口付けを落とす。それは、妖樹の力をほんの少しだけ注ぎ込んだもの。 効果は今夜一晩だけだけれど、それなりに強い妖樹の力がとある存在を阻み、少女の安息を護るでしょう。明日はきっと、また夢を見てしまうけれど。) (05/23-02:36:00)
ご案内:「とある和洋館」からイチイさんが去りました。 (05/23-02:37:31)
ご案内:「とある和洋館」からロベリアさんが去りました。 (05/23-02:37:56)
:::: PbsChat v2.5.1改変版 ::::