room22_20140529
ご案内:「紫陽花の小道(日中)」に娯暮雨さんが現れました。 (05/30-00:51:10)
娯暮雨 > ―… ♪(カラリ。コロリ。子守唄の様なゆったりとした唄を口ずさみながら歩いて来る。その瞳は、特にどこを見ているという風でもなく。ただ、ぼんやりと虚空を映していた。)―…眩しい……。(日中とはいえ、どこか霞がかった様な太陽を言葉通り眩しげに眼を細め、見上げる) (05/30-00:56:39)
娯暮雨 > (以前よりも幾分か痩せた手と指で、日光を遮る様に日除けをつくる。指の隙間から微かに光が差し込む。視線は上へ向けたまま、ゆらりふわりと尻尾が揺れた。)―…ぁ。(そのまま一歩前へと進んだならば、天に向けた手の平に、ぽつりと雨の滴が落ちた。) (05/30-01:02:06)
娯暮雨 > (ぽつ、ぽつ。一滴二滴と続け様に落ちた滴は、サァ―…っと小雨になって降り注ぐ。熱を帯びた身体には、心地よい冷たさだった。)傘、持ってきてないでござる…。(困ったなぁ、なんてへにゃりと笑んで手を下ろす。それと共に視線を落とせば、いつの間にやら両脇には淡い色の紫陽花が並んでいた。)……ここでござったか…。(雨も、紫陽花の花も好きだった。どこか嬉しげに尻尾が揺れる。一歩、二歩。前へと進んで) 【≪チョッキン!≫(ヤドカリに挟まれちゃった!)】 (05/30-01:12:09)
娯暮雨 > ―…?(何やら、くぃ。と一瞬後ろから着物の裾を引かれた気配に足を止め。視線を下にやりながら振り返る。)……どこから、来たのでござろうか…?(近くに海でもあるのかしら。スン、と鼻をひくつかせても潮の香りはせず、ただ雨の匂いが辺りを包んでいるだけなのだけど。くすりと笑うと、しゃがみ込んでヤドカリへと両手を伸ばす。ヤドカリは、ちょきちょきしながらも、浅い水溜りの中で左右に揺れる様に動いた後、手の平の上へとよじ登った。) (05/30-01:17:55)
ご案内:「紫陽花の小道(日中)」にリウィオさんが現れました。 (05/30-01:22:27)
リウィオ > ……(その様子をじっと見ている子供が一人。雨の中だというのに濡れることなく、雨が避けるように子供の傍を通っている。) (05/30-01:24:22)
娯暮雨 > (そーっとヤドカリを乗せた両手を道の脇の方へ。紫陽花の根の柔らかな土の上へと持って行き、暫し待つ。ヤドカリはやっぱりちょきちょきとしつつ左右に揺れ動いた後、サササと手の平の上を降り、重なる葉の下へと隠れるようにして行ってしまった。)お家、帰れると良いでござるね。(あれ、やどかりだから自分の居る場所がお家なのでござろうか…?ともちょっと思いつつ。ともかく、家族や仲間の元へ帰れますようにと願掛けをして。ふふ、と笑んで小さく手を振り見送った) 【ヤドカリがちょこちょこ歩いています♪】 (05/30-01:24:41)
娯暮雨 > (こちらは小雨に降られたまま。暗い色の着物の色が、更に濃く染まって行く。視線は紫陽花の根元。子供の視線に、今はまだ気付く気配も無い。ちょこちょこ歩いて行ったヤドカリを見送り終えれば、そこで漸く顔を上げ)……ゎ。(小さな子と目があった。ピン!と狐耳を立てて、ぱちり。瞬き) (05/30-01:28:04)
リウィオ > (目が合うが、子供は動じることなく、ぼーっとしているとも取れる表情で和服姿の女性を見ている。) こんにちは、おねえさん。おねえさん、だれ……あ、そうだ。そうそう。自己紹介は、自分から。ぼくは、リウィオ。 (ぺこり、と礼儀正しくお辞儀して。) おねえさんは、だれ? (05/30-01:29:54)
娯暮雨 > (ぱちぱち。なんだか目が覚めた様な顔をして尚瞬きを二度。挨拶を受ければ、パタタと狐耳が揺れ)……こんにちは。リウィオ君。(礼義正しい相手に、ふわ。と尻尾が揺れて笑みが浮かぶ。雨に濡れていない様子には、不思議がる様子もなく)拙者は、娯暮雨、でござるよ。(へら、と笑んで小首を傾げた) (05/30-01:34:00)
リウィオ > ゴボウ……ゴボウおねえさん。(反復した後、手に持った槍とも杖ともつかない道具をくるくる回し、こんと先端で地面を小突く。すると、そこからニュルニュルと大きな双葉が姿を現す。) ゴボウおねえさん、雨に濡れてる。よかったら、入って。 (どうやら、即席の雨宿りの場所を提供しよう、という心積もりらしい。) (05/30-01:37:26)
娯暮雨 > うん。(そう。と頷いて。よくできました!風なお姉さん気取りの巻。けれど、相手の持つ槍の様なそれが、植物の様に姿を変えれば、はわわとまた瞬き)わゎ。すごいねぇ…。(はわー。ありがとう、とお礼を言ってから立ちあがれば、少し屈むようにしながらその下へとお邪魔させて頂きます。そろろ。)…リウィオ君は、優しいでござるね。(懐から出したハンカチで額に貼り着く前髪を拭いながら、へら、と笑って。) (05/30-01:43:29)
リウィオ > んー。ぼくはやさしい? わからない。でも、こうしなきゃって、思った。 (素直にうんと答えることも、違うとも答えることもできず、素直に思ったままを口にして。) おねえさんも、お散歩? ぼくは、お散歩。ぼく、この道が好き。 (05/30-01:47:25)
娯暮雨 > 拙者は、優しいなぁ…って。こうやって雨宿りさせてくれて、嬉しいなぁ。って思ったでござるよ。(問う様な言葉には、こくりと小さく頷いた。)うん。拙者も。(お散歩、と好き。の両方の意味で頷いて)雨も、雨の音も、このお花も、全部好きでござる。(頭上の双葉越しに聞こえる雨音が心地よい。紫陽花の並ぶ景色に視線を流すと、ゆるりふわり尻尾が揺れる) (05/30-01:53:48)
リウィオ > そう。ありがとう。ほめてもらえると、ぼくもうれしい。 (照れたような、はにかむような。そんなわずかな微笑みを浮かべる。) ぼくもすき。お日様が雲の陰に隠れていても、こんなにもキレイなお花がある。世界には、お月様に照らされて、咲く花もある。お日様も好きだけど、そういった花も、ぼくはすき。 (05/30-01:58:37)
リウィオ > そう。ありがとう。ほめてもらえると、ぼくもうれしい。 (照れたような、はにかむような。そんなわずかな微笑みを浮かべる。) ぼくもすき。お日様が雲の陰に隠れていても、こんなにもキレイなお花がある。世界には、お月様に照らされて、咲くお花もある。お日様も好きだけど、そういったお花も、ぼくはすき。 (05/30-01:59:59)
娯暮雨 > 拙者こそ、ありがとう。(そんな言葉と微笑みに、ほわりと心が温かくなる。と同時に胸の痣もちくりと痛むのだけど、もう慣れたもの。ふわ、と笑んでそちらを向き直ると、軽く頭を下げた。)お日様が好きなお花。…雨が好きなお花に、お月さまが好きなお花。皆、好きな人の顔が見たくって花を咲かせるのかも、知れぬでござるね。(ふふ。まるでお花の蕾の様な槍の柄を、人差し指でちょんとして。このお花は、どんな時に咲くのかな、なんて思いながら) (05/30-02:05:38)
リウィオ > このお花が気になる? (槍をちょんとつつく指に気付いたらしく。) これは、まだ咲かない。ぼくの力が、まだ足りないから。でも、いつか立派なお花が咲くよう、ぼくはがんばる。 (どうやら、これは持つ者の力と密接な関係にあるマジックアイテムの類らしい。) (05/30-02:08:33)
娯暮雨 > (指を退きながら、こくん。頷く)じゃあ、きっと、いつかすっごく綺麗なお花が咲くでござるよ…♪リウィオ君が、大好きになれるお花。(頑張って、と小さくガッツポーズをして見せて。ね?と小首を傾げつつ、へらら。) (05/30-02:12:34)
リウィオ > ぼくが、大好きになれるお花……お日様のようなお花? お月様のようなお花? 海のような、草原のような、沼地のような、山のような……。 (いろいろな空想に想いを巡らせている。) ……楽しみ。 (一頻り空想を楽しんだらしく、にこりと微笑んで見せた。) (05/30-02:15:49)
娯暮雨 > …さて、なんでしょう…?(想いを巡らせる少年の表情を微笑ましげに、そして眩しげに眺めながら、ゆぅるりと首を傾げたまま尻尾が揺れる。)うん、咲いたら、拙者にも見せて欲しいでござるよ。(見せてくれるかな…?と微笑みを返し) (05/30-02:20:05)
リウィオ > うん、ゴボウおねえさんにも見せてあげる。 いつになるかはわからないけど、きっと、いつか。 (そう言うと、ぱしゃりと、水溜りに一歩足を踏み出して。) それじゃあ、ぼく、もう行かなきゃ。またね、ゴボウおねえさん。 (そう言って、とてとてと雨の中を駆け出していった。大きな双葉は、少年が去ってもしばらくは残り続けるだろう。) (05/30-02:23:34)
リウィオ > うん、ゴボウおねえさんにも見せてあげる。 いつになるかはわからないけど、きっと、いつか。 (そう言うと、ぱしゃりと、水溜りに一歩足を踏み出して。) それじゃあ、ぼく、もう行かなきゃ。さようなら、ゴボウおねえさん。 (そう言って、とてとてと雨の中を駆け出していった。大きな双葉は、少年が去ってもしばらくは残り続けるだろう。) (05/30-02:23:57)
ご案内:「紫陽花の小道(日中)」からリウィオさんが去りました。 (05/30-02:24:17)
娯暮雨 > うん。きっと、いつか。(何故だかその言葉は、とても力強く感じた。ちり、と痣が疼く。けれど、見せてあげる。と言って貰えれば、わーい♪と嬉しげに尻尾が揺れて)…あ、うん。ありがとう、リウィオ君!またね…♪(ひら、と手を振って。水溜りの上を行く足音を聞きながら、小雨の向こうに消えていく少年の姿を見送った。) (05/30-02:30:22)
娯暮雨 > (しとしと、雨はまだ降り続けている。ぽんぽん。と手の平でそっと胸を叩く。) (05/30-02:33:35)
娯暮雨 > (そういえば、子供の頃。自分がまだ先ほどの少年程の年頃だった頃は、雨の降る日はよく傘で雨を凌ぎながら、日が暮れるまで一人で橋の前で突っ立っていた。そうしていれば、『お母さん』が迎えに来てくれるような気がして。) (05/30-02:45:42)
娯暮雨 > (けれど、迎えに来てくれるのはいつも決まっておばあちゃんだった。その時の自分は、一体どんな表情をしていたかしら。おばあちゃんは、叱りもせずに「風邪をひくよ」とか「お腹、空いたでしょう?」とか言ってにこにこしてた。けど、その笑顔が少し寂しげだったのも覚えている。) (05/30-02:51:19)
娯暮雨 > (雨の日が続いたある日、「帰らない」と駄々をこねて、結局おばあちゃんが風邪をひいて倒れてしまった。その日を境に、雨の日に橋の前に立つのを止めたんだっけ。ぼんやり、雨を眺めながらそんな事を考えていた。)……私も、帰らなくちゃ。(ゆらり、尻尾が揺れる。雨はきっと、ここに立ち続けている限り止まぬのだろう。) (05/30-02:58:20)
娯暮雨 > …ありがとう。(雨を凌いでくれた双葉を見上げながら、茎に手を添えれば、ふわりと笑みを浮かべながらお礼を言って。その下から抜け出すと、カラコロカラリ。しとぴっちゃん。小雨の中を紫陽花の花々を眺めつつ、帰路に着いた。)あめあめ ふれふれ かあさんが・・・じゃのめでおむかえ うれしいな・・・・・♪(柔らかな歌声は直に雨音に溶け入って。純粋な雨音だけが、そこに残る。) (05/30-03:05:56)
ご案内:「紫陽花の小道(日中)」から娯暮雨さんが去りました。 (05/30-03:06:00)
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