room00_20140530
ご案内:「時狭間」に真柴さんが現れました。 (05/30-22:49:01)
真柴 > (いざ、店の扉が音を立てて開けば其処は私服の女子高生。ちら、ちら、と店内を見回す瞳は店内の様子を確かめて、間違いないとばかり頷いた。) (05/30-22:50:38)
真柴 > (てくてくと安っぽいスニーカーで夢とは思えぬ床の感触を踏み締めて、カウンターまで向かえばマスターをじっと見る。静かな店内、見つめ合う二人。) …お久し振りだ、と言うべきだろうか。どうやら、私の何某かが道を覚えたようだ。(ちょっぴりだけ、誇らしげにそんな報告をマスターに。原理は分からないけれど、此処を思い出しながらコンビニの扉を潜ったら着きました。) (05/30-22:53:11)
真柴 > (良く分からぬ報告にも、マスターは適当に頷き返してくださるのでしょう。うむ、とばかり頷き返す。) 茶を……いや、…(うーん。悩む。お任せを、と頼みたい処だがギャンブルであると教わった。悩む。片手の掌をマスターへ掲げ、ちょっと待ってほしいのポーズ。悩む。) (05/30-22:57:08)
真柴 > …、……((夕食は済ませてしまった。万が一、食事が本日のおすすめメニューであったとして、私に完食が出来るか否か。其処が問題だ。小さな喫茶店…いや、酒場も併せたカフェバーのようなものなのだろうが、小さな店で、それもご店主を目の前にして食事を残すなど……いや、見えない場所に居れば残しても良い、という訳でなく。))(悩む。んー…と、無意識に声にもならぬ声が漏れて、もうちょっと悩んでから、よし。ひとつ息を吐いた。) (05/30-22:59:25)
真柴 > 本日の、おすすめメニューを、ひとつ。(言葉を区切り、区切り、ハッキリと所謂お任せ注文を果たした。そ、とさりげなく腹へ添えた片手が女子高生の不安を表すが、果たして今宵のマスターは優しさというものを知っているだろうか。) (05/30-23:02:36)
真柴 > (ご注文をさらりとダンディな振る舞いで承れたマスターが、一度厨房に消えるのでしょう。少しでも腹を減らしておくべく、席に着く前に店内の散策に脚を踏み出した。きょろ、きょろ、と改めて見渡せば様々な物が目に入るのではあろうけれど、ふっと目を引くのは張り紙なのでしょう。) ((…そう言えば、文字は読めるのだろうか。))(龍慈、という名の男が居たほどだ。読めてもおかしくはない。つい、と張り紙へ脚を寄せて) (05/30-23:05:30)
真柴 > …、……読める。(読めるぞオオォォ!騒ぎはしないけれど、古い張り紙には間違いなく日本人めいた名前も読み取れる。そう考えると、やはり此処は日本なのか。否、異世界であることは間違いない筈だ。しかし、実に不思議。じーっと張り紙を見詰めている内に、カウンター方面にマスターの気配。) (マスターが料理を運んできた。)『わしが餅 だ。』(かしわ餅そっくりな餅だけど、食べてみるとあらびっくり。ぼんっ! と白い煙と共に、十分間だけ外見がおじーちゃんorおばーちゃんになってしまいます。元々おじーちゃんorおばーちゃんの場合は変化しないよう。端午の節句イベントメニューです♪) (05/30-23:09:52)
真柴 > (今宵のマスターは、違う意味で無慈悲なマスターであった。カウンターの上へ置かれたるは) …かしわ餅?(真相など知らぬ女子高生は、見慣れたそれに更に首を傾がせた。更に謎が深まる日本と異世界の関係。何にしても、感謝の言葉と共にカウンターへ戻って着席。) (05/30-23:12:19)
真柴 > いただきます。(ぱふ、と手を合わせて…思い出す。先に支払いを済ませておかねば、忘れそうだ。ごそ、と取り出す財布ならぬそのままポケットに放り込んでいた現金。早々に清算を済ませてから、改めていただきます。ぺり、と葉っぱを剥がして一口。) (05/30-23:15:15)
真柴 > (ぼんっ!と、白い煙が立った。) ……?(異世界故の、不思議な効果だろうか。首を傾がせたのは、女子高生ならぬ妙齢を通り越したおばーちゃん。ちょこん、とカウンターに座って、わしが餅もっちゃもっちゃ。) (05/30-23:16:50)
真柴 > …、……?((なんとなく、目線の位置が下がったような……そうか、もしや先程の煙は椅子が下がった反動で出た煙。))(そんな筈は無かろうが、おばーちゃんの頭上にピコーン!と電球マークが飛んで出た。もっちゃもっちゃ。実に満足そうだ。おいしい。) (05/30-23:18:17)
真柴 > ((…そう言えば、急に日差しが強くなった所為か指も…何かしら、女子らしい手入れをせねばならんのだろうか。))(そう、餅を持つ手もおばーちゃん。じ、っと自分の手元を眺めて首を傾げる。女子力が足りない。ふぁ、とあくびをひとつ。) (05/30-23:22:20)
真柴 > (うと…うと…、こっくり、こっくり、餅を手におばーちゃんの首は舟を漕ぎ始めた。飲み込む途中の餅は、容易く喉に詰まる。でも心配は御無用です。おばーちゃんの夢の中、川の向こうで手を振るのは、本当のおばあちゃんだ。) (05/30-23:24:22)
真柴 > (「真柴…、まだこっちに来ちゃいけないよ…」夢の中のおばあちゃんが、川の向こうで手を振っている。懐かしい。走馬燈が駆け巡り、すぅっと永い眠りの中へ落ち掛けて) ……違う!<<ガタンッ!>>(起立!気付けば、10分が経過していた。咄嗟にテーブルに着いた手は若々しく、喉の餅はするりと食道へ落ちて行った。) (05/30-23:26:48)
真柴 > ……、…………(どうしてこんな事をしてしまったのか。否、どうしてこんな事になっているのか。何とも言えない表情でマスターを見たけれど、何事もなかったようにマスターは皿を磨いていらっしゃるのでしょう。) …解せぬ。(何が、かは自分でも分からないけれど。気付けば餅だって食べ終わってしまっている。) (05/30-23:28:44)
真柴 > ((…否、私の女子力の鍛錬が足りぬ証拠、か。))(むぐぐ。じり、と一先ずはカウンター席へ腰を落ち着け直して) …茶を、一杯頼もう。(なんとなく、喉の違和感が拭えない。さす、と首筋を片手でさする流れで、ふと自分の手を再び目視確認。ちゃんと、人並みには肌が潤っている。ほっ、と知らず安堵の息が漏れた。) (05/30-23:34:09)
真柴 > (熱い茶を頂けば礼と共に湯呑を受け取って、ふうふう) ((…そう言えば、私を扶養する事に関しての特典を考えるのを失念していた。))(こく、と熱い茶を一口。ふうふう、もうちょっと冷まして) ((…とは云え、私の住む世界とこの世界の価値観には差異が有るのだろうし…))(じ、と張り紙を見た。こくこく、茶で喉の違和感を流して) (05/30-23:37:39)
真柴 > ((……ふむ、『【質問】あなたならば、如何なる特典が在れば女子高生を扶養する気になるだろうか?』)) ……実にぞっとせん張り紙だ。(考えるだけで、ちょっと気味が悪かった。茶は程良い苦味ながら、変な物でも食べたような顔をして、ぐいーっと残りを飲み干す。さっき変な物は食べたけれど。) (05/30-23:41:40)
真柴 > ご馳走様でした。(変な目に遭った気はするけれど、味は美味しゅうございました。両手を合わせて静々と頭を下げると、た、と椅子から降りて扉まで一直線。扉を開くのと同時に、<<ピロロロロロンッ>>なんて電子音が響く向こうはコンビニの店内。女子高生は、コンビニで「かしわ餅」を買って帰るのでありました。) (05/30-23:44:59)
ご案内:「時狭間」から真柴さんが去りました。 (05/30-23:45:22)
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