room31_20140531
ご案内:「神隠しの森の館」に娯暮雨さんが現れました。 (06/01-00:19:32)
ご案内:「神隠しの森の館」にルイさんが現れました。 (06/01-00:22:09)
娯暮雨 > (さて、ここは来た事がある。この大きな屋敷とこの身体の持ち主にどういう由縁があるかは分からぬが。)まぁ……。勝手に入ろうと誰も文句など言わぬだろう…。(むーんと腕組をしたままホールに繋がる扉の前で突っ立っていること5分程。ゆらりそわりと尻尾を揺らした後、意を決したように扉を開いた。ちょっとだけ)………(ジト目でこそり。中を窺う。) (06/01-00:22:41)
ルイ > (そんな折、タイミング良く あるいは悪く奥のドアからホールへ入ってくる娘が一人。長い金髪をタオルで拭いながら、ほこほこ茹った感の寝間着姿でてくてくてく) (06/01-00:25:41)
娯暮雨 > (覗いたホールの奥からは、なんだか良い香りがした。スン、と鼻をひくつかせて。続いて現れた姿に気づく。)………な…っ(なんだか覗きみたいになってしまったではないか。気まずげに少し頬を染めて。中に入らぬままにドアを閉めた。ぱたん。) (06/01-00:29:40)
ルイ > (吸血鬼らしからぬ薄ピンク色に頬や首筋を染め、ほこほこご機嫌。いいお湯でした。と、) ん?(何かぱたん。と聞こえた気がした。ドアの向こうにはよく知る、けれどどこか違う気配もして。てくてくてく) <<ガチャ>> だぁれ?(普通に開けた。扉向こうにいるなら、目が合うかしら) (06/01-00:33:22)
娯暮雨 > (この屋敷の風呂に入り、我がもの顔で歩いている…と言う事は、この屋敷の娘だろうかと考えながら。扉の外で唸っていると、顔に一筋の光が縦に指すと共に、声が掛った。思い切り、目が合った)…あ…。わ、わたしは何も、見てはおらぬぞ。(顔を後ろへ少し退いた) (06/01-00:36:55)
ルイ > (サラ、長い金髪が肩に流れる。お顔を見れば、最初に感じた気配と共にぱち。と瞳を瞬かせ) ……娯暮雨?(いや、違う。色々と違う。でも、これは) (06/01-00:39:27)
娯暮雨 > (なんなのだ。この、月よりも眩く感じる金髪は。そう感じるのはきっと、色のせいだけではない。むむ…と眉を潜めた所で、聞こえた名前。ぴん!と狐耳が立った)娯暮雨の、知り合いか…。(ぱち、と瞬いて相手の顔をまじまじ。) (06/01-00:43:35)
ルイ > (娯暮雨を知ってる!蒼い瞳はますます大きく丸くなって) ぁ、友達!(です!と片手を挙げて頷いて) 娯暮雨……じゃない、の? 親戚のお姉さん、とか…?(気配も容姿も、とても似ている。でも彼女に血縁者はいなかったはず… そんなことを思いながら、そっ と扉を大きく開けて。入る?の視線) (06/01-00:49:04)
娯暮雨 > 友達…。(また、ぱちりと瞬く。9つの尻尾がふわりと揺れた。)ああ、私は……(どう説明したものか、と視線を下へと流す。)娯暮雨の身体を少し、間借りしている。ただの狐だ。(親戚かと問われ、そうだと首を縦に振れば良かったのにと思いながら、出来なかった。嘘ではない返事を返し、チラ。と相手を見て。)……。(小さく頷く。入る、と。) (06/01-00:54:06)
ルイ > (ふゎりと揺れるしっぽも、大層ふこふこそうではあるが彼女のものとはまた違う。チラチラ) ぇっ!?(間借り…ってどういうことだろう。部屋の間借りとかの、間借り…だよね?と自問自答しつつ。ここじゃ何だし、と招き入れて) んと…誰かに会いに来たのかな? 違うなら、良かったらお茶でもどう…どうですか?(どう?と言い掛けてちょっぴり丁寧に言い直した。元々娯暮雨も年上だが、目の前の相手はより大人なお姉さんの雰囲気を醸し出していて、自然と口調も変わる) (06/01-01:00:54)
娯暮雨 > 案ずるな。遠からず、出ていく予定だ。(するりと腕を組んだ後、招かれれば中へと入る。)さぁな…。娯暮雨と繋がりの深い地に出る様だが…。お前に会いたかったのかも知れぬ。(すぃ、と内装を眺める。前にここで目覚めた時と、なんら変わりはないようだった。)ああ、貰おう。(口調の変化には気付きもせず。こくりと頷く。お客さん顔。) (06/01-01:07:11)
ルイ > ぇっ ぁっ、ぅっ?(娘は 状況が理解できず 混乱している! でもうん、立ち話では何だし、窓際の席に案内しよう。皆もう各々の部屋に戻っているのだろう。ホールは人気もなく静かなもので) ボクに…?(ぱちくり。驚いた顔をするものの、じっ とお姉さんの顔を見つめて) だったら、嬉しいな。(しばらく会えてなかったもの。未だ状況は全くと言っていいほど把握できていないけれど、にぱ。と娘は明るい笑みを見せた) じゃ、ちょっと待っててね。(すぐ淹れてくるから~と言いながら厨房の方へとぱたぱたぱた。深夜にも関わらず中々賑やかしい娘だ。程なくして、ふゎんと紅茶の香りが漂ってくるかもしれない) (06/01-01:13:23)
娯暮雨 > 次に会う時は、お前の良く知る娯暮雨に戻っている。それだけだよ。(声を洩らしながら混乱している様子には、クスリと笑みを漏らした。)…さて、本当のところは分からぬがな。(身体の主に聞いた訳でもなし。己には全く、分からぬのだ。肩を竦めつつも、相手の明るい笑みに、組んだ腕を解いて席に着いた。厨房へと向かう姿を見送って)女中はもう、寝ているのか…?(ふむ。不思議そうに上階へ繋がる階段を見やりつつひとりごちていたら、嗅ぎ慣れぬ香りが鼻を擽る。)…?(耳がパタパタ。何かな、と視線は再び厨房へ) (06/01-01:21:12)
ルイ > (それからしばし。蒸す時間を置いてトレイを手に戻ってくる。 温められたカップには、ほこほこ湯気を立てるミルクだけで作ったロイヤルミルクティー。おやすみ前にもオススメです。ソーサーには角砂糖も添えられて) ……お姉さん、ひょっとして幽霊…とか?(何かやり残したことがあって、それで娯暮雨の身体を借りてる…とか。自世界の巫女の仕事の一つを思い出し、カップを並べながら問う。 女中?と最後の言葉には首を傾げて) ぁ、ここは宿みたいなとこだから。店員さんはいないんだけどね。(厨房とか好きに使っていいけど、自分でやるの。と簡単な説明を) 紅茶、飲めます?(ミルクティにしたから、娯暮雨の文化の人でも飲みやすいと思うけど、と向かいの席に腰を降ろし) (06/01-01:29:19)
娯暮雨 > (ちょっと首を伸ばして、トレイの上を物珍しそうな顔で見ている。ふむ。茶ではないようだ。そして、とても美味しそう。そわ、と尻尾が揺れる)…似たようなものだ。正確には、魂はない。妖気と思念だけで、こうして動けているらしい。(視線は、並べられるカップをじぃ、と追っている)宿、か。なんだ、この屋敷の娘かと思ったではないか。(相手の風貌から、勝手にそう思っただけなのだけど。一息ついて、ふむふむ。頷く。自分の身体を手に入れたら、暫く此処に住まうのも良いか、と思った。)紅茶と言うのだな…。飲んだ事はないが、娯暮雨が飲めるのならば、飲めぬことはないだろう。砂糖は、ここへ入れるのか。(ちょい、とカップを指差して) (06/01-01:38:22)
ルイ > ふふ。ボクのおうちは娯暮雨のとこみたいなのだよ。 夜だからミルクで…って思ったけど、緑茶の方が良かったかな?(緑茶も知ってるらしい。お砂糖の問いには ぅん。と頷いて。自分の分にも入れてまぜまぜ。揺れるしっぽに、密かに キュン) いわゆる残留思念…なのかな? でも何で娯暮雨に…(そこまで言って、はっ と気付く。遅すぎる気もするが。相手の全身に広がる痣のようなそれは、最後に会った時彼女の身体にもあったものだと) (06/01-01:47:40)
娯暮雨 > 娯暮雨のとこ…?ああ、里、という事か。時の狭間に集う者達…。なんとも、不思議な世だな。(一寸きょとんとするものの、その意味が分かれば柔らかく目を細めた。この身体の主は、此処で一体どれほどの人と出会い、どれほどの世界を知っているのだろう。)いや、構わぬよ。(緩く首を振ればぽちょんと砂糖を入れてかき混ぜ、湯呑の様にカップを持ちあげ、コクリと飲んだ)…美味い。(ほう、とぽんやり頬を染めつつ。唇をぺろり。初めて味わうロイヤルなお味にうっとりしていたら、相手が何やら気付いた様子に眉を下げ)……すまぬな。(彼女も、この身に鬼を封じている事を知っていたのだろうか。そして、それが狐の仕業だと言う事も。カップをそっとソーサーに戻す。) (06/01-01:56:36)
ルイ > ぅん。お父さんが東方…東の方の人なんだ。(そう話す娘からは、東洋の人間の要素はまるで見当たらないのだけれど) そうだね。ここに来てずいぶんになるけど…今でもびっくりすること、たくさんあるよ。(でもそれがまた、新鮮で楽しいのだろう。日々の生活に満たされた者の笑みで頷く) おいしい?(ほゎりと染まる頬に、可愛い。と思わず呟いて。こっちまで ほゎゎ。が、彼女の身体のそれに気付けば、不安げに瞳を揺らして) 娯暮雨の…娯暮雨の身体に、何かあった…んですか? 中に居る鬼が、何かしたとか……(娘が知っているのは、彼女を通して得た彼女の知る情報だけ。だから鬼の封印と目の前の彼女が結びつきまではしていない。それでも相手の様子から、何かは感じたようで) (06/01-02:06:18)
娯暮雨 > ならば意外と、娯暮雨の里とも近いのかもしれぬな…。(己の知る世界は此処に比べればちっぽけなものだったが。その中でも里は東側にある。ちょっとした親近感に、ふわりと尻尾が揺れた)…そうか。人は生きている限り、そうなのだろうな。(そんな相手の笑みを見れば、眩しげに、嬉しげに、母親の様な目をして微笑んだ。おいしい?の問いには、とても。と頷いて。その後の問いには、少し言葉を選ぶ間が生まれた。)娯暮雨の身体には、鬼と狐がいる。まだ赤子だった娯暮雨の身に、鬼を封じたのは私だ。だか、いつまでもそうしている訳にも行くまい。この身体は、この娘のものだ。先にも言った通り、私達はじきに出ていく。(腕を組み、不安げな瞳を見やった) (06/01-02:19:15)
ルイ > ん、おうちがそうなだけで、ボクはお父さんの故郷には行ったことないんだけどね。 娯暮雨のおうちは好き。里の皆も。あったかくて優しくて。だから娯暮雨みたいな子が育ったんだな~って分かるくらい。(瞳を細め、楽しげに話す。彼女のことが大好きなのだろう。こちらを見つめる目が、もう遠い記憶にしかないけれど、ヒトだった頃自分を見守ってくれていた人のものと重なって、余計に饒舌になる。子供が母親に、あのね!聞いて!と向かい合う時のように) 鬼…だけじゃなくて、狐も…?(そしてそうしたのは自分だと、目の前の彼女だと言う。それは初耳だ。彼女はそれを、知っているのだろうか?蒼い双眸は幾度も瞬いて) 私…たち…? ぇ…で、でも、でも…(何故急に? 相手が話す狐とは、相手のことなのだろうか? そうしたら、娯暮雨の身体はどうなるのだろう? 色んな疑問と不安が湧き上がる) (06/01-02:30:54)
娯暮雨 > 何故、行かぬのだ。(不思議に思って訊ねた後、相手の口から紡がれる言葉に、更に表情が和らいだ。)…あの里もまた不思議な地だ。まさか、人と鬼と妖とが、共に暮らす世が来るとはな。(相手の様子に、娘と面と向かって話すのは、こんな感じだろうか。と。そんな思いが生じる。)ああ、狐の遺骸が持つ妖気と、術師の強い術がなければ、鬼を封じる事は叶わない。(死んだ狐。そして妖気、そういえばその狐が己である事は気付くだろうか。)案ずるな。私達が出さえすれば、お前の良く知る娯暮雨が戻ってくる。(少し前にも言った言葉。どうという事はない、と言う風に再びカップを口に運び) (06/01-02:44:54)
ルイ > 親子なのは秘密だから、いけないの。(人差し指を唇に当てて、秘密のポーズ。そう話す娘の表情に、暗い影は欠片もない) お姉さんの… ぇっと、今更だけど名前、聞いていい?(ボク、ルイって言います。と先に告げてから尋ねて) お姉さんの生きてた頃は、そうじゃなかったんだ? ……でも… 娯暮雨はそれを、知ってるの? ぅうん、そもそも何で、封じられたのが娯暮雨の身体だったの? 娯暮雨の中に居る狐、って……お姉さんのこと、だよね?(魔力とは違う何か。けれど強力な気はこの娘ならひしひしと感じ取ることが出来るだろう。幾つもの質問を重ね。その根底にあるのはどれも、寂しげで悲しげだった友人を憂う気持ちで) (06/01-02:53:14)
娯暮雨 > 何でも良い、理由をつけて訪ねる訳には行かぬのか。父親の育った地だ、知りたいだろう?(秘密…?と首を傾げつつ。知りたくはないのか?とは聞かなかった。そんな筈はないからだ。)…私に名はない。見ての通り九尾の妖狐だ。狐とでも、呼べば良い。(名を聞かれれば、先日の夢を思い出し、少し寂しげに眉が下がった。相手の名を心に刻んで。シャルロッテからはささがきと呼ばれている、とは言わなかった。伍尭という男にもそう呼ばれるようになり、何だか気に食わない心地になったからだった。続く問いに、相手につられて饒舌になり過ぎたかと、カップを戻して口元を拭う。)ああ、そうだ。そうではなかった。 (そしてまた、言葉を選ぶ間が開く)私から伝える事は叶わぬが、伍尭が…妖鬼隊の隊長が伝えている事だろう。(故に知っている、と)―…鬼は、最初は娯暮雨の身体に取り付く積りだったのだ。しかし、赤子とは言え、娯暮雨は鬼狐。つまり、鬼を封じる妖狐の血が流れている。娯暮雨に取り付こうとした鬼は憔悴しきっていて、娯暮雨の妖気によって力を抑え込まれたが…それも一時的なものだ。鬼の力が少しでも回復すれば、娯暮雨は鬼に取り殺されてしまうだろう。…そうさせる訳には、行かなかった。 …娯暮雨の身体を器として鬼を封印したならば、鬼は娯暮雨を殺せなくなる。器となった身が滅びれば、封じられた鬼も死ぬのだ。 (06/01-03:13:55)
ルイ > そこはね、東方の妖だけが住む土地で、閉ざされてて、外の人は入れないの。他所の人と交流すること自体、しないらしいから。(訪れたことはなくとも、話には聞いているらしく。で、あるならば、金髪碧眼の明らかに西方の容姿をした娘は異端に映るだろう。だから親子であることを秘密、にしてるのか) 名前、ないの?(じっ…意外そうに瞬きした後、大人びた相手の姿を見つめ) 妖鬼隊の、隊長さん……(娯暮雨や、妙河さん達が所属する、忍だったか。知っている、の言葉には、そう…と呟いて。その時、彼女は何を思っただろう?眉が自然と、下がる) …! そう、だったんだ……でも、どうして今になって急に? 鬼を封じたお姉さんなら、娯暮雨の身体から…鬼を追い出せる…の? (06/01-03:29:10)
娯暮雨 > …そうか。―…しかし、時代が変われば習わしも変わるものだ。いつか、なんの隠し事もなく、その地に立つ事が叶うと良いな。(どこか確信を帯びた声で、首を傾げゆるりと笑む。それから、名前はない。と肯定する風に頷いて。下がる眉に気づけば、同じように眉が下がった)それは私も不思議だった。鬼を封じ続ける事が、娘の命を護る為だと思っていた。しかし、この娘は、鬼を怨む蛇の呪いを肩代わりしていると聞かされた。そのせいで幼少の頃に一度、そして最近は二度、死にかけたと。(微かに声が震える。悔やむように唇を噛んだ)鬼を封じる私の妖気がこの身を離れれば、鬼の封印は解かれるだろう。そして、次に鬼を封じる為の器も、力を貸してくれる術師もいるようだ。(こくり、と頷いた) (06/01-03:42:05)
ルイ > (きょとん。言われた言葉に蒼い瞳を瞬かせ。 思い出すのは、先程相手が語った友人の故郷の話) ……ありがとう。(ふゎ。嬉しそうに、とても嬉しそうに笑った。いつか。そう、いつか。 その地を訪れられないことを悲しいとは思わないものの、残念とは思っていた。でも今は、何だかほっこりした気持ちで。ぬるくなったミルクティに そっ と口を付ける。じんゎりと優しく、甘い味が広がって。 ――耳と同じ、先だけ色づいた月色の髪。真っ白でふゎふゎなしっぽ。相手の姿を じぃ…と眺め) ……白釉。(ぽつりと一言、呟いた。東方で有名な、白い陶器の名を) 娘?(ぇっ、と思わず顔を上げ、腰を浮かし掛け――たものの、あぁ、呼称か。と続く言葉にすとん、と腰を降ろし) ……ぅん。大切な友達も、失くしちゃったって。(小さな声で、頷く。最近、の言葉にはまた不安げに瞳が揺れて。いつ、のことだろう。それも二度も?) 鬼は……やっぱり、封印しなきゃ、いけないのかな…? そうしたら、娯暮雨は元の身体に戻れるかもだけど……次の器の人がまた、苦しむことに、なるんだよね…?(それを知れば、友人はきっと気に病むだろう。当事者ではない自分だって、憂いてしまうのだから) (06/01-03:55:24)
娯暮雨 > …いいや。私は、思った事を言ったまでだ。(良いな、と。礼を言われる事ではない。けれど、向けられた笑みに、すこし頬に朱色がさした。別に照れてなど、おらぬからな!)…はくゆう…?(なんだそれは、と言いたげな。じぃと眺められれば、狐耳がピコンと立って首を傾げた)…はっ?(娘?と聞き返されると、ぴし…。と背筋が伸びて少し尻尾が膨らんだ。けれど、呼称だと納得した様子に、こちらも力を抜いて。ああ、驚いた…。)…大切な、友達…?(はた、と瞳が揺らぐ。それは一体だれだろうか。知らない。聞かされていない。)鬼に…この地を踏ませる訳には行かぬ…。次に封じる器は言葉通り、単なる器だ。鬼を怨む蛇の怨念の籠った甕だと、伍尭は言っていた。伍尭や卍は鬼を倒すと言っていた。私もそれを望んでいた。(言葉にどこか恨めしさが籠る。けれど、次の言葉を言う頃には、口調は柔らかなものになっていて)―しかし、シャルロッテが鬼を救うと言ってな…。その策が見つかるまで、鬼を次の器に封じておこうとしているのだ。 (06/01-04:11:20)
ルイ > でも、ありがとう。(ほゎゎ。白い肌に朱が差すのを見れば、大人びたイメージはそのままながら、何だか可愛らしい印象も抱いて) ぁ、ぇと。狐さん、って呼ぶのもなぁ って思って……お姉さん見てたら、浮かんだの。(父の故郷にある釉薬を用いた陶磁器。それが真白い姿の相手と重なったらしく。シャルロッテが呼ぶ名があることを知らない娘は、そんなことを口にして) ぇ…? ぁ、ぁれ?(一度は早とちりかと納得したが、相手の反応にきょとん となって。もしかして、ほんとに…?) 娯暮雨の……お母さん、なの?(そろり。どきどきしながら尋ねる。何にどきどきしてるのかは、自分でも分からないが) ……知らない、かな… ですか?(それは、と下がる眉。最後だけ、丁寧語に直した) 卍さん……(夫である彼も、当然友人のことは知ってるのだろう。きっと彼女のことを、誰よりも想って) ……ボクも。ボクも、ぅん。そっちに賛成 かな。(穏やかになった相手の口調と感じながら、ス とそちらを見つめて) (06/01-04:25:18)
娯暮雨 > …訳が、分からぬ。(でも、って何だ。と困った風に、ふわりと笑って。)なんだ…私の名か…。構わぬ。お前の好きな様に呼べ。(頭に白い陶磁器が浮かべば、なんだか合点がいきつつも可笑しげにクスリと笑み、頷いた。)い、いや…お前が急に大きな声をあげるからだな…(驚いただけだ、と嘘ではない返事を返そうとしたところで、ぶわわと尻尾が軽く膨らんだ。何故、バレたのだろうか。視線を彷徨わせた後、こく。と微かに頷いて)………。娯暮雨には、言うな。 …ああ、私は、聞かされた事。そしてこうして表に出て己で見た事しか知らぬ。(眠っていた野原に、小さな岩が墓石の様に埋められ、白い花が手向けられているのを見た事がある。けれど、それだけだった。)……本当に、この世界は…。優しい者しかいないのだろうかと呆れてしまう…。(背もたれに背を預けつつ、は。と笑って。) (06/01-04:36:57)
ルイ > だって、嬉しかったから。(ぇへへ、と照れたようにはにかんで) ゎ…やった♪ …笑うと、可愛いですね。(好きに呼べと言ってもらえれば両手を合わせ、喜んで。可愛い、と言いながらふふりと笑う。キリッ ツンッ!としててもお顔は友人のそれだから、綺麗で可愛いのは元々なんだけれど。こう、雰囲気が!と主張します) ぇ…えーーっ!!ほんとに娯暮雨のお母さんなんだっ!? は、初めまして!ボクルイって言います!(思わずガタァ!と立ち上がり、向かい合う相手の手を両手で がしっ!と取りたい。初めましても自己紹介も、さっき済ませたのに) ぅ…秘密、なんですか?(娯暮雨には、とまたちょっぴり下がる眉。続く言葉とも合わさって) そっか……(視線を下げ。しばし迷う間を置いてから) 小さい頃に、きなこって小さな友達を。娯暮雨の中にいる、鬼のことを恨んだ蛇に…って聞きました。(彼女に。その鬼を封じた相手に伝えるのは躊躇われたものの、事実は事実として、彼女の母親に伝える事実として話した。 最後の言葉には、??と首を傾げるのみで) (06/01-04:49:43)
娯暮雨 > …お前は、可笑しな娘だな。(そう言いながらも、つられる様に表情が緩む。けれど、次の言葉に一気に赤くなった)だ、誰が……!(かぁぁ…!わなわな。笑ってもないし可愛くもないわ!と立ち上がりかけたところで、そもそも笑っていたとして、その表情は自分のものではないと気付いて反応した事に逆に恥ずかしさが募った。すとん、と席に着く。腕を組んで、ぷいっ!大人をからかうんじゃありません。)は、はじ…。そ、それは、さっき聞いた…。(ぷいっ!つんつん!し通そうかと思ったら、相手の勢いがそれに勝った。両手を取られ、唖然としながらも、ちょっと笑ってしまって。)…初めまして、ルイ。私は「鬼を封ずる者」。娯暮雨を産んだ母親だ。(秘密かと眉を下げられれば、緩く頷く) …ああ、今は、な。「鬼を封ずる」役目を果たし、この身から出たら、己の口で言うつもりだ。(弱弱しく笑んだ後、きゅ、と取られた手を握り。それから、友人の話を聞く)……そうか。その咎も、私は背負わねばなるまいな…。(そして役目を終えたら、花を手向けに行こう。そう思った。??と首を傾げる様子には、何でもないよ。と、愛おしげな表情を覗かせつつ、首を横に。窓からは、雀の鳴き声と朝日がうっすら、届いていた。)…紅茶、美味かったよ。(と、手を離し) (06/01-05:05:41)
ルイ > そうかな? お母さんの笑顔が見れたから、何でもいいや。(お姉さん、改めお母さんと口にする。真っ赤になる様子に、わぁぁ…!可愛いっ!!と瞳がキラキラ、且つきゅぅんっ としちゃうのは可愛いもの大好きな娘だから仕方ないんです。可愛いに年齢なんて関係ありません!) はっ!そっか!!(指摘されて気付いた顔。でも勢いづいて取っちゃった手は離せないよ! それでも改めて、初めましてと言ってもらえれば、ほゎ。と表情が和らいで) …はぃ。初めまして、お母さん。(もう一度、お母さんと繰り返す。自分の、ではないのに何だかちょっぴり照れくさそうに) そっか……ぅん、そうしてあげて下さい。きっと娯暮雨、喜ぶよ。(失った友人のことは……彼女がどう受け止めるか。どんな顔をするか。そればかりは分からない。 うっすら差し込む朝日に、ちょっと眩しそうに目を細め。いつの間にか、もう日の上る時間になっていた) どういたしまして。……娯暮雨のこと。白釉さんのこと。役に立てるかは分からないけど……ボクも、お手伝いしたいです。ぅうん、させて、下さい。(大切な、友達だもの。ほんの僅かなことでも、助力したい。と腕を引き、残ったミルクティを飲み干した) (06/01-05:17:21)
娯暮雨 > ……訳が、分からぬな……。(本当に、訳が分からぬ。お母さん、と呼ばれただけでじわりと心に広がる何かの正体も分からぬし。少し、目頭が熱くなっている己もよく分からぬ。何やら目が輝いている相手に、一寸ばかりのジト目を向けて。)お前は、きっと娯暮雨とよく気が合うのだろうな。(なんだか少し、シャルロッテが娯暮雨の人となりを話してくれた時の事が思い出された。育った娘はこの相手と共に、こんな風に笑っているのかな、と。お母さんとまた呼ばれてしまえば、ふるりと尻尾が震えて、下を向く)…喜ぶ、か。…ああ、分かった。(恨まれたって仕方ないと思っている。けれどそう言われると、心に灯った希望の光は、ほわりと一層大きくなるというもので。)……そう言われては、断る訳にも行かぬな…。(上げた顔は妙にきりっとしていた。特に、目に力が籠っているような。緩みそうな涙腺を締めなおしているのだ。ふん。と鼻を鳴らして笑い。)……ありがとう、ルイ。これからも、よろしく頼む。(最後には、表情を和らげて) (06/01-05:32:31)
ルイ > (そう言われても、構わずにこにこしてる娘。娯暮雨とはあまり似てないようだけれど、でも、やっぱり親子なんだなぁ。と感じる何かがあるようで) ぅんっ。娯暮雨、大好きだよ!(こくこくっ 何度も大きく頷いた。仲良しです!と自信を持って肯定する。 そう、きっと喜ぶはずだ。あんなにも家族を、大事にしてる彼女だもの) ――はぃっ!(ぱぁぁぁっ 落ち着けた腰をまたガタッ!と浮かし、元気なお返事。夜明け頃とはいえ、近所迷惑になってなければ良いのだが) ぇと…白釉さんは、帰るの…かな?(娯暮雨に戻って、とチラリ。戻るなら見送るつもりだし、休んでいくなら自分の部屋の提供を申し出ようと思ったり) (06/01-05:41:02)
娯暮雨 > ……そうか。ありがとう。(その笑顔が眩しかった。惜しげもなく、自信をもって紡がれる言葉がありがたかった。緩みそうになる涙腺が、威勢の良い相手のお陰でまたきゅっと締まる。)―…落ち着け。(この世で育った娘とは、この位の年頃になってもこれ程に天真爛漫なのだろうかと、困った様に笑いながら頭をぽん、と窘めるように撫でられるかな。)ああ、私はこの子を里に返すよ。きっとお前とも会いたかっただろうが、そう急く事はない。(己の意識が沈んでいる間も、表に現れた娘はぼんやりとしている事が多いと聞いていた。その状態の所に会わせる事もないかと思った。席を立てば、カップを下げて慣れた手つきで洗い物を済ませた後)また、いずれ。(と、ふわりゆらりと手と9つの尻尾を振って、館を後にするのでしょう。) (06/01-05:53:26)
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