room01_20140619
ご案内:「※ 闇の集う場所-奥地-」にロッソさんが現れました。 (06/19-20:37:35)
ロッソ > (人気のない真っ暗な荒野を、とぼとぼ歩く男が一人。男は薄闇に覆われた空を見上げ、歩みを止めて溜息を吐いた) ……モテたい  (06/19-20:46:00)
ロッソ > (故郷には帰れず、金稼ぎもうまく行かず、女の子にはモテすらしない。こんな状況は過去にも数度味わったが、当時は大抵一緒に遊んでいた唯一と言っていい後輩がいたお陰で、救われていた。それも今となっては遠い昔、いつの間にやら嫁を捕まえ金髪ロリのきゃわうい素敵な母役を得、すっかり羨ましい立派な男になった子に頼るなど、自分自身が許せない) (06/19-20:55:45)
ロッソ > (ツイてない。その一言が、昨今男の脳内に頻繁に木霊していた) (06/19-20:56:30)
ロッソ > (本日はいつになく失敗を重ね、どんより気分で夜道を散歩していたところだった。少しは気分も晴れようと思っていたものの、行き着いた場所は闇の淵。嗚呼、無常) (06/19-20:58:58)
ロッソ > ………… (そして男は) モテたああああああああああああああああああああああああああああああい!!!!!!!!!!!!!!! (発狂した) (06/19-20:59:41)
ご案内:「※ 闇の集う場所-奥地-」にさんが現れました。 (06/19-21:01:09)
> よかろうその願い、我輩が聞き届けてしんぜよう…… (不意に、低く ねっとりとした蛇のうねりのような男の声が、誰もいないその場所に、響く) (06/19-21:03:43)
ロッソ > ハッ……!? (突如聞こえた声に息を呑み、辺りをきょろきょろ見回して、人がいないか探してみる。聞かれてたら相当恥ずかしい) (06/19-21:04:49)
> ……何処を見ておる、此方だ (声は、ロッソの足元から響いている。見下ろせば、人気のない荒れた地にも関わらず、汚れの一つもなく凛と輝く金の指輪がそこにあろう) (06/19-21:07:51)
ロッソ > えっ (どこ?と更にきょろきょろすること数秒。漸く足元に視線が行き、声の発生源である指輪を見付けた。屈み込み、まじまじと眺め、そして) ……指輪…? (摘み上げ、更にあちこち観察する) (06/19-21:10:36)
> 左様 (傲慢さが伺える声調の返事が指輪から響く。ヒトが発するそれのようなハッキリとしたものではなく、ぼんやりと、文字通り響くような曖昧な声だ。蛇が如き意匠にクンツァイトがはめ込まれた指輪は、更に青年にこう言った) 我輩が力を揮えば貴様が抱く泡の様な夢でさえ簡単に叶う、そう── 我輩が提示する条件を飲めば な  (06/19-21:23:22)
ロッソ > 俺の夢が、叶う……── (ザワつく夜。しかし次の瞬間) 今時雑誌裏のラッキーアイテムなんか流行んねーよハゲが!!! (スパァァン!指輪を地面に叩きつけた) (06/19-21:30:39)
> (地面に転がった指輪は少し離れたところで止まって) 貴様! ……そうして我輩をコケにしているが良い気付いた頃矢張り手を取っておくのだったと後悔しても…… (一瞬の怒気は息継ぎもないチョコレートボイスに溶け) 貴様が自ら断ち切ったチャンスは、戻っては、来ない (一言一言、威圧を込めるような声調で) (06/19-21:35:54)
ロッソ > …………。 (そう言われると気になるのが人の性か。兎にも角にも願いが叶うという言葉に少なからず期待を抱いていた男が踵を返すのに時間は然程要らなかった。喋る指輪をもう一度拾い、不思議な煌きを放つ宝石を眺め、どっちが本体なんだろうとか気になってみたりもしつつ) そもそも、あんたどちらさん? (訝しげな表情で) (06/19-21:40:00)
> 我輩の名を訊ねるか、それも良かろう しかと聞き届けよ (拾われたまま、しかし声は飽く迄偉そうに) 我輩の名は、ヴェスペルティーリオ=ヴァルセウス── 高貴なる純潔の吸血鬼である  (06/19-21:46:13)
> 我輩の名を訊ねるか、それも良かろう しかと聞き届けよ (拾われたまま、しかし声は飽く迄偉そうに) 我輩の名は、ヴェスペルティーリオ=ヴァルセウス── 高貴なる純血の吸血鬼である (06/19-21:47:09)
ロッソ > (長ったらしい名前は覚えられる自信がなかった) ……吸血鬼ねえ… (さも胡散臭いものを見るような目で指輪を左手の平に転がし) ほんとに夢を叶えるとか大層なことできんの? 出来なかったらただの寒いおっさんだよ? (それへ向け、右手で指を差して) (06/19-21:50:45)
> 我輩が手を貸すのだ もっと自信を持ち給え ……と言っても信用には至らぬであろう 先ずは我輩を指に嵌めよ、話は、それからだ (青年の手中にあって尚、指輪は尊厳を失わない) (06/19-21:53:13)
ロッソ > OK牧場! (すぽっ!惑う事なく指輪を嵌めた。 モテたい── ただその一心で) (06/19-21:58:08)
> (指輪の予想とは裏腹に、謎の言語と共にあっさり装着された。肩透かしを喰らったような気もするが、こうなれば最早それもどうでも良い事だ。 指輪を嵌めた青年は、その精神を瞬く間に蝕まれ、呑み込まれ、眠りに落ちるよりも早く意識を失うこととなろう。指輪からカッコイイエフェクトが出るという仕様は残念ながらない) (06/19-22:01:04)
ロッソ > (指輪を嵌めた直後、一瞬の内に気を失い、そして……) (06/19-22:02:35)
ご案内:「※ 闇の集う場所-奥地-」からロッソさんが去りました。 (06/19-22:02:40)
ご案内:「※ 闇の集う場所-奥地-」からさんが去りました。 (06/19-22:02:47)
ご案内:「※ 闇の集う場所-奥地-」にロッソ?さんが現れました。 (06/19-22:03:40)
ロッソ? > (ゆっくりと、開かれる瞼。曇りのない桜色の虹彩は、闇を落とした深紅へ変わり) ──……、 (両の手を見下ろし、感覚を確かめるかのように、開いて、閉じてを繰り返し) (06/19-22:06:10)
ロッソ? > (そして、右手の中指に嵌った指輪を暗い空に重ねて仰ぎ見) ……なんとも 愚かな (笑みに歪めた口から零れたそれは、声質こそ変わらぬものの、普段の軽い調子ではなく、ねっとりとした蛇のような、重ったるい、チョコレートが如き声調──) (06/19-22:10:21)
ロッソ? > 我輩が留まるには貧相過ぎる肉体だが致し方あるまい…… (じゃり、と靴底を鳴らして身を翻すと) 血さえ集まれば我輩は蘇る …こんな身体など寸刻の間に捨ててくれるわ (来訪時とは違う 堂々と、そしてゆったりとした歩みで、暗闇の中へと消えていった…) (06/19-22:16:58)
ご案内:「※ 闇の集う場所-奥地-」からロッソ?さんが去りました。 (06/19-22:17:00)
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