room01_20140706
ご案内:「岩場」にサウスさんが現れました。 (07/06-20:02:30)
サウス > (おりしも天候は晴れ。 丸みを帯び始めた月が煌々とあたりを照らし出す。 無事硫黄の匂いを辿り、岩場の温泉を発見した直後、元の姿に戻るとかありがちな状況の後、ふとそのまま高い岩の上を目差した。白い狼は岩をタンタンっと駆け上がり、月が輝く岩の上へと上がり) (07/06-20:05:28)
ご案内:「岩場」にイリスさんが現れました。 (07/06-20:07:30)
サウス > …へへっ。人成の月だ──。 (月光を浴びれば、自分の中で眠っていた魔力が目覚めるのを感じる。)ウォォォォ───(高く高く遠吠えを1つ。 グググ、っと背を丸くすれば、後ろ足で立ち上がる。ザワザワと白い毛が波打ち、スルスルと短くなる。長く尖った顔は丸みを帯び、体の線も細くしなやかに伸びていき──。) (07/06-20:08:27)
イリス > (いつもの夜の散歩。たまにはちょっと違うところに足を伸ばしてみようと思い、やってきた先がこの岩場だった)…散歩で来るには、ちょっと険しすぎました。(とは言え、のんびり散歩するには向かない地形なのには違いない。まぁ、口ではそう言いつつもひょいひょい軽い身のこなし岩場を登って行くのだが) (07/06-20:09:52)
サウス > (ヒョィヒョィ岩を登るイリスからは見えるかもしれない。 月夜に吼えるシルエットの狼。それが後ろ足で立ち上がれば、ザワザワと人のシルエットのそれに変わっていく姿。 変化を終えれば、髪を手でかきあげて)やっぱこーじゃねーとカッコつかねー。(昨日の姿はもう忘れる事にした。慣れ親しんだもう一つの自分の姿にどこか満足げ) (07/06-20:12:33)
イリス > ふぇ…?(ふと登っていれば、月夜に吼える狼の姿が見えて、立ち止まる。そして変化するところも、しっかり目撃して)……人狼さん?(人の姿になるのをみればポツリと呟いて、首を傾げて)あの、こんばんはー!(両手を口に当てて、ちょっと遠い相手に声をかけてみる) (07/06-20:17:00)
サウス > っへ?(声が聞こえれば、驚いたように目を向けた。 一瞬身構えたが、暢気に挨拶をしてる。 ─困惑!)…お…、おぅ。こんばんは。(よぉ、っと片手を挙げて挨拶を返し) (07/06-20:18:58)
イリス > いい月夜ですね~。(ニッコリと微笑みかけてから、ひょいひょいと岩場を登って行って)あ、あの。もしかして人狼さんですかっ。(目をキラキラさせて、問いかける第一声。すでに一度会っているのだが、まだ先日であった子狼さんと同一人物だとは気づかず) (07/06-20:21:14)
サウス > …此処の連中ってそういうのおどろかねぇンだ?(あ、どうぞ、っと片手を差し出して) あんた、人間? (07/06-20:28:55)
イリス > そうですね。私も、人間に化けている身ですし。(差し出された片手に気がつけば、ありがとうございます~と、手をとって、ひょいっと更に一つ岩場を登り)いえ。私は竜ですよ。(フルフルと小さく首を横に振って) (07/06-20:32:59)
サウス > りゅ…。(目をぱちくり)…りゅうって此処には結構居るのか。 (手を取れば、ぐぃ、っと此方へ引き上げて) 俺もこの間りゅうってのに会ったトコだよ。あんたで2人目だな。 つってもこの間会ったりゅうは言葉はしゃべれなかったみたいだけど。(全く気付いていなかった) (07/06-20:34:49)
イリス > えーっと、私を含めて――何人かいらっしゃいますね。(ふと頭に思い浮かぶ何人かの姿。さすがに具体的な数は、ちょっと出てこないが←)あ、そうだったんですか。 ちなみに、その竜さんはどんな方だったんですか?(胸の前で両手を組みつつ、どこかわくわくした様子で) (07/06-20:39:49)
サウス > (ふっと笑えば岩の上に腰を降ろす。広大に広がる森を眺めながら) 銀色で、蛇って判るか? あれをこう、丸くさせて翼とか角とか足とか生やしたみたいなヤツでさ。 丁度俺、その時変な花びらに触ってチビになってたんだけど、その時の俺とあんま大きさ変わんないくらいだった。 チビだったけど綺麗だったぞ。月の光みたいな色してて。 (07/06-20:42:50)
イリス > 銀色。(相手の言葉に、キョトンとした顔を浮かべて。続く言葉――に、さらにキョトン顔になって)変な花びらに触ってチビさんに…。(考える事、5秒)あ、あの、もしかしてその竜さんにあったのって森の中じゃありませんか? たぶん、その時に妖精さんも一緒だったと思うんですが。(そう尋ねつつ、月の光みたいで綺麗だったとの言葉には、嬉しそうな表情になって) (07/06-20:47:28)
サウス > ん?ああ、森の中で。妖精ってヤツも一緒だった。   …って、まさかあんたあの時のチビか?!(えぇ、っと目を見開いて其方が立っているままなら見上げる格好に) (07/06-20:50:38)
イリス > はい♪ あの時のちび竜です♪(ニッコリと微笑んで頷いて)あの時は、私も桜の花びらに触って小さくなってたんです。あれから、すぐに元に戻れましたけど。(見ての通りです、と小さく両腕を開いて、くるっと回ってみたり) (07/06-20:55:05)
サウス > へぇ…。 俺も今日の夕刻くらいだな。やっと戻ったとこなんだ。 …って事は実際はもっと大きいのか?りゅうの姿だと。(お互いチビだったのなら、っと) (07/06-20:56:35)
イリス > そうですね。竜の姿だと、もっと大きいです。(コクコクと頷いて)でも大きすぎて、いろいろ不便なことも多いので、普段は人の姿でいるんですよ。 (07/06-20:58:41)
サウス > 大きすぎる…。ってぇと、ヒグマくらいか?(コイツの知る中で一番大きい生き物がそれだった) へぇ…。自由に人の姿が取れるのか。 そういうヤツって此処には多いの?(両手を体よりも後ろにつけて其方を眺めつつ) (07/06-21:00:09)
イリス > うーん。もっと大きいですね。ヒグマさんだったら、軽々手で持てちゃうくらい…でしょうか。(人差し指を立てて空を仰ぎつつ答えて)私が知る限りだと、そこまで極端に多いというわけでもないですけど。人間の姿をした人間じゃない方は、いらっしゃいますよ。(後ろ手に手を組みつつ、視線をそちらへと向けて) (07/06-21:04:59)
サウス > …へ?(目をぱちくり)はっはっは、まっさかぁ、そんなでかかったら森なんて一跨ぎできそうだな。 俺なんて簡単に踏み潰されそうだ。(けらけらっと笑って←本気にしてない) だからか。 俺が人狼だって判っても普通に話しかけてくるからさ。驚いたよ。 こっちの連中は見慣れてんのか。そーいうの。 (07/06-21:08:07)
イリス > あー、信じてませんね。(笑う相手に、かすかにだがふくれっ面をして)ここには、色々な世界から色々な方がいらっしゃいますから。反応も色々…と言ったところでしょうか。見慣れてない方もいるにはいると思いますよ。(そう告げて、吹きぬける風に、ふと片手で髪を抑えて) (07/06-21:13:46)
サウス > 此処には俺の知らないヤツが色々居るのは判ってるけど、想像できねーよ、そんなでかいの。(ははっと可笑しそうに笑い、騙されないぞ、なんて) んー、そーだな。俺のいたトコとは大分違う。(風に目を細めまた森を眺め) このくらいの時間になると、あっちこっちで遠吠えが聞こえてた。 仲間と呼び合う声が。 此処は静かだ。 森の中に居ると、あんまわかんねぇけど、こうして見ると全然知らない場所なんだって良く判る。 (07/06-21:18:06)
イリス > むぅ…。じゃあ、見せてあげましょうか?(じっと、相手の顔を見て。真面目な表情で告げる。何か妙なプライドが刺激された模様)広さの割りに、いらっしゃる方の数はそこまで多いというほどでもないですからね…。(つられるように、森の方を見て)元の場所に戻れるかもしれない方法は知ってますよ?(ちらりと視線を向けて) (07/06-21:23:29)
サウス > ははっ。そーだな、そんなでっかいヤツが居るなら見てみたいかもな。(実物見ないことには想像出来ないんだもの。 相変わらずけらりと笑って) あー、獣は結構見かけるけど、狼のテリトリーは古いのが多かったし、出あったヤツもあんま居なかったな。そう言えば。 元の場所かぁ…。(空を見上げ、月を仰いで) …多分群に俺の戻れる場所はもう無いと思うよ。 (07/06-21:26:55)
イリス > それじゃあ、帰る時に竜化していきますので、楽しみにしててくださいね。(ニッコリと笑う。なぜだろうか、ちょっとだけ目が笑ってない気がする)人のいるところにはいるんですけどね。時狭間と言うお店や、神隠しの森の館とか。(と、それぞれの建物がある方向を指差して)…そうなんですか?(戻れる場所はないとの言葉に、ちょっとばかり心配そうな顔を浮かべて) (07/06-21:31:21)
サウス > ああ、多分館ってのは知ってる。 店はまだ行った事が無いけど。 俺の群は森に拠点があったからさ。 この間見ただろ?俺の毛って白いから目立つんだ。 だから、兄弟達が俺と一緒に狩りに出るのを嫌がってたのは知ってるしさ。 何日も群を空けたから、仲間もきっと俺が『はぐれ』になったと思ってるだろうし。 …向こうに戻れば、はぐれが持てるテリトリーなんて極僅かだし、それに…。こっちに居たい理由も出来たし。 (07/06-21:36:05)
イリス > 色々とおいしいものがあるので、おすすめですよ。…たまにマスターさんが悪ふざけするのが珠に傷ですけど…。(おすすめしつつも、一応忠告も入れておく)ふむ…。そういうことなら、居たらいいと思います。この世界は、来る者は拒まない世界ですから。(ふんわりと微笑んで) (07/06-21:41:36)
サウス > へぇ…。ああ、今度行ってみるよ。どの辺にあんの?その店。(ぐるりと視線を巡らせて) まだ俺は此処に来たばっかだけど、何とか狩りも一人で出来たし、巣も見つけたし、何とかなると思うんだ。 此処で1人で生きていける。(視線をまた正面へと戻せば月を見上げ) 良いね。来る者を拒まない世界、か。(へへっと嬉しげに笑って) (07/06-21:44:29)
イリス > えっとですね。ここからだと、あっちですね。(と、時狭間がある方の方角を指差して)それは良かったです。でも、良ければ一つだけ。困った時は言ってください。ここにいる人達は良い人が多いですから。きっと力になってくれるということを。(一人で生きて行くのを悪いとは言わない。けれども、この事だけは憶えて欲しくて) (07/06-21:48:40)
イリス > えっとですね。ここからだと、あっちですね。(と、時狭間がある方の方角を指差して)それは良かったです。でも、良ければ一つだけ。困った時は言ってください。ここにいる人達は良い人が多いですから。何か会った時は、きっと力になってくれるということを覚えておいてください。(一人で生きて行くのを悪いとは言わない。けれども、この事だけは憶えて欲しくて) (07/06-21:49:21)
サウス > あっちだな。(うん、覚えた、っと頷いて。 続いた言葉にきょとんとした目を向ける) …不思議なトコだな。此処は。(嬉しげに目を細め) …あんた、名前は? 俺はサウス。月狼のサウス。 (07/06-21:52:18)
イリス > はい♪(コクンと頷いて)私もそう思います。でも、いいところですよ。(笑みを浮かべながら、言葉を続けて)私「は」イリスと言います。どうぞ、よろしくお願いします。(ペコリと丁寧に頭を下げて) (07/06-21:54:45)
サウス > 良い所…。うん、良い所だな。俺もそう思う。(にか。)…『は』?(なんかその部分が微妙に強調されてた気がする。首を傾け) (07/06-21:56:10)
イリス > …話すと長くなるんですが。フォンセと言う名前で、もう一人の「私」がいるんですよ。まぁ、会う事があればわかると思いますので。(ちょっと苦笑いを浮かべてみせて) (07/06-22:01:45)
サウス > …ンン? 今俺と話をしているのがイリスで、イリスは2人居て、そっちのイリスの名前がフォンセ??(勘違い) (07/06-22:03:45)
イリス > うーん。なんて言ったらいいんでしょうか。多重人格…と言ってわかりますかねぇ?(コテリと首を傾げて)つまりは――(何はともあれ見せるのが一番早いか。一応、その旨をフォンセに告げて。そっと目を閉じ――) (07/06-22:06:38)
ご案内:「岩場」からイリスさんが去りました。 (07/06-22:06:43)
ご案内:「岩場」にフォンセさんが現れました。 (07/06-22:06:55)
サウス > たじゅう…????(ってナニ?っと首かしげ。見た事が無いから判らない。じーーー。) (07/06-22:07:55)
フォンセ > (すーっと髪の色が黒く変わる。そして、再び開いた瞳の色も銀から金へと変わっていて。同時にまとう雰囲気なんかも幾ら関わる事だろう。ほんわかした空気から、研ぎ澄まされた空気へと)こういうことだ。(次に口を開けば、同じ声ながらも違う誰かで)例えるなら、サウスの中に別のサウスがいると言った感じだ。 (07/06-22:09:49)
サウス > Σ!!!!!っなぁッ?!! (そりゃもーーー驚きますとも。 ずざぁっと座った格好のままずり下がり) ((さっきと全然空気が違う…。))(明らかに自分よりも強い獣の気配。冷や汗が出て) あ、あ、あああ、あんた、が、フォンセ?(ごく、っと思わず生唾飲み込んで。 獣だからこそ、自分よりも明らかに強い相手には敏感だ。 震えだす手を逆の手で押さえ込んだ。 ぶっちゃけ 逃げ出したい(弱) (07/06-22:13:15)
フォンセ > …?どうした?(多少は驚かれると思っていたが、それにしては驚き方が半端ではない。が、原因がわからない身としては不思議そうに首をk氏手) (07/06-22:16:01)
フォンセ > …?どうした?(多少は驚かれると思っていたが、それにしては驚き方が半端ではない。が、原因がわからない身としては不思議そうに首を傾げて)そうだ。私がフォンセ。イリスの片割れで、言い方を変えれば、もう一人のイリスと言ったところだ。――別にとって食ったりはしないぞ?(相手の雰囲気から何か察したか、かすかに苦笑を浮かべて) (07/06-22:19:12)
サウス > (こくこくこくこく。とりあえず頷く。 確かに殺気も無いのは判る。が、兎に角自分の中でこの相手はヤバイと警告を鳴らしている。 さっきのイリスの言葉がやっとこ理解。確かにこの気配は、ヒグマの比じゃない。すーはすーは、呼吸を整えて) …竜、か…。 イリスの時は感じかなったけど、あんたが強いヤツってのは俺でも判る。 さっきイリスが熊を片手で掴めるって言ってた。今なら、なんか判ると思う。 気配っつーかなんつーかで。(こっくり) (07/06-22:23:40)
フォンセ > 一応、私もイリスと同じなんだがな。まぁ、イリスなら気配を隠すくらい訳もないか。(イリスの時は感じなかったと言われれば、何か思い当たる節でもあるらしく。節目がちに笑みを浮かべることだろう)それはどうも…と言っておこうか。わかってくれたのなら、嬉しい限りだ。一応、種族への誇りがあるものでな。(そう告げて、静かに顔を上げて)さて、私はそろそろ館に戻るよ。長く引きとめてしまったな。 (07/06-22:29:37)
サウス > イリスは、この間のチビの印象もあったし、雰囲気が穏やかだったから。(良く見ていれば気付いたかもしれないが、人型なのと雰囲気ですっかり安心しきってしまっていた。 とは言え、フォンセも襲われさえしなければ、怖い相手じゃないだろうとは思うのだが) ん、ああ。 色々、ありがと。イリスにもそう伝えてくれ。(此方も体を起こして) (07/06-22:32:20)
フォンセ > なるほど、そういうことか。つまり、私の雰囲気は穏やかではないと。――ふふっ、冗談だよ。(冗談めいた口調で、わざとそう告げてみたりして)もちろんだとも。それじゃあ、また会おう。――あと、約束だったからな。(静かに踵を返せば、その姿が光に包まれる。そして竜の姿へと変われば、一度だけサウスの方を振り返って)――(翼を大きく羽ばたかせれば、大きく空へと舞い上がって――) (07/06-22:37:27)
サウス > (脅かすようなセリフにびくぅっと半ば逃げ腰に半歩程後ずさる)冗談きついよ。(ひぃ、っと苦笑を浮かべ)約束?ああ──(見せてくれると言ったあれか、っと思った直後)うぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!(でかいにしてもほどがあった。免疫ない分恐怖感はハンパない。わたわたわたっと半分腰抜かしたような状態で逃げの体勢に入った。ぶわぁっと風が舞えば、危うく吹き飛ばされそうに。がっしり岩を掴んでふっとぶのを阻止すれば、雄大に飛翔する姿を見上げ)──す…すっげー…。(怖くはある。巨大すぎるそれに対する畏怖の念。が、それ以上に空一杯に広がったその姿は見惚れるほどに美しくて─) (07/06-22:43:17)
ご案内:「岩場」からフォンセさんが去りました。 (07/06-22:43:57)
サウス > …。かーちゃん、俺なんかもう頭煮えそうだよ…。(ぽかーん。遠ざかる姿を見送って。 ちょびっと俺こんな世界で生き残れるんだろうかと不安が過ぎる) …けど、すっげぇ。(っぷっ。思わず噴出した。一度こみ上げれば暫らく笑いが止まらなくなる。 恐怖からなのか、安堵からなのか、良く判らないけれど)は、あははははっ。すっげぇーーーーーー。(大の字に転がり、手で岩をバシバシ叩いて) 世界ってすげーーー。 (07/06-22:46:31)
サウス > んっ。(よいせ。体を起こして)…居るかな。(色々なこと、なんか話したくなった。 勢い良く立ち上がれば、狼さながらの足取りで軽快に岩山を駆け下りていく──) (07/06-22:48:51)
ご案内:「岩場」からサウスさんが去りました。 (07/06-22:49:33)
ご案内:「岩場」にフォンセさんが現れました。 (07/06-22:51:22)
ご案内:「岩場」からフォンセさんが去りました。 (07/06-22:51:25)
ご案内:「岩場の洞窟」にアステル☆さんが現れました。 (07/07-00:12:13)
アステル☆ > (良く晴れた星空の下、岩場の洞窟で結晶化された窓の下、籠の上に座ってじっとしている妖精がいる。) (07/07-00:14:28)
アステル☆ > (母が教えてくれた相手の考えて良そうな答えは)『皆大事で、皆失いたくない。』 (07/07-00:17:29)
アステル☆ > ……分からない。(それは物事の優先順位が明瞭に定まる妖精にとって、まるで理解できない考えだった。) (07/07-00:19:00)
アステル☆ > 自分、妻、夫、親、兄弟、姉妹、子供、義理兄弟、義理姉妹、義理親、養子……。(家族を構成する最小単位を並べる。) (07/07-00:22:35)
アステル☆ > (簡単な選択から検証する。 危機が訪れ、番と子供のどちらかを守れるとすれば)番を取れば妻または夫としての立場を選択し、子供を取れば親としての立場を選択したことになる。 (07/07-00:24:40)
アステル☆ > (この選択の分かれ目は、番と子供のどちらがより失い難いかで決まるだろう。) (07/07-00:28:40)
アステル☆ > …………。 (07/07-00:36:41)
アステル☆ > (虚空へ視線を投げつつ、悶々と比較と重みつけを繰り返す。) (07/07-00:41:07)
アステル☆ > 違う。違うな。話はもっと簡単だ。親兄弟姉妹よりも、自分を優先しない男(女)の妻(夫)になる女(男)が、どこにいる。 (07/07-00:45:36)
アステル☆ > 仮に、肉親の兄弟と娶った妻が同じだけの重みをもち、選ぶことができないのを了解するとして、 (07/07-00:48:12)
アステル☆ > では『義理の兄弟』に対応し、選ぶことのできない重みをもつ妻といえば『義理の妻』か。 (07/07-00:49:11)
アステル☆ > 義理の妻とは何だ? (07/07-00:50:17)
アステル☆ > 本物ではないが、本物と近しく尊重するべき妻。 (07/07-00:51:03)
アステル☆ > なるほど。 納得できる話だ。 確かに私はかつてのアステルとは違う。 アステルの知識と能力と技能を引き継いではいるが、記憶と経験を引き継いでいる訳じゃない。 (07/07-00:52:35)
アステル☆ > つまり偽物という訳か。 (妖精は静かに激昂し、常時発動型のリフレッシュヒーリングによって平静状態へと速やかに戻される。) (07/07-00:56:49)
アステル☆ > (しかし感情は平静へ戻っても、状況の整理は進んでいる。) (07/07-01:00:55)
アステル☆ > 『皆大事で、皆失いたくない。』 しかし誰も彼も失われていく。人には寿命があり、立場があり、常に物事は平等ではなく、守れるものは限られている。 (07/07-01:06:15)
アステル☆ > 『皆大事で、皆失いたくない』からこそ、物事の優先順位をつけ、死守すべき絶対防衛線を定め、それに則って動くものじゃないのか? (07/07-01:10:04)
アステル☆ > …………死守か。 (07/07-01:12:03)
アステル☆ > (死守と言えば、ジオは既に死を賭して自分を迎えに無辺砂漠へ来ている。 人の身において、死より重い責任の取り方は無いだろう。)……仮に死んでも蘇生するが。 (07/07-01:20:16)
アステル☆ > (死より先の責任の取り方はない。 つまり、絶対防衛線より内側は、誰と彼を比較する意味が無い。 防衛線を越えたなら、死を賭して守りに入り、仮に自分という守りが破られても、自分は既に死んでいるのだから考える必要が無い!) (07/07-01:26:14)
アステル☆ > ……『アレ』が身内?! (得た結論に、細かく身体を震わせる。 ギッ! と、岩場の温泉を睨んだ。) (07/07-01:31:25)
アステル☆ > (暫く睨んでから、何時までも睨んでいても仕方ない。と、虚空へ視線を戻した。 絶対防衛線という観点から、これまでの考察を改め直す。)……義理云々、偽物云々の考察は、無駄になったな。 意味がない。 (07/07-01:35:16)
アステル☆ > (妖精の唸り声が暫く、洞窟の中に木霊する。) (07/07-01:41:07)
アステル☆ > (が、それも長くは続かない。 常時発動型のリフレッシュヒーリングで平静状態へ戻されてしまうから。) (07/07-01:43:18)
アステル☆ > 結論は出た。(籠の中から立ち上がって、母親の枕元に立つ。) (07/07-01:48:53)
アステル☆ > ティス。 私はジオの所へ戻る。 世話になった。(耳元に囁いて、頬にキスをする。 聞こえているだろうか? 多分、聞こえているだろう。) (07/07-01:51:34)
アステル☆ > (籠に布を被せ直し、サンッと天窓を透かして飛び立つ。 今夜はきっと、夜空に場違いなオーロラが見えるに違いない。) (07/07-01:53:58)
ご案内:「岩場の洞窟」からアステル☆さんが去りました。 (07/07-01:54:04)
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