room01_20140712
ご案内:「木の下のブランコ」にシャルロッテさんが現れました。 (07/13-00:42:37)
シャルロッテ > (ゆっくりと丘を登ってくる少女。その表情は晴れやかだ)今日はいい天気……月も綺麗な満月ね(機嫌よく丘の頂上へと登りきった少女。前にも少し遊んだブランコが目につくと少女はそこに座った) (07/13-00:44:28)
シャルロッテ > (軽くブランコを揺らしながら月を見上げる少女…なんだろう、今日は少し思い出に浸りたくなる気分だ)ああ、色々あったわね……(少女は一人今までの人生を振り返ってみることにした) (07/13-00:46:57)
シャルロッテ > (一番古い記憶……まるで今の自分からは想像できないような。夢のような記憶)……両親の顔は憶えてない。私が生まれて少しして二人共死んでしまったのよね…(殺されたと言ったほうが正しいのかな?と思いながら少女は月を見上げる)記憶にあるのは石づくりの部屋。簡素なベッドのような木に毛布とも言えないような薄っぺらい布が一枚。真冬は寒かったわね……よく生きてたものだわ(自分は運が良かったと笑う) (07/13-00:52:50)
シャルロッテ > 与えられる食べ物も歯が欠けそうな固いパンにほとんど味のしないスープ…最近贅沢しすぎかしら?(思い返しながら自分の右腕を左手で掴んでみる。今でも細いがあの頃は本当に皮と骨しかなかったような気がした)でも、ある程度勉強はさせられたのよね。出来なきゃ鞭で叩かれる程度のスパルタだったし、おかげで文字を読んだり出来るのは幸せよ(当時は酷く恐怖し、必死だったけどと笑う。文字を読めるようになってからは本を読むという行為自体は嫌いじゃなかった気がする) (07/13-00:58:57)
シャルロッテ > でも、ある日堪忍袋の緒が切れて拙い氷の魔術だったけどそれでやっちゃったのよねー。いや、若気の至りで済まないけど申し訳ないことをした気がするわね(苦笑しながら思い返す。だけど、その後育ての親に見つかって恐怖したが逆に褒められたことを覚えている)まぁ、魔術が使えるってのはあそこではとんでもないアドバンテージだったのよね。そこから待遇も少しマシになったし(うん、飲み物にワインがつくようになったと思い返す) (07/13-01:03:47)
シャルロッテ > まぁ、それから魔術の訓練…と言ってもまともなノウハウもなかったし、とにかく成果をあげるようなひどい訓練だったけど。それも追加されて寝る時間をよく削ったわ(不健康だ。美容に悪い…これが将来に影響したらどうするつもりなのか。と一人憤慨していた)そしてしばらくしてそこそこに魔術を使えるようになってきたら、その建物に来る人たちを殺す訓練が始まったのよね。素直に聞いて達成して褒められて喜ぶ私…見事な殺人機械だわ(ぞっとする…と正直苦笑した。知らないということはどれだけ恐ろしいのか…と) (07/13-01:09:50)
シャルロッテ > そんな約9年間ぐらい…だったのかしら?あんまり年月ははっきりしないのよね。子供の頃だったし(カレンダーでもあればわかったのかもしれないがそんなものもなかったしと苦笑する)まぁ、唐突に終わりは来たのよね。いつものように殺人訓練に出たらレオンにボコられたのよね。あれはショックだった…というか何が起こってるかわからないほど目まぐるしく色々あったわね(なんたってこの沈着冷静な私がパニックおこしていたんだもの?と肩にかかった髪をふぁさっと払いながら何故かドヤ顔) (07/13-01:13:49)
シャルロッテ > 育ての親は本当の親の仇だったり、私が殺してたのは私を助けようとしている人たちだったり…いきなり言われて信じれるはずないわよねー。育ての親に殺されかけても何が起こってるかわかんなかったぐらいにパニクってたし(あの頃は若かった…なんてふっと遠い目で月を見上げる)ま、そんな紆余曲折を経て私は両親の友人とか言う怪しい男に攫われたのよね。 (07/13-01:17:41)
シャルロッテ > 実は父は王子で私はお姫様らしいんだけど…父や母と一緒に死んだ事になってるのよねー。格好よく言えば『歴史から消された姫』(バニシングプリンセス)ってところかしら?つまるところ私は支配階級!(だから給仕の服(メイド服)とか来たくないのよね…とどうでもいいことを思い出しつつ) (07/13-01:21:25)
シャルロッテ > まぁ、父や母の血筋は誇りには思ってるけど…今はただの究極天才美少女魔術師なだけだし?(自分の世界に戻ったことは一度もないのよねーと思い返しつつ)まぁ、しばらくはいつか自分の国に戻って復讐してやると思ってたけど(今はどうでもいいなーとブランコをゆらゆら) (07/13-01:24:13)
シャルロッテ > と、話がずれたけど…まぁ連れられた世界は自分の知らない科学の進んだ世界……部屋の隅で布団かぶってぶるぶる震えるとか箱の中に小人が!とか王道な事は一通りきっちりこなしたわ(偉い!私!と自分で自分を褒めた)まぁ、それもすぐに慣れていろんな知識を得たわね。あと、魔術師の師匠にも会えて色々技術を学べたのも良かったわ(紳士な師匠だったけど、年上には反発気味な兄とは仲良くなかったなと思い返しつつ)孫か娘みたいに思ってるんでしょうね (07/13-01:28:37)
シャルロッテ > そうして一年ぐらいが過ぎた頃にこの世界に兄が来て、私も追いかけてきたのよね……懐かしいわ(うんうんと思いだした)クララとの出会いは幸運だった……本当にはちゃめちゃだったけど、それでも優しくて私のことを考えてくれてて…今でも、今でも大好き……(あの頃と違うこんな自分になってしまったのを彼女はどう思うのだろうか?不愉快そうに嫌われるのだろうか?それとも笑って抱きしめてくれるだろうか?ふと、笑っているのに涙が零れおちた) (07/13-01:40:06)
シャルロッテ > (またいつか会えるかな?と月を見上げつつ、涙を手の甲で拭った)いなくなった時はショックだったわね。しばらく部屋から出れなかった…テンプレやってしまったぐらいだもの(ひどいひどいと苦笑しながら肩をすくめた)それからしばらく魔術の開発とか打ち込んでて……龍慈との再会、瑠那との出会い。うん、あれも忘れられないわ(見守ってくれている気がする父親のような広い背中、一生でただ一人だけと思える相棒)本当に恵まれてるわね…… (07/13-01:50:16)
シャルロッテ > でも、出会いがあれば別れも来る……でも、瑠那。あなたを引き止めなかったのは今でも正しいかどうかわからないよ…(思い出せば今でも悔やむ……と顔を俯いてしまう)毎夜のように夢に現れる貴方……痛みとして愛することしかできなくて、ごめんね(こんなに、支えてもらってるのに……と苦笑を浮かべる) (07/13-01:59:39)
シャルロッテ > 貴方と別れて、世界は優しくなんてない。そんな事を初めて知ったわ…本当は無関心で、優しいふりをして、冷酷に切り捨てる……それが世界(静かに息を吐く。いつのまにかブランコは止まっていた)だけど、私のことを案じてもっと素直に愛されたらいいって言ってくれるれす…どんなに苦しい目に合わされてもその相手を許そうとする娯暮雨……私にもそんな友達ができたんだ (07/13-02:05:33)
シャルロッテ > (ブランコに座ったまま月を見上げる)世界は優しくないけど、人は優しさを持ってる。今頃になって、みんなに気づかせてもらえた(ああ、なんて自分は幸運に満ち溢れているのか…思わず笑みがこぼれる)今度戦う相手は鬼じゃない。その鬼を悪として切り捨てようとする世界。瑠那、クララ…私はそれと戦うよ。 (07/13-02:11:21)
シャルロッテ > 初めてだからどうなるかわからない。そう簡単な事じゃないのもわかってる(ゆっくりと俯いたあと、再び付きを見上げた)だけどこの命全てを使う覚悟もできた。必ず勝ちをもぎ取ってみせる…(誰もいない。誰も知らない。たった一人での誓い。しかし、自分を支えてくれるたくさんの人たちへの誓い)それが、あなた達に教わったこと、支えてくれていることへの答えになるから (07/13-02:16:31)
シャルロッテ > ふぅ……何だかいつのまにか決意表明になってたわね。(ブランコから立ち上がりながら首を左右に倒してこきこきと鳴らした)まぁ、いいか。自分を見返すこともたまには必要だし(ふんっと胸を張って鼻息を鳴らした) (07/13-02:19:04)
シャルロッテ > さて、やる事もあるし帰って……色々やるとしましょうか(鼻歌を歌いながら少女は丘をゆっくりと降りていく) (07/13-02:20:22)
シャルロッテ > (これは誰も知らない。誰に語られることもない…一つの人生の1ページ。それは風に揺られて月夜へと消えていった) (07/13-02:22:27)
ご案内:「木の下のブランコ」からシャルロッテさんが去りました。 (07/13-02:22:30)
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