room42_20140726
ご案内:「鬼ヶ岳」におばあちゃんさんが現れました。 (07/26-11:22:26)
おばあちゃん > ≪―・・リィーン ・・・≫(風鈴の音が聞こえる。家に入って直ぐの土間には、西瓜やとうもろこし、トマト等、他にも色々な夏野菜が小さな山を作っていた。) (07/26-11:25:44)
おばあちゃん > (そられは、近所の人からのお見舞いの品だった。元気になったら皆で食べてね、と渡された野菜達は、未だ詰まれたままだった。家の中は、綺麗に片付いている。この世界には、下界の様にじりじりと肌を焼く様な暑さはない。からりとした太陽に照らされる庭の草木に水をやり終えたおばあちゃんは、手拭いで手を拭きながら縁側に上がり、ぐーんと伸びをした) (07/26-11:31:11)
おばあちゃん > (ふ、と一息。結いあげた白髪の側頭部からハラリと落ちたおくれ毛をそっと耳にかけると一息。雫をまとってきらきらと光る庭の草木を振り返った後、少し遠くを見やって目を細めた)≪ リィン・・・≫(と鳴った風鈴の音に交じって、カララ…と玄関戸の開く音がした。) (07/26-11:37:39)
おばあちゃん > (ハタリと表の方へと向きかえる。おばあちゃんの目元は、数日前に比べれば幾分か薄れれど、まだ少し赤みを帯びたままだった。頬と目元に、冷えた指先と手の平をぺたぺたと当てた後、いそいそと玄関の方へと移動して)―…おかえりなさい。(入ってきた相手を瞳に映せば、へにゃりと笑んだ。) (07/26-11:43:36)
ご案内:「鬼ヶ岳」におじいちゃんさんが現れました。 (07/26-11:45:04)
おじいちゃん > ただいま。(ひょっこり帰って来たおじいちゃんは、土間からおばあちゃんを見上げる形で、笑みを浮かべると家に上がった。件の戦いで法力を消耗した体の回復が十分でないのか、以前よりもぷるぷると震える体をおばあちゃんに支えられながら)…やっぱり、家がエエのう…。あそこは賑やかじゃが、うるそうて老体には堪えるわい。(フォッフォ…) (07/26-11:53:00)
おばあちゃん > (まだ安静にしておいた方が良いだろうに、どうやら無理をして出て来た様子のおじいちゃんに、クスリと困った様な、それでいて愛おしげな笑みを浮かべて)娯暮雨と妙河は、どんなかしら…?お布団、敷きましょか。ね。(おじいちゃんの体を支えながら、畳敷きの寝室へとゆっくりと移動して。てきぱき布団を敷き終えると、着替えを手伝い、寝かせつけた。) (07/26-11:59:36)
おじいちゃん > 娯暮雨は、妖力が足りんでの…。じゃが、直に目覚めるじゃろう。妙河も昨夜目覚めた所じゃ。あと3日の内には、二人とも顔を揃えて帰って来るわい…。(もふり、とふこふこ枕に頭を埋める。おじいちゃんの頭はおばあちゃんと一緒で、すっかり色の抜けた綺麗な白髪だ。)≪リーン・・・≫(横になって、おばあちゃんを見上げ、少しだけ眉を下げた。) (07/26-12:08:29)
おばあちゃん > そう…。(よかった。と、胸を撫で下ろしながら息をついた。)…お腹、空いとるでしょう…?何か用意しとくけん、休んどって…?(ゆるり、ゆるり。こちらを見上げるおじいちゃんの額を撫でる。離す手で視線を遮るようにしながら、膝を伸ばして立ち上がろうと) (07/26-12:15:35)
おじいちゃん > (おじいちゃんは、立ち上がろうとするおばあちゃんの手をとった。とった手を離さぬまま、床に下ろした。)―…また、泣いとったんか。…お前は、いくつになっても泣き虫じゃのう、悠里音。(ゆりね。と、おばあちゃんの名を呼ぶ。いつも細められていて、開いているかどうかも疑わしいおじいちゃんの瞳は、色褪せた勿忘草色。ぷるぷると指先が震えながらも、優しく手を握った。) (07/26-12:22:56)
おばあちゃん > (手を握られる。おばあちゃんは、立ち上がるのを止めて、またおじいちゃんの傍らに腰を下ろした)―……若い頃の、あなた程じゃないわ。(涙色に滲む声。きゅっと相手の手を握り返し、クスリと笑った。もう片方の手で涙を拭って) (07/26-12:27:15)
おじいちゃん > …何年前の話じゃ。(おじいちゃんもクスリと笑んで。それからゆっくり、皺の刻まれた目を閉じた。)…傍に居ってくれ。ワシは、お前の傍が一番じゃ。≪リィン・・≫ (07/26-12:34:33)
おばあちゃん > …はい。(今にも眠りについてしまいそうなおじいちゃんを見つめたまま。繋いだ手はきっと、おじいちゃんが目覚めるまで、離さない。) (07/26-12:37:17)
おじいちゃん > (ふと、おじいちゃんが口を開く) ―…、おかえり。 (それだけ言って) (07/26-12:39:31)
おばあちゃん > (すっかり色の褪せたおばあちゃんの琥珀色の瞳に、また涙がじわりと浮かぶ。) …ただいま。 (ほとり、繋いだ手に涙が落ちて。それだけ返した。) (07/26-12:41:25)
おばあちゃん > ≪ リ ィ―――― ・・ン ・・≫ (風鈴の音) (07/26-12:43:16)
ご案内:「鬼ヶ岳」からおばあちゃんさんが去りました。 (07/26-12:43:22)
ご案内:「鬼ヶ岳」からおじいちゃんさんが去りました。 (07/26-12:43:26)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ②」に獅子ノ座@GMさんが現れました。 (07/26-12:51:43)
獅子ノ座@GM > シナリオです。ロール主体なので、相変わらず此処を使用です。 (07/26-12:52:27)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ②」に黒衣の女さんが現れました。 (07/26-12:53:28)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ②」にリンさんが現れました。 (07/26-12:54:28)
獅子ノ座@GM > 現在、認識の共有中です。 (07/26-13:15:36)
獅子ノ座@GM > ① 奇跡の海は現実でありながら、現実ではない場所で、感覚が非常に鋭くなり、景色などが、鮮明に見える。
② 常時、全てが安らかさに満たされている。敵意や恐れ等と言ったサバイブ(生き残り)に必要な感情が発生する余地がない
③ コミュニケーションに言語などを用いるが、テレパシー的な現象が付随する。想念だけでもコミュニケーションできるし、言葉ひとつにも多彩な意味が込められ、伝わる。
④ 記憶や、追憶、イメージなどを、直接、相手に伝えられたり、無意識に共有できたりする。感情なども同様
⑤ 自然物は現実よりも生命力で輝いている。 (07/26-13:16:01)
獅子ノ座@GM > ⑦ 普通の夢を見るときのように、現実生活での記憶が曖昧になる。また、行動様式が思考よりも、直感や、根本的な性質に基づいたものになる。 (07/26-13:16:17)
獅子ノ座@GM > 以上。奇跡の海への出発です。 (07/26-13:18:06)
獅子ノ座@GM > そこは夢の中だろうか?それとも、そちらの世界が現実なのだろうか? (07/26-13:18:27)
獅子ノ座@GM > 答えを知るものは、今は、いない。 (07/26-13:18:36)
獅子ノ座@GM > ======================================================================= (07/26-13:18:48)
獅子ノ座@GM > ウィンター・ウィンド・エレジー (07/26-13:19:06)
獅子ノ座@GM > ディス・イズ・コールド・ワイルド・アセンデッド・ポエム (07/26-13:19:22)
獅子ノ座@GM > チェーロ・グリージョ (07/26-13:19:32)
獅子ノ座@GM > 空が翳る。 (07/26-13:19:52)
獅子ノ座@GM > それでも、空は、灰色の雲の向こう側にいる。 (07/26-13:21:01)
獅子ノ座@GM > =========================================================== (07/26-13:21:11)
獅子ノ座@GM > ヴェッテ僧団:

ホナエル・シュマエル・イーシュワラー

   パラディゾ・パラブラム・パラーラ・エリシュオム


        パラーラー・パラディゾラーラー・アイテール (07/26-13:22:46)
獅子ノ座@GM > 祈祷、詠唱、沈黙、そして、空。 (07/26-13:23:21)
獅子ノ座@GM > ========================================================= (07/26-13:23:34)
獅子ノ座@GM > さざ波が聞こえる。 (07/26-13:23:45)
獅子ノ座@GM > そのさざ波は、静かで、優しく、意識を潤し、心を満たしてくれるかのようだ。 (07/26-13:24:56)
獅子ノ座@GM > 闇の中、輝かしい月光のようなものが、雲のような、靄霧のようなものに阻まれた空、その合間をぬって差し込み、この世界の姿を浮かび上がらせてくれる。 (07/26-13:26:21)
獅子ノ座@GM > 広大な、水面。遠方には、草木や花々に彩られた島々。 (07/26-13:27:32)
獅子ノ座@GM > 闇が静寂を、月光が安らぎを、波音が平穏を齎す。 (07/26-13:28:33)
獅子ノ座@GM > 目にするもの、聞こえてくるもの、感じ取れるもの、全てが、生命に輝き、美しく、そして清らかで、自然だった。 (07/26-13:29:21)
獅子ノ座@GM > 在るがままの世界。 (07/26-13:29:30)
獅子ノ座@GM > 現世的なものが、全て終焉し、完結したかのような、始まりも無く、終わりも無い感覚。 (07/26-13:30:04)
獅子ノ座@GM > その源があるとすれば、それは何処から来るのだろうか? (07/26-13:30:19)
獅子ノ座@GM > リンは気が付けば、そんな世界の小舟に居た。 (07/26-13:30:42)
獅子ノ座@GM > 目の前には女がいる。絶世の美女が束になっても太刀打ちできないような、神々しい美貌の女。 (07/26-13:31:35)
獅子ノ座@GM > 燃えるような赤髪が胸元から腰まで滑らかに流れ落ち、身にまとう黒衣は極上の布で織られたもののようでありながらも、実体が無くまるで水のように瑞々しく、其の上、姿かたちを風になびかせているように姿を変える。 (07/26-13:33:24)
獅子ノ座@GM > 端正な顔立ちは、雪の結晶が在るがままで美しいように、究極の自然美を現わしている。 (07/26-13:34:23)
獅子ノ座@GM > だが、それらよりも、惹き付けられるものがあるとすれば、その瞳だ。 (07/26-13:34:43)
獅子ノ座@GM > 赤い虹彩の瞳は、何処までも透き通っているかのような、生まれたての神童の幼子さえも浮かべることが出来ないような、無垢さが現れている。 (07/26-13:37:00)
獅子ノ座@GM > そこにあるのは、虚無のようでありながらも、まるで宇宙空間があらゆる星々を包み込んでいるかのように、其の瞳を覗き込むもの全てに、それを感じさせるようだ。 (07/26-13:38:17)
獅子ノ座@GM > <<ザザァーー……。サァァァァー………。>> (07/26-13:38:46)
獅子ノ座@GM > 波音、穏やかな風、夜の闇に、月光。 (07/26-13:39:03)
獅子ノ座@GM > 此処で、ただ過ごすことも出来るし、現世的な制約から解き放たれた世界で、自分自身の心象を探求することも出来る。 (07/26-13:42:41)
獅子ノ座@GM > また、目の前の、この世界の水先案内人のような黒衣の女の語る、不思議な話に耳を傾け続ける事も出来る。 (07/26-13:43:27)
獅子ノ座@GM > 行動宣言をお願いします。 (07/26-13:44:03)
リン > (気が付いて間もないこれは、先ず眼前の女を見上げる。何事か言っているのなら、それに耳を傾けつつ、此処は一体何なのか、改めて問う心積もり) (07/26-13:46:24)
黒衣の女 > (リンがこちらを見る気配を感じて、こちらも目を合わせれば、まるで愛しさに溢れているかのような、柔らかな微笑が浮かんだ。それから、見えづらいものの、時折、霧の合間から除く星を指し示し、星の一つ一つが私であり、私たちの命を支えているという話を、優しく語り続ける。時には子供でもわかりやすいように、時には現世的な英知を遥かに超越した言葉や象徴を用いて、言葉でも、想念でも、語る。まるで、ひとつひとつの言葉が甘露のようで、心を静かに満たしていくかのようだ。) (07/26-13:54:22)
黒衣の女 > (リンがこちらを見る気配を感じて、こちらも目を合わせれば、まるで愛しさに溢れているかのような、柔らかな微笑が浮かんだ。それから、見えづらいものの、時折、霧の合間から覗く星を指し示し、星の一つ一つが私であり、私たちの命を支えているという話を、優しく語り続ける。時には子供でもわかりやすいように、時には現世的な英知を遥かに超越した言葉や象徴を用いて、言葉でも、想念でも、語る。まるで、ひとつひとつの言葉が甘露のようで、心を静かに満たしていくかのようだ。) (07/26-13:55:01)
リン > (示された星空を眺め、小難しい話を聞きながら、まるで女が世界そのものであるとでもいうような認識を抱いたり抱かなかったり。 では女が存在するこの空間は宇宙や時空の果てのようなものなのだろうか。例えば、その瞳の中にある、透き通った虚無のような) (07/26-14:01:11)
黒衣の女 > あなたは、私を、既に知っているけれど、気が付いていないだけ。(極上の柔らかな微笑みを浮かべながら、あらゆる心を甘く溶かすような優しい声で言いながら、この物語で起こった全ての事象が次々と浮かび上がっては消えていった。)此処は存在しない世界。本来は何も無いけれど、今は、あなたと詩を作るためにこういう風になっている。(それから、リンが旅を始めた頃に、一つの存在が、創造の力を用いて、ある時限の狭間に、ある諸々の事象や生命や現実を投影した世界を作り上げていく様が、想念の形でリンの心に投げかけられた。) (07/26-14:10:45)
リン > (ダイレクトに流れてきた映像と女の言葉に、やはり浮かぶのは「何故」だった。一にして全なら既に知っていて当然だし、気が付こうにもそれが目に見えるもの、或いは意思あるものでなければ難しい。世界を紡ぎ上げたいだけなら、もっとカンのいいヤツとやれば良い。自分じゃなくてもいい筈だ。 何故、目の前の女は、こうもちょくちょく現れては小難しい話をして、勝手にフェードアウトしていくのか。 ぎゅ、と眉間に皺が寄る) (07/26-14:20:36)
黒衣の女 > 与えられた答えより、あなたは、見つけ出したものをきっと喜ぶでしょう。(疑念に満ちたリンの心象を眺めていた至高の瞳の女は、静まりきった海のように、安らかに、おおらかに、そう言った。)苦しまないで。(至福そうな笑みと共に、抱擁するような柔らかな眼差しで、そう告げる。) (07/26-14:29:30)
リン > (女の返答には釈然としない顔のまま、今はそれで納得しておくしかないのだろう反応を見せる。「知っている」と言うならば、日常で会う事だってきっとある。一人満たされた笑顔を浮かべる女から海面へと視線を遣りながら、小船にぶつかる波の音に耳を傾けた) (07/26-14:37:30)
リン > (女の返答には釈然としない顔のまま、今はそれで納得しておくしかないのだろう反応を見せる。「知っている」と言うならば、日常で会う事だってきっとあろう。一人満たされた笑顔を浮かべる女から海面へと視線を遣りながら、小船にぶつかる波の音に耳を傾けた) (07/26-14:37:55)
獅子ノ座@GM > 波立つ海原の水面を覗くと、多くの想念や、生命の存在を感じる。子犬が走り回る喜びに満ちた雰囲気や、大樹の泰然とした静けさや、恐怖に戦きながら逃げ惑う女、それを追う頑なな意識に囚われた男たち。
世界の断片が見える。世界の断片が聞こえる。世界の断片を感じる。
この海は、世界だ。 (07/26-14:42:33)
リン > (この海が世界を映しているというのなら、その内のどこかに此度の依頼に関する情景は見えるだろうか) (07/26-14:46:43)
獅子ノ座@GM > 殺伐とした空気に魅入られたたくさんの男たちが、森の合間にある道を歩いている姿や、従順かつ主人に敬愛を持って使える一人の僕の祈りや、日々の糧を与えてもらうために、哀れみを誘うための動作を何度も繰り返す少年たちの姿が見えたり、感じられたりする。 (07/26-14:51:21)
リン > (物乞いの少年らの動作には若干の既視感を感じたものの、それ以上何を思うでもなくぼんやりと眺める。揺れる水面、波の音、空を映した海の色は、あの日と同じ真っ暗闇── しかし以前は確か、赤かった。完全たるこの世界の中にも、時の流れが存在するのか、女に問うてみる) (07/26-15:00:48)
黒衣の女 > ええ。時間も、場所も、身体も、匂いも、音も存在している。(詠うように紡ぐ。)半ば、永遠に魂を浸しながら、半ば、現世に近い世界で私たちは過ごしている。(話をしながら、黒衣の女は、櫂をゆるりゆるりと漕ぎ、何処かへと小舟を進めている。) (07/26-15:06:51)
リン > (女の話を聞きながら、身を乗り出してじっと暗い海を見下ろす。到底 底など見えまいが、世界が移ろう合間の闇と向き合うと、懐かしくも、遣る瀬無いような面持ちになった。 この身を貫く瞬間の、彼女の顔が、今でもまだ焼きついている) (07/26-15:15:07)
獅子ノ座@GM > 世界を満たす安らかさは、秘めていた想いを現わす。現世的な制約は、此処には無い。 (07/26-15:18:20)
黒衣の女 > (渡し守の女は、喪服のような姿の彼女は、死者だけが浮かべられるのではないかと思うような、静かで安らかな微笑を浮かべながら、櫂を漕ぐ。魂の海を行く小舟を漕ぐ。) (07/26-15:20:34)
リン > (ではこれの記憶が、フラッシュバックのように断片的に詳らかにされる。 波打ち際で拾い上げた魔導書。塔の外で武器を持って罵倒する人々。青い髪の友人の笑顔。造り上げた銀の細剣、ぶつかり合う魔術、人々の悲鳴、走るペン先、黒い空、黒い海、全ての感情を排除したかのような、友人、だった彼女の──) …………。 (はたと気が付けば、目からほろりと雫が垂れていた。これが何かわからない、なんて事は流石にないが、何故今更こんなものが湧いて出たのか、自分でも不思議でならない。ぐい、と袖で拭い、きっとこの妙な場所のせいなのだろうと納得させる事にした) (07/26-15:33:15)
獅子ノ座@GM > 時間が存在しているようで、存在していないかのような世界。まるで、いつまでも、いつまでも、思い出に浸っていても、なおも、無限に時間が尽きぬかのような。
リンの姿を否定する者も、肯定する者も、此処にはいない。
ただ、傍にいるのは、在るがままの生命を、在るがままのリンの姿を、無垢な瞳で眺める、黒衣の女だけだった。 (07/26-15:43:27)
リン > (思い出などと呼べるほど暖かなものでもない。変わらず平静たる表情ではあるものの、海を眺めるのはやめにして、再び女を見上げた。赤い髪、赤い瞳、知人を思わせるそれらでさえ、遠くかけ離れた場所にこの女はある。同じなようで、全然違う。まるでオセロの白と黒だ。 そんな事を考えながらじっと見つめていれば、女は何か言うだろうか) (07/26-15:49:53)
黒衣の女 > ふふふふふ……♪(ずいぶんと嬉しそうに笑みを零した。リンの考えていることが伝わっているらしい手ごたえは感じられる。) (07/26-15:52:13)
リン > (嬉しそうに笑う様子にちょっとむっとしたような、訝しむような顔をして) 何がおかしいんだよ (元より素直なこいつは、隠す事なく疑問に思った事を口にする) (07/26-16:01:20)
黒衣の女 > あなたが私の事を考えている。(嬉しそうな雰囲気はそのままに、微笑を零しながら。)私はあなたが考えた事のどれにも当て嵌まるけれど、それそのものというわけでもない。(ゆるりゆるりと、言葉を口にしながら「<一にして全>、<全にして一>」や「赤髪のリンの知人」等と言った、イメージをリンの心に投影する。) (07/26-16:08:57)
リン > (結局その答えに行き着くのなら、特定はやはりほぼ不可能。また不機嫌そうに息を吐くも、今度は海を見ることなく、瞼を伏せた。イメージが伝えられるのなら、目で見る必要もそうないという結論だ。 真っ暗闇に、小船の軋む音と波の音だけが広がる世界の出来上がり。あまり心地良いものではないけれど── ) …… 一にして全なら、お前はオレ自身でもあるのか? (と、最後に気になった事をひとつ、瞼を閉じたまま問うてみるよ) (07/26-16:17:53)
黒衣の女 > 究極的な意味では、そう言えるけれど。(そこで言葉を切り、どうやら、リンの顔を眺めているような気配。)それは、もっと高い層での話しね。(それは、曇りなのか、晴れなのか、どちらとも言えない空模様について話すかのようだ。) (07/26-16:22:38)
リン > (つまりそこまで及ぶ存在ではない、という事か。暗い赤を宿した瞳は閉じたまま、適当な相槌を打って、暫くはだんまり過ごすよう。 ごく時折、この場の仕様に流され 心臓を鋭利な得物で貫かれる感覚や、空を飛ぶ感覚が思い出されるものの、あまり考えないように意識しているらしく、思考は現在請け負っている依頼の事や、知人たる赤髪の女の事にシフトされる) (07/26-16:33:44)
獅子ノ座@GM > リンの望むだけ、そうしていることが出来る。そして、意識が日々の事へと向かうと、だんだん、意識が曖昧になり、この世界から遠ざかる感覚を覚えるかもしれない。何やら、聞きなれた声がぶつぶつと呟く声や、書き物をする者音が聞こえてくるかのようだ。 (07/26-16:42:58)
獅子ノ座@GM > リンの望むだけ、そうしていることが出来る。そして、意識が日々の事へと向かうと、だんだん、意識が曖昧になり、この世界から遠ざかる感覚を覚えるかもしれない。何やら、聞きなれた声がぶつぶつと呟く声や、書き物をする物音が聞こえてくるかのようだ (07/26-16:44:47)
リン > (意識が曖昧になったところで頑張って目を開けてみるも、きっと眠りに落ちるかのような不可抗力感に見舞われ、そのまま声や物音のする方へと引き摺り込まれることでしょう) (07/26-16:45:37)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ②」から黒衣の女さんが去りました。 (07/26-16:46:35)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ②」にダリア=Eさんが現れました。 (07/26-16:47:13)
ダリア=E > ホナエルは、シュマエルで、イーシュワラー、かなー。ホナエルと、シュマエルと、イーシュワラーかなー。<カキカキカキカキカキカキカキ> (07/26-16:48:17)
獅子ノ座@GM > 黒衣の女や、あの海での記憶が、少しずつ意識の海に沈んで行く……。 (07/26-16:49:08)
獅子ノ座@GM > リンはどうやら、眠っていたようだ。まだ夜明けではないが、此処はダリアが寝泊りしている宿の二人部屋の個室の中で、ダリアは何やらランプに薄明かり程度の証明を灯して、書き物をしているらしい。羽ペンにインクをつけて、瓶の縁で擦る音や、安物の紙に色々なことを書き付ける音が聞こえてくる。 (07/26-16:51:07)
リン > (もぞっと寝返りを打ち、ダリアの方を向いて頭だけ起こすと) ……なにやってんだお前 (寝起き時特有の声と眼で) (07/26-16:54:19)
ダリア=E > あえ?リンさん起きたー?(にこぉーっと、嬉しそうに、リンの方に顔を向ける、黒衣の少女……のように見えるいい年の女。)いろいろとめもしてるの。気になる事の。すっきりするよー。(のほほんと、にこにこと。) (07/26-16:56:19)
リン > (のほほんにこにこする赤髪の女を眺め、うーん…と、夢の中とのギャップにこっそり唸ったり唸らなかったり) (07/26-17:00:14)
ダリア=E > あれ?リンさん、おなかいたいー?たべすぎのみすぎぽんぽんいたいー?(何やら唸るリンに目を見開いて、心配そうな顔でちょこまかと寄ってきて、お腹をさすろうとする。)さむいから、冷やしちゃだめだよー、お腹だして寝ちゃだめだよー。(抵抗しないと、ぽんぽんをさすられ地獄に突入してしまうかもしれない…。) (07/26-17:02:41)
リン > アホか (一言バッサリぶった切って、さすられ地獄は、毛布を被って寝返りを打つことで回避したと思われる) (07/26-17:05:25)
ダリア=E > あらぁぁ……。(毛布をかぶって、ぷいと背を向けられてしまって、口をあけて、しばらくそんなリンを眺めて。)いいなぁ、気持ち良さそう。私もぬくぬく二度寝しようかなぁ、リンさんと一緒に☆(などと言って、枕を持ってリンの布団に無理やり入ろうとしたり、色々としばらく、リンとじゃれようとしてくるようだ。) (07/26-17:08:52)
獅子ノ座@GM > そして、そのうち夜が明けるだろう……。 (07/26-17:09:29)
獅子ノ座@GM > 夜明けの空は、曇りがかかっていた。 (07/26-17:09:54)
獅子ノ座@GM > 灰色の空の、日々。 (07/26-17:10:03)
獅子ノ座@GM > ===================================== (07/26-17:10:20)
獅子ノ座@GM > 次回、ウィンター・ウィンド・エレジー (07/26-17:10:59)
獅子ノ座@GM > チェーロ・グリージョ② (07/26-17:11:11)
獅子ノ座@GM > 本日は以上です。有難うございました。 (07/26-17:11:25)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ②」からリンさんが去りました。 (07/26-17:11:40)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ②」からダリア=Eさんが去りました。 (07/26-17:11:40)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ②」から獅子ノ座@GMさんが去りました。 (07/26-17:11:45)
::::  PbsChat v2.5.1改変版  ::::