room42_20140809
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」に獅子ノ座@GMさんが現れました。 (08/09-13:01:53)
獅子ノ座@GM > 過去も未来も存在しない。 (08/09-13:02:24)
獅子ノ座@GM > http://t-mirage.sakura.ne.jp/uploader/src/up1333.txt (08/09-13:03:12)
獅子ノ座@GM > 今更感がありますが、ダリアによる、情報まとめを少し。 (08/09-13:03:37)
獅子ノ座@GM > http://t-mirage.sakura.ne.jp/uploader/src/up1334.txt (08/09-13:09:19)
獅子ノ座@GM > 誤字を見つけたので訂正です。 (08/09-13:09:34)
獅子ノ座@GM > 何やら他にも訂正したい場所を見つけましたが( (が余分にあるなど)、スルーです。 (08/09-13:10:44)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」にダリア=Eさんが現れました。 (08/09-13:12:20)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」にリンさんが現れました。 (08/09-13:15:11)
リン > p:宜しくお願いします! (08/09-13:15:35)
獅子ノ座@GM > いらっしゃいませ、よろしくお願いします。笑 (08/09-13:16:57)
獅子ノ座@GM > はじめます。 (08/09-13:17:38)
獅子ノ座@GM > ========================================= (08/09-13:17:47)
リン > p:押忍 (08/09-13:17:54)
獅子ノ座@GM > ウィンター・ウィンド・エレジー (08/09-13:17:58)
獅子ノ座@GM > ディス・イズ・コールド・ワイルド・アセンデッド・ポエム (08/09-13:18:13)
獅子ノ座@GM > チェーロ・グリージョ (08/09-13:18:19)
獅子ノ座@GM > 灰色の空、色あせた世界 (08/09-13:19:09)
獅子ノ座@GM > ================================================ (08/09-13:19:20)
獅子ノ座@GM > 人が最も恐れているものは死。 (08/09-13:19:38)
獅子ノ座@GM > 命を失うことを恐れている。 (08/09-13:19:53)
獅子ノ座@GM > 大切なものを失うことを恐れている。 (08/09-13:20:05)
獅子ノ座@GM > 墓に刻まれる、己の名前と年号。 (08/09-13:20:46)
獅子ノ座@GM > 葬られる遺灰、骨、骸。 (08/09-13:21:08)
獅子ノ座@GM > それが人生の全てだった。 (08/09-13:21:24)
獅子ノ座@GM > 人は、その事実から目を背ける。 (08/09-13:22:09)
獅子ノ座@GM > そして、やがては己の手から零れ落ちて行くものを求める。 (08/09-13:22:32)
獅子ノ座@GM > 死。 (08/09-13:22:50)
獅子ノ座@GM > 忌み嫌われし汝の名よ。 (08/09-13:23:33)
獅子ノ座@GM > 終焉を背負いし汝の名は…。 (08/09-13:24:02)
獅子ノ座@GM > ===================================================== (08/09-13:24:11)
獅子ノ座@GM > 聖典には外典と言うものがある。 (08/09-13:24:30)
獅子ノ座@GM > イスリル教が古の時に教皇を祭りあげ、教会という組織として強い力を築き上げる前に、 (08/09-13:25:41)
獅子ノ座@GM > イスリルの教えについて書かれた写本を選別し「どの写本を聖典に加えるか?」という事を決めるための話し合いが行われたとされている。 (08/09-13:26:27)
獅子ノ座@GM > 現在の聖典は教会が成り立つ以前のイスリル者によって、選ばれた写本の内容で成り立っており、それ以外の写本は「外典」と呼ばれるようになった。 (08/09-13:28:10)
獅子ノ座@GM > これらの外典の写本は焚書されたものもあるが、 (08/09-13:28:30)
獅子ノ座@GM > 未だに世界のどこかに、人知れずに眠っているものがあると言われている。 (08/09-13:29:11)
獅子ノ座@GM > そこには、聖典には触れられていない、奇妙な記述や、謎めいたもの、理解不能な記述や、 (08/09-13:29:48)
獅子ノ座@GM > 天界とは異なる世界への言及もあるらしい。 (08/09-13:30:03)
獅子ノ座@GM > ================================================================== (08/09-13:30:12)
獅子ノ座@GM > イルーネの都の宿。 (08/09-13:31:38)
獅子ノ座@GM > リンが朝食を終えて、部屋に戻ると、ダリアが黒衣姿で、何故か逆立ちをしている。 (08/09-13:32:17)
ダリア=E > (後ろ三つ編みの頭を板張りの床につけて、掌を頭の左右に土台のように床につけて、ぼんやりとした顔のまま、両足をぐぐっと天井に向けて綺麗に脚を揃えてあげている。裾が捲れ上がり、何の花だと言わんばかりの様子を見せている。)………。(ぼんやりしている。苦しそうではない。むしろ、快適そうである。) (08/09-13:37:19)
獅子ノ座@GM > リンはそのまま眺めていることも出来るし、何か干渉を試みることも出来る。 (08/09-13:38:15)
獅子ノ座@GM > 行動宣言をどうぞ。 (08/09-13:38:22)
リン > …………何してんだお前 (とっても複雑な表情で、部屋の入り口に突っ立ったままそれを見る。食った朝食が戻ってきそうな体勢だ) (08/09-13:38:41)
ダリア=E > おかえりー♪(たずねられると、嬉しそうに声をはずませて。)あのね。こうしたら、頭に血が上るかなぁって。だって、モノが落ちるように、水が落ちるように、血液も下に落ちるのが自然ながら、頭の疲労回復をするなら、逆立ちしたほうがいいと思ったのね!(語れば語るほど、赤髪の女のテンションは上がるらしい。器用に逆立ちのまま、リンの方を見ながら、嬉しそうに笑顔を零しながら語り続ける。)気持ちいいよー。頭に血が上って、血の流れが多くなれば、そのうち、頭の回転も上がるかもしれないなぁ!(とても、元気そうな、逆立ちの子、とはもう言いづらいお年頃の女。) (08/09-13:42:55)
リン > (はりきった様子で語るいい歳の女に対し盛大なため息を吐いて) そんなんじゃ食ったモンもロクに消化できねぇだろうが (腕を組み、入り口に寄りかかって) (08/09-13:49:32)
ダリア=E > うふふふふふ~♪(くるーん。と音はしないものの、そのまま、体を倒して、逆立ちを止める。) (08/09-13:52:26)
獅子ノ座@GM > そういうわけで、ダリアから、今までの話をまとめた、簡単なメモを見せられる。 (08/09-13:53:33)
獅子ノ座@GM > http://t-mirage.sakura.ne.jp/uploader/src/up1334.txt (08/09-13:53:46)
獅子ノ座@GM > 無論、現在選択している、クラシコ街道を早馬で抜けるだけなら、不要な情報も多い。 (08/09-13:54:28)
獅子ノ座@GM > ルートに関する計画の変更がない場合、クラシコ街道ルートを最速で進む選択肢を取る事になる。リンは早馬の訓練を受け、ダリアとラケッティと共に白馬のテラメロンを駆り、出発するだろう。 (08/09-13:55:58)
リン > (必要な情報にのみ目を通し、後は流し読み。ルートを変える気はない様子。予定通り訓練を受け、メロンの脚に頼ります) (08/09-13:57:17)
獅子ノ座@GM > では、ジョッパングニに手紙、仕送り金、薬瓶などを託され、カタリナとコリーナに見送られながら、リンは、ラケッティ達とイルーネの街を立つ。 (08/09-13:58:21)
獅子ノ座@GM > 旅程としては、
一日目:ハルツェンツァまで
二日目:ホスキッムまで
三日目:アルーコまで
四日目:エフィオレまで
五日目:アレクサールまで
六日目:カーレッタまで
七日目:北クロチッタまで
八日目:フォリャーリャまで
九日目:フィンネストラまで (08/09-14:00:53)
獅子ノ座@GM > と、いう計画になっているようだ。 (08/09-14:01:12)
獅子ノ座@GM > リンの早馬訓練については、操馬方の確認から、障害物や、悪路駆け、ハプニングなどを想定した訓練が施される。一先ず2日間で行われた。習得の度合いはリンの能力に拠る。 (08/09-14:02:33)
獅子ノ座@GM > 以上、確認の上、問題なければ、イルーネを立ちます。よろしいでしょうか。 (08/09-14:04:06)
リン > (宜しいです。旅立ちます) (08/09-14:04:52)
獅子ノ座@GM > では、ナーシェ川を望む橋を渡り、筋肉隆々の白馬に乗ってリンは出発した。ラケッティはダリアを載せて、先導する。 (08/09-14:06:20)
獅子ノ座@GM > 素早く、風を切りながら、街道を駆けてアイオナの森の中に入る。空は曇りきっている、此処最近は天候が優れないようだ。久方ぶりに雨が降るのかもしれないと、街でも、ラケッティたちの間でも、囁かれる。 (08/09-14:07:44)
獅子ノ座@GM > ハルツェンツァに到着すると、宿を探す。ラケッティ曰く「できるだけ、中途半端な時間でも街で休むんじゃ。おいしいご飯も食えるし、馬どもを休めさせてやれるし、買い物もできるからのう。」 (08/09-14:09:20)
獅子ノ座@GM > 宿を取る前に、ダリアは何処か神妙そうな顔で、頭に黒頭巾を深々と被った。赤髪を服の中に隠してしまう。それから、ぼんやりと、街道を行き交う人々や、向こう側に見える夜のナーシェ側の景色を眺めた。 (08/09-14:12:01)
獅子ノ座@GM > 宿を取ると、川沿いということもあり、食事時には魚料理が出てくる。イルーネのような大都市とは異なり、華やかさに欠けるものがあるが、何処か庶民的な空気が漂う街で、一日目の夜をリンたちは明かすことになるだろう。 (08/09-14:13:43)
獅子ノ座@GM > この時点で、何か介入して起きたいシーンや、行動したい事があれば、宣言をどうぞ。 (08/09-14:14:27)
リン > (周りを気にしているような素振りに見えたこれは、出来るだけ大人しく振舞ったり、街の景観や人々の会話などから あれやこれやとダリアに話題を振るよう。元気付けたいとか庇うとか別にそういうんじゃないんだからっ) (08/09-14:16:06)
獅子ノ座@GM > ダリアに話かけるなら、まるで人が変わってしまったかのような、囁くような声、控えめそうな態度で、返事が返ってくる。陽気さはないものの、応対を見る限りは、明るい様子に見えるが、普段からの突飛な言動は鳴りを潜めている。 (08/09-14:18:27)
リン > (差別や偏見の壁は厚くて高い。面白くない、という顔を浮かべるだけ浮かべて、特に事件など起きないようなら次のシーンへ進みます) (08/09-14:21:08)
獅子ノ座@GM > ちなみに、ラケッティは全く何事もない様子で、宿の食堂の給仕の女を口説き始めたり、女将を口説きはじめたり、この魚は絶品じゃのう、誰が作ったんじゃ?と、料理人に話しかけたり、楽しくしているようだ。 (08/09-14:21:49)
獅子ノ座@GM > さて。朝になる。 (08/09-14:22:05)
獅子ノ座@GM > ここ数日で明らかなことだが、ダリアは、早朝に詩や呪文や聖歌を読み上げたり、歌い上げたりした後に、精神集中をする時間を取っているらしい。 (08/09-14:24:09)
リン > (なんでそんなことしてんだ?と問うてみたい) (08/09-14:25:03)
獅子ノ座@GM > 魔術の訓練の一環というのが実用的な目的で、もう一つは、心を豊かにするための楽しみのようなものらしい。 (08/09-14:27:24)
獅子ノ座@GM > 本日は、魔術的な詩をチョイスしたようだ。 (08/09-14:27:45)
ダリア=E >
私は魂
私は始原の光
……私は生命
私は意志
私は言葉
私は”それ”に従いし者である。
(08/09-14:28:02)
ダリア=E > (その一連の文を、まるで静寂とした湖のような面持ちと、声音で、水瓶の水を桶にそっと注ぐように、三度ほど唱えた。) (08/09-14:29:45)
獅子ノ座@GM > それを唱えている間、赤髪の女の瞳は、透明さが見る見ると増して行き、まるで、茜色の空でも彷彿させるかのような、瑞々しい輝きを帯びているように見える。 (08/09-14:31:25)
リン > (その様子をまじまじと眺めては、今や断片的にしか思い出せない夢の中の出来事をぼんやりと考え、うーん、と唸ったりするのだとか) (08/09-14:32:12)
獅子ノ座@GM > そして、心なしか、リンは己の存在感が増したような感覚を覚えるかもしれない。生命力だとか、魔力だとか、己の糧となる根源的なエネルギーが、己の器の中に静かに注がれていったような感覚を覚えるかもしれない。 (08/09-14:33:34)
ダリア=E > (やっておいて何だけど、もしかしたら、この辺りだと、魔法使いは嫌われてるから、やめておいたほうがいいかなあ、と、リンに相談するようだ、日課を終えると。) (08/09-14:34:54)
リン > (身体を構成するのは某悪魔の魔力。のはずだが、仄かに湧き上がるそれを感じ取れば、遠隔補充か?などと不思議そうな顔をする様子。ダリアの業かどうかは半信半疑ながらも、確証がないので突っ込みはしなかった。 相談に対しては、それが訓練だって思うヤツなんかそういないから気にしなくていいだろ、と返答するよ) (08/09-14:47:12)
ダリア=E > (リンがそう応えると、嬉しそうな笑顔を零した。普段よりもはしゃがないものの、とても機嫌が良さそうに、にこにことしている。) (08/09-14:49:37)
獅子ノ座@GM > そんなやり取りの後、朝に安い麦粥か、安いミネストラ(野菜スープ)か、普通のミネストラ・パン粥Verかを選んで、朝食を取ることになるリンたち。 (08/09-14:51:04)
獅子ノ座@GM > ラケッティは、朝から女たちを褒め称え、会話をしようとするが、忙しい女たちからは、あまり相手にされないので、ダリアとリンに絡む。 (08/09-14:52:27)
獅子ノ座@GM > そして、出立前に、市場に買出しに出る。ナーシェ川が穏やかに流れる光景を背に、魚を売る威勢の良い声が響く市場。そこで、ラケッティは子供と戯れ、女の売り子を相手にカンツォーネを歌いながら、干物を売る親父に、ワシの若い頃の屁についての臭いの実験結果とその経緯、についての話をして、爆笑を誘った後に、値切って干物を購入したりするという場面が見られるだろう。 (08/09-14:56:29)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」にダリア=Eさんが現れました。 (08/09-15:00:50)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」に獅子ノ座@GMさんが現れました。 (08/09-15:02:10)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」から獅子ノ座@GMさんが去りました。 (08/09-15:02:18)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」に獅子ノ座@GMさんが現れました。 (08/09-15:02:29)
獅子ノ座@GM > ダリアはそんなラケッティにしばらく付き合っていたものの、そのうち、果物屋の威勢の良いあんちゃんを相手に、値切っているのか値切っていないのかよくわからない、ふわふわとしたやり取りを始めて、リンゴを数個買うと、ナーシェ川の遮るもののない景観を見渡せる広場の縁に行き、しばらく、河を眺めているようだ。 (08/09-15:05:48)
獅子ノ座@GM > 広場では、子供たちが朝から、追いかけっこをしたり、男たちが、市場で買った魚を食べたりしながら、世間話をしている。 (08/09-15:06:45)
獅子ノ座@GM > そのうち、買い物が終わると、早朝のハルツェンツァを出発するが、 (08/09-15:07:34)
獅子ノ座@GM > 再び、介入したい場面や、取りたい行動があれば、宣言をどうぞ。 (08/09-15:07:55)
リン > (じいさまの武勇伝を遠い目で眺めたり、ダリアのふわふわしたやり取りを、隣でそわそわしながら見てるに違いない。りんごは焼いて食おうぜと提案しつつ、ハプニングが起きないようなら次へ向かいます) (08/09-15:10:02)
獅子ノ座@GM > 爺様はあれこれと余計な行動を取りながらも、比較的、手早く買い物と支度を済ませてしまうようだ。しかし、リンの顔を見れば、ふあふあふあふあと、爺笑いをしながら、リンがカタリナの恋話の件を思い出せながら、リーン嬢ちゃんもケコーンしたくないのか、とか、お見合い相手を紹介しようかとか、わしのアイジーンヌになるか、などと、ちょっかいをかけるらしい。 (08/09-15:15:40)
獅子ノ座@GM > ダリアは、焼きりんご美味しそう、と言いながらも、生食もしたいなあ、などと。 (08/09-15:17:14)
獅子ノ座@GM > ということで、出発する。ハルツェンツァの街。あまり防御力の無さそうな市壁の外へ。 (08/09-15:18:04)
獅子ノ座@GM > 相変わらず、空は灰色がかっていて、色褪せた景色だ。白馬たちを駆りながら、リンたちは森の中を伸びる街道へと突入する。 (08/09-15:20:17)
リン > (面白いヤツならつるみ甲斐があるが、色恋ともなると話は別。結婚などには興味もないとのたまう。 そもそも、誰が死者と添い遂げたいと思うだろうか) (08/09-15:22:05)
獅子ノ座@GM > 白馬ドゥッチーノを駆り、ラケッティは槍を片手に先導する。ちなみに、このご老人は武装していて、マントの下に鎖帷子を身に着けている。ご婦人方を護衛する騎士か何かに見えなくも無い。 (08/09-15:22:37)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」にご隠居のラケッティさんが現れました。 (08/09-15:24:15)
ご隠居のラケッティ > (寂しかったら、僕が傍にいるよ。と、爺様は、ナイスミドルスマイルで、歯をシャキィンと言わんばかりに輝かせ……入れ歯だが…ながら、そんな寂しいことを言うリンの肩に手を置いた。ナイスミドルスマイルである。ただし、自称。) (08/09-15:26:39)
獅子ノ座@GM > と、早馬で駆け抜けつつ、途中に宿場町の無いアイオナの深い森の中の合間に敷設された街道を、ひたすら疾走する一行。 (08/09-15:27:39)
獅子ノ座@GM > ラケッティはダリアが背中にくっついているので「テンションあがるわい」と、時々、息巻く。鼻の下は伸びている。 (08/09-15:28:18)
リン > (じじいは黙って墓石抱いてろ、とあからさまに苛立った表情を見せながら、ハイヨーメロン) (08/09-15:30:00)
獅子ノ座@GM > 途中、森小屋らしきものが見られるものの、そのまま街道に沿って道を曲がり、左右に高い丘が見られる景色になる。森は深い。リンは一瞬、何処かで見たことがあるような、緑色の肌の小柄で、卑屈そうな瞳を持つ、醜い生き物が木陰から、顔を出してじいと見ている姿をちらりと見るかもしれないが、 (08/09-15:31:07)
獅子ノ座@GM > そのまま、何事もなく、ホスキッムの防御力の低そうな市壁が見えてくる所までやって来る。 (08/09-15:31:49)
獅子ノ座@GM > 街に入ると、入る前に、丁重かつ形式美を完璧に踏んだような衛兵の手続きを受ける。普通に、名前と職業と、滞在目的と、通行料の徴収がされるだけだが、ハルツェンツァの庶民的な対応と比べると、いささか高尚な対応である。 (08/09-15:36:00)
ご隠居のラケッティ > (ご婦人がたを伴って、フィンネストラに届け物じゃ。ついでに、知り合いに合って、面白おかしくプラプラするつもりじゃ。うらやましいかのお、ふあふあふあふあ。)>門衛 (08/09-15:38:02)
獅子ノ座@GM > ということで、手続きは完了する。衛兵は特にラケッティに変わった反応はしない。 (08/09-15:38:43)
獅子ノ座@GM > この街も、ナーシェ側に接しているため、夕飯時の魚を焼く匂いなどが、歩いていると嗅ぐことになる。 (08/09-15:40:33)
獅子ノ座@GM > ダリアは、黒頭巾ちゃんよろしく、深くフードを被って、赤髪を隠している。 (08/09-15:41:00)
獅子ノ座@GM > ラケッティは、古代風衣装に身を包んだ貴婦人を見つけて、ポラティウスがどうだとか、言いながら、古の愛の詩について吟じた後、今宵はワシと共に夜を…ふあふあふあふあふあ、というやり取りの後、そのまま相手に去られたりする…という場面の後、宿を取った。 (08/09-15:43:19)
獅子ノ座@GM > この辺りは木造の建物もあれば、イルーネとは異なる、白亜の石作りの家や、円形の何か広場のような、劇場のような見慣れぬ建物や、広々とした…いわゆる公衆浴場があったりする。 (08/09-15:44:41)
獅子ノ座@GM > ラケッティはダリアに一緒に風呂に入ろう、といい、ダリアは、ほえー、と返事をした。 (08/09-15:45:03)
獅子ノ座@GM > ということで、本日も魚料理を食べて、夜を明かす事になる。味付けは、ハルツェンツァとは違うようだ。 (08/09-15:46:10)
獅子ノ座@GM > さて、此処までの内容についてリンは突込みを入れたり、何か行動を起こすこともできる。何かあれば、行動宣言をどうぞ。 (08/09-15:47:36)
リン > (じじいぶん殴るぞ とガン飛ばしながら、貸切状態の時間帯があるなら、その頃合を見計らってダリアを浴場へ連れて行こうとする。お魚料理は嫌いじゃないけど、刺身とかだと嬉しい心境だ) (08/09-15:49:23)
獅子ノ座@GM > 刺身は残念ながらないようだ、グリルされた魚が出てくる。貸切の時間帯をわざわざ確認してくれるリンにダリアは抱きついて感激して感謝するようだ。一緒に風呂に入ろうとする。爺様は大人しく男湯に入るようだ。 (08/09-15:53:13)
獅子ノ座@GM > そして、夜が更けていく。ダリアは広々としたお風呂に入れて、快適そうに布団に入るが、妙にリンに懐いて、じゃれてくる。 (08/09-15:54:26)
リン > (抱き付かれれば離れろと言うし、じゃれてくればやめろよと言う。しかし、行動には起こさなかった事だろう) (08/09-15:55:18)
獅子ノ座@GM > ダリアにとっては、幸福な時間が過ぎ去ったようだ。 (08/09-15:55:52)
獅子ノ座@GM > 朝になると、ダリアは、魔法の詩を詠唱している。 (08/09-15:56:23)
ダリア=E > エーテルの海のさざ波の中に、
霊なる指先を差し入れて、
時を越えて伝わる始原の光を感じながら、
その完璧なまでに無色透明な、
エーテルの水を手ですくおう。 (08/09-15:57:53)
ダリア=E >
そして、私の魂の杯にたっぷりと水を注いで満たし、
想いという隠し香を入れて、精神の棚に置こう。
それをもちいて、魔術の力や、元素の力や、その他の様々な彩のエレメントを作り出す。 (08/09-16:00:01)
ダリア=E >
そして、私は、世界という名のカンバスを美しく染めあげる、絵師の一人になるのである。
エーテルの詩。 (08/09-16:01:16)
ダリア=E > (瞳閉じて、空中の、何も無い所から、まるで水を救い出すように手を動かしながら、透き通った声で、静寂とした声音で暗誦する。) (08/09-16:03:01)
獅子ノ座@GM > 精神を集中させながら、その詩を何度か詠うと、いわゆる魔力や、精霊量といったものが、ふわりと溢れるように広がっては、ダリアの中に消えていくような気配を感じるだろう。リンが望めば、あるいは、傍にいるなら、それを己の中に取り込むことも出来るかもしれない。 (08/09-16:04:51)
獅子ノ座@GM > いずれにせよ、それを終えると、黒頭巾ちゃんになるダリア。 (08/09-16:06:02)
獅子ノ座@GM > そして、ハルツェンツァと同じような朝の様子になる。朝に軽い食事を取り、市場で買い物をし、出発をする。 (08/09-16:07:14)
リン > (黒頭巾ちゃんの間は出来るだけ傍にいるようにしている。ので、また身体を構成する魔力量が増えたことに気付く。疑念は確信へ) (08/09-16:07:26)
獅子ノ座@GM > 市場など、町で感じるのは、ハルツェンツァなどのイルーネ圏の人々に比べて、この土地の人々は少し、律儀であったり、硬いところがあったり、神経質であったり、丁寧であったりするらしい。 (08/09-16:08:38)
獅子ノ座@GM > とは言え、おおむね、親切な人柄の人が多いようで、話しかけられれば、笑顔を見せる。 (08/09-16:09:08)
獅子ノ座@GM > ラケッティは、広場で世間話をし、アレクサールの軍が、ちゃくちゃくと増強され、編成されて行く話を聞いた。 (08/09-16:10:19)
獅子ノ座@GM > そして、カーレッタにボルガノー将軍が今は視察に行って、時々、街で見かけることがあるらしい、などという話が聞ける。 (08/09-16:11:09)
獅子ノ座@GM > ダリアは相変わらず大人しくしている。リンが傍にいるためか、表情は明るい。時々嬉しそうにしている。 (08/09-16:12:23)
リン > (ボルガノーとはどんな人物なのか、さらっとじいさまに訊ねます) (08/09-16:12:46)
獅子ノ座@GM > 行動宣言などがなければ、次の街への旅程に入ります。 (08/09-16:12:50)
ご隠居のラケッティ > (むっつりすけべぢゃ。) (08/09-16:13:17)
リン > (次へ向かいます) (08/09-16:14:17)
ご隠居のラケッティ > (50近いが、体がでかいし、つおい戦士ぢゃ。子供が4人おるが、厳しい子育てをしとる。アレクサール人に、特に武人には多いが、強くなり、敵を打ち破り、名誉を得ることが、男の生き様じゃ、と、ほざいている奴じゃ。アレクサール軍の主力の獅子眼隊が精強なのは、このじじいのスパルタによる。そして、むっつりスケベじゃ、まちがいない。四人も子供がいるからのう。) (08/09-16:17:50)
獅子ノ座@GM > 早馬で、森の合間を抜けて行く。相変わらず寒い上に天気が優れない、冬の早朝。 (08/09-16:19:46)
獅子ノ座@GM > 丘に囲まれた街道を馬で駆け抜け、途中にあるシックで防御力がそこそこある市壁の都市リモンテを通り過ぎ、 (08/09-16:21:16)
獅子ノ座@GM > ベッロ・アッカ湖を望む湖畔の都アルーコにたどり着く。門での手続きは、ホスキッムよりもさらに洗練されている。名前、職業、街に入る目的、出身地などを書いたり、聞かれたりする。 (08/09-16:23:12)
リン > (出身地はダリアと同じという事にして答えておく。魔導界なんて言ったらきっとめんどくさい) (08/09-16:25:49)
ご隠居のラケッティ > (ワシらはイルーネの高貴なるリスコンティの者で、フィンネストラへ届け物をする最中であり、身分や出自の保証はイルーネの美術商アルテのカタリナ・エッラ・リスコンティに問い合わされたし、あるいは、行政長官のなにないがしに問い合わされたし、など、色々と言う。) (08/09-16:26:01)
ダリア=E > (○○州××市△△通り○ー×ー○ と、言われるままに事細かに住所まで書き始める。) (08/09-16:28:16)
獅子ノ座@GM > 門衛はダリアの書く住所を見て、これはどこですか、と尋ねるのに大して、ラケッティは新世界の方のことじゃから、主らはわからんじゃろう、帰国子女なんじゃよ、帰国子女、男をくすぐられる響きじゃろう、しかし、くどいちゃあかんぞよ。などと衛兵に説明するラケッティ。 (08/09-16:30:29)
獅子ノ座@GM > そんなやり取りの後に、アルーコの都に入ることが出来る。 (08/09-16:31:01)
獅子ノ座@GM > 都市の中は、壮麗かつ堅実な様式で、白い石や灰色の石で作られた家屋や、邸宅、それに、公衆浴場や、円形競技場、神殿などと、何処かイルーネなどとは異なる世界観、ダリアに言わせると、古代帝国式の町並みのようだ。 (08/09-16:33:10)
獅子ノ座@GM > 学問をする者が多いようで、広場などでは、複雑な議論が世間話のように交わされていたり、彫刻をする者や、競技場で競技に励むべく、筋肉隆々の若者たちが、ボールを持って、雑談をしながら向かう姿などが見られる。 (08/09-16:34:51)
獅子ノ座@GM > 宿を取ると、食堂では相変わらずの魚料理が出てくる。 (08/09-16:35:27)
獅子ノ座@GM > 湖で取れた生きのいい魚を使っている、と、店の主人が自慢するだけあって、鮮度は抜群な魚料理が出てくる、しかし、やはり火は通されているもののようだ。 (08/09-16:36:28)
獅子ノ座@GM > ダリアは菜食主義者らしく、冬キャベツのサラダを注文し、マッテオマッテオと言って、美味しそうに食事をする。 (08/09-16:37:09)
獅子ノ座@GM > ラケッティは、ノホホロスの物語などと言い、難攻不落の古代の都を舞台にした物語の数節を詠ってから、給仕の女を口説き始めるが、吟遊詩人の某人から、何度も聞かされたお話よ、彼って素敵だわ、と、逆にのろけ話のようなものを聞かされて、残念そうな表情のまま、そうか、そうか、と、娘の話の聞き手を小一時間することになる。 (08/09-16:39:20)
獅子ノ座@GM > それから、店の奥で「おい、奴隷!何度目なんだこれで!料理が台無しだぞ!」などというしかりつける声が聞こえてきたりする事もある。 (08/09-16:40:14)
獅子ノ座@GM > そして、ラケッティがまた、ダリアと風呂に入ろうとする。ダリアは「ほえー」と返事をした。 (08/09-16:41:16)
獅子ノ座@GM > そういうわけで、夜が更けていきますが、この時点で、介入したい部分があれば、宣言をお願いします。 (08/09-16:42:07)
リン > (店の奥から怒鳴り声が聞こえてくれば何事かと席から覗き込んだりするが、客の前でないのならそれ以上は突っ込まない。そして風呂は先日と同じく、貸切状態を見計らって参る所存。じいさまの寂しそうな背中が浮かぶ) (08/09-16:43:35)
獅子ノ座@GM > どうやら、奴隷が料理を厨房でひっくり返したらしい。「つかえねえ奴隷だなぁ。困ったもんだ。高かったんだが。」と、主人がこぼしている。 (08/09-16:45:16)
獅子ノ座@GM > ダリアは、広々としたお風呂に入ることが出来て、上機嫌だ。そういうわけで、リンに懐く、じゃれる。楽しそうだ。 (08/09-16:46:39)
獅子ノ座@GM > そして、夜の眠りが訪れ、 (08/09-16:47:20)
獅子ノ座@GM > ================================================ (08/09-16:47:30)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」に黒衣の女さんが現れました。 (08/09-16:48:11)
黒衣の女 > (優しい声が、リンの漠然とした意識の中に囁くようにそっと、響いている。) (08/09-16:48:55)
獅子ノ座@GM >
波音が聞こえる。
赤子が眠る揺り籠のような、心地よい揺れを感じる。
暖かい温もりと、そっと髪をなでる優しい手の感触を感じる。
胸の内側を支配するのは、全てが完結してしまっているかのような、
静寂、安心感、わずらいのない感覚、平安、全てが解決し、ただ、完全の中に安らいでいられるような、そんな感覚。 (08/09-16:53:06)
黒衣の女 > (何かを語り聞かせているかのような、夢のように曖昧な。) (08/09-16:54:05)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」から黒衣の女さんが去りました。 (08/09-16:54:14)
獅子ノ座@GM >
ホナエル・シュマエル・イーシュワラー……。 (08/09-16:54:49)
獅子ノ座@GM >
パラディゾ・パラブラム・パラーラー…。
エリシュオム。 (08/09-16:56:16)
獅子ノ座@GM >
アイテール (08/09-16:57:07)
獅子ノ座@GM > 完璧なまでに無色透明な、 (08/09-16:57:42)
獅子ノ座@GM > その水をすくって、あなたの杯を満たそう。 (08/09-16:57:53)
獅子ノ座@GM > リンは、朝を迎える。 (08/09-16:58:27)
獅子ノ座@GM > 己が何に満たされたのか、わからぬままに。 (08/09-16:58:40)
獅子ノ座@GM > もしも、強く願うなら、思い出せるかもしれない。 (08/09-16:58:56)
獅子ノ座@GM > ======================================================= (08/09-16:59:05)
獅子ノ座@GM >
次回、ウィンター・ウィンド・エレジー
ディス・イズ・コールド・アセンデッド・ポエム
チェーロ・グリージョ④ (08/09-17:00:04)
獅子ノ座@GM > 灰色の空の先にあるものは何か? (08/09-17:00:36)
獅子ノ座@GM > では、次回をお楽しみに。本日はありがとうございました。 (08/09-17:00:50)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」からダリア=Eさんが去りました。 (08/09-17:00:53)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」からご隠居のラケッティさんが去りました。 (08/09-17:01:00)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」からリンさんが去りました。 (08/09-17:01:03)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ③」から獅子ノ座@GMさんが去りました。 (08/09-17:01:11)
ご案内:「怪仏庵」に卍さんが現れました。 (08/10-00:45:33)
卍 > (昼間の暑さは鳴りを潜め、この山の空気は夜になるとやはり心地よい程冷たく。縁側に灯篭を一つ灯しただけの薄暗い中で、男は今日も酒を垂れる。たまには、と洗濯をした何時もの衣服は夜干しの最中。今宵は無地の黒い着物一枚だ。) (08/10-00:47:41)
ご案内:「怪仏庵」に娯暮雨さんが現れました。 (08/10-00:49:23)
卍 > (右手の調子は日に日に良くなるのを感じる。「出来る気がする」と思った日常生活も、今は問題無く「出来る」レベルになった。両手にいつも巻いている包帯も、珍しく今日は素手で。) (08/10-00:49:41)
娯暮雨 > (すっかり身に馴染んできたワンピースを纏って、時空の扉を越えてやってくる。思った通りに辿りつけた事に、嬉しげに、誇らしげに顔を綻ばせた。片方の手に小さな風呂敷包みをぶら下げて真っ先に向かうのは、以前墓標のあった土地。)……あれ…?(その途中、視界の隅にちらりと映った仄かな明かりに脚を止めると、庵の方へと顔を向けた) (08/10-00:53:27)
卍 > …?(何杯目だろう、口へ運び掛けた杯をぴたりと止める。相手の気配も去る事ながら、「戦いの匂い」の様なモノをその気配から感じたからだ。細めた両目。視線は気配へ釘付けだが今はまだ、口を開かず、止めかけた手を動かし酒を飲み下した。) (08/10-00:54:57)
娯暮雨 > (じぃぃ…。明かりの傍に、人影が見える。気配こそ察知できぬが、そこにいる人物が誰であるかは直ぐに分かった。)…?(此方を見ている様子なのに、声が掛らない。不思議気に首を傾げた後、進路を変えればそちらへと。そろりそろりと近づこう。次第に香るお酒の匂い)……卍、さん…?(どこか、心配気な声色) (08/10-00:58:47)
卍 > ―生涯の伴侶だ、感覚が薄れても「空気」で感じろ。(厳しい台詞とは裏腹に声色は柔らかで。意地悪な冗談、と言った調子。と、と、と、静かな夜、酒を杯に注ぐ音さえクリアに響く。) (08/10-01:00:44)
娯暮雨 > (ぅ。)……分かってたもん。(つん、と口を尖らせて。そんな口応え。相手の身体の様子を確認するように見ながら、そろり少し間を開けた隣へと腰を下ろし、風呂敷を膝に置けば手を伸ばす。お酌致すよ?のポーズ) (08/10-01:05:26)
卍 > (そっと相手へ徳利を渡せば、何処か機嫌が良さげに杯を差し出す。相手のお酌も久し振りだなぁ、何て事を考えているのかも知れない。)…静かな良い夜だ。 (08/10-01:07:55)
娯暮雨 > (徳利を渡して貰えれば、揺れる尻尾はないが嬉しげにへにゃりと笑んで。とく、とく、とく…)なんだか、特別な気が致す。(こくん、と頷きながら返す言葉。あの時、あんな場所で死んでいたら、過ごせなかった夜。傾けた徳利を戻せば、見つめると言うよりは眺める様に相手を含めた景色へと視線をやって) (08/10-01:12:56)
卍 > (男はとても静かな心で、居た。心地よい静けさと、風の香りと、隣に相手が居ればそれ以上の事は無い。少し手を伸ばして、杯をもう一つ手に取れば相手へ差し出した。) ―経た戦いの数だけ酒を飲むと良い。(そこでやっと相手の目を見て、微笑した。) (08/10-01:15:44)
娯暮雨 > (すぅ、と息を吸う。土の香り、風の香り、お酒の香りに、傍らに居る夫の香り。「空気」に全身が満たされる感覚。心が穏やかになる。小さく頭を下げながら、差し出された杯を両手で受け取り)…じゃあ、ちょこっとだけ。(ふわ、と笑んで) (08/10-01:20:40)
卍 > (妻が怪我をすれば、脱兎の如く飛び出したい衝動に駆られ、傷を負わせてしまった事を悔いる。過去の己はそうだった。不思議と今、そんな気持ちは起きない。何も言わず『ご苦労様』、それだけの気持ちを込めて、杯へ注いだ酒。)…俺の故郷の酒だ。何も思うコトは無ェが、単純に美味い。 (08/10-01:23:03)
娯暮雨 > 卍さんの……。(注がれる杯の中身をじぃ…と見降ろす。お酒の味は、正直良く分からぬが、相手と飲むお酒は、いつだってとびきり美味しいのでござる。)…いただきます。(へら。と笑んで。ちょん、っと相手の杯に触れる程度の乾杯を。それから、こく…と喉に通して) (08/10-01:27:48)
卍 > (酒は名酒と呼ぶには程遠い安酒だ。が、水が良いのか原料が良いのか、土地の風合いと言うモノが濃い、他には無い味ではある。) ―角を失った狐鬼の、この先の展望は見えたか。(視線は景色へ向けられ、表情は薄い笑みを浮かべた侭。) (08/10-01:30:09)
卍 > (酒は名酒と呼ぶには程遠い安酒だ。が、水が良いのか原料が良いのか、土地の風合いと言うモノが濃い、他には無い味ではある。) ―角を失った鬼狐の、この先の展望は見えたか。(視線は景色へ向けられ、表情は薄い笑みを浮かべた侭。) (08/10-01:30:36)
娯暮雨 > (すぅ、と身体に染み渡る味。どこか懐かしい様な、不思議な味。くぃ、と持ち上げた顎が中々下がらない。こくん、と喉を鳴らした後、漸く空になった杯を下ろして)…おいしい。(ふは、と息を吐く。その言葉に、おのずと此方の視線も景色へと)…先はまだまだ見えぬけど。先ずは逃げる事を止めようかなって。 (08/10-01:38:14)
卍 > そォか、生まれた故郷に未練は無ェが、立ち寄る理由が出来たな。(相手がそう言ってくれるのならば、時折酒を買いに足を運ぼうと言う気にもなる。) …そォか。無理は良いが無謀はするなよ。(片手で一度、相手の頭を軽く撫でようと。) (08/10-01:41:02)
娯暮雨 > また、行きたいな。(相手の故郷。己の知らぬ相手を知る土地。夢見るような声色でぽつり。)……なんだか、変な感じでござるね。(くす、と少し笑ってしまった。無理は良いけど、無茶はダメでござるよ?なんて言葉を昔言った様な憶えがある。伸ばされた手を受け入れて)はい。(と、静かに、しっかりお返事) (08/10-01:47:03)
卍 > 行こう。時間なら幾らでも在る。(にィと口端を上げ、頭へ伸ばした手はすっと滑って相手の頬へ。直に体温を確かめれば安心した様にその手を離し。) …そうか?俺だって心配ぐれェするさ。(少し相手の思いとはズレた返答をして、相手の返事を聞けば小さく頷いて見せた。) (08/10-01:49:03)
娯暮雨 > うん。…卍さんも、いつでも来てね…?その、身体も、心配でござるし…。(触れられた頬はしっとりしていて、ほわりと温かい。)拙者は、「大丈夫」って言ってくれる人が居る限り、大丈夫でござるよ。(頬から離れた手に、己の手を重ねようと) (08/10-01:55:21)
卍 > 身体以前にケリを着けなきゃならねェ事がある、半端な去り方をしちまったからな。(芹には、一度殴られてやらんとなァ、何て考えても居た。蟹坊主にも会いたい。里の中で、会わなければならない顔がまだまだ浮かんで。) …?(一度目を丸くして重ねられた手と、相手へ視線を移した後、やっと言葉の意味を理解して。何だか可笑しそうにクスリと笑った。) …そりゃ何より。 (08/10-01:58:04)
娯暮雨 > あ…じゃあ、来てくれるのでござるね…?(ぱち、と瞬く。身体の件は、勿論心配ではありながらも実は口実。その後皆が顔を合わせていない事、ずっと心に引っかかっていた。)…ん。(こくん、と頷きふふっと笑めば、手を離し)そうだ、卍さん。お腹、空いてない?おはぎがちょっとあるのでござるけど…。 (08/10-02:03:00)
卍 > いずれは、と思ってはいたさ。ソレを止めたのは…まァ俺の心の弱さだァな。(くしくし、きまりが悪そうに頭を掻いて苦笑した。) …?おお、貰おうか。(相手の菓子を頂くのも何だか久々だ。小腹の空く時間帯、有難く頂こうと頷いた。) (08/10-02:05:09)
娯暮雨 > 心の、弱さ…?(また、ぱちりと瞬く。思った事をそのまま口にしていた事に気付けばハッとして)う、うんっ。(少し急ぎ目に風呂敷包みを解く。朱色の漆塗りの箱に入っているのは、あんこときな粉のおはぎがひとつずつ。蓋を開けて、はい。と差し出し) (08/10-02:10:08)
卍 > …お前の母親、…妖狐の死を目の前にして、拳の強さの意味を疑った。どうしようもなく俺は無力なんだと、思った。(もう消化した事実だ。言葉の割に表情はさほど考え込んではいない様子。事実、その言葉の直後には、おぉ、と舌鼓を打ってきな粉のおはぎを手に取っており。) (08/10-02:13:19)
娯暮雨 > ぁ……。(相手の口からその名を聞く。腕の中で消えて行った母親の面影を思い出すと、おのずと視線は下へと下がった。)拳には、出来る事と出来ない事がある。ただ、それだけでござるよ。(声色は凛としたもので。そのまま、景色へと移す視線。) (08/10-02:19:10)
卍 > あァ。(はぐ。おはぎに齧り付いて、指で口端を拭い、暫しの沈黙。飲み込んでから、フッと笑って。) ―ソレだけだ。ソレだけの事に気付くのにも、コレだけの時間を要した、馬鹿だ、俺は。 (08/10-02:20:57)
娯暮雨 > (拳を握りしめたままでは、掴めないものがある。)ソレに気付いた鬼の、この先の展望は―…?(景色から、そちらへと視線を戻す。穏やかな笑みを浮かべ、こてりと首を傾げて。) (08/10-02:28:51)
卍 > (己の言葉を模した相手の言葉に、思わず軽く噴出した。視線をちらと相手へ向けた後、景色へと戻し。) 「今まで通り。」今更生き方を変える気は無ェさ。(きっと変えられない。ソレが色々と考えて、一周回って出した答えだ。) (08/10-02:31:32)
娯暮雨 > (帰って来た答え。意外な様な納得の行く様な、不思議な感じ。けれど、その答えが返ってきた事がなんだかとても嬉しかった。じわじわと笑みが深まる)そっか。(そんな相手に、今まで通り寄り添いたい。と思った。距離を詰めれば、ぴとっとくっついて) (08/10-02:37:29)
卍 > ?(距離を詰める相手を目を丸くして見詰めた後、その肩へ手を回し。少しだけ引き寄せた。) 俺の拳は何かにぶつけて壊す為に在る。それでも、こうやってお前に触れる事は出来る、それ以上は望まないし望めない。妖孤の死を防ぐ事は俺の拳では叶わなかった。だから、せめてその散り様は俺の胸に留めて忘れない様に刻んで置く。きっと俺にはそうする事しか出来ん。 (08/10-02:41:35)
娯暮雨 > (こてりと相手の肩に頭を預ける。肩に回される手に、自分を抱く母親の温かさを思い出した。この腕は、消えない。そんな安心感の中、目を伏せて)………ありがとう。 (おかあさんが確かにこの世に居た事。生きていた事。その事を覚えてくれているだけで十分だった。少し、涙声になっている気付いて、続けようとした言葉を呑み込み、口を噤んだ。) (08/10-02:48:27)
卍 > (後悔が消えたかと問われれば、全く頷けない。妻の母だったから、ソレも無いとは言えないが何より―) ―アイツは俺の、友達だった。(短い時間、だったが、少し妻に似て間の抜けた所のあった彼女。交わした言葉も己に見せた表情も忘れはしないだろう。妻の声色の変化に気付けば、それ以上は何も言わずに相手の肩を抱いたまま暫しの沈黙だ。) (08/10-02:51:55)
娯暮雨 > ― ふ…っ。(ふるる。と肩が震える。二人の間に何があったかは知らない。お母さんがどんな話をどんな表情でしていたかも知らない。それを知る相手を羨ましいと思った。けれど何より、それを知るのが相手で良かったと思った。嬉しくて嬉しくて、その分切なくなった。)…ごめ、んね。(優しい沈黙。もう十分流した筈の涙をゴシゴシと拭えば顔を上げ、あはは、と朗らかに笑んで) (08/10-03:00:23)
卍 > ―謝るな、胸を張れ。お前が多くを知らなくても、アイツは自慢していい母親だ。(知らずとも自慢できる者、と言うのはきっと少ない。彼女は母親としても、一個人としても、立派な者であったと。ゆるり笑みを返して肩を抱く手で相手の頭をすっと撫で、抱き寄せた。) (08/10-03:03:22)
娯暮雨 > うん。ずっと、忘れない…。(ゆるりと笑む相手を見つめて、へにゃりと笑めば、こくんと頷く。力強くて優しい手に促されるままに、相手の胸に納まって)…拙者ね、今もお母さんは拙者の中にいる。って、そう思うのでござるよ。(鬼を封じていた強力な妖狐の妖気はもう、残ってはいないけれど。) (08/10-03:10:51)
卍 > …俺もそう思う。ずっとの傍に居る、そう言ってたろ?(優しい言葉。母親が今わの際に娘に掛ける言葉とは、こうも優しいモノか。そう思ったから、去り際に背中で聞いたセリフを鮮明に覚えていた。ゆるり、ゆるり、相手の髪を撫でながら。) (08/10-03:14:14)
ご案内:「怪仏庵」に卍さんが現れました。 (08/10-03:16:47)
卍 > …俺もそう思う。ずっと傍に居る、そう言ってたろ?(優しい言葉。母親が今わの際に娘に掛ける言葉とは、こうも優しいモノか。そう思ったから、去り際に背中で聞いたセリフを鮮明に覚えていた。ゆるり、ゆるり、相手の髪を撫でながら。) (08/10-03:19:07)
娯暮雨 > …言ってた。(唯一聞いた母親の言葉。母親が己に語った言葉。教えてくれた事。あの時も、こんな風に直ぐ傍で鼓動の音が聞こえてた。)…あと、ね。拙者、今まで以上におじいちゃんとおばあちゃんの事、大切にするでござる。(己の知らぬ幼い頃から鬼と向き合ってくれていたおじいちゃん。母親の面影を求めるばかりに寂しい思いをさせてしまったおばあちゃん。二人とも、大切な両親だと言う思いはあの件を境に強まった。) (08/10-03:20:45)
卍 > あァ。(百鬼も完全に消滅してしまったが、霧の竜が言った様に、今でも己の中に居ると信じている。相手の気持ちは、解る。) 両親ってヤツを慕う思いは俺には解らん。が、俺もあの二人が何故だか好きだ。(首を傾げる様にして相手へ頭を寄せると、静かに笑みを浮かべ。) (08/10-03:25:21)
娯暮雨 > 何故…でござろうね…?(ふふ。と微かに笑みが漏れる。何故だか、とかなんとなく、だとか。そう思う事は度々ある。それでもきっと、気付けぬだけで何か理由があるのだろうと思って。)嬉しい。(角のない頭は、いつも以上に相手の胸へ埋める事が出来た。背に両手を回し、ぎゅう…と抱き付いて) (08/10-03:31:04)
卍 > ソレが全く解らん。(優しい気持ちに理由を見つける事が下手だ。自分の事も、他者の事も。困った様に苦笑しては、上体を相手へ向けて両手で抱き締めた。)お前と縁の深い者だから。 ソレだけじゃ無い気がするな、それ以上の事を理解するのは今の俺には少し早いらしい。 (08/10-03:33:37)
娯暮雨 > (とくん、とくん。心音がより近くなる。)…ちょっとずつ。時間は掛るかも知れぬけど、きっと気付けるでござるよ。(相手なら、と思う。この拳なら、きっと求めるもの全てを掴める日がくる。そんな気がして。) (08/10-03:38:44)
卍 > ドタマの出来がもう少し良けりゃイイんだけどな。 …好きなら好きで、ソレで良い気もするよ。昔はこんな思いさえ否定してたから。(娯暮雨が両親と慕う老夫婦も、妖鬼隊の面々も、里の妖怪達も、男は皆好きだった。妻と出会う前の男ならば、間違いなくそうは思えなかっただろう。)―さぁ、日が昇る前に眠ろうか、お前少し疲れてンだろ。 (08/10-03:42:52)
娯暮雨 > (ふふ。とまた笑みが漏れる。腕の中でこくん、と頷いて)自分にも、皆にも、卍さんのそういう素直な所。拙者、好きでござるよ。(腕の中からするりと抜ければ、へにゃっと緩い笑みむけて。こくん、とまた頷いた) (08/10-03:49:08)
卍 > …。(こういう時のしかめっ面は照れ隠しだ。隠したって目の前の相手にはバレバレだ、と言う事は何となく解ってはいるものの。言葉を発しないまま、男は立ち上がり、そろそろと奥へ引っ込んで行く。)余計な事言ってねェでさっさと寝ろ、体に障るぞ。 (08/10-03:51:21)
娯暮雨 > ……?(はわ。しかめっ面でござる。納得行かぬのでござろうか…?なんて立ち上がる相手を見上げ。はわわ…)だ、だって…。(卍さんは素直だもん。なんてもう一押ししたいものの、ぐっと堪えると、立ち上がれば少し足早に後を追って背中にタックル!…じゃなくって後ろから抱きしめようとするの術。) (08/10-03:57:01)
卍 > ――!!(思わず前につんのめり掛けて踏み止まる。後ろから抱きつかれた、と解ったのは踏み止まった直後だった。油断していた。) …随分元気みてェじゃねェか…。(肩越しに振り返って口端を上げれば、そのまま上体を折り曲げて相手を布団の上へやんわり投げおろそうと。成功すれば相手の頭の真横へ手を着いて半ば覆い被さるような格好へ。)…余計な事は言うなよ?(口元はへの字。顔が火照って仕方が無いのだ、相手のそんな言葉を聞くのも久々で。) (08/10-04:01:06)
娯暮雨 > Σひゃ…(抱きついておいて相手の身体が揺らげば、はわわっとしがみ付いて。おろ…)だ、だいじょうぶだっt…… んっ!(肩以外に足も怪我してるのかな、と振り返る相手を心配げに見上げた所で浮いて、それから落ちた身体。きゅっと閉じてしまった目をそろろと開けて)いた…(た…と零しそうになった言葉をきゅっと呑み込んだのは、相手に言われた言葉のせいと、距離の近さ。ほわ、っと頬が染まりながらもこくこくっと小さく頷いた。) (08/10-04:08:18)
卍 > ―。(少しの間見つめていた後で、間髪入れずに軽く唇を重ねればごろんと真横に仰向けになり。)…寝るぞ…ッ。(照れるならするなよ、のいつものパターン。きっと眠ってはいないのだろうが、目を閉じたまま貝のように口も閉ざした。) (08/10-04:10:31)
娯暮雨 > ―…。(ぁ。と相手の腕の動きで分かれば目を閉じ、口づけを受けて。目を開く頃には、相手は真横に転がっていた。)…おやすみなさい。(くすぐったげにふにゃりと笑めば、ころんと転がって仰向けの相手にくっつこう。頬は少し遠いから、傍にあった耳に ちゅ、と口づけて。それから、静かに目を閉じた。) (08/10-04:16:53)
卍 > ――!?(相手が目を閉じたと同時に大きく見開いた瞳。ちら、ちら、と相手を見遣った後、暫くの間口元への字のまんま天井を見上げていた。)…馬鹿タレ。(火照りが収まったころにそれだけ呟いて微笑し、やっと男も目を閉じた。) (08/10-04:24:10)
ご案内:「怪仏庵」から卍さんが去りました。 (08/10-04:26:06)
娯暮雨 > (この地に辿り着くまで、普段よりも倍以上の時が掛った。確かに疲れていた身体は、横になった途端お布団に吸い込まれる様な心地で、目を閉じて数秒後には既に眠りに落ちていた。すぅ…と規則的な寝息)…ん。(それでも微かな呟きにピク、と反応したものの。やはり起きる気配もなく。朝まで心地の良い眠りを得たのだとか。おやすみなさい。) (08/10-04:29:28)
ご案内:「怪仏庵」から娯暮雨さんが去りました。 (08/10-04:29:47)
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