room11_20140812
ご案内:「闇の集う場所 -2-」にAmbielさんが現れました。 (08/12-10:07:53)
ご案内:「闇の集う場所 -2-」からAmbielさんが去りました。 (08/12-10:08:17)
ご案内:「闇の集う場所 -2-」にAmbielさんが現れました。 (08/12-10:08:27)
Ambiel > (ふらり、珍しく歩いて現れた男、その雰囲気は普段のソレとは余りにもかけ離れていて。) (08/12-10:10:20)
Ambiel > (雨にうたれ、額に張り付いた髪をどかす事も無く。 何処かふらついた足取りの男は、ゆっくりと、ゆっくりと歩を進める) (08/12-10:13:34)
Ambiel > 嗚呼。 (空を見上げ、口を開く。 想い人の気配につられ、ふらりと現れた先は、やはり彼等にとって慣れ親しんだ匂いの場所だった) (08/12-10:16:25)
Ambiel > (ひどい、ひどい気分だと想う。 過去の己との殺し合いは、殺し合いとは言いがたい結末を迎え、ソレは男の心に深い傷を残した。 今なら、殺されてやっても良い、とすら思える。) (08/12-10:20:09)
Ambiel > (屋敷にも戻らず、ふらりふらりと彷徨って自分を殺してくれる誰かを探した。 剣術家、武道家、魔術師に暗殺者。 どれも、どれも男を殺せる程の生物ではなく、結局気持ちとは裏腹に何時もと同じ意味の無い殺戮を繰り返しただけに収まる。) (08/12-10:29:34)
Ambiel > (嗚呼、くだらない。 男は想った。 彼が待ち望んだ彼を殺せる誰かなど、本当は何処にも居ないのでは無いか、そんな想いが頭を過ぎった時思い出すのは何時もあの女だ。 男を殺すにはひどく矮小で、その小さな体も、小さな力も、彼には遠く及ばない。 それでも女はきっと歩みを止めずに居てくれるのだろう、と盲目に想う。 こんな恋の形もあるのかもしれない、そう想うと口元に自然と笑いがこみ上げた) (08/12-10:32:18)
Ambiel > (行き着いてしまった、たどり着いてしまったのだ。 もう戻る道は無く、進む道も無い。 コレが終着点で、ここから先は何も無い。 ただ孤独な頂にただ一人立っているだけだ。 共感も無く、感動も無い。 男が目指した場所は、目標が消えてしまったその時、ただ汚泥の底へと姿を変えた) (08/12-10:36:51)
Ambiel > (想いに足を取られる。 沼の底へと足を引かれる。 無数の屍が己の足に絡みつき、そのまま彼を空虚へと連れて行くのだ。) (08/12-10:40:22)
ご案内:「闇の集う場所 -2-」に矮躯の女さんが現れました。 (08/12-10:40:38)
矮躯の女 > (走る泥に足を取られながら。嫌な予感がした。すべてが崩れ落ちそうな気がした。自分の全てがなくなってしまうそうな、そんな不安感を感じた。瘴気の中に血の匂いの中に愛しいものの気配を探した。) (08/12-10:42:29)
Ambiel > (過去は戻らない。 例え時代をさかのぼろうとも、ソレは自分の刻んだ歴史とは別の物で、自分の過去を変えられる訳ではないのだ。 戻れない、戻れない。 【自分が何も掴めなかったと言う事実】は最早変えようが無いのだ) (08/12-10:45:02)
矮躯の女 > (女には振り返る過去がない。故に常に刹那の瞬きの間しか見ていない。知らない。そんなものはいらない。過去などいらない。刹那と、ささやかに思い描く未来以外見えてはいない。)……Am…biel…(走りながら縺れた舌で名前を呼んだ。まだ、姿は見えるだろうか?) (08/12-10:49:34)
Ambiel > (輝きとは刹那の中にあるからこそ美しいのだと男は語る。 幾重に絡んだ人々の想いが、眩い刹那を作るのだ。 その刹那は人に刻まれ、愛すべき過去へと変わっていく。 愛すべき過去は人に歩む力を与え、歩んでいく道の中にまた眩い刹那が生まれる。 ソレが歴史で、ソレが道で、ソレが強い想いとなる。 だが、眩さは人の目をひきつける。 過去に目を向けたまま進めなくなってしまえば、螺旋は消えてしまうのだ) (08/12-10:53:20)
矮躯の女 > (この目は見えない。この目は見たいものしか見ない。故に望めば望んだものの姿が映るだろう。幾重にも重ねなくていい。たった一つの思い出があればそれだけで戦える。想いなどいくらでも湧いてくる。刹那に、次の刹那に。女の想いが右腕に青い光を灯す。空虚へと引きずり込まれてしまいそうな、愛しい相手へと手を伸ばす。) (08/12-11:00:45)
Ambiel > (その腕に掴まれた時、男は我に返るのだろう。 くつり、喉奥で笑った。 張り付いたような笑みが浮かぶ。) 嗚呼、随分と久しぶりじゃないか。 (ミラーシェイドで隠れた瞳は何も語らない) (08/12-11:04:04)
矮躯の女 > ……そうだろうか?私には昨日のことのように思えるよ。私の記憶が確かなら。(笑みを返す。この女にしては、随分と無理をした笑みだ。今にも泣き出しそうな、子供のような、取り繕えていない顔だ。)…夜の王が、こんな真昼間に…呆け、たか?(雨に打たれながらも、ぐ、と手を引きたい。) (08/12-11:07:58)
Ambiel > そうかも知れないな。 お前に記憶違いは無いからな。 (皮肉を込めて笑う。 ずるりと、引き寄せられれば、軽い事に気付くだろうか。 存在自体が希薄で、女性よりもなお軽い。 衣服や剣の重みすら感じないだろう) 嗚呼、夜の王様は昼は惰眠を貪る生物なんだよ。 食事くらい好きにとってもいいだろう? (08/12-11:11:08)
矮躯の女 > ああ、そうだ。”私がそうだと思えば”そうに違いない。(悲しくなるほど希薄な存在。だが、存在を望む女の目には真実は映らない。)……屋敷でな。ひどい姿じゃないか。何があった。私に殺される前に死ぬつもりか?馬鹿なのか? (08/12-11:14:18)
Ambiel > 安心しろ。 誰も俺を殺せない。 俺を殺せる奴なんて居ない。 (両手を広げ、笑う。 雨に打たれても流れない血塗れの黒衣がひらりと揺れる) 誰も俺に傷ひとつ付けられない。 俺を殺せるのは俺だけだ、何て甘えた事は言わない。 例え俺でも、俺は殺せない。 無敵の俺は、この俺だけだ。 (08/12-11:18:16)
矮躯の女 > ………私は、君を殺すよ。(両手を広げれば、手を離す。代わりに血濡れの黒衣に触れる。黒衣に付いた血を操り、その血の一つ一つ、一体何人の血を浴びたのかはしれないが、魔力を通し、黒衣を握れば、その血を刃に変え、Ambielを襲うだろう。) (08/12-11:22:33)
Ambiel > (鈍い音と鈍い感覚が伝わるだろうか。 全身を刃に貫かれ、壊れた人形のように頭を垂れる) これは、プレゼントだ。 久しく会って無かったんだ、コレくらいはくれてやってもいいだろう? (喉奥に絡んだ血が、彼の声を鈍くさせる。 がくり、一度震えれば金色の粉が周囲を舞い、彼の傷を【消した】 黒衣を脱ぎ捨てればとん、と後方へ跳躍し両の剣を抜き放つ。 何時も通りの動きだが、ひとつだけ違和感がある。 矮躯の女は気付くだろうか、腹部の傷だけが消えていない。 男のインナーに、血が滲んでいる)  (08/12-11:27:02)
矮躯の女 > (間近で返り値を浴び、そしていつものように…女がそれを覚えているかどうかは定かではないが消えてゆく。 血の存在には敏感だ。消えていない傷には気がつく。)……は。もう少し気の利いたことをしてくれてもいいんじゃないか?全く君は優しくない。私の記憶が確かなら。 (08/12-11:31:24)
Ambiel > ご褒美は俺を楽しませたらくれてやるよ。 どいつもコイツも弱ぇ弱ぇ、楽しくねえし、燃えねえんだよ。 (雨にぬれた前髪をかき揚げ笑う。) (08/12-11:33:56)
矮躯の女 > (間近で返り血を浴び、そしていつものように…女がそれを覚えているかどうかは定かではないが消えてゆく。 血の存在には敏感だ。消えていない傷には気がつく。)……は。もう少し気の利いたことをしてくれてもいいんじゃないか?全く君は優しくない。私の記憶が確かなら。 (08/12-11:34:01)
Ambiel > ご褒美は俺を楽しませたらくれてやるよ。 どいつもコイツも弱ぇ弱ぇ、楽しくねえし、燃えねえんだよ。 (雨にぬれた前髪をかき揚げ笑う。) (08/12-11:35:19)
矮躯の女 > そういうことなら仕方ない。これでも君への想いを忘れた日などなかったんだ。(首を傾け。前髪を払う。返り血を集めて凝固させ、左手にナイフを一つ。真っ直ぐに最短で一直線にAmbielの心臓にめがけ突き立てようとする。) (08/12-11:40:39)
Ambiel > 嬉しい事言うじゃねえか。 だが、ソレを口にするんなら、少しは修羅場をくぐったのかい? 俺を殺せる手段の一つくらいは見つけたのかい? (向かってくるナイフ向けて左腕を差し出した、ナイフが刺さると同時に金色の粉が腕の周りを舞い、そのまま傷を消すだろう。 血が流れなければいい。 ぎち、と口の端を持ち上げ、右腕の剣を矮躯の女の首を薙ごうと振るう) (08/12-11:44:49)
矮躯の女 > さあ?どうだろう?君を想って想って想って想って想って想って想って想って想って想って想って想って想って刃を振るった記憶はあるような気がいなくもないが、相手が誰だかわからない。……ああ。手段など目的の前には瑣末な問題だと気がつくほどにはね。(ずる、とぬかるむ地面に足を滑り込ませ、女の基準で致命傷を回避する程度の出血に留めるほどの浅さに首を斬らせる。頭を下に下げ、吹き出た血はそのまま、相手の右腕を切りつける刃に変わる。) (08/12-11:54:23)
矮躯の女 > さあ?どうだろう?君を想って想って想って想って想って想って想って想って想って想って想って想って想って刃を振るった記憶はあるような気がしなくもないが、相手が誰だかわからない。……ああ。手段など目的の前には瑣末な問題だと気がつくほどにはね。(ずる、とぬかるむ地面に足を滑り込ませ、女の基準で致命傷を回避する程度の出血に留めるほどの浅さに首を斬らせる。頭を下に下げ、吹き出た血はそのまま、相手の右腕を切りつける刃に変わる。) (08/12-11:57:37)
Ambiel > 情熱が足りねえ。 想いも、願いも、意思も、焦燥も、それに、愛が足りねえよ。 (ミラーシェイドの奥で目を細める。 右腕から剣を捨てる。 そしてその腕を切り裂かれながら、そのまま矮躯の女の頭を掴みに手を伸ばし、掴めばそのまま地面に叩きつけようと体重をかけるだろう) (08/12-12:04:01)
矮躯の女 > 失礼だなぁ。こんなに素直になったのに。(は、と短くため息をつく。 頭を捕まれ地面に叩きつけられる。その瞬間膝を折り曲げ、ブーツに仕込んだ刃を飛び出させ、先ほどの腹部の傷を抉るように蹴りを放つ。) (08/12-12:07:26)
Ambiel > もっとだ、もっともっと深く想えばいい。 脳が焼け付くように、血が燃えるように。 ソレを想い続けて、想いだけで死ねる程に想えばいい。 俺が居るのはその先だよ。 (ごぶり、喉を血がさかのぼり、口から吹き出した。 そしてそのまま覆い被さるように唇を奪いにいくのだろう) (08/12-12:12:24)
矮躯の女 > まったく、君に付き合うのは疲れるよ。よかったね、私にいくつも命があってさ?(深く傷をえぐり、相手の顔が近寄ってくれば目を閉じた。首の傷が熱く脈打った。腕を伸ばしすがりついた。もうどこにもいかないで欲しいと言いたかったが、口は塞がっていた。) (08/12-12:16:50)
Ambiel > (久しく感じていなかった消えない傷の痛み。 世界との繋がりが希薄になれば、そこから奪える物も減る。 故に開いた傷がある、目指した男に突き刺された「癒えない」と言うルールを持った傷が、ずきり、と痛む。) 嗚呼。 まだ殺せそうには無いなあ、折角のチャンスだというのに。 久しぶりに屋敷にでも来るかい? (08/12-12:26:57)
矮躯の女 > (女の身長は低い。刃は未だ突き刺さったままか、それが女が関心を持つ唯一の世界だ。 問いかけに返事はせずに、ただ、縋り付いたまま。ぎゅっと爪を立てた。) (08/12-12:31:00)
Ambiel > (腹部に刃が突き刺さったまま、男はくつくつと笑う。 )離すなよ? (と、それだけ言えば、羽ばたき、矮躯の女と共に空へ飛び上がり始めるのだろう) (08/12-12:35:44)
矮躯の女 > (痛いほどにしがみついて、こく、と子供のように短く頷く。) (08/12-12:38:12)
Ambiel > (そしてそのまま雨の空へと消えて行くのだろう) (08/12-12:40:33)
ご案内:「闇の集う場所 -2-」からAmbielさんが去りました。 (08/12-12:40:36)
ご案内:「闇の集う場所 -2-」から矮躯の女さんが去りました。 (08/12-12:40:49)
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