room03_20140823
ご案内:「岩場」にさんが現れました。 (08/23-22:47:19)
> <ドガァ!!!>(大きな岩が砕け散る音。その岩場の一角には、まるで削岩機が暴れ回ったかの様な細かい破片が散乱していた。その中心には、上半身裸で右上半身に包帯を巻いた男が一人、息を切らして立ち竦んでいた。男の体には夥しい汗と、包帯を染める血液。) (08/23-22:49:16)
> …糞が。(痛みはまだ良い。問題は右腕にロクに力が入らない事だ。唯でさえ生き急いでいるこの男、療養の為の休息、と己を抑え込むにはその時間が長過ぎた。) (08/23-22:51:04)
> <ゴガァ!!>(苛立ちをぶつける様に、目に着いた大きな岩を手当たり次第その右拳で叩き砕いて行く。その度、包帯できつく締め上げた右肩から噴水の様に赤い霧が噴き出した。)…はァ…はァ…ッグ…。(左手で押さえた右肩。ぬるりとした血液に塗れたその掌を見つめ。) (08/23-22:57:13)
ご案内:「岩場」にソウジさんが現れました。 (08/23-23:01:19)
ソウジ > (がらがらと、岩の崩れる音が聞こえようか。からころと、岩場で涼やかな音色を奏でる脚が、一度ふいと止まる。蒼白い明かりの灯る吊り提灯をそちらへ差し向けて、捉えるは鼻を擽る血の香り。ぴくん、と肩が揺れて、からん、ころん、逸る歩調を抑えて、その匂いが漂う方向へ向かおうか。から、ころ。) (08/23-23:04:29)
> <ドゴォォ!!!>(幾つの大岩を粉塵に変えただろうか。男の拳は、最後に叩いたその岩を砕く事が出来なかった。亀裂の入った岩に残る赤い拳の血判を見つめ、歯を食いしばった男。)((――情けねェ!!))(そして、友人の接近に気付いたのは相手の足音が随分近づいてからだった。今はまだ、その姿勢のまま動かず。) (08/23-23:07:39)
ソウジ > (夏であれ夜の空気は音を良く響かせる。身体の芯を震わすような、その衝撃が響く先。岩に向き合う友人の背を視界に捉えたらば、ころん、と下駄の音が止まる。 露になった上半身には、白い包帯が目に痛い。其処に滲んだ血の色もまた。ひとつ、ふたつ、呼吸の間。動かぬ友人に反し、からん、と再び下駄の音が歩み寄る。からり、ころり。) (08/23-23:12:24)
> (ゆっくりと、上体を持ち上げ岩から拳を引き剥がす。少し俯いた様な姿勢で振り返る事は無い。薄ぼんやりとした月明りの下、紅く染まった大般若の墨が相手を睨み付けているだろう。)―ソウジか。 (08/23-23:14:07)
ソウジ > (振り返らぬ友人の代わりに、翡翠の瞳は般若と視線を交わしましょう。そう、と口元へ運ぶ袖は常通り) へえ、僕で間違いおまへんえ。卍。(その声音も、常通り。すい、と揺らした片手から、提灯の姿は空気に溶けた。月明かりとは異なる灯りで照らされた周囲は、本来の明るさを取り戻す。) (08/23-23:19:01)
> …情け無ェ姿を見られたな。(くすりと笑んだ口元は相手にはきっと見えない。どくん、どくん、鼓動に合わせてポンプの様に生温い血液が右半身を覆うのを感じながら、やっとゆっくりと振り向き。)…どうした。寄り道で立ち寄るには殺風景な場所だろうに。(相手を見遣る視線と表情は、”ある程度”普段通り、なるだけ涼やかに。) (08/23-23:22:51)
ソウジ > …残念ながら、肝心のとこ見損ねた気ぃもしますけど。(溢れ出す血の紅は、きっと包帯を、肌をも染めてゆくものか。すぅ、と鮮やかな色の双眸を細めて、それを見た。) ちょぉ、卍に果たし状でも出しに行こか思うとったんですけど…(からん、ころん。振り返った彼へ再び歩み出す脚は、互いが顔を合わせる位置まで。じ、と今度こそ彼と視線を交わすべく。) (08/23-23:29:41)
> (だらりと下げた右腕からは、締めの甘い蛇口の様に細く、しかし絶え間なく紅い液体が滴っている。) あァ、呑み比べの話か、ソレなら怪我とは関係無ェ。何時でも吹っ掛けて来たらイイ。(少しばかりフラ付く体は、恐らくは血液が足りない所為だ。今にも瓦解しそうな岩へ体を預け、にぃと笑って見せた。) (08/23-23:32:54)
ソウジ > …まーぁんじ。(声音が、ほんの少しだけ、咎めるにも似た響きを纏う。する、と灰色の袖から出たのは紫色の房が垂れる鉄扇。ぱん、と音を立ててそれを広げて) 怪我しとっても容赦したらんのはあれとして、…それ、せめて血ぃ止めさしてくれはります?勝負の前に倒れたら知らんで。(じと。少しばかり、鮮やかな色の瞳で彼の笑みを見て。ぱたぱた、そちらを扇いで送る風。) (08/23-23:39:49)
ご案内:「岩場」からソウジさんが去りました。 (08/23-23:41:58)
> こりゃかたじけ無ェ。(相手がそう言うのならば拒む必要も無い。冗談めかして緩めた口元。右腕を相手へ向かって伸ばす様に上げ。) まァそんなツラすンなって、別にこのまま放って置こうと思ってたワケじゃ無ェよ。 (08/23-23:42:23)
ご案内:「岩場」にソウジさんが現れました。 (08/23-23:42:45)
ソウジ > (ふすん。袖の向こうで思わず息を吐いて、すぃ、と掲げる扇はきらきらと、煌めく月光の粒子を纏う。) 僕やと傷塞ぐ程度しか出来んねんから、ちゃぁんと治療出来はるひとに診せや?(伸ばされる腕へ、ひた、と添える扇。そのまま肩へ滑らせてゆけば、表面の傷を塞ぐ程度は叶おうか。じんわりと、涼やかな風が肌を撫ぜるような感覚を伴って。) (08/23-23:48:06)
> 怪我ってのも悪いコトばかりじゃねェな。…お前の術が初めて見られた。(全く懲りていないかの様な言動で、やっぱりお茶を濁す様にヘラリと笑うばかり。少なくとも皮膚表面の裂傷が塞がれば、血は止まる。酷い内出血の様な状態にはなるがそのままよりかは劇的にマシな状態だ。) (08/23-23:50:39)
ソウジ > …あほ。月の力借りとるだけですよって、血ぃの補給も出来とらへんで。(むぃ、と珍しくも軽く唇を尖らせて年相応の拗ねた顔。無理に動けば、再び肌は裂けましょう。ぱちん!と、音を立てて閉じた扇は再び袂の中へ消えて) 何や珍しい顔してはりますけど、喧嘩で負けでもしはりましたん?(ぺそ、と口元へ戻る袖。視線は彼の顔へ据えた儘、淡とお伺いを立てましょう。) (08/23-23:56:16)
> 月ってのはそんなに便利な力があるのか。喧嘩の後の月光浴を日課にしてみようかね。(そんな珍しい相手の表情を楽しむ様に続く軽口。天を仰いでは、先程と比べて表情から少し曇りが消えた様な。) お。繊細な話をしれっと口に出すな、流石。(敗北の度に子供の如くヤケになっていた過去に比べて、良いのか悪いのか少し余裕が出て来た様で表情を変える事は無く。視線は月から再び相手へ。)―敗けた。が、半端な負けはしてねェゾ。 (08/24-00:01:05)
ソウジ > 月には浄化の力がある言いますよって、卍の場合は逆に浄化されてまうやもしれまへんけど。(浅く肩を竦めるように茶化して返す間も、鮮やかな色の瞳は彼を見る。幾分か、何かが剥がれたその面持ちに、少しだけ双眸を細めて) そら折角の機会やし。僕の情けないとこたっぷり見せてもうとる分、卍の情けない顔のひとつでも拝んだろかなー…て、思たんやけどなぁ。(袖の向こう、薄らと口元が笑む。再び降りる紅色の瞳を受け留めて、ゆるゆると瞬いた。そして、先を促すように少しだけ首を傾ける。) へえ。 (08/24-00:08:44)
> ただボンヤリ浮かんでるだけのモンに浄化なんぞされて堪るか。俺は泥水よろしく淀んで居てェんだ。(血濡れの腕で腕組みしてふんぞり返った素直でない男。続く相手の言葉にはすぅっと嫌らしく両目を細め。) それは「どの時」の話をしてんだ?一つずつ思い出してみようか。(左程思い当たる節も無い癖に。) ―俺がこの人生の中で知る限り、最強の男に出会った。強さの形ってのも色々だろうが、単純なコレの強さだけを言うなら、文句の無ェ最強。(握った拳を相手へ掲げ。とは言え、だから負けても納得出来てますってワケでも当然無い様で。)…まァ、負けっぱなしで終わる気は更々無ェけどよ。 (08/24-00:15:27)
ソウジ > そら頼もしい事。お月はんも裸足で逃げ出してまうわ…、…っ(布地越しにくすくすと、淡い笑みを漏らすも束の間。思い掛けぬお返しに、ぎくり、として一拍の間、鮮やかな色の双眸をやんわりと細めて応えるは) やぁ…、僕の話よかそっちの方が重要ですわ。(緩やかに首を振って、友人の語る最強に耳を傾けましょう。誤魔化しの意図も強いながらに、彼の語る最強とは実に興味深い。) …成る程、そらめでたい話どすなぁ。のびしろが目に見えたっちゅー事で、…しょんぼりしとったんは、そっちかな。(最後の言葉は自然と、声量が落ちた。先程の彼の様子から、負けた事よりも、己が身のもどかしさかと。少し考えるように、浮く視線。) (08/24-00:25:27)
> まァそう謙遜すンなや、お前の話も面白そうだ。(追随。きっとそれ以上はしないんだろうけど、何故か無意味に勝ち誇った様に顎をククッと上げ、見遣り。) ――とっととソイツに追い付きてェのに体は言う事を聞かねェ。焦っても詮無い事とは解ってても、なかなかな。(気質と言うのを抑え込むのは難しい。夜風に触れてかぴかぴと不快な感覚に包まれた右腕の包帯を、するすると解きつつ。) (08/24-00:29:54)
ソウジ > 卍のいけず。(もう一方の袖も口元へ添えて、少しばかり負けた心持ちを表すは、敢えて幼い口振りを装う返答で。すぃ、と相手へ戻す意識と視線で、解かれてゆく包帯の動きを自然と追って) 休養も大事ななんとかや言いますけど、せっかちはんには辛い間ぁやわな。…卍、今夜のご予定は?(ゆるゆると瞬く双眸を和らげて、ふと思い出したように問い掛ける。) (08/24-00:36:54)
> 素直だな。(男なりの解釈。  ―ど。地面へ落ちた包帯からは重い音がした。)片手が動けば多少不便でも戦えるしな。  ・・・?特には。(傷の閉じた腕を確認する様に忙しなく動いていた目を丸くして、相手へ投げた視線と疑問符。) (08/24-00:39:53)
ソウジ > (素直、の形容には何とも言えぬ表情を浮かべたものの、視線を奪われたままの包帯から重い音。ぱち、と瞬いた瞳を僅かに丸くして) …あきまへん。無意識に片手庇ってまうやろし、完治に余計時間掛かってまうで。(友人の気性を思えば、やはり、ながらも口にだけはしておこう。返答に、ふむ、と口元から離す袖を、ちょいと揺らして端的に) そんなら、うち来やへん? (08/24-00:44:22)
> 相手の弱点を狙うのは戦いの常だ。だったらだったで使い道はあるし風合いの違う仕合が出来る。(駄目だコイツ。ってレベルの戦闘狂、頭の事は開けても暮れてもソレばっかり。相手の心配を、無下にするつもりはこれっぽっちも無いのだけど。) おゥ、行くか。(結構な速さで返答すると、にっと笑んで頷いた。) (08/24-00:47:16)
ソウジ > 卍て…、ある意味ではえっらい天才や思いますわ。(はふ、と漏れた吐息は呆れ少しと多くの感心。どんな状況でも楽しむ精神と言えば良いのか、それは一種の才能ではなかろうか。即答にはもう一度、ぱち、と瞬く瞳が今度こそ丸くなる。) ほんまに、こういうとこが敵わんねやろなぁ。上げ膳据え膳、したりますよって。(ふ、と釣られるように思わず笑い返せば先日の発言を持ち出して) (08/24-00:51:58)
> 何かお前に言われると素直に喜ぶ気にならんのよ。(皮肉ってンだろ、と言う懐疑的な考えが顔に現れている。後は、満更でも無い気持ちも。) 来いっつゥから行くって言っただけだろォが。 お、やっと極上の持て成しに預かれるってワケだ。(何かハードル上がってる?いやいや気の所為。) (08/24-00:54:37)
ソウジ > 其処は素直に喜んでええとこやて。(顔に書かれているそれを読み取れど、敢えて否定はせずにくすくすと零す笑み。ゆうるりと上体を傾いで伸ばす片手で、先程彼の解いた包帯を拾い上げよう。) 男前の友人が上げ膳据え膳してくれる、っちゅーだけで極上やなんて卍も可愛えとこあらはりますなぁ。(敢えて曲解して返す言葉と共に、先程のお返しとばかり悪戯っこな笑み。) (08/24-01:00:35)
> あ、汚れんぞ、手。(血塗れ。乾きつつはあるが、大量の血液を含んだ包帯はまだじっとりとしていて、そして重い。) だろ、膳の中身も男前で頼むぜ。(べ。舌先出して同じ様な笑みを返せば、両手をポケットへ突っ込んだ。上着は…着て来なかったらしい。) (08/24-01:03:09)
ソウジ > 卍の血ぃやったら大目に見ますわ。(自分で手に取っておきながら、軽口めいたそんな物言い。手拭いを風呂敷代わりに包帯を包んで、ぷらんと片手に提げよう。しかし重い。じ、とその手元を見つめてから) はいはい、早よ血ぃ出来るように大豆でもてんこ盛りにしたろか。(流石に冗談ながら、彼の身支度が良さげならば、からん、と踏み出しませうか。ちろん、と視線を差し向けて) (08/24-01:07:44)
> 持つべきモンは心の広い友人だね♪(ゴキゲン。いい気なモノで。しかしながら、友人の登場のお蔭で己の不甲斐無さに対する不必要な執着から目を逸らせた事は確かで。) 法蓮草も頼むわ、真偽がどうだか知らんがイイらしい。(道中は延々とそんな軽口の応酬が続きそうな予感。相手の半歩後ろを着いて行く様な形で歩き出す。) (08/24-01:10:42)
ソウジ > 色々と目ぇ離せん友人も意外にええもんですわ。(ふふり。友人の細やかな心境の変化は露知らず、それでも幾らか向上したらしい様子に自然と笑みも浮かびましょう。法蓮草にも、はいはい、なんて楽しげな相槌を打ちながら、彼を己の住む長屋まで御案内するのだとか。取り敢えずは、帰ったら先ず前哨戦とばかり軽い酒盛りを持ち掛けたりするのやも。) (08/24-01:14:01)
ご案内:「岩場」からソウジさんが去りました。 (08/24-01:14:18)
> タイクツしねェだろ。(どの口が。失った地と体力を補う様に美味しい食事と酒をしこたま頂いた後は、談笑の中で気付けば眠っていた、のパターンになりそう。) (08/24-01:16:33)
ご案内:「岩場」からさんが去りました。 (08/24-01:16:36)
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