room42_20140823
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ⑤」に獅子ノ座@GMさんが現れました。 (08/23-13:15:05)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ⑤」にダリア=Eさんが現れました。 (08/23-13:15:56)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ⑤」にリンさんが現れました。 (08/23-13:16:40)
獅子ノ座@GM > シナリオ。ラストのセッションになります。 (08/23-13:18:48)
獅子ノ座@GM > 悔いを残さないようにしましょう。では。 (08/23-13:19:03)
獅子ノ座@GM > ============================================= (08/23-13:19:12)
獅子ノ座@GM > 冬風哀歌。 (08/23-13:19:36)
獅子ノ座@GM > ウィンター・ウィンド・エレジー (08/23-13:19:46)
獅子ノ座@GM > ディス・イズ・コールド・ワイルド・アセンデッド・ポエム (08/23-13:20:04)
獅子ノ座@GM > 嵐は愛に気づくために吹いているのか? (08/23-13:20:16)
獅子ノ座@GM > チェーロ・グリージョ⑤ (08/23-13:20:29)
獅子ノ座@GM > 天球の輝きは、暗雲に今も遮られている。 (08/23-13:21:48)
獅子ノ座@GM > それもまた、何かに気づくために、遮られているのだろうか。 (08/23-13:22:18)
獅子ノ座@GM > ======================================================================= (08/23-13:22:29)
獅子ノ座@GM > 過去、現在、未来について (08/23-13:23:29)
獅子ノ座@GM > 物理的現象は常にA⇒B⇒Cという、順序にて進んで行く。 (08/23-13:24:02)
獅子ノ座@GM > 一般的に、これをもって論理的、現実的と言われている。 (08/23-13:24:19)
獅子ノ座@GM > 魔術的世界観では、この順番が逆転することも、当然の如く論じられる。 (08/23-13:24:46)
獅子ノ座@GM > すなわちB⇒A⇒Cである。 (08/23-13:25:09)
獅子ノ座@GM > あるいは、C⇒B⇒Aもありうる。 (08/23-13:25:24)
獅子ノ座@GM > 簡単に言えば、現在⇒過去⇒未来もありうるし、 (08/23-13:25:42)
獅子ノ座@GM > 未来⇒過去⇒現在もありうる。 (08/23-13:25:57)
獅子ノ座@GM > 何故、こんなことが、ありうると言えるのだろうか? (08/23-13:26:18)
獅子ノ座@GM > これを経験する者たちは、何を見たのだろうか? (08/23-13:26:41)
獅子ノ座@GM > 全ては、ヴェールに覆われている。 (08/23-13:26:55)
獅子ノ座@GM > あの、灰色の空のように、 (08/23-13:27:11)
獅子ノ座@GM > 地においては語られず、天においては自明の理。 (08/23-13:27:31)
獅子ノ座@GM > ==================================================== (08/23-13:27:38)
獅子ノ座@GM > リンは目覚める。 (08/23-13:28:29)
獅子ノ座@GM > どうやら、北クロチッタの宿の、宿屋の二人部屋らしい。 (08/23-13:29:20)
獅子ノ座@GM > この旅をはじめてから、ずっとそうだったが、目覚めれば、ダリアが詩を詠んでいる声が、眠りから醒めたばかりの耳に、優しく、あるいは、静謐と響く。 (08/23-13:30:36)
獅子ノ座@GM > 目覚める前は、誰かと何処かへ、長い長い旅をして来たかのようで、 (08/23-13:31:13)
獅子ノ座@GM > 目が覚めると、部屋の様子や、詩を詠むダリアや、街の景色や、自分のおかれている現実の全てが、とてつもなく、懐かしい気がしてしまう。 (08/23-13:32:02)
獅子ノ座@GM > 眠りが深すぎたから、そう感じるのだろうか? (08/23-13:32:24)
獅子ノ座@GM > ダリアは詩を詠んでいる。 (08/23-13:32:49)
獅子ノ座@GM > 貧しい青年の詩を、 (08/23-13:33:06)
獅子ノ座@GM > 青年は愛する娘に贈り物をする金がないから、 (08/23-13:33:27)
獅子ノ座@GM > 自分の知っている、神話の物語を寄せ集めて、詩の織物を作った。 (08/23-13:34:03)
獅子ノ座@GM > 青年はその織物で美しい衣を作り、愛する娘に捧げた。 (08/23-13:34:29)
獅子ノ座@GM > 夢が、あなたを包みますように。 (08/23-13:35:12)
獅子ノ座@GM > 朝のひと時において、何か特別な事や、リアクションなどをする場合、その旨の宣言を、 (08/23-13:36:03)
獅子ノ座@GM > 次のシーンへ行く場合、その旨の表明をお願いします。 (08/23-13:36:17)
リン > (特になし。先日までと同じように目覚め、詩についても身体の調子についても、もう触れる事はないだろう) (08/23-13:37:38)
獅子ノ座@GM > では、シーンが移ります。 (08/23-13:38:16)
獅子ノ座@GM > 朝食をダリアやラケッティと摂り(ダリアは林檎だけ食べて終わる。)その後、クロチッタの小隊と合流して、小隊長らと共に、北を目指して出発する。 (08/23-13:39:55)
獅子ノ座@GM > 騎士槍や、板金鎧で武装した、磨きぬかれた力と技と肉体を持つ、高品質の武具で武装した騎兵小隊。 (08/23-13:41:35)
獅子ノ座@GM > 遠巻きに、死楽隊と思われる、まるで、ごろつきのような身なりの男たちは、モノ欲しそうに、ダリアや、リンたちを眺めている。それ以上のことは出来ない。 (08/23-13:42:44)
獅子ノ座@GM > 北ヴォッチェ川に架かる橋を通り過ぎた辺りに、頑強そうな、円柱形の塔があり、その周辺に簡素な木造の建物や、石造りの建物や、あるいは天幕や掘っ立て小屋という粗末な構造物が群れだっている。 (08/23-13:45:02)
獅子ノ座@GM > 話によると、北東のフィンネストラや、スラーン王国と問題があった時など、緊急時に、要塞として、あるいは、平時においても物見の塔として作られた塔なのだが、 (08/23-13:46:31)
獅子ノ座@GM > その周辺で、商売するものやら、休憩所を作るものやら、街に入る金がないものたちなどが、寄り集まってしまった結果、できた地区が、此処【クロチッタ監視塔地区】らしい。 (08/23-13:47:52)
獅子ノ座@GM > 小隊がついてきてくれるのは、此処までのようだ。 (08/23-13:48:52)
獅子ノ座@GM > 死楽隊の取立て人の詐欺師のゴロつきどもと、塔の主導権を奪い合うのが面倒だとか、小隊長が少しだけこぼす。 (08/23-13:49:56)
獅子ノ座@GM > 少し前までは、外交の都合上、塔の一部を死楽隊の者に、使わせなければならなかったのだとか。 (08/23-13:50:24)
獅子ノ座@GM > この地区の茶店で、小休止をしていると、ごろつきのような男たちが、群れだってブラブラとしていて、下品な冗談や、粗野な荒ぶり声をあげている様を目にすることもあるだろう。 (08/23-13:51:30)
獅子ノ座@GM > そのためか、この地区では、のどかな調子はなく、皆、声を潜めたり、大人しく話をしている。 (08/23-13:51:56)
獅子ノ座@GM > 何か行動等あれば、宣言をどうぞ。 (08/23-13:52:23)
リン > (小隊長には 助かったぜと礼を述べた後、ニクートに会う機会があったら カタリナはお前を待ってるぜって伝えとけよ、と告げた事だろう。治安が悪そうな地区に入れば 魔界在住故か、それとも元々の気質か、特に気にするような素振りは見せずに普段通り振舞おうとする。窘められたり、敵意や悪意が露骨に見て取れるような雰囲気ならば、流石に自重はするが) (08/23-13:55:25)
獅子ノ座@GM > クロチッタ小隊のリンへの概ねの評価は、好意的なものだ。彼らからすれば、ご婦人だけではなく、大の男たちからも、時には恐れられ、畏敬の念を持って見られていることに慣れきってしまっているため、リンの自然体な接し方が大いに受けているらしい。気持ちのいい女だ、と。 (08/23-13:58:09)
獅子ノ座@GM > ニクートへの伝言については、小隊長は快く承諾してくれる。 (08/23-13:59:04)
獅子ノ座@GM > また、監視塔地区内でも、普段どおりに振舞うならば、ハラハラとした住人の眼差しや、畏尊敬の眼差しを投げかける旅人たちや、ごろつきのような傭兵たちの「なんだあいつ?」的な眼差しを受ける事になる。 (08/23-14:00:56)
獅子ノ座@GM > ラケッティの武装や、テラメロンやドゥッチーナのただならぬ風格などもあり、傭兵たちは特に絡んでくることもないが、若干、注意は惹いたようだ。 (08/23-14:02:15)
獅子ノ座@GM > ダリアは、黒頭巾で赤髪を隠したまま、大人しくラケッティの背中で、白き歴戦の軍馬ドゥッチーノに揺られている。 (08/23-14:03:09)
獅子ノ座@GM > 以上。リンのレスポンスの後に、次のシーンに移りましょう。 (08/23-14:04:14)
リン > (なんかすっごい視線感じる。けど、基本我が道を行くので、そんな様子も気にしないまま、先へと進んでゆくでせう) (08/23-14:05:21)
ダリア=E > 色々と見られるリン、テラメロンは相変わらず、リンと似ているようで似ていない傲慢なにやけた笑みを浮かべている。 (08/23-14:07:09)
獅子ノ座@GM > 色々と見られるリン、テラメロンは相変わらず、リンと似ているようで似ていない傲慢なにやけた笑みを浮かべている (08/23-14:07:21)
獅子ノ座@GM > クロチッタの支配領域を抜けて、フィンネストラのテリトリーへと入ってゆく。フォリャーリャは数十年前にフィンネストラの傘下に加わわり、クロチッタとの繋ぎ目の都市として栄えている。 (08/23-14:10:19)
獅子ノ座@GM > 今までの都市の空気はアレクサール以外は、共和制・都市国家の、どこか自由で、自主的で、個性を抑えぬ活気があったり、個性的な住民たちの様子が主立って見られていたものの、 (08/23-14:11:31)
獅子ノ座@GM > この辺りに来ると、封建制の…丁度、現在の空模様のように、曇天とした明るさの抑えられた色調のような、空気が滲み出ているかのような気配を感じるかもしれない。 (08/23-14:13:11)
獅子ノ座@GM > とは言え、大通りでは、戦争が開始される前に、稼げるだけ稼いでしまおうとする商売人たちや、フィンネストラへと向かうキャラバンや旅人たちの陽気な色調も街の風景に加えられている。 (08/23-14:14:49)
獅子ノ座@GM > 防御力がありそうだが、一部壊れている市壁………遠い過去の争いを感じさせるような…に囲われたこの街に入ると、そんな様子を見ることが出来る。 (08/23-14:15:51)
獅子ノ座@GM > 市民たちは、冬だけに厚着をしている者は結構いるが、粗末だったり、そもそも、着る者がないため、襤褸布を被っているだけの者もいる。 (08/23-14:16:40)
獅子ノ座@GM > 貧富の差は此処にもあるらしいが、イルーネのように極端に富んでいるものや、あるいは外見で自己表現に走ろうとする者は、あまりいない。 (08/23-14:17:26)
獅子ノ座@GM > 宿を取ると、ラケッティは、一旦ここで、別行動を取るつもりであることを明かす。 (08/23-14:18:17)
獅子ノ座@GM > ここまでの旅程で、同じルートでイルーネへ戻るのは、よくないかもしれないと感じたらしい。改めて、情報を集めて、帰りのルートを準備したいらしい。 (08/23-14:19:10)
獅子ノ座@GM > そして、クロチッタの小隊長の悩みを少し軽くしてやるつもりなのだとか。 (08/23-14:19:41)
獅子ノ座@GM > 夕暮れ時。さて、ラケッティにどう答えるだろう?また、介入しておきたい部分があれば、宣言をお願いします。 (08/23-14:21:07)
リン > (別行動の理由を聞けば、ほーんと納得したような返事をして、細かい話は訊かずに承諾するでしょう。こちらはこちらでフィンネストラの様子や、帰りの別ルートについての情報を集める心積もりであると言うが、ダリアはどう答えるか) (08/23-14:24:34)
ダリア=E > (知らない女の人についていっちゃ駄目だからね。ちゃんと、帰りは一緒にかえるんだからね。)>ラケッティ (08/23-14:26:51)
獅子ノ座@GM > ラケッティは「ふあふあふあふあ」と、ダリアに答え、リンに「なごりおしそうにしてほしかったのー」と、じゃれたがる気配などを見せたりするだろう。 (08/23-14:28:34)
リン > (今生の別れじゃあるまいしと口をヘの字に曲げて、じゃれ気配から逃れようとしている) (08/23-14:33:13)
獅子ノ座@GM > そんなやり取りの後、夜が更けて、宿泊部屋で眠りにつく、リン、そしてダリア。 (08/23-14:35:11)
獅子ノ座@GM > ダリアは、日課を行うが、今日は少し趣が違う。 (08/23-14:36:02)
獅子ノ座@GM > リンはそれを見届ける前に、眠りについてしまう。 (08/23-14:36:24)
ダリア=E > ホナエル・シュマエル・イーシュワラー・パラディゾ・パラブラム・パラーラー・エリシュオム・パラーラー・パラディゾラーラー・アイテール。(たどたどしい。しわがれた老人たちの声を再現しようとしているのか、低い声を出そうとして、ひどい声のトーンになっている。)
    (08/23-14:38:33)
獅子ノ座@GM > ヴェッテ僧団:

「「「「ホナエル=シュマエル=イーシュワラー
       パラディゾ=パラブラム=パラーラー=エリシュオム」」」」


「「「「パラーラー・パラディゾラーラー」」」」

(08/23-14:40:23)
獅子ノ座@GM > ヴェッテ僧団:



「「「「「アイテール」」」」」」 (08/23-14:40:50)
獅子ノ座@GM >











(08/23-14:41:04)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ⑤」からダリア=Eさんが去りました。 (08/23-14:41:16)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ⑤」に黒衣の女さんが現れました。 (08/23-14:41:50)
獅子ノ座@GM > ずいぶんと長い時間、意識があるようで、無いような、心地よい転寝でもしていたかのような、感覚に浸り続ける。 (08/23-14:43:15)
獅子ノ座@GM > 日が昇ろうとしているらしい。灰色のヴェールの合間から、光のカーテンが垂れはじめて、奇跡のように美しい、この世のものとも思えない、海原の水面が、波に揺らめきながら、輝きだす。 (08/23-14:45:13)
獅子ノ座@GM > 気がつけば、リンは黒衣の女の膝の上に頭を預けて、幼い頃にでも聞いた事があるかもしれない、子守唄を聞いていた。 (08/23-14:46:13)
獅子ノ座@GM > 全てが完結し、全ての罪が赦され、あらゆる物語が終焉しているかのような、安らかな世界。 (08/23-14:47:20)
獅子ノ座@GM > 世においてみることが出来ない無垢な瞳の女の、優しいくも懐かしい、遠い昔の歌。リンの世界の歌。 (08/23-14:49:31)
獅子ノ座@GM > リンの胸に染み渡るような、その声に心を委ねることも、それに抗い、この世界において目覚めることも出来る。リンはどうするだろう? (08/23-14:50:56)
リン > (膝枕という状況にまず抗おうとする。しゅばっと起き上がり、振り返って、後頭部をもさもさしてから周りを見回してみるが、ここは幾度か来た、かの海上で相違ないだろうか) (08/23-14:55:46)
獅子ノ座@GM > この旅をはじめてから、幾度か訪れた海で相違ない。遠方に広がる島々の他、陸地のない、広大な海の世界にまた来てしまったらしい。 (08/23-14:58:00)
獅子ノ座@GM > 黒衣の女は、膝枕に抗うリンを見て、弾けたように楽しそうに笑い出す。片手は口元を押さえて、片手はお腹を押さえて。フードを深く被った面から覗く、この上なき透明な瞳は、リンという存在への慈しみに満ちている。 (08/23-15:00:32)
黒衣の女 > (ひとしきり、笑うと、女は包み込むような、介し方によっては上から目線な、穏やかな態度で。)そろそろ、詩を作らなければならないけれど、まだまだ、夢の織物の糸が欲しい所ね。(リンの瞳を覗き込むように、首を少し傾け、見つめる眼差し。眩しいくらいの造形美が、雪の結晶さえも霞んでみるような自然美に満ちた顔立ちの女が、リンを見つめている。) (08/23-15:04:54)
リン > (とは言ったものの、目覚めては忘れの繰り返し。ここに来れば思い出せるというのなら、毎回 ここは何所だ?なんて疑問を抱く事もなさそうだが) はぁ……? (何を言っているのかイマイチ理解できてないとでも言うように細められる、黒みがかった深紅の瞳。 傾げられる整った顔。人形のようだと、これは思った。いい意味でも、悪い意味でも) (08/23-15:09:46)
黒衣の女 > そろそろ、私の事は少しずつ、わかってきたかもしれないけれど…。(そう言うと、リンの記憶の中から、曖昧だった夢の中の出来事が、幾らか想起され、明らかになってゆく。この女と、島々を巡り、途方に暮れる男や、女や、子供や、老人を、別の島へと送り届けたり、あるいは、島で暮らす人々を訪れて、時を過ごしたりと言うような。) (08/23-15:14:46)
黒衣の女 > あなたと過ごせる、時間は、もう終わろうとしている……。(詩を詠むように、静かに、微かな残響を、余韻を残すかのように。) (08/23-15:18:04)
リン > (ぼーっとしながら女の話を聞いている。終わり、と聞けば思い出される記憶の数々に目を遣るかのように視線を逸らし) あー…… 今の依頼も、そろそろ終わるな… (そういえば。 この女と会うようになったのは、依頼先の異世界に来てからだ。こちらの世界にまで干渉出来ないだろう発言を考えると、やはり、この女はあの異世界に根付く存在なのか。ぼーっ) (08/23-15:27:55)
黒衣の女 > 旅は、どうだった?(極上の柔らかさを帯びた、優しい微笑を浮かべながら、尋ねる。リンの心には、その依頼の旅の途上での印象的だった、出会いや別れ、景色、やり取りなどの、記憶が、次々と流れては消えていった。) (08/23-15:32:55)
リン > …………。 (忘れてた地味な出来事も思い出せそうな親切設計。だが、楽しいとはとても言わなそうな顔。ここが舟の上ならば、船底に視線を落としている) 胸糞悪かったわ  そりゃいい奴もいたけどよ なんつーか ……奇跡とか、聖霊とか、結局やってる事はみんな同じだろ? なのに 偉い奴とか、役に立つ奴とか…要は都合の良い人間が認められて、そうじゃないやつは異端扱いされて淘汰されるんだぜ? (おかしいだろ、と 女の透き通った双眸を見遣る。宇宙を宿した、その瞳を) (08/23-15:48:15)
黒衣の女 > あなたは、自分が、嫌い?(宇宙を抱擁しているかのような、透明な瞳の女、憤りを秘めた女の瞳を、赤子よりも無垢な瞳で、見つめる。) (08/23-15:55:42)
リン > (唐突な問いに言葉が詰まる。自分が好きか嫌いかなんて考えたことがなかったのもあるが、実際こうして問われ、考えてみても) ……知らねえよそんなの (はっきりとした答えは出せなかった。無垢な瞳から逃れるかの如く、再び視線は船底へ) (08/23-15:59:29)
黒衣の女 > どうして、おかしいと、想うの?(黒衣の女。微笑む。瞳には人間的な喜怒哀楽や、善悪のような区分けを計るような計算的なものもない。純粋に、リンを、見つめている。) (08/23-16:07:00)
獅子ノ座@GM > 船底を見つめるリン。小舟は揺り籠のように揺れている。まるで己が赤子になり、母に優しく揺り籠を揺らされて、まどろんでいられるかのような、安らかさに満ちている小舟の上。リンの心象を掻き乱す現世的なものは、此処にはない。 (08/23-16:09:09)
リン > やってる事は同じなのに、権力とか身分とか、上辺だけで差別された挙句 殺されちまうんだぜ (船底から視線を上げれば、また女の顔を捉えて) 百歩譲ってオレは殺されても仕方なかったとするけどよ どんな権力者よりも真面目に生きてるいい奴がそんな目に遭うって理不尽だと思わねえか? (それが世の中で、それが真理だと言われてしまえば、それまでの事なのだろうけど) (08/23-16:16:37)
黒衣の女 > あなたは、権力者が嫌いなのね?例えば、こんな…。(穏やかにそう言って、手が海面を示す。雲の合間から、燃えるような朝日のような日差しのカーテンが差し込んで、輝く海の皆もを。) (08/23-16:19:56)
獅子ノ座@GM > 海面を見つめるなら、赤い美しい服と、金銀の上品な装飾品で実を飾った、美しい女の姿が映る。赤髪の女の、少女のような冒険者の女の、あどけなさ、マイペースさに翻弄されながらも、この上なく愛情を抱いて接する様子や、高貴なる一族の者として、下層市民の労働者の暴動を、傭兵の男と共に鎮圧する姿や、幼馴染の召使ばかりを重用し、自分の正しいと思った事を実現させるために、己の美貌と、銀のような弁舌を駆使して、不埒なものを取り締まる法律を作ろうとしている姿などが見える。 (08/23-16:27:02)
リン > (示された海を覗き込めば、見えた姿はカタリナによく似ている気がした。彼女も同じように差別などしていれば、恐らく、嫌悪の対象にもなったろうが── 肩の力を、やや抜いて) 権力者はどうでもいいんだよ ……オレが胸糞悪いっつってんのは (次に脳裏に浮かべる人々の言動が、女に対する答えとなろう) (08/23-16:38:39)
リン > (「魔物を造って人々を襲わせているのは明白!」「悪に従う魔女に罰を!」「世界を脅かす悪魔に死を!」「殺せ!」「殺せ!」「殺せ!」「世界に平和を!」「精霊の名の下、我らに勝利を!」   異端、魔術、拷問、極刑、慈悲だ神だ、聖霊だなんだ   ──つまり、差別そのものである、と) (08/23-16:42:00)
黒衣の女 > 昔、それで、傷ついたから、もう傷つきたくないから、なのね?(微笑みは、優しい。翳りなき瞳。ひとつ、ふたつ、みっつと、リンの言葉と、想いから、溢れるリンの存在そのものを知れば知るほど、この女の心は喜びで輝き、満ち足りた雰囲気を醸し出す。) (08/23-16:48:14)
リン > (激しいノイズが濁流のように駆け抜けた後、少女のような、若い女の声が聴こえる。 暗い暗い海の上。世界の真ん中の、夜の空。武器を掲げて向かってくる人々の輪の外側から 一直線に 白刃が   「     」 ) ……… (痛まないはずの箇所が痛むのは、幻視痛とかいうやつだったか) 今更どうこうしたいなんて思っちゃいねぇけどよ  ああいう思想ってのは、どうにもなんねえモンなのか? (諦めたような表情の中に、縋るような色が滲む。無意識に求めるのは、多分、どうしても手に入らないものだ) (08/23-16:54:45)
黒衣の女 > いつか、全ての眠りが醒まされる時が来るでしょう。(再び海原の水面を示すと、世界的な大戦争や、天変地異の如しの災害や、蔓延する疫病などが映し出される。)財産も、地位も、肩書きも、業績や、栄光も、全てが灰燼に帰する日が、いつかやって来る。(全てを見通すかのような、真空の宙が宇宙を内包しているかのような、無垢なる眼差し。遠い彼方を、奇跡の海の地平線の先を見つめている。) (08/23-17:02:52)
リン > (遥か遠くへと視線を遣る女を見) …世界がぶっ壊れて終わりってことかよ (鼻から息を抜いたような笑いを漏らす。まったく笑えるジョークだ) (08/23-17:10:17)
黒衣の女 > 富も、地位も、栄光も、身分も、人種も、全てが魂を幻の中に束縛する蔓草のようなもの。(そう言うと、少しの間言葉を切り。)全部無くなれば、差別なんて、したくなくなるわ。(微笑を浮かべると、両手に抱えたものを、思いっきり全部、海に投げ出してしまうかのような仕草……は、誰かに似ていなくも無い。) (08/23-17:15:14)
リン > 差別したくなくなるどころか、生きてく事すら出来なくなっちまうじゃねーか (身体で表現する様は、今一緒に旅をしている赤髪の女を髣髴とさせる安穏さだったが、言ってる事は随分過激である。舟の縁に少し寄りかかり、今度はこちらが水平線を眺めて) わかってんだよ 人間ってのは、結局自分以外の誰かを貶めて生きてくモンなんだ 戦争も差別も、なきゃ世界は回らない  (08/23-17:21:25)
黒衣の女 > 天においても、地においても、力と栄光と王国とは、すべて、あなたのものです。アーミーン。(穏やかに、ゆったりと、日向ぼっこをしながら、お茶をしているかのような、のんびりとした調子で、リンと一緒に地平線を眺めながら。) (08/23-17:27:32)
リン > (全てあなたのもの、と言われれば、一冊の魔導書を思い出す。黒い装丁に、金の魔法陣。乾いた羊皮紙に走るペン先) ……そういうのはもういいや… (なんだかまったりしてきた。両手を組んで後頭部に当て、舟に背を預けて欠伸をひとつ) (08/23-17:34:24)
黒衣の女 > その逆。(魔導書の想念を見つめて、リンの顔に指を差す。)私のものはなにもない。持っている力も、勝ち取った栄光も、手に入れた王国も、全部、私のものではありません、という意味。(まるで、学校の先生か何かの如く、その指先と、その話の聞かせ方は、すちゃすちゃっとしたものだ。) (08/23-17:38:48)
リン > (指先がこちらへ向けられれば、ぼんやりながらもきょとりと瞬きを繰り返す。何故だろう、長い時間会っていない筈だのに、ここにあのふわふわした女がいるような気分になる) そうならそうって言えよ紛らわしい (じとっ) (08/23-17:44:06)
リン > (指先がこちらへ向けられれば、ぼんやりながらもきょとりと瞬きを繰り返す。何故だろう、長い時間会っていない気がしていた筈だのに、目の前にあのふわふわした女がいるような気分になる) そうならそうって言えよ紛らわしい (じとっとしながらも、一にして全という単語がふっと過ぎったのだとか) (08/23-17:44:56)
黒衣の女 > きっと、このイスリルの祈りは、あなたの心に響く時が来るわ。(じと目で眺められながらも、あくまでも自分のペースで微笑む、極上の美の化身の如くな黒衣の女。)私が誰なのかは、もう、あなたは理解できるかもしれないけれど、結論を出すだけの時間は、もう残されていないわ。(そう言うと、小舟のオールを手にとって、そっと漕ぎ出した。陸を目指す。) (08/23-17:47:21)
リン > (なんでもハッキリ言わない奴だなあなんて思ったりもするけれど、きっとそれも筒抜けなのだろう。然程間もないようなので、頭の後ろで手を組んだまま、大人しく波に揺られとく) (08/23-17:55:21)
獅子ノ座@GM > 黒衣の女は、島の一つの砂浜に、リンを送り届けると。「また、いずれ、会いましょう。」と、言い残し、小舟を漕ぎ出すと、海の彼方へと去っていく。 (08/23-18:01:12)
獅子ノ座@GM > そして、また、宿の一室で目覚め、ダリアが詩を詠んでいるという、定番になりつつある朝を迎える事になるだろう。 (08/23-18:01:57)
獅子ノ座@GM > その後、結論から言うと、依頼を達成し、ジョッパングニの家族に、仕送りや手紙、薬などを届ける事が出来た。 (08/23-18:02:32)
獅子ノ座@GM > そして、ジョッパングニの妹のカトリを、ダリアは魔術で癒したことに関連して始まる、様々な冒険の話は、語る機会があれば、語られる事だろう。 (08/23-18:03:16)
獅子ノ座@GM > いずれにせよ、ラケッティが帰りのルートを準備し、イルーネの街に戻ることが出来た。 (08/23-18:03:36)
獅子ノ座@GM > ジョッパングニからは大いに感謝されるが、 (08/23-18:03:49)
獅子ノ座@GM > 結果的に、ダリアがイルーネを離れ、ブリランティの都市に向かうことになる。 (08/23-18:04:07)
獅子ノ座@GM > ============================================================================== (08/23-18:04:35)
獅子ノ座@GM > 灰色の空。 (08/23-18:04:53)
獅子ノ座@GM > 冬風哀歌 (08/23-18:05:10)
獅子ノ座@GM > 凍れる、荒々しき、 (08/23-18:05:47)
獅子ノ座@GM > 答えは出ただろうか? (08/23-18:06:07)
獅子ノ座@GM > 嵐は愛に気づくために吹いていたのか? (08/23-18:06:18)
獅子ノ座@GM > 全ての答えは己の中にあるが、 (08/23-18:06:49)
獅子ノ座@GM > 巡り合わせがあるならば、再び旅に出る事だろう、 (08/23-18:07:10)
獅子ノ座@GM > そして、再び、あの海を見出す事になるだろう。 (08/23-18:07:21)
獅子ノ座@GM > 物語は終わる。 (08/23-18:07:37)
獅子ノ座@GM > ============================================================ (08/23-18:07:45)
獅子ノ座@GM > ウィンター・ウィンド・エレジー (08/23-18:07:51)
獅子ノ座@GM > ディス・イズ・コールド・ワイルド・アセンデッド・ポエム (08/23-18:08:04)
獅子ノ座@GM > 捧げられる詩の欠片。 (08/23-18:08:21)
獅子ノ座@GM > いつか、天上に響くだろう。 (08/23-18:08:48)
獅子ノ座@GM > 以上。 (08/23-18:08:57)
獅子ノ座@GM > ありがとうございました。半年近くのセッションにお付き合い頂き、真に感謝しております。 (08/23-18:09:19)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ⑤」から黒衣の女さんが去りました。 (08/23-18:09:24)
リン > p:ありがとうございましたーっ (08/23-18:09:38)
獅子ノ座@GM > では、部屋を閉めます。笑 (08/23-18:09:49)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ⑤」からリンさんが去りました。 (08/23-18:09:54)
獅子ノ座@GM > これにて、シナリオは完結です。そうは言い切れない部分は、いずれ、色々明かされるかもしれません?というところです。笑 (08/23-18:11:17)
ご案内:「※ ウィンター・ウィンド・エレジー<ディスイズコールドワイルドアセンデッドポエム>チェーロ・グリージョ⑤」から獅子ノ座@GMさんが去りました。 (08/23-18:11:18)
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