room21_20140830
ご案内:「白亜の海岸」にペトラ=エメリッヒさんが現れました。 (08/30-21:19:40)
ペトラ=エメリッヒ > 「ふむ……ここは――。」静かな波の音。砂地に杖の先端が取られ、少女はふらりと身体を傾けた。体重移動で重心を取るものの、どうも足取りは危なっかしい。「……どこじゃろうな?」きょろきょろと辺りを見回しながら、少女は誰にともなく問いかけた。返答は、傍らの一匹のハチの羽音だけだった。 (08/30-21:21:33)
ご案内:「白亜の海岸」にアオバさんが現れました。 (08/30-21:22:40)
アオバ > <ザッザッザッザッ>(砂浜の上を、ひた走る。足は取られているはずだが、それでもその速さに揺らぎはない。何をしているかといえば、ただの走りこみ。鍛錬の一環で)……?(そうやって砂浜を駆け抜けていけば、正面に人影が見えた。走る速度を落とし、やがて立ち止まる。距離にして100mほど。そこから何者だろうかと少し警戒した様子で、じーっと) (08/30-21:25:22)
ペトラ=エメリッヒ > 「――ん、なんじゃ? 若いにしちゃ中々鍛えてるみたいじゃあないか、お嬢ちゃん」砂浜を走る少女の足音を、耳ざとく認識する少女。琥珀色の隻眼を細め、小さいながらもよく通る声で己を見据える少女に声を掛けた。少女は見て分かる通り貧弱極まりない肉体。だがしかし、相手の観察眼次第ではその立ち振舞だけは少々素人のそれとは異なることが判るかもしれない。 (08/30-21:27:42)
アオバ > ……っ(気づかれた。まぁ、隠れもしてないのだから、見つかって当然なのだが←)…うん。まぁ実際、鍛錬は欠かしてないし。(声をかけられれば、少し警戒はしたままに歩みを進めて、夜でも姿が視認できるくらい距離まで近づいていこう)こんばんは。…お散歩?(じっと見つめつつ尋ねる。――只者ではないと、そんな印象を抱きつつ) (08/30-21:33:29)
ペトラ=エメリッヒ > うむ、若い内はバンバン体を動かすのが良い。一番伸びる時期だしの。(腕組をしてしたり顔で偉そうな物言いをする少女。そして、偉そうな振る舞いをする事に不自然さがない。要するに、自然体で偉そうなのだろう)散歩かと問われれば、確かにそうだ。と答えるしか無いんじゃろうがな。――ただなんじゃ、さっきまで儂は森のなかに居ての。立ち眩みから元に戻ったらこの通りじゃよ。(呆れた様子で砂浜と海を見る女。冷静そうな様子に反して、その瞳は好奇心にキラキラと輝いている。この女、海のない土地の出身である) (08/30-21:37:05)
アオバ > ……?(相手の物言いにちょっと首を傾げる。傍目には自分とそう歳の変わらない相手。だが、語る言葉はどことなく年長者のそれで。なお、えらそうな態度自体は気にする様子もなく)…もしかして、迷い込んだ?(突然風景が変わる。そんな経験は自分にもあった。と言うより、ここの世界では日常茶飯事。世界を跨げば風景がわかる、そんな場所だ) (08/30-21:41:30)
ペトラ=エメリッヒ > ま、若い頃もなにも、儂の場合は鍛えられないんじゃがの(少々自虐的な笑みをこぼしつつ、枯れ木のような己の右手に目線を落とす。一応腰に細剣を帯びている為、剣術の心得は有るのだろうが、剣士としてはあまりにも貧弱に過ぎただろう)――ふむ。迷い込むか。と、言うことは此処は、儂の知っている場所とは違う『どこか』。という事かの?(己の知らぬ世界に迷い込んだ。その事実に、納得を得る。そうでもなければ、内陸に居たというのに浜辺に現れることの説明が出来ない。逆にその荒唐無稽な話こそ、荒唐無稽な自体を説明するのにはふさわしい理由となった) (08/30-21:45:54)
アオバ > (若い頃。その言葉で、まさか――なんて考えが浮かび)あの…失礼を承知で聞くけど。…一体、幾つ…?(恐る恐ると言った様子で尋ねみて)…多分、そうなるかも。一言で言えば、きっと元いた所とは違う世界…になると思う。(相手の問いかけに、コクリと頷いて。簡単な説明を) (08/30-21:51:51)
ペトラ=エメリッヒ > 儂か? ぴっちぴっちの72歳じゃよ。ま、良く若いとか魔女とか色々言われるがの(さも当然というように、数百歳などとぶっ飛んでいない妙にリアリティのある年齢を口にする)……成る程のう。……ふむ、異世界。異世界か――。行軍で色々行きはしたが、異世界は初めてじゃの。(にやり、と面白いおもちゃを見つけた子供の純粋さと、老獪な老婆の年季を同居させる笑みを浮かべて。女は徐ろに、海の方へと歩き出す)……っとと、脚が取られるのう。(ふらつきながらも波打ち際に辿り着き、膝をついて水に触れて。触れた水をぺろりと舐めとり)……巨大な湖かと思ったが、確かに海。いやはや、生きていうる内に海にまた来るとは思わんかったのう。 (08/30-21:57:21)
アオバ > ぴっちぴっちの…72?!(眼を丸くする)え…でも…え…?!(相手の姿を上から下へと見て、相手を見て。どういうことなのって顔。とまどいまくりである)…私も、異世界とか夢物語だと思ってたから、初めて来た時はびっくりの連続だったよ。(そう告げて、海のほうへと向かうのを見れば、そっとその様子を見守って。ふらつく様子には少し心配そうな顔を浮かべ)…今なら、お祭りなんかもしてるよ?(と、海岸の向こう側。お祭り会場のほうを指差せば、遠く微かに明るい灯りガ見え、同時に微かな喧騒が聞こえてくるかもしれない) (08/30-22:04:57)
ペトラ=エメリッヒ > 儂の身体は毒漬けでの。こいつと契約した時から儂は年を取らなくなったんじゃよ。ま、その時に目と腕は無くなったんじゃが。(指先を、ついと動かせば女の周囲に紫色の澱が生まれる。それは収束し、凝り固まり――無数の雀蜂の群れを構成した。一際大きい、少女の握りこぶしほども有る蜂が、女の肩に舞い降りる。これが、この女の力なのだろう)ほう、祭りか。何時も開く側だったからの、客として言ってみるのも悪くない(喧騒に耳を傾け、一匹の蜂だけを残して、少女はゆっくりと杖を突き歩き出す。足取りは覚束ないが、どうやら祭りの会場へそのまま歩いて向かうようで)色々説明してもらって感謝するよ、お嬢ちゃん。お駄賃と言っちゃアレだがの。ま、これでも食べてくれ(すれ違いざまに、少女に礼を言う女。そして、懐をごそごそと漁り、手作り感の有る飴を少女に差し出す。子供に対するような態度だが、実際問題年齢もそのレベルで離れていた) (08/30-22:11:07)
アオバ > …使い魔?(紫色の澱みから現れる雀蜂の群れ。だが、そういうものには耐性でもあるのか、見ても驚きはしない。ただ小さく首を傾げて)いろいろな屋台とかあって楽しいよ。……ん、ありがとう。(子供扱いは少し不満もあるが、実際問題として相手の実年齢を聞いた後だと、それを口にする気はなかった。素直に飴を受け取って) …一人で大丈夫? 何なら、私も付いていくけど。(尋ねてみる。大丈夫かもしれないが、やはり足が悪そうなのを見れば、少し心配そうにして) (08/30-22:18:21)
ペトラ=エメリッヒ > ま、そのようなものじゃな。中々便利じゃよ(肩の蜂の外骨格を爪でこりこりと軽く抉って)うむ。足腰が弱ってるのはもう慣れきりなんじゃが、案内してくれるならば有り難いの。もし良ければ、お願いできるかの?(砂浜から漸く脱せば、多少は足取りは普通になる。恐らく、砂浜自体に慣れていなかったという事も足取りのおぼつかなさの理由の一つなのだろう。そして、少女の提案には目を細めながら軽く頭を下げて、案内を頼むことにしたのだった) (08/30-22:23:05)
アオバ > ……そうなんだ。(肩に乗っている蜂をじっと見つめて。さすがに手は出さないが)…うん、承った。(お願いされれば、すぐに頷いて。砂浜から抜け出せたところで、足取りが普通になれば、自分の勘違いに気づくのはここだけの話。それはさておき、しっかりと案内をするべく祭り会場のほうへと向かって――) (08/30-22:26:33)
ペトラ=エメリッヒ > じゃあ、よろしく頼むのう(静かな足取りで、女は少女の後を付いて歩き去っていく) (08/30-22:27:42)
ご案内:「白亜の海岸」からペトラ=エメリッヒさんが去りました。 (08/30-22:27:50)
ご案内:「白亜の海岸」からアオバさんが去りました。 (08/30-22:27:55)
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