room03_20140911
ご案内:「竹藪」に娯暮雨さんが現れました。 (09/12-00:22:15)
娯暮雨 > (さぁさぁと霧雨が降っている。湿り気を帯びた空気は少し重くて、冷たい。虫の声は聞こえない。聞こえるのは、雨の音と、風に揺れる枝葉の音のみ。) (09/12-00:27:02)
娯暮雨 > (幽寂とした闇の中、竹林の合間に、ぽわりと浮かぶ鬼火がひとつ。ちらちらと揺らぐ拳ほどの大きさの灯りは、雨に振られど消えそうな気配は無い。そしてその鬼火の下に、人影がひとつ。青々とした1本の竹を前に、目を閉じたまま佇んでいる。動く気配は、無い。) (09/12-00:35:04)
娯暮雨 > (雨水に濡れた前髪の毛先に、今にも落ちてしまいそうな雫が溜まる。その雫が毛先を離れるのと同時、寸分違わぬタイミングで腰に差した忍刀を抜刀する。腰より低い位置からの、掬い上げる様な逆袈裟切り。静かな闇に風を切る様な音が加わり、続いて コン!と小気味良い音が響いた。) (09/12-00:51:17)
娯暮雨 > (すぐさま刀を返し、切断した竹の切り口よりも数センチ上を水平に斬り払う。続けて、宙に浮く形となった竹の切れ端の真ん中に一太刀。2等分された切れ端のほぼ真ん中へと更に刀を水平に入れた後、鞘におさめた。全ての動きを最小限におさめて)≪コココンッ!≫(と、短い音が響いたのは、前髪から落ちた雫が地面に到達するよりも前の事。) (09/12-01:18:43)
娯暮雨 > (もとより雨と区別のつかぬその雫が地に落ちた後、4つの切れ端がバラバラと辺りに落ちた。それから少し遅れて、切り離された竹の上部がトッ…と泥濘んだ地に突き刺さる。その衝撃で枝葉が大きく揺れて、大きな雨粒が頭上に一気に降り注いだ。) (09/12-01:27:13)
娯暮雨 > (一時の強い雨に振られながら、そろり。と閉ざしていた目を開く。落ちた竹の切れ端を見やっては、ふぅ…。とほんのり白い息を吐いて) (09/12-01:30:42)
娯暮雨 > (雨はまた直ぐに元の霧雨に落ちつく。ぱち、と瞬いた後、視線を上へ。見えたのは、此処へ出向いた刻から変わらずちらちらと揺らぎ続ける鬼火の姿と、細やかな雨粒。いつから雨が降っていたのかしら…。とでも思っていそうな表情を)ごめんね、あと、もう少しだけ良いでござるか?(との問いは鬼火へと向けたもの。鬼火は頷く様に縦に揺らめいた。) (09/12-01:39:37)
娯暮雨 > …ありがとう。(柔らかな橙色の火明かりに照らされながら、へにゃっと笑んで。前を向き直ると、顔には再び影が落ちる。冷たく、澄んだ空気を深呼吸すると、自然と表情が引き締まった。きりり眉。)≪ヒュ…≫(風を切る音。姿はもう、そこには無い。髪や着物についていた雫だけがその場に取り残される様に散った。) (09/12-01:50:03)
娯暮雨 > (後方へ高く跳び上がりながら、宙でくるりと一回転。背後に伸びていた竹を蹴って、そのしなりを利用して更に上へと跳躍し、また別の竹を蹴ってを繰り返しながら竹林を上り詰めて行く。うんと下の方に仄かに見えるだけになった鬼火の灯る位置を確認すると、帯の間から手裏剣を10枚抜き取って扇子の様に広げて一気に放つ!)…はっ! (09/12-02:04:05)
娯暮雨 > (狙いは、予め×印を刻んでおいた10本の竹。それぞれ近い位置に生えてはいるが、投げた位置からの距離も違えば、×印を刻んだ高さも違う。さて、投げた内の何枚の手裏剣が×の中心を射止めるか。) [10面1個 3=3] (09/12-02:15:02)
娯暮雨 > (それを見届けるよりも先に、真っ直ぐに落下しながら今度は両脚のベルトに装備していたクナイを抜き取り、腕をクロスさせて、左右へ払う様に撃ち放った。狙うは、これもまた×印を刻んでおいた2本の竹でござる。) [2面1個 1=1] (09/12-02:16:41)
娯暮雨 > (トトトっ!と短い音が下方に広がる竹林の中で響き、遅れて、トンっ!と音がした。4つの音を聞き取ったなら、直ぐ傍の竹を掴んで脚を絡ませ、するすると下へと降りて行く)…よっつ、でござるか…?(鬼火の照らす柔らかな地面に降り立てば、そろり…と尋ねる。 たっぷりの間を置いた後、………うん。と頷く様に鬼火が揺れた。) (09/12-02:28:53)
娯暮雨 > …!(ぺち、と両手で顔を覆って。動かぬ的相手に、なんと酷いあり様でござろうか。ぷるぷる。そんな様子を照らす鬼火は、おろおろ。ちらちら。励ます様に、ほわりと灯りを少し強めた。)……妖気以外はもう元に戻したつもりでござったけど…。まだまだ、甘かったででござるね。(基礎体力とか瞬発力とか、色々。顔を覆っていた手を静かに下ろしながら、ぺちぺち。緩く両頬を叩いて困った様に眉を下げて笑った。) (09/12-02:38:38)
娯暮雨 > 鍛練あるのみ、でござる!(自分に言い聞かせる様に、そして付き合ってくれた鬼火に宣誓する様に、ぐ!と両拳を握ってきりりとした後、すとんと手を下ろして。)…ありがとう。今日はもうお終いにするでござるよ。(帰ろっか?と鬼火に笑みを向け、手裏剣とクナイを回収しながら竹藪を後にした。) (09/12-02:45:37)
ご案内:「竹藪」から娯暮雨さんが去りました。 (09/12-02:45:48)
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