room43_20141003
ご案内:「絶望の壁」にサイさんが現れました。 (10/03-19:43:44)
サイ > (残酷な神が支配する時刻。ゆれる陽炎の向こう側に静かな廃墟があった。かつて人が住んでいた気配の跡形は、見るも無惨に残酷に食い千切られていた) (10/03-19:46:03)
サイ > (娘は、その廃墟の壁の上に腰掛けて世界を見下ろしていた。分け隔てなく訪れる死の祝福に満ちた空気は肌を刺し、肺を内側から軋ませる。一つ息をついて、空を見上げ) (10/03-19:49:58)
サイ > 何事もない。今も昔も大差無い。ここが世界の果てから見た世界の果てであるように、それは確かに現象である以外の何物でもない。(壁の上で、意味ありげに独語を呟いて眼を瞑る。そうする事で残酷な世界から自分を遮断する) (10/03-19:53:41)
サイ > 私もいづれその者の腹を食い千切って産まれてくる。昨日と同じだ。そしてそれは五千年のさきも変わらない。(歌い上げるような独語は、そこでふと前触れもなく途切れた) (10/03-19:57:42)
ご案内:「絶望の壁」からサイさんが去りました。 (10/03-19:58:19)
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