room02_20141008
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」に娯暮雨さんが現れました。 (10/08-23:39:08)
娯暮雨 > (ゆぅらりゆらり、温泉の底から小さな泡と共に陽光が、水面を目指して上って来る。やがて、丸い月が映し出されたその直ぐ隣に橙色の丸が浮かび上がったかと思えば―)≪ぱしゃ!≫(と小さな波紋と共に鬼火が飛びだした。) (10/08-23:43:57)
娯暮雨 > (温泉から上がった鬼火がぷるぷるっと見を揺すれば、その体から飛沫が辺りに散った。どういう体の構造をしているの?なんて思うのは野暮ってもんでござろうよ。)≪ぱしゃ!≫―…ぷはっ。(と、今度は大きな波紋と共に、女が水面から顔を出す。水面に映っていた丸い月は、ぐにゃぐにゃに曲がって散り散りになった。) (10/08-23:49:23)
娯暮雨 > ―…ぁ、満月。(濡れた前髪を捲ると見えた白い月に、どこか明るい声色で呟いて。ほへー。と見惚れる暫しの間。それからゆるりと視線を辺りに滑らせる。と、岩の上で元気に跳ねる鬼火の姿が見えた。)…ひーちゃん。良くなったでござるね。(その姿に安堵して、へにゃっと笑えば、温泉に浸かったまますぃーっと泳いで縁まで向かおう。) (10/08-23:56:04)
娯暮雨 > (温泉の縁まで移動すると、水面の中央に浮かんでいた月は、再び穏やかな円を描く。)ん、しょっ…と。≪ザパ…≫(縁に手を掛け、湯から上がる。先日の戦いで酸を浴びた肌はすっかり元に戻ったが、湯を存分に含んでずっしりと重たくなったニット性の着物は、無残にも穴だらけの虫食い状態。)…んん。この恰好じゃ時狭間には寄れぬでござるね…。(なんとも残念そうな八の字眉で、自分の格好を見降ろした。) (10/09-00:02:25)
娯暮雨 > (秋の気配を孕んだ夜風は少し冷たく、普通の人間が服を着たまま湯から上がったとなれば、それは身震いしてしまいそうな状況だけれど。妖気が戻った今、湯あがりの体はぽかぽかと暖かく、秋の夜風が心地よい。久々の感覚に、狐耳がぴるる、と震えた。)…『日和坊』(片方の手を滑らせるように印を組み、唱える。すると、ふわっと辺りが一瞬、春の様な暖かさに包まれて、濡れた身体をあっという間に乾かしてしまった。) (10/09-00:08:12)
娯暮雨 > (ぱたぱたと乾いた紅い帯が揺れる下で、ふこっ!と膨らんだ2つの尻尾が、ふーわりゆらりと心地よさ気に揺れている。)ん…っ!(印を解くと、両腕と耳の先と尻尾の先とを空にぐうんと伸ばして)…はふ。(脱力。腕も耳も尻尾も、重力に任せてぷらーん…。) (10/09-00:12:58)
娯暮雨 > (そんな伸び→脱力を岩の上で真似ていた鬼火が、すぃっと傍らに寄って来る。)…なんだか、久々過ぎてそわそわ致すね。(妖力が体中を満たしている心地を味わうのは、凡そ九ヶ月ぶり。どこかくすぐったげな表情を鬼火へと向けると、それでもやはり嬉しくて、へにゃっと笑った。) (10/09-00:20:11)
娯暮雨 > …帰ろっか?(ね?とコテリ。首を傾ぐ。と、頷く様に鬼火が縦に揺れる。ふふ。と笑って)よぉーし、じゃあ…折角だからアレ、やっちゃおうかなっ…。(そわわ…としつつも、途端にキリッと引き締まる表情で前を向きなおる。すると、二本の尻尾が体を包むように絡みあって、しゅるる…ぽふんっと膨らんだ。体を覆う2m弱の縦長毛玉の完成!でござる。) (10/09-00:27:03)
娯暮雨 > (もふもふっとその毛玉が揺れた後、高さ170cm程の所から、もそっと出て来た鬼と狐が混じった様な奇怪なお面が現れて、そのままそこへ装着された。月光に照らされるその姿は、毛皮を被ったなまはげというかなんというか。とりあえず、夜道で出会いたくはないとか、そんな感じ。その周囲を、待ってました!と言わんばかりに鬼火がくるくると舞い踊る)―…♪ (10/09-00:34:21)
娯暮雨 > ―では、参ろうか…♪(面を着けた毛玉お化けの奥から発せられるのは、なんとものびやかな女の声。とん、と音はしないがきっと地を蹴ったのだろう。ふわりと岩場から跳び上がれば、下方に連なるまた別の岩場の間を飛び移る。真っ白な月に照らされて淡く輝いているようにも見える真っ白なモフモフは、そうして夜の闇へと消えて行った。) (10/09-00:37:44)
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」から娯暮雨さんが去りました。 (10/09-00:38:01)
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