room43_20141108
ご案内:「石炭袋の内のような闇の底」にサイさんが現れました。 (11/08-22:54:25)
サイ > (いつの間にか反転していた世界の名残を惜しんで、一人空を眺めていた。もう名前も思い出せない人の呟いた囁きが鼓膜を揺らす。ただ、ただ、虚無とともに其処に佇んでいた。ちらほらと降る灰を掌で受け止めて握り締めればそれらは音もなく指の間から落ちていく)…、懐かしくもあり、物悲しくもあり。(静寂が支配する世界は、どこまでも無彩色だった) (11/08-23:00:28)
サイ > (発した先から吸われていく音に、つまらなそうに視線を流して指先で音を招く。かつて自分の足元に控えていた楽器隊を無意識に招くも、それもまた音も無く。)…いいわ。私が覚えている。記憶が有る限り、それは存在している。(呟いて、灰が降る景色の中を歩き出す。人影のあとから付いてきた足跡も、降り積もるそれらの下に埋もれやがてなにも見えなくなる。まるで、其処には最初から何もなかったかのように。) (11/08-23:08:17)
ご案内:「石炭袋の内のような闇の底」からサイさんが去りました。 (11/08-23:08:58)
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