room02_20141124
ご案内:「蛍火の草原」に娯暮雨さんが現れました。 (11/25-00:30:36)
ご案内:「蛍火の草原」にアステル☆さんが現れました。 (11/25-00:32:33)
娯暮雨 > (薄明かりを灯すススキに似た穂が夜風を受けてさざ波の様に揺れる中をゆったりと移動する。半刻前まで闇の地の空気に浸っていた体が纏う負の気配は、既に浄化されている。穂の陽光を受けて、白く、淡く光っている様に見える狐尾をゆらりゆらり、揺らしながら、中央まで来れば足を止めた。) (11/25-00:34:51)
アステル☆ > (瞬きの道が通った。ゴボウが足を止めるのに合わせたように妖精が現れた。)良い夜だな、ゴボウ。持ってきたぞ。(にっこりと微笑む妖精の傍らに皿が浮いて。) (11/25-00:36:55)
娯暮雨 > (夜の闇に覆われる事が決してない地で、か細い月を仰ぎ見る。と、次の瞬間、視線の先には妖精の姿があった。)あ、アステルちゃん…。(ぱち、と瞬き。掛けられた声には、ぱたたと狐耳が揺れる)え…?あ、卵焼きでござるかっ…?(はわ。と驚いたのも束の間、浮いた皿に気付けば其方へ視線を) (11/25-00:40:06)
アステル☆ > ああ。(再び瞬きの道が煌めき、草原に唐突にテーブルと椅子が用意される。人用の物だ。トンッ。と皿を置いて。) 作りたてだ。冷めないうちに食べてくれ。冷えると料理が『死ぬ』。 (11/25-00:42:09)
娯暮雨 > わ。ゎ…!(突如現れた机と椅子に目を丸くして。ふこっと尻尾が膨らんだ。あっという間に用意してくれた食卓を前に、呆然としかけたものの、最後の言葉を聞けば慌てて席に着く様で)う、うん…っ!これが、アステルちゃんの言ってた『染まってない』料理、なのでござるね…。(そ、と手を合わせながら、皿の中を覗きこんだ) (11/25-00:45:45)
アステル☆ > (皿に被せた蓋が浮いて、ふわりと湯気が立ちのぼる。)ああ。使ったのは朝露の滴に卵を数個。食感を整えるのに山芋のすりおろしと塩を加えてある。(取り皿に箸,フォーク,スプーンが追加でテーブルに並ぶ。)旨味は卵の一部を変質・変性・成長させて出した物だ。(召し上がれ。と、手を差し出して) (11/25-00:51:48)
娯暮雨 > (湯気の向こうに現れた黄金色に、ほわ。と頬が染まって目が輝く。すんすん。きっと香りも良いに違いない。)すごぉい…。(説明を聞きながら、手を合わせた姿勢で固まったまま。それでも耳と尻尾は忙しなくぴこぴこゆらゆら。)…えへへ。いただきまーす…♪(わーい♪アステルちゃんの手料理でござるー♪とも描かれている顔を上げて相手を見れば、へにゃにゃっと緩んだ笑顔を向けて。ハンカチで手を拭いた後、お箸で卵焼きを一片取り皿にとって口へと運んだ。ぱくり。) (11/25-00:57:50)
アステル☆ > (その卵焼きには『苦味』が無い。長く濾過された湧き清水の様に清冽な旨味が凝縮され、何より生きている感覚を感じ取れる。そう。その卵焼きは生きている。生きながらごぼうの生命に同化し、五臓六腑を通して生命が全身に染み渡る様に味が広がる。食感はふわりと柔らかで、胃に優しく収まる。) (11/25-01:05:09)
娯暮雨 > (口に入れた途端、口全体に…否、体全体へと広がる旨味。柔らかく温かみのある生き物に触れた時、心に生じる優しい気持ちが、じわりと体を満たしていくような、不思議な心地。そより。辺りを淡い光で満たす穂が柔らかく揺れた。)……美味し…。(ぽつ、とため息の様に零した感想。) (11/25-01:13:35)
アステル☆ > それは良かった。 もしかしたら、妖怪の性質から口に合わないかもしれないとも思っていた。(料理が死なない様に皿と卵焼きを適温に維持しながら、嬉しそうに微笑む。) (11/25-01:16:26)
娯暮雨 > ううん、凄く美味しいでござるよ…♪(ふわふわの卵焼きの様な笑みを浮かべて、小さく首を横に振る。一口だけ食べた卵焼きを少しの間だけ見つめた後、再び相手の方を見て)ね、アステルちゃん。この卵焼き、あと半刻…1時間だけ『死なない』様にして貰う事って可能でござろうか…?(なんてことを、そろり。尋ねて。) (11/25-01:20:38)
アステル☆ > ん……。ゴボウ次第で出来なくもない。その卵焼きは言わば『卵』の様な物なんだ。殻の代わりに皿と蓋があり、38度前後の温度と60%の湿度の維持と、時々ひっくり返す手間を24時間絶え間なく続ければ、21日程度は常温で『持つ』だろう。 ただし、卵の羽化にかけられる期間を過ぎれば、その瞬間にこの卵焼きは論理分解されて土に還る。 (11/25-01:29:59)
娯暮雨 > ほんと…?(出来なくもない、と聞けば、ぴん!と耳が立つ。説明をふむふむとしっかり聞いて)その、60ぱーせんとの湿度、って大体どれくらいでござろうか…?凄く美味しかったから、おばあちゃん達にも食べさせてあげたくって…。(温度と湿度の維持は尻尾を使えば可能な予感。帰宅し、家族に食べて貰えるまでの間、もてば良い。限られた命を自らの欲で伸ばそうとする事は、『染まった者』の我儘でしかないのだろうけれど。それでも、と。ゆるり、眉を下げて笑みながら問う。) (11/25-01:37:56)
アステル☆ > ああ。手袋をとって手を宙に浮かしてほしい。(ゴボウが宙に手を置けば、光の壁で領域を囲い)これが50%。……これが70%。60%は……この位だ。 湿度は多少前後しても構わない。あと、この卵焼きは雑菌に弱い。本来卵の殻が弾くところを皿と蓋で閉じているだけだから、持ち帰る際には空気が澄んでいるルートを選んでくれ。 (11/25-01:44:15)
娯暮雨 > てぶ…あ、うんっ。(手袋=手甲である事に気付けば、それらをするっと外して、白い手を宙に翳す。)この、くらい…。(ふむ…としっかり頷いて。同時に尻尾もゆらりと揺れた。帰り道を選ぶ時の注意事項まで聞き切れば、ぴしっと敬礼ポーズをして見せて)うんっ!承知致した♪ありがとう、アステルちゃん…♪(そこまで教えて貰えれば、無事に持って帰れそう。へらっと笑んで、お礼を述べた。) (11/25-01:50:00)
アステル☆ > 構わない。しっかり食べさせてあげてくれ。(にこりと微笑んで)さて。それじゃ私はそろそろ戻る。(避けていた蓋を再び皿に被せて、その縁を蜂蜜でさっと固める。) テーブルは後で回収するから、そのままにしておいてくれて構わない。良い夜を過ごせ。(煌めく笑顔で手を振って、瞬きの道に妖精は消えた。ゴボウがこの土地から離れれば、暫くしてテーブルセットも回収されるだろう。) (11/25-01:57:09)
ご案内:「蛍火の草原」からアステル☆さんが去りました。 (11/25-01:57:15)
娯暮雨 > はーい…♪本当にありがとう。アステルちゃんも、良い夜を。(そろ…と下ろした手を、ひららと降って。きっと喜んでくれるであろうおばあちゃん達の顔を想像したり、こんな美味しい手料理を毎日食べれるジオさんは幸せでござるなぁ…♪なんて考えていたら、見事なまでに顔は緩みっぱなしの巻。そんな顔を仄かに光る穂に照らされながら、蓋の被ったお皿を尻尾で包んで抱えると、軽い足取りで早速帰路へと着いたのだとか。) (11/25-02:04:37)
ご案内:「蛍火の草原」から娯暮雨さんが去りました。 (11/25-02:04:38)
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