room01_20141226
ご案内:「ベンチの丘」に娯暮雨さんが現れました。 (12/26-23:09:54)
娯暮雨 > ―…♪(ひょこひょこと弾むように軽やかな足取りで丘を登りきると、最後にぴょんと跳ねて両足を揃え、夜空を仰ぎ見た。) ……きれい。(冬の澄んだ夜空に浮かぶ数多の星は、その一粒だけでも眩しい程にキラキラと輝いている。へにゃ、と笑って。ふわゆらり、尻尾が揺れた。) (12/26-23:15:41)
娯暮雨 > (此方の世界ではまだ雪は降っていない様だけれど。冷たい夜気のお陰で、少し赤く染まった鼻先がつんと痛い。季節と共に生きているのだと思えば、その痛みも心地よく。敢えて体温調節の為の妖気は低く保ったまま。)…はぁ。(と白い吐息を吐いて。丘の上の空気を肺いっぱいに吸い込んだ後、ちらりと視線を向けたのは、丘の上にある、たただ一つの忘れられたベンチの方。) (12/26-23:23:03)
娯暮雨 > …久しぶり、でござるね。(秋の内に落ちた枯葉がベンチの上に積もっているのが見えると、眉尻を下げて柔く笑んだ。ゆらり、尻尾を揺らした後、静かにベンチの前まで行けば、腰掛けに積もった枯葉をそっと払い落して綺麗にする。) (12/26-23:30:20)
ご案内:「ベンチの丘」に黒衣の男性さんが現れました。 (12/26-23:37:07)
娯暮雨 > うん、さっぱり致した…♪(ふわゆららと尻尾を揺らしながら、満足気にふふ、と浮かべる笑み。ああでも、落ち葉を沢山纏っていた方が、ベンチさん的には温かかったかしら。なんて考えも頭を掠めたりはしたものの。ベンチたる者、やはり人に座られてこそでしょう。と言う訳で、着席でござる。すとん。座ればふわり、二本の尻尾が両脇に広がった。ベンチがちょっとごーじゃすに見える不思議。) (12/26-23:37:19)
黒衣の男性 > (闇より躍り出る足音が、彼女の背後から不気味に響いた。那由多に散りばめられた満天の星礫の下、死霊よりも儚い気配でその場に佇み)…。やあ、こんばんは。冬の空は不気味な程美しいですね。天上から崩れて堕ちてきそうだ。(男は独語のように声低く呟いた) (12/26-23:43:09)
娯暮雨 > ―…。(特等席に座って眺めるこの世界の景色は、久しぶりなのに何も変わっていない様に見える。ゆったりと目を細めて、その景色に見入っていたものの…ふと、背後より聞こえた不気味な音に、ぴくり。と狐耳が反応した。)…こんばんは。(相手に合わせて、落ちついたトーンで返す。声音は、相手が現れる前と同じ、柔らかく優しいもののまま。)きっと、その内のいくつかは、実際に落ちてきちゃうでござるよ。(すい、と視線を目前の景色から夜空へ。と同時、夜空の隅で、流れ星が1つ、儚げに落ちて行った。) (12/26-23:48:37)
黒衣の男性 > この粗末な誰もかもに忘れ去られたベンチも、貴女の心がその様に望むなら、魂の座よりも尊いものなのでしょう。その様な時間に不躾に失礼致します。(被っていた帽子を脱いで一礼を。距離は決して詰めることはしない。相手の心理テリトリーを尊び、また自分も人と交わる事を良しとしないが為が故) 沢山の星を手に入れて下さい。世界を美しいと思える貴女の心が、この星空を美しいものとするのです。俺はそのご相伴に預かります。(星が堕ちた方を見遣って目を細め、何とはなしにそちらに手を伸ばした) (12/26-23:57:43)
娯暮雨 > (また、ぴくり。狐耳が動く)そう、とっても大事。…ううん。訳があって、此処に参ったのでござろう?それとも、迷子でござろうか?(空を見上げていた姿勢から、首を後ろに倒して背後の相手を見上げる。迷子なら、そんなに落ちついてはいないかな?と。くすりと笑って小首を傾げ)拙者の名は、娯暮雨。お主は、詩人さんでござろうか…?(「貴方」呼びが慣れず、直ぐに名を名乗る。差し出された手を見て、再び相手の顔を見やって。小首を傾げたまま。) (12/27-00:04:22)
黒衣の男性 > ええ、訳があって此処に参りました。この世界の尊いものを見たのです。(闇より躍り出た影は、あいも変わらず闇を纏ったまま笑う。見詰める瞳に少し苦笑し) 余り此方を見ないで下さい。闇を覗きこむ者は、同時に闇に覗き込まれますよ。魔の優しさは、人のそれとは明らかに違うのでどの様な形でも人を傷付ける。分かっていても繰り返すこの愚行をお許し下さい。(笑んだ視線をわざと絡ませない為、視線を上に、遥かな天上を眺めた。掌に握り締めた星の燐光は、指の合間からチラチラと零れ) よい御名前ですね。確かに頂戴しました。ですが、俺には名乗る為の名がないのです。……、そうですね。「探し続ける者」とでもお呼び下さい。(掌から零れる燐光に薄い唇を寄せると、それに相応しい姿をそれに差し上げた。指先に蒼く輝く蝶を招いて静かに見据え) (12/27-00:20:17)
娯暮雨 > この、星空よりも?(それは、尊いものなのだろうか。相手の視線が外れるのを見送って、同じように再び、夜空を見上げる。)闇も光も、魔も人も。拙者はみーんな同じに思えるでござるよ。(散りばめられた数多の星は、ひとつとして同じものは無いだろうけれど、それでも皆「夜空」である事と同じではないだろうかと思う。ゆらり、尻尾が揺れた。名を褒められれば、そちらを向かぬまま嬉しげに微笑んで)その蝶の名前も、「探し続ける者」でござろうか…?(不意に現れた蒼い蝶を見上げ) (12/27-00:30:58)
黒衣の男性 > この星空よりも。(言葉を重ねて喉で少し笑う) 貴女がこの星空を美しいと思った。その心に惹かれたのです。…この辺は人口の灯りが無いので、貴女の背後は酷く忍び込み易かった。もう少し我々を警戒して下さい。(此方側から、そちら側を眺めて忠告を。そうして、反って来た相手の言葉に少し目を丸くして、1拍の沈黙の後、) ははッ!(声を上げて笑う。心底愉快だと言いたげに) 全く、その通りですよ。我等は人も魔も、神さえもこの総ては森羅万象の一部なのです。交じり合うことは無くても、貴女も俺も何も変わらない。…ですが、それとは別に、どうか、貴女。心理的なテリトリーを引いて下さい。おっかなくて見ていられないお嬢さんだ。(無論、そんな事言わなくても分かっていそうなその気配に其処から先の言葉を紡がなかった。ただ、静かに笑うだけで) この蝶は俺とは別の、尊い光ですよ。俺の旅の巻き沿いにはしません。あなたが招いた星の一つですよ。(蝶は、己に何の別れの言葉も告げず、ゆらりと羽を揺らしてベンチに座す彼女の元へと向かい) (12/27-00:45:36)
黒衣の男性 > (なげーよ、俺。なげえ、どうにかしろ自分と思わずセルフ突っ込みをせざるを得ない) (12/27-00:48:40)
娯暮雨 > …ふふ。(返答と、続く忠告に可笑しげに少し笑った。)それを申せば、サガツヅさんも同じでござろう?星空を綺麗だって思ったし、拙者に警戒してる風には…見えぬでござるけど…?(サラッと人の名前を略すの術を挟みつつ、どう?なんて、首を傾げ)…心理的なてりとりい…?(とは…?と更に大きく首を傾いだ。)じゃあ、拙者の探しものの旅のお供をしてくれるのでござろうか…?(なんて、都合のいい事を言いながら。此方へと流れて来た蝶の方へとそっと両手を差し伸べる) (12/27-00:55:38)
娯暮雨 > ?(今、何か言ったでござるか?なんて、きょとんとした目で其方を見たり。狐耳ぴこぴこ。) (12/27-00:56:33)
黒衣の男性 > へえ、成る程ね。(相手の名付けた名を脳内反芻して、顎に手を遣り考え込み) 悪くない。然し名乗るには少し韻が悪いか。(別れを告げた燐光には既に何の興味も執着も示さず、冷えた瞳でその行く末を眺めていた。蝶は相手の指先に止まった瞬間、光輝く一欠片へとその姿を変える。熱も重みも無いそれは、夢よりも儚く明日の日の出には朝日と共に消えてしまうかも知れない。彼女が、それをこの世に有ることを願うなら手の手の内で永遠に輝くのかも知れない。それはこの男にも分からない) 俺の探し物は永遠に見付からないものだ。貴女の想いとは交わらない。(残念ですが、丁寧な物腰で、だが確りとした口調でその申し出を断り) (12/27-01:08:20)
黒衣の男性 > へえ、成る程ね。(相手の名付けた名を脳内反芻して、顎に手を遣り考え込み) 悪くない。然し名乗るには些か韻が悪いか。(別れを告げた燐光には最早何の興味も執着も示さず、冷えた瞳でその行く末を眺めていた。蝶は相手の指先に止まった瞬間、光輝く一欠片へとその姿を変える。熱も重みも無いそれは、夢よりも儚く明日の日の出には朝日と共に消えてしまうかも知れない。彼女が、それをこの世に留まる事を願うなら手の内で永遠に輝くのかも知れない。それはこの男にも分からない) 俺の探し物は永遠に見付からないものだ。貴女の想いとは交わらない。(残念ですが、丁寧な物腰で、だが確りとした口調でその申し出を断り) (12/27-01:10:31)
黒衣の男性 > (ナンデモナイヨーの顔。軽く咳き込みそう) (12/27-01:11:48)
娯暮雨 > 拙者が呼ぶ分には様でござろう?サガツヅさんも、拙者の事は娯暮雨で良いでござるから。(相変わらず抜ける様子のない「貴女」呼びに、仄かに眉を下げて笑み。指先に止まった、生まれたばかりの蝶を慈しむように見やった。…と、欠片へと姿を変えた蝶を両手で受け止めて。)…ありがとう。けど、自分の「探し物」を見つけに行って。(己が招いた星のひとつであろうと、この空を初めて飛んだ瞬間、蝶は己とは違う何かを望んだだろう。そう思って、そう欠片へと声を掛けた。すると、一度手の内に納まった光りの欠片は、日の出よりも先に消えてしまうのでしょう。消えゆく光を見送った後、ゆっくりと其方を見上げ)…うん。(尤もだ。という様に深く頷く)…それでも、「何を探しているか」は、ハッキリしてるのでござるね。(どこか、羨むような声色。) (12/27-01:19:58)
娯暮雨 > …あ、寒いでござるか?(咳き込む様子に、もしかして。と) (12/27-01:20:44)
黒衣の男性 > 名前はどうか大事になさってください。俺以外の奴によっては名前を頂くだけで相手を侵食出来る。俺は貴女の名前にも魂にも触れませんよ。(心理的にも距離的にも一定の距離を狭めもしない。開きもしない。ただ風景と共に静かに其処に在り続け) 欲の無い人だ。財産よりも相手の自由の方が大事ですか? (瞬く星の輝きは、再び虚空へ砕けて消えた) (12/27-01:30:50)
黒衣の男性 > ええ、俺は貴女よりは少しだけ長生きかも知れませんからね。観測者であり、探求者ですよ。そもそも、人としての形を自覚してとっている事事態が、応えかもしれませんし。…なんて。(と、力無く笑うと、影は少し踵を半歩引いた。少しだけ彼女を眺めて)もう、行こうと思います。 (12/27-01:34:27)
娯暮雨 > 名前は、人に呼ばれる為にあるものだから。(大切にする様に、との言葉には頷いて)…はぁーい。(少しだけ残念そうに眉を下げ、ゆらん。と尻尾が揺れる)…ふふ。拙者、だいぶ欲張りでござるけど…?ただ、そうして欲しかっただけ。(蝶を見送ったのも、言わば自分の我儘だと困った様に笑って)それを、生きてる限り探し続けるのでござるね…。(力ない笑いに、微笑みを返す。)うん。お気を付けて。…良い旅を。(小さく頷き、見送ろうと) (12/27-01:43:24)
黒衣の男性 > それもまた正論で、至極心地好い。貴女の歪んで無さは美徳だ。俺の戯れ事に惑わされず、その行いを誇って下さい。(魔は、どの様な魔も、今後彼女の隙に忍び込む事は無いかもしれない。己がその様に、此方側と彼女の境界を明確に引いた。指先が縦に一線静かに横に流れ) ええ。この旅路の果てに、再び道が交わる事が有れば、また会いましょう。その日まで、どうか御元気で。(気配は現れた時と同様に、風よりも儚く其処から消えた。まるで最初から其処には何も居なかった何のような沈黙だけがその場にはたゆたい) (12/27-02:02:15)
ご案内:「ベンチの丘」から黒衣の男性さんが去りました。 (12/27-02:02:57)
娯暮雨 > そう、皆から教えて貰ったのでござるよ。(何物にも染まっていない頃には知りえなかった喜びや大切さを、あらゆる物事に染められたからこそ、知る事が出来た。それは自分の誇りだと、しっかりと頷いて)…。またね。(道もなく、どこまでも繋がっている夜空へと視線を戻しながら。やはり詩人のような人だと口元に笑みを浮かべて。振り向かず、見送った。) (12/27-02:11:39)
娯暮雨 > (そうして、再び静寂が訪れる。否、静寂はずっとそこにあったのだろう。ただ、独りごとの様に低い声が耳に届かぬようになり、儚げな姿が目に映らなくなっただけの事。闇夜は変わらず、背後に広がっている。)生きてる限り…(探し続ける事が出来る。探し続ける限り、生きる事が出来る。夜空を見上げたまま、ぽつりと呟きながら。充分「人」であったように思えた男の言動を思い出す。) (12/27-02:18:14)
娯暮雨 > (ゆるり、夜空に瞬く星へと手を伸ばす。きっと、誰もがこんな風に何かを追い求めて生きているのだろうなと思う。皆の頭上には、何よりもきらめいて見える一等大きな星が輝いていて、それを求めて手を伸ばしているのだろう。)もしかすると、流れ星って…見れたらお願い事が叶うんじゃなくって、誰かの願いが叶ったから、流れてるんだったりして。(なーんて。と白い息と共にクスリと笑みを零して。ふわゆらり、尻尾が揺れる。) (12/27-02:30:19)
娯暮雨 > (そして欲深い自分は、あれもこれもと多くを望んで、色んな星に手を伸ばしている。丁度、今みたいに。掴めないと分かっている星にも手を伸ばして、本当に手を伸ばすのはそれで良いのか、分からない星さえある。もし、自分の願いが全て叶ってしまったら、それこそ黒衣の男が言った様に、星空は天井から崩れ落ちてしまうのだろう。もう一度、白い吐息を吐いて、拳を握った。) (12/27-02:42:25)
ご案内:「ベンチの丘」にアステル☆さんが現れました。 (12/27-02:43:13)
アステル☆ > <<キランっ☆>> (12/27-02:43:18)
ご案内:「ベンチの丘」からアステル☆さんが去りました。 (12/27-02:43:21)
娯暮雨 > (握った拳の向こうに一等輝く星を見とめ、眩しげに目を細めてから、目を伏せると同時に手を下ろした。)…雪、降らないかな…?(そうすれば、雪だるまを此処に座らせてあげる事が出来るのにね。とベンチを一撫で。口を閉ざすととても静かで、もし今雪が降ったなら、舞い落ちる雪の音すら聞こえそうな程の静寂だった。) (12/27-02:47:28)
娯暮雨 > (静寂の中、ベンチから眺めるこの世界の景色を今一度堪能した後、静かに立ち上がって)うん。きっと、もう直ぐでござるよ。…そしたら、また来るね。(雪が降ったら、また。とベンチに告げて。飽きもせずに尚も夜空を眺めながら、ゆったりと丘を下って行った。)―…♪ (12/27-02:54:09)
ご案内:「ベンチの丘」から娯暮雨さんが去りました。 (12/27-02:54:13)
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