room44_20150112
ご案内:「熱帯林」にシャルロッテさんが現れました。 (01/12-19:12:14)
シャルロッテ > (とある世界の熱帯林の中を少女が歩いていく。手に持った山刀で邪魔な蔦や草を切り払う)んー……面倒なんだけど、仕方ないわよね…(何でこんなことやってるんだろうかというようにため息をつく少女) (01/12-19:15:13)
シャルロッテ > (ぶん、ぶんと楽しくなさそうに蔦や草がなくても山刀を振り回す少女)あー……なんでかチョコレートを作りたくなったからなぁ…(よくわからないけどとため息をつきつつも左右を見回す) (01/12-19:20:35)
シャルロッテ > (しかし、目当てのモノは見つからない。腰の左右に両手の甲をつけて大きくため息をついた)それでも、作るって決めたからしょうがないわよね……(首を左右に曲げてコキコキと鳴らす) (01/12-19:30:33)
ご案内:「熱帯林」にシャルロッテさんが現れました。 (01/12-19:32:47)
シャルロッテ > (再び歩き出しつつ茂みを切り払う)しかし、どこにあるのかしら?なかなか見つからないわねー(魔術でもある程度探知はしているものの目的のものは見つからないようだ) (01/12-19:44:32)
シャルロッテ > (再び立ち止まり、うーんと腰を伸ばすように胸を張る)同じような事ばかりしていると疲れるんだけどねー (01/12-19:56:39)
ご案内:「熱帯林」にキング・カカオさんが現れました。 (01/12-20:02:10)
キング・カカオ > (そんな少女を大きな影が覆い尽くす。それは巨大なカカオの木、それがまるで少女を見下ろすように立っていた) (01/12-20:03:46)
シャルロッテ > (いきなりの影に見上げた少女の目に入ってきたのは巨大なカカオの木)……何故か動く巨大なカカオの木、見つ…けた!(少女は木に向かって山刀を投げる。そしてどこからともなく両手に鋼鉄の刀を取り出した) (01/12-20:10:03)
キング・カカオ > (投げられた山刀はカカオの木に突き刺さる。が、意にも介さぬようにそのカカオは腕のような幹を薙ぎ払うように振り抜く。その幹からは硬い殻に覆われたカカオの実が散弾銃のように撃ち出される) (01/12-20:12:15)
シャルロッテ > (巨大な幹に巻き込まれれば大怪我では済まない、と少女は大きく飛び退く…が、散弾銃のように撃ち出されるカカオの実が着地した少女に襲いかかる。それを少女は、薙ぎ払い、切り上げ、振り下ろし、幾度も両手の刃を旋回させ弧を描き打ち落としていく) (01/12-20:16:15)
キング・カカオ > (飛ばしたカカオの実を打ち落とされた巨木は、動きを止める。まるで落としたはずの虫が生きていたのを驚いているかのように。そしてまるで喜ぶように体を震わせる。先程よりも幹を連ねると振り上げると地面へと叩きつけるように少女へと振り下ろす) (01/12-20:21:32)
シャルロッテ > (周りに落ちたカカオの実、普通のチョコレートを作るならそれで十分だろう。しかし、自分はあの巨木の額に下がる生命力を全て受けた最高の実を欲しているのだ。連ねられ振り上げられたその幹は、まるで空から大地が降ってくるかのようにも見える。それでも、逃げるわけにはいかないと少女は大地を駆ける。そのこめかみを何年もの風雨にさらされてもずっと耐え忍んできた岩のような木の皮が削っていく。掠めた左肩が砕ける。砕けた岩の破片が少女の背へと突き刺さる。それでも少女は地面が砕けきる前に飛び上がり、その右手の刀を天へと掲げ、振り下ろす!) (01/12-20:32:11)
キング・カカオ > (幹を振り下ろした刹那、小さき生物は間違いなくその命を散らした。意思というほどの意思はないが本能としてそうおもった。しかし、小さき生物は生きていた。自ずから死地へと飛び込み、死線を駆け抜け、そして己にその命を奪おうと刃を突きつけてきていた。ああ、たった一瞬だった。たった一瞬の命のやりとりだったが、植物の身である己を驚嘆させた。そのような相手に敬意を向けたい。そう思いながら振り下ろされてきた刃は……その木の頭のように見える枝葉が連なり、盾となり、そして絡みつきにいこうとした) (01/12-20:41:11)
シャルロッテ > (止められた。少女は刀を振り下ろしたその姿のまま空中で止まっていた。いや止められていた。少女の決定的な一撃は後一歩という所で止められた。そして絡みつく枝葉は刀だけではなく、右手にも絡みつく。皮膚を裂き少女の体内に侵入してこようとするそれは、このまま少女を絞り上げつつ体内の水分を吸い上げて殺すのだろう。壊れた左肩ではまともには刀を振るえないだろう)ああ、これで終わりなのね……(ああ、飛び上がった時の衝撃で裂けかかっていた左足の靴がするりと落ちる。そして肩を砕かれても持っていた左手の刀が手から落ちる。そして、少女は左足の親指と人差し指で刀の柄を挟んで掴むと腰を回転させ、左から右へと一閃した) (01/12-20:53:57)
キング・カカオ > (一閃。植物である身ながら勝利を確信していたその瞬間に予想もしない一撃。それは自分の命を刈り取るのに十分な一撃だった。額にある己が命を注ぎ込んでいた生命……それと自分を繋ぎ止めているものを断ち切っていた。ああ、自分は負けたのか……小さな敵を捕まえるその手を離してしまいながら、横に倒れながらその意思も、生命も、未来も手放していった) (01/12-21:00:00)
ご案内:「熱帯林」からキング・カカオさんが去りました。 (01/12-21:00:04)
シャルロッテ > (自分の体内へと侵入しようとしていた蔦がずるりと抜ける感触に眉を潜めながら落下し、背中から大地に叩きつけられた)……っ!(痛みに息が吐き出される。苦しみに目を見開く。地面の上で必死に息を吸おうとしつつ背中を丸める) (01/12-21:04:15)
シャルロッテ > (しばらくごろごろとしていたが、何とか落ち着いてくる)ふ……ぅ(息を吐きながら地面に手をついて起き上がると、少女は辺りを見回す。一つだけ丸々と大きさをましたカカオの実を見つけると右手でむんずと掴んだ)なんとか、げっとー……材料集めからやると言っても、一つ目がこれだけ苦労したら心が折れそうよね…… (01/12-21:09:26)
シャルロッテ > (大きくため息をつきながら、カカオの実をぽんぽんと投げてキャッチを繰り返しつつ)さて、次の材料取りに行く前に……帰って休むとしましょうか (01/12-21:11:06)
シャルロッテ > (少女はそのまま疲れた様子でのろのろと歩きながらどこかへと帰っていった) (01/12-21:11:57)
ご案内:「熱帯林」からシャルロッテさんが去りました。 (01/12-21:12:00)
:::: PbsChat v2.5.1改変版 ::::