room44_20150216
ご案内:「秘密部屋」にアステル☆さんが現れました。 (02/17-01:13:58)
アステル☆ > (暗く閉ざされた部屋の中、カッ! と闇を切り裂く一条の光が黒い床を眩く照らす。) (02/17-01:15:09)
アステル☆ > (その部屋はあまりに広く、眼を凝らしても壁を見る事はできない。耳を澄ませてもしわぶき一つ聞こえない。)ふふふ。(否、音はあった。通る声が部屋の中を遠く遠くへ渡っていく。) (02/17-01:19:18)
アステル☆ > (漏れた笑い声はそのまま壁に反射することなく消えていく。) (02/17-01:20:55)
アステル☆ > (妖精の前には一体のフィギュアがあった。妖精サイズのフィギュアだ。それは焦げ茶色をしている。それは艶やかな光沢をもつ。それは仄かな甘い香りを放つ。) (02/17-01:22:30)
アステル☆ > (どこぞの誰かを模したその顔を正面から見つめて、妖精はフィギュアに口づけをした。) (02/17-01:25:33)
アステル☆ > (とても苦い。当たり前だ。このフィギュアには砂糖が入っていない。) (02/17-01:27:09)
アステル☆ > (しかしこのフィギュアはこれからどんどん甘く、味に深みを増していくだろう。) (02/17-01:29:53)
アステル☆ > (唇についた苦味をちろっと舐めとって、その出来栄えに笑みが浮かぶ。) (02/17-01:32:58)
アステル☆ > (静かにフィギュアから離れて、妖精は飛び立った。後はジオに仕上げを依頼するだけだ。) (02/17-01:34:12)
アステル☆ > (光源が去り、部屋は再び闇に閉ざされる。) (02/17-01:35:23)
ご案内:「秘密部屋」からアステル☆さんが去りました。 (02/17-01:35:34)
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