room10_20150328
ご案内:「闇の集う場所 -1-」に支倉惟花さんが現れました。 (03/28-22:36:59)
支倉惟花 > (はっ、と目を覚ました。記憶の混濁を感じる。) え……嘘……。(あの後、目覚めたときに自分は家にいて、ベッドの上に寝転んでいた。酷く疲労していた上に、熱もあり、学校を一日休んだ。ユメ、だと思っていた……。) また? また、あの、ユメ……?(そう呟いたのはそうあってほしいという願望に過ぎないと、自分でも解っていた。あの時と同じだ。学校帰りにコンビニに入って、それで、出たら……この場所にいた。) (03/28-22:39:42)
支倉惟花 > (あの巨大な獣の姿は見えない。倒れた場所とは、違う場所に来ているようだ。相変わらずの霧で周囲はよく解らないが、そのことは直感的に理解できた――今の自分は、直感がやけに研ぎ澄まされているようだった。) ……。(じっとしていてもよかったのだろう。もしかすると、また眠れば元に戻れるのかも知れない。そこで、今回は近くの樹に背をもたれ、座り込んで目を瞑ってみた。) (03/28-22:42:54)
支倉惟花 > ……。(そうしてみると、聴覚が研ぎ澄まされ、あたりの音がより鮮明に伝わってくる。不気味な風が渦巻く音。まるで自分から動いているように、異様にざわつく草木の葉擦れ。そして、あの時と似ているようで違う、数々の遠吠えや唸り……。) ……む、無理無理、こんなとこで寝るなんて無理だって……。(たちまち震え上がって、ゆっくりと立ち上がった。ダメだ。動こう。今度こそ、どこか開けた場所とか、ひょっとすると人の気配のする場所とかに出るかも知れない。) (03/28-22:51:06)
支倉惟花 > (そういうわけで、歩き始めた。昨日に続いて、今日もこんな道を歩きやすい格好ではない。時々服に枝が引っかかり、そのたびに獣にでも引っかかれたのではないかと、びくびくと怯えながら進んでいった。) ……真っ直ぐ進んでるよね、私……。(樹海では方向感覚が狂う、という話はいやというほど聞いたことがある。もしぐるぐる同じところを回っていたりしたら、単に体力を消費して終わる……でも、じっとしているほうが恐い。だから歩いた。) 寒……。(昨日の教訓でコートを持っていて助かった。それでも、3月末の日本よりは寒かった。) (03/28-22:58:23)
ご案内:「闇の集う場所 -1-」にゲトさんが現れました。 (03/28-23:00:48)
支倉惟花 > (その時、視界の端をよぎったのは木々よりも大きい影だった。思わず脚を止め、そちらを振り向く。霧の向こう側に見えるのは、明らかに人工的な建物だ。詳細はわからないが、少なくとも生物的なフォルムではない。) 建物っ……。(目を見開いた。明かりは見えないが、人がいるかも知れない。思いがけない希望の手がかりに、涙まで滲んできた……誰かいるとも限らないのに。) (03/28-23:02:15)
ゲト > ((ここは血に飢えたモンスターが出るからあまり近道に使いたくないんだが))(木や岩に隠れながら進むと視野に人影を目視し隠れ続け)((誰かいるのか?ここは人間の姿した魔物も出るし、傭兵だから銭にならん戦いは避けたい、しかしモンスターで無かったら宿泊施設でシャワーか時狭間でお茶でもして落ち着かせよう))(半分ほどに満ちかけた月の明かりを頼りに様子見を行う) (03/28-23:05:59)
支倉惟花 > (少女はふらふらと疲労の見える、しかし早い足取りでその建物に近付いていく。ゲトの存在には全く気付いていない。) ……え……。(そして少女は、その建物にいきついて……失望にへなへなと座り込んでしまった。) 遺跡……ってやつ? もう、壊れてる……。(人の気配など全くしない。朽ち果てた遺跡だった。) うう、なんで、私がこんな……こんな……。(期待していた分、脱力も大きく、中々立ち上がれないでいた。) (03/28-23:14:47)
ゲト > ((モンスターが建物に近づく事は無いと思うが、まさか泣き女のバンジーとかいう化け物じゃないよな?))(警戒して、ある程度離れた場所からカンテラの明かりをかかげ)お~い、(と呼びかけてから服装などから武装や装甲が無いのをハッキリとではないが目視し)また迷子が出たか?(と推測を語り離れた場所の木にから上半身とともに顔を出す) (03/28-23:16:54)
支倉惟花 > (絶望と共に動けないでいた……その状況を動かしたのは、光、そして声。) !?(男の声で呼びかけが聞こえた瞬間、少女の肩は面白いくらい跳ねた。) え!? え!? え!?(あんなに望んでいた人間という存在の痕跡、どころか人間そのものが突然現れかえって混乱してしまった。振り向いた先に見えた、カンテラの光と、屈強な男の上半身。) ああっ、人だぁっ!? 生きてるっ、人間っ!(混乱の余り意味不明なことを口走りながら、立ち上がった。) 人間、ですよねっ!? 人間の方ですよね!?(その格好については一切突っ込む余裕すらなく、泣きながら駆け寄っていた。) (03/28-23:23:05)
ゲト > ((ああ、あの必死な様子は多分時空の狭間とやらからここに迷い込んだやつだろう))(モンスターで無いと判断すれば胸をなでおろし)人間だ。俺にはゲトって名前がある。まだ外は少々冷えるだろう。茶かコーヒーでも飲んでリラックスしてみたらどうだ?一杯おごるぞ。(駆け寄ってきたら丸太のような腕で犬を撫でるように手を回し、胸板で少女を受け止める) (03/28-23:27:38)
支倉惟花 > (考えてみれば、明らかに人種が違う、どころか自分と同じ地球の存在かも解らないのに言葉が通じるのはヘン――などと考える余裕も全く無く、ぶつかるつもりはなかったのだが、勢い余って突っ込んでいた。それを力強く受け止める腕と胸板。) よかっ、よかった、よかったですっ!(殿方に抱きとめられているという状況に気付きもせず、安心のあまりボロ泣きしていた。) あ、あああ、ありがとうございます! ありがとうございますっ!(かけられる優しく温かい言葉。彼の巨躯だけに、少女に与える安心感も大きかった。) ゲトさん、あ、私はシイカ、ハセクラシイカっていってっ、あのっ、気付いたらいきなりここでっ、昨日はヘンなのに襲われるしっ!!(但し、全く落ち着いてはいなかった。) (03/28-23:36:26)
ゲト > (落としたカンテラを拾いつつ、ポケットに手を突っ込み)涙はこれで(押し花が縫いこまれたキルト模様のハンカチをシイカに差出し)あと、ろくに飲まず食わずだっただろうし(と水筒も差し出す)ここで油を売っていたら、声を聞いたモンスターがやってくるかも知れない。モンスターに襲われない安全地帯の宿や飲食店まで移動しないか?シャワーもあるし清潔なシーツで寝ることもできる。(と腰をかがめて目線をシイカと一緒の高さに合わせて、語る) (03/28-23:46:13)
支倉惟花 > ありがとうございますうぅ……。(えぐえぐ泣きながら、遠慮なく受け取って涙を拭いてしまうし、水筒も受け取り次第水を頂いてしまう。) は、はぁ、はあぁ……。(自分がどれだけ渇いていたか思い知らされたところで、ようやく落ち着いてきた。) ……本当に、本当にありがとうございます。もう、駄目かと思いました……。(大きく息を吐いた。) も、モンスターっ。(改めてその言葉の響きにぎょっとした。) やっぱりモンスターだったんだ、アレ……。(独り言を呟き。) あ、は、はいっ! 是非お願いしますっ!(優しく目線を合わせてくれるゲトの言葉にすっかり甘えて、深く頷いた。) 夢みたいです……こんな風に、誰かに助けてもらえるなんて……。 (03/28-23:52:36)
ゲト > (ハンカチと水筒を受け取り)なに。俺もここへ迷い込んだ時は助けてもらったんだ。その時「恩返ししたけりゃ、お前もおなじように迷い子を助けてやれ」って言われてな。じゃあ、時狭間という腕の良いマスターの店に移動してコーヒーか茶をおごるから、それでリラックスしてから事と次第でも語ってくれるかい?そこで何か手助けできるかも知れない。(カンテラを再び持って振り返り)まず、時狭間まで案内する。(こうしてゲトはと時狭間へ向かおうとしますが。今、シイカが実際に時狭間に移動しなかったら「云々説明した」で済ませますがチャットルーム移動しますか?) (03/29-00:00:17)
支倉惟花 > ゲトさんも、こちらに迷い込まれたんですね。(驚いて目を瞬かせた。てっきり、この世界の人かと思った。) ……それで、私が助けて貰えたんですね。その人にも、すごく感謝しなきゃ。(微笑んだ。) 時狭間……。(時の、狭間。それは何故かこの場所にぴったりの名前に思われた。) はい、解りました――ッて、そこまでしていただくわけには!(おごるから、という言葉には慌てて手を振った。) 命の恩人さんに奢ってもらうなんてとんでもないです! 何か、絶対お返ししますっ!(といっても、今はお金を沢山持っているわけではないのだが。) ……宜しくお願いします。(ぺこりと曲がって、お願いした――。/では、ルーム移動させて頂いてもよろしいでしょうか。) (03/29-00:11:14)
ゲト > そうだな。そいつが俺を助けてくれなきゃ、こうやってシイカを安全な場所まで誘導できなかっただろう。あと、遠慮なく奢ってもらいな。(金貨、銀貨、銅貨を一枚ずつ手のひらに載せて見せ)こういう、この界隈の世界で通じる銭を持ってないだろ?申し訳ないなら後で返せばいい。それだけのこった。(時狭間へ向かいカンテラをもって道を照らせばそのまま時狭間に到着するだろう)さて、今日は何を食おう(と呟く。ではでは、ルームにお先に移動して待っています) (03/29-00:19:28)
ご案内:「闇の集う場所 -1-」からゲトさんが去りました。 (03/29-00:19:48)
支倉惟花 > (その言葉に納得して微笑むことができる程度には、余裕を取り戻していた。) ……あ、確かに……。ありがとうございます……。(頬を赤らめながら、確かで力強い足取りに、ついていく――。) (03/29-00:25:30)
ご案内:「闇の集う場所 -1-」から支倉惟花さんが去りました。 (03/29-00:25:47)
:::: PbsChat v2.5.1改変版 ::::