room02_20150405
ご案内:「春色の森」に店主さんが現れました。 (04/05-11:09:09)
店主 > (ゆらゆらふわふわ。二股尻尾を靡かせて、うららかな日差しを浴びて往く 白くて大きな妖怪が一匹。南風が吹くたびに 薄紅色の雪がざあっと音を立てて宙を舞えば、同じく薄紅色の鼻先が、すんっと春の香りを嗅ぎ付けるのであります) いやぁ……い~ぃ時に来たモンだぁ (満足気に、ゆったりと、のんびりと、妖怪は頷きそう言った。今しがたふかしたばかりの煙管だったが、ここに迷い込んだならば不要、寧ろ無粋。火の始末をして懐に仕舞った) (04/05-11:19:28)
店主 > (ちょっとした小休止の為の散歩であるが故、生憎引き連れて来なかった屋台の面々を振り返りつ思い出す。次来る時にゃあ、散ってなきゃいいが。そんな事を考えながらも、長閑な空気によってほぼ無意識的に緩んだ顔を青空へと向けた。 桜と空の色合いは、相反していながら互いを引き立たせているようで美しい。此方で出会った様々なお客人、それから、料理と器の関係性も、こんな感じ) ……いけねえいけねえ 飯に例えちゃあ、怒られっちまわぁ (しかしながら妖怪は、くっくっく、と喉の奥から掠れた笑い声を漏らすのだった) (04/05-11:28:42)
店主 > (それでも ひらひら散っていくも一向に衰えない咲き様は、当時の愉快な日々を連想させる。ふとした時、ほんのひとひらから想起した思い出は、いつまでもいつまでも美しい) ((今頃ぁ、どうしてらっしゃるかねえ…)) (傍らの桜の幹の下にそうっと腰を下ろし、空を仰いで硝子色の瞳を伏せる。景色は真っ暗だが、桜はきちんと咲いている) (04/05-11:38:35)
店主 > (暫しの、間。 妖怪は春の陽気を満喫しながら、寝息を立てた) (04/05-11:45:17)
店主 > (後、お天道様が天辺を少し越えたところで妖怪はその場から姿を消すのだが、地面に敷かれた淡紅色の絨毯も 一部失敬したようだった。それも、寸刻の間の後には修繕されるのだろうが── 確かに妖怪の腕の中には、たくさんのひとひらが抱えられているのです) (04/05-12:01:18)
ご案内:「春色の森」から店主さんが去りました。 (04/05-12:01:27)
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