room02_20150509
ご案内:「川のほとり」に娯暮雨さんが現れました。 (05/10-00:02:18)
娯暮雨 > (穏やかに流れる川のせせらぎを聞きながら、川の傍をぽてぽてと歩く女の姿がひとつ。)…はぁ…。(かくん、と項垂れながらため息一つ。歩く速度が、ぽてぽてからとぼとぼに変わる。) (05/10-00:06:36)
娯暮雨 > こんな事なら、ひーちゃんの言う通り、ついて来て貰えば良かったでござる…。(ちょっと里の外までおつかいに、の筈が見事に道に迷ったの巻。先日、迷わず時挟間に着けたからと言って調子に乗っていると、こういう目に合うのでござる。)…はぁ。(己の情けなさに、再びこぼれる溜息。いつ、見知った道に出れるかも分からぬままに夜が来た。歩き詰めの足を少し休めようと、手近な低い岩に腰を下ろした。) (05/10-00:12:08)
娯暮雨 > (立て続けについた溜息の分を取り返すべく、深く息を吸い込んで、ふーー…。と、細く、長く吐く。見上げた月はコロンとしていて、おまんじゅうの形に良く似ている。)≪きゅーん…。≫(と鳴くのは、子犬ではなく、お腹の音。)………。(何とも情けないその音に、夜空を仰いだまま目を閉じた。) (05/10-00:17:44)
ご案内:「川のほとり」にさんが現れました。 (05/10-00:30:19)
娯暮雨 > (ぽふぽふとお腹をさすって、巾着の中を見る。勿論、ちょっとしたお出かけのつもりであったので、お八つなんて入っていない。辛うじて持参していた小さめの竹筒を取り出せば、残った水をくいと飲み干して喉を潤した。)……ふは。(生き返る心地。すると、下ろした髪や肌をそよよと撫でる少し冷たい夜風も、辺りを満たす川のせせらぎも、途端に心地良く感じてくるもので。) (05/10-00:30:20)
> (今宵は確信犯。遠くの空から徐々に近づく風切の音は真っ直ぐに先客の元へと向かっている。まぁこの男の事、大方その辺の森で眠っていたのだろう。気配に気付いて動き出すまで非常に早かった。) (05/10-00:32:40)
娯暮雨 > …よしっ。日が昇るまでには、絶対戻ってみせるでござるよ…っ。(眉きりり。こういう時こそ、意気込みが大事なのだと自分に言い聞かせて一人ごちる。空になった竹筒を川に浸せば、水を汲もうとして。近づく音と気配には、妖気がなくとも普段であれば気付けたやもしれぬが、今は川の水の音だけに意識が注がれているようで、気付く様子がない。) (05/10-00:36:06)
> (動きを止めたのは相手のやや背後の上空。)…?(普段の相手ならば確実に気付く距離だ。相手の視線が飛んできて、軽い挨拶をして、何て想像していた男の頭上には疑問符が浮かぶ。) …娯暮雨。(堪らず声を掛けた後、ゆっくりゆっくり、降下して行く。) (05/10-00:38:03)
娯暮雨 > (とぷとぷ…と清らかな川の水に竹筒が満たされたのを確認して、顔を上げる。と共に背後から掛ったのは、思いもよらぬ声)Σふぇっ?!(びく!と竹筒を落としそうになりつつもキャッチして振りかえる。すぐ後ろに姿が見えなければ、上空だろうかと視線を上にやった所で相手の姿が目に入った。)ぇ、あ…。卍さん…。(若干、ポカンとしている) (05/10-00:42:10)
> おォ。(挨拶もそこそこに、男の興味はいつもと違う相手の反応に向いている。目を丸くしたまま10秒たっぷり相手を見つめ…やがてにぃと笑った。) …派手にやったな?しかも最近だ。(己の頭をちょいちょいっと指差した男。幾ら鈍感なこの男でも、いい加減に気付く。相手に角が無い時は『そういう時』だと。) (05/10-00:44:18)
娯暮雨 > こ、こんばんは…っ。(岩から立ち上がり、そちらへ向き直る。本物だと確認するように見詰めた後、向けられた笑みに、きゅぅんとしたのは、今度はお腹じゃなくて胸の方でござる。頭を指さす仕草に、一寸きょとんとして。それから、こくりと頷きながらへにゃっと笑った。)…うん。 (05/10-00:49:05)
> 別に理由は聞かねェけどよ。(過剰なまでに相手の身を案じる事はもう無い。己の様なバカとは違って投げやりに命を差し出す様なマネは、相手はしないだろうと。相手に並ぶ位置まで歩み寄っては、視線は真っ暗闇の水面へ。) まァあんま無茶すンなよ、血濡れの戦いは忍の本分じゃあるめェ。(両手はポケットへ突っ込んでその場へしゃがみ込んでは川の中を覗き込み。) (05/10-00:52:53)
娯暮雨 > …うん。(その言葉に、揺れる尻尾も今は無い。並ぶ相手の姿を目で追って、竹筒を巾着の中へと仕舞った)…ハイドラ。闇の地の大蛇にね、決闘を申し込んだのでござる。拙者ね、『恐怖』を超えてやったでござるよ。(余計な心配はなるべく掛けたくないが、この事は、相手に伝えておくべきだと思った。川の中を覗き込む相手の背へと静かに告げて。) (05/10-00:59:51)
> 大蛇。(否応無しにフラッシュバックする過去の出来事。が、意外にも自然に、男の表情にはふっと微笑が浮かんだ。) ―そォか。 しかも決闘ってか。お前も根っこは『男前』なんだな。(表立っては茶化す様な口調と表情で視線を相手へ。相手の口から決闘、何てコトバが飛び出すとは思っても居なかった。) (05/10-01:02:07)
娯暮雨 > (川を覗きこむ相手の表情は見えない。けれど、優しい声が嬉しくて眉を寄せた。…のも束の間)Σおとこ…っ…?!(がぁん、と乙女心が傷ついた顔。友達や仲間に言われるのと、夫に言われるのでは訳が違う。此方を向いた視線と高さが合うように、すとんと隣にしゃがめば頬を膨らませて)『鬼』でござるよっ。(ぷく!) (05/10-01:06:56)
> 褒めたつもりだったンだけどな。(相手の反応に苦笑と、こうして軽々しい会話を妻と交わす楽しさが混ざった様な笑みを浮かべ。相手と視線の高さが合うと、暫し見つめ合った後、軽く噴出す様に息を洩らす。視線は再び前方へ。) 鬼か。成程な、確かに鬼は恐怖を感じねェ。 (05/10-01:11:54)
娯暮雨 > …け、けど、あんまり嬉しくは、ないでござる…。(そう言われると、ふくれっ面をしたのが申し訳なくなる。うゆ、と眉を下げながら、膨れた頬を窄ませて。ぁ、また笑った。なんて、前方を向いてしまった横顔を見つめ)…卍さんの世界では、そうなのでござるか…?(こて、と首傾げ) (05/10-01:15:41)
> 鬼は嬉しいか?(狐鬼、と言われればしっくり来るのに、どうも鬼となると褒め言葉では呼びにくいイメージ。膝に頬杖を着いて流した横目。) 俺の世界ではっつーか…俺の中でかな。いめーじってヤツだよ、いめーじ。(横文字苦手。) (05/10-01:18:52)
> 鬼は嬉しいか?(鬼狐、と言われればしっくり来るのに、どうも鬼となると褒め言葉では呼びにくいイメージ。膝に頬杖を着いて流した横目。) 俺の世界ではっつーか…俺の中でかな。いめーじってヤツだよ、いめーじ。(横文字苦手。) (05/10-01:19:09)
娯暮雨 > うん。(こっくり!深く頷いて。鬼の字の書かれた羽織をつんと人差指でつついた。)いめーじ…。(まったく同じ発音の復唱を。ふむ…と頷きながら、じぃ…と見詰めて)けど、卍さんも「怖い」って思う事、あるでござろう…? (05/10-01:23:36)
> …死ぬ程恨み買うぞー、止めとけ止めとけ。(相手の言う鬼と言う言葉が、己の背負うモノと同義ならば、まァオススメ出来る物では無かった。) あるな。 俺もまだまだ未熟ってこった。(ソレでも『こうこうこんな理由だから今はまだ鬼じゃありません、いつか、ゆくゆくは…』何て情けない事は当然言えないので、男は己を鬼と称するのだけど。) (05/10-01:26:37)
娯暮雨 > …もういっぱい買ってるもん。(里を守るための行いが、万人にとって善処であるとは言えぬ。相手と同じ調子の口調で返しながら前を向くと、冷たい川の水に指先を浸した。)ほら。(くすり、と笑うと、角のない頭を相手の肩にこつんと当てて)鬼にも、心があるのでござるから。 (05/10-01:32:53)
> …。(軽く両目を細めて相手の頭を撫でる様に添えた手。己の様な性格ならまだ良い、どんな気持ちなのだろうか、妻の様な者が他人からの怨みを甘んじて受け入れる時と言うのは。) 俺の背負うモノとは別にして、人が『鬼』って言葉に抱く印象は、正しく『人』のソレだ。寓話の中で人と和合して情けなくも憎めない姿で描かれる事もあれば、血も涙も無い人間の心その物を鬼と読んだりもする。 『百鬼』に居た時間の中で、鬼の言葉の中に人間を学んだ気がするな、今だから言えるけどよ。 (05/10-01:37:37)
娯暮雨 > (頭に添えられた、鬼の字を背に背負う男の手は、何よりも頼もしくて、大きくて、暖かくて、そして優しい。寄り添うように、身を寄せて。その事を重々承知している風に、深く頷いた。)…そういうのも全部ひっくるめて、拙者は鬼で良かったと思うでござるよ。(もし人に生まれていたなら、鬼の心も知れぬままだっただろうから。) (05/10-01:46:22)
> 俺も自分が鬼で良かったと思うよ、お前の背負う葛藤の幾らかには寄り添ってやれる。(ゆるり、ゆるりと相手の頭を撫でつつ。) 今でもたまにあの狂鬼の事を思い出す。恨みしか無かった筈のあの鬼を全力でブッ叩いた時、殴った拳が少し痛んだ。今でもそのワケを探してる自分が居る。(答えは既に胸の中に在るには在るのだけど。) (05/10-01:49:02)
娯暮雨 > …ありがとう。(心の底から、滲むようにぽつりと声を発して。)拙者も。(同じように、時折思い出す。その拳が、こうして頭に添えられている今この時も、そうだった。)心のない鬼なんて、きっと居ないんじゃないのかな…。(狂鬼にとっての『恐怖』は『死』であった。ならば、それ以外の感情も確かにあって、けれど、それを知ることが出来なかった。そんな後悔が、ずっと胸に残っている。) (05/10-01:57:24)
> 俺やお前を見ていると確かにそう思うな。 人の言う鬼は、心が無い、無いとしか思えない様な奴を指すんだろうけど。(そして男はかつて、そう言った意味で鬼と呼ばれた。心中は少し複雑だ。) ―お前の考え方は、変わらないままで居てくれよ、娯暮雨。(そんな複雑な心中と、男自身が思う自分自身。そんな中で男の中に在る唯一絶対に綺麗なモノが妻だった。) (05/10-02:01:33)
娯暮雨 > みんな、そんなに変わらぬのにね。(人も、鬼も、魔物と呼ばれる者たちも。暖かな温度感のある言葉でそう言って。小さく頷きながら、川の水に浸していた手を上げれば、相手から見るかどうかは分からぬが、敬礼ポーズ)ん。承知いたした。(寄り添ったままではあるものの、ぴしっと綺麗な敬礼を) (05/10-02:07:42)
> 心は同じでも、立場ってヤツがあるんだろうよ。難儀だよな。(小さく頷いては視線を遣ると、相手の敬礼が目に入る。心強い返事とその動作にやはり口元が綻んで。) ―いやいや、男前なこった。(また言った。) (05/10-02:10:52)
娯暮雨 > まったくでござる。(うんうん。と頷いて。額に添えた手を下ろそうとしたところで、また言われてしまったの巻)…っ。≪きゅぅー…ん≫(そしてソレに合わせて小さくなったお腹の音)…ま、卍さんのが、うつったのでござるよ…っ。(を、誤魔化すべく。下を向いてかぶせ気味に後の言葉を続けた。) (05/10-02:15:12)
> …(キョトン。正にキョトンって顔。)…何だオマエ、腹減ってンのか。(そこは聞かなかった事にしようよって話だけどそんな気遣いはこの男には望めない。わざわざ覗き込む様にして相手の反応待ち。) (05/10-02:16:56)
娯暮雨 > (川のせせらぎもあることだし、忍法かぶせ気味の術も上手くいったことだし、聞こえていないだろうと信じたかった。ところへ掛った声。はう…。と恥ずかしさで真っ赤になる顔を更に下へ向け)ちょ、ちょっと……だけ……。(そう答えるのも辛い乙女心。) (05/10-02:20:50)
> ンだよ、そうならそうとさっさと言え。(デリカシーが無い分さして気にもしない。何かあったかな、と思うが生憎食料は基本的に携帯していない。が幸い目の前は川である。よし、と何やら思いついては、立ち上がって上着を脱ぎ捨てた。) (05/10-02:22:49)
娯暮雨 > で、でもほんとに…!…っぷ(ちょっとだけで、腹ペコだなんてそんな事は…!と続けようとしたところに、丁度脱ぎ捨てられた上着が掛るのだろう)ま、卍さん…?(そんな急に脱がれては、違う意味でも頬が赤く染まる。あわわ。おろろ。と立ち上がった相手を見上げ) (05/10-02:26:28)
> (次の瞬間には着水。そしてそこかしこで派手な水柱が上る。静かに魚を追い詰めて…何てつもりは到底無く、ガチで魚と追いかけっこしてるらしい。時折鼻から上だけを出してギザギザの歯を剥き出しにした卍ザメ(通称)の姿が高速で相手の前を通り過ぎて行く。) (05/10-02:29:34)
娯暮雨 > ぁ…。(なんて、発するよりも先に相手の姿が見えなくなった。派手に上がる水柱の飛沫をいくらか受けつつ、時折見える卍ザメの雄姿を目で追って)卍さん…。≪きゅぅん…≫(そのかっこよさと優しさと、夕餉にありつけそうな気配に、お腹と胸が忙しなくきゅんとするの巻。) (05/10-02:33:51)
> (のっしのっしと大股で相手の元へ戻る頃には、片手に川魚を一匹ずつ。口に一匹を加えて意気揚々と戻ってくる。口に咥えた一匹は見間違いでなければ今食ってるっぽい。ボリボリ。相手を通り過ぎ、少し離れた場所へ移動しては、犬の様に勢い良く全身の水気を飛ばした。) (05/10-02:37:49)
娯暮雨 > ゎ…。すごぉい…。(あの短時間で3匹も…!と、感動と尊敬の眼差しで相手を見上げる女は、あの短時間で水飛沫をそこそこ浴びて。桜色のわんぴいすが若干透けて肌に張り付いたりしているのでござる。そんな事には気付かずに、水気を飛ばす相手へと、ぱちぱちと拍手を向けた) (05/10-02:41:51)
> (水気を切った後で真上を剥き、あぐあぐと魚の残りを丸呑みにすると相手の元へ。)あ…悪ィ、濡れたな。(己の羽織は相手の手元だろうか。とりあえず手に取るとそっと相手の肩へ被せ。) 此処まで来てたって事は泊まってくだろ?帰って焼いて食うべ。(この川を渡った先、そう遠くない場所が庵へ続く扉だったりするのである。てっきり男は相手がそのつもりでココに居たのだと思っていた。) (05/10-02:45:03)
娯暮雨 > (良い食べっぷりに見惚れている内に、戻ってくる相手)へ…?ぁ…。卍さんは、寒くない…?(上着は、頭の上でござった。きょとんとしつつも肩へ被せられれば、心配そうに其方を見上げて。)……。(続く言葉には、パチパチと瞬いた後、元よりそのつもりでござった!ばりに、こくっと頷いて)う、うん! 卍さんも、今日はお泊りでござるか…?(それとも食事を終えればまた直ぐに旅立ってしまうのだろうかと、そわり。控えめに首を傾げ) (05/10-02:50:51)
> …俺は別に。(寒くないと言えば嘘になるが。相手が抵抗しなければそのままひょいと抱き上げよう。相手の体温で十分帰宅までは持つ。) そのつもりで居るよ、何なら明日の夕時ぐらいまでは養生しようかね。(折角会えたのだし、と微笑し。) (05/10-02:54:21)
娯暮雨 > …んん。(寒くない、と言わない辺り、余計に心配になった顔。抱き上げられれば、はわわと相手にしがみ付いて。そのまま身を寄せた。妖気がある時ほど体温は高くは無いが、今の相手よりは暖かい筈、と。)…そっか。じゃあ、明日のご飯は拙者が作るでござるね。(へにゃっと何とも嬉しげな緩い笑みを向けて。きゅう、っと相手に抱きついた。) (05/10-02:59:07)
> 十分ぬくい。(相手の額へ軽く己の額を寄せてぐりぐり。ゆるりと笑むと、ゆっくりと上昇し。) あァ、半分はソレ目当てだ。(もう半分は何もせずに相手と過ごす時間が目当て。)―飛ばすぞ、芯から冷える前に帰ろう。(ある時期と比べると飛行速度は段違いに増している。対拳闘士を想定した男の力はまた一皮程剥けたらしい。二人の姿はあっという間に夜空の中へ消えて行く。) (05/10-03:03:51)
ご案内:「川のほとり」からさんが去りました。 (05/10-03:04:06)
娯暮雨 > ひゃ…。(痛い。けれど懐かしくも感じる心地の良い痛さに大人しくぐりられて。すぐ傍に感じる相手に、頬が染まれば、また若干体温が上昇した。この温度、庵までは十二分に持ちそうでござる。)…うんっ。(ひしっと相手に捕まると、飛行速度ひとつでも感じられる夫の成長に口元が綻んだ。因みに、対拳闘士の戦いを控える夫に力がつくようにと朝昼は野趣に富んだ温かみのある料理を。そして夕餉には、マスターさん直伝のライスがハート型にくり抜かれた和風カレーを振るまったのだとか。) (05/10-03:14:31)
ご案内:「川のほとり」から娯暮雨さんが去りました。 (05/10-03:14:34)
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