room02_20150531
ご案内:「荒野」に娯暮雨さんが現れました。 (05/31-21:17:45)
娯暮雨 > (ゆーうらり、ゆらり。尻尾を揺らして。だだっ広い荒野の真ん中、背丈ほどの大きさの岩の上に腰を下ろして膝を抱え、憂いを帯びた顔で中途半端に欠けた月を見上げていた。)…はー……。(長いため息の後、へにょん。と2本の尻尾が力なく垂れた。) (05/31-21:21:22)
娯暮雨 > (続いて、へにょ…と狐耳も垂れた。視線を下へとやれば、抱えた膝に顎を乗せて)やっぱり、言い過ぎたかなぁ…。(わからず屋、なんて。昨夜友人へと放った言葉。どれだけ周りが良しと言えど、本人にとってのこんぷれっくすとは、中々受け入れられぬものだ。と、一晩経って反省したの巻。)はぁ…。(また、ため息。) (05/31-21:26:54)
ご案内:「荒野」にクーウェルさんが現れました。 (05/31-21:29:07)
娯暮雨 > (あと、尻尾を掴まれて何も出来なかったのも反省すべき点でござる。妖気が満ちていれば頼りになる尻尾も、そうでなければ途端に弱点となる。尻尾の先が口惜しげに、たしたしと座っている岩を打った。)はぁー…。(ぐにょん。と膝の上に突っ伏して、続くため息。) (05/31-21:31:00)
クーウェル > (荷物袋のナップサックを肩に背負いつつ歩いてくる人影一つ)………。(とりあえず黙々と歩く。なんだか、周囲の様子がおかしいなーと思いつつも、さほど気にした様子はなく)………。(やがて、偶然にも娯暮雨が座っている岩の傍を通りかかり――)…唐突に失礼。こんな場所に一人で危なくないか?(ふと足を止めれば、静かに声をかけて) (05/31-21:34:33)
娯暮雨 > どうにか、克服できぬものでござろうか…。(己にとって強くなる、という事は、弱点を減らしていく事だ。うゆ…と眉を寄せ、頭を上げると再び膝に顎を乗せた。気が緩んでいる時の尻尾に触れられても、くすぐったくならなくて済む方法。こんな時、九尾の狐であったお母さんなら、何か教えてくれたのかなぁ、なんて。少し遠い目をして…いたら、唐突に掛った声。今まで全く気付かなかった気配に、はた。と瞬いて視線を其方へ)…ぇ、あ。うんと…。(きょろ、と魔物の気配は無いかと辺りを見回した後)大丈夫でござるよ?こ、こんばんは…っ。(膝を抱えたまま、ぺこっ。) (05/31-21:37:40)
クーウェル > (軽く観察。狐耳に尻尾が二つ。獣系の亜人の類だろうと実にあっさり割り切り)そうか? それならいいんだが。しかし、こんな時間にこんな場所で一人とは。何か訳ありか?(向ける表情はいたって真面目なもの。ちょっとばかり無愛想にも見えるかもだが、眼差しは鋭くもなく)あぁ、先に言っておくと、僕は怪しい者ではない。(説得力があるかは別として、一応自称した) (05/31-21:42:45)
娯暮雨 > (初めて見る顔だが、迷子でもなさそうだし、武器も所持している事を何となしに確認し)あ…。別に、迷子じゃないでござるよ?ちょっと、風でも浴びようかなって…。(もしかして心配を掛けただろうかと慌てて両手をぱたたと振れば、眉を下げてへにゃっと笑い)…ん。拙者も、こんな所で一人だけど、怪しい物ではござらぬよ。(変わった自己紹介に、くすりと含み笑いをして。) (05/31-21:46:51)
クーウェル > …ふむ。確かに風通しは良さそうだし、風を浴びるには申し分のないところだ。(静かに周囲を見回してみる。一面の荒野である。彼の言う事も間違ってはいない)そうみたいだ。現に、こうしてのんびり言葉を交わせているわけだし。(うんうんと、怪しい者じゃない発言に頷いて) (05/31-21:54:14)
娯暮雨 > そうでござろう?(荒野の良さを分かって貰えれば、ふふ、と笑って。垂れ切っていた狐耳が少し上を向いた。)それでお主は、こんな所で何してたのでござるか…?(怪しい者探しだろうか。ただ通りがかっただけだろうか。それともまさかの迷子だろうかと思案しつつ、こてり。小首を傾げる。) (05/31-21:58:58)
クーウェル > あぁ、街のすぐ傍の森で取れる薬草を集めて、帰途についているところだ。ただ、どういうわけか荒野に出てしまってな。…こんなに遠いはずはないんだが。(一体なんでだろう?と不思議そうに首を傾げて) (05/31-22:04:23)
娯暮雨 > ……はゎ。(まさか、まさかの迷子でござった。意外そうに目を丸くし、2度瞬いて)ぇと、それは、此処が「狭間」だからでござるよ。異界に迷い込んだ…というか。(伝わるかなぁ、と表情を窺う様に其方を見つめ。尻尾がゆらり) (05/31-22:07:16)
クーウェル > …狭間?(小さく首を傾げて) 異界。ここは異界だと言うのか? 僕がいた場所とは違う…と。………冗談とか、そういうわけじゃなさそうだな。(うむむむ、とその場で軽く頭を抑えて) (05/31-22:11:13)
娯暮雨 > け、けど、「狭間」だから、戻ろうと思えば戻れると言うか…。(なんだか、外見も喋り方もしっかりしていそうなのに、途端に心配になってきた顔。頭を抑える様子を見れば、すとんと目の前に降り立って。)こう、「戻るぞ」って念じながら歩き続ければ、きっと帰れる筈でござる。(こう、とこめかみに人差し指を添えて目を閉じ、念じる風な仕草をしてみせる) (05/31-22:15:02)
クーウェル > …そうなのか? なんだ、それならいいんだ。このまま帰れなかったら、家賃を滞納してしまうからな。(いたって真面目な表情で告げて。帰れるとわかれば、少し安心したようで)…それでいいのか。もっと複雑な手順がいるのかと思った。(なんて簡単な。でも帰れるのであれば何ら問題はない。さらにホッとした様子で) (05/31-22:18:58)
娯暮雨 > うん。心配いらぬでござるよ。(コクリと頷き、安心して貰えた様子には、ホッと安堵の笑みを浮かべ)ここは、色んな世界の色んな人が集まる場所でござるから。 …あ、それと。歩き疲れてお腹が空いちゃったって時は、あっちに行けばご飯屋さんがあるでござるし、あっちの方の岩場に行けば、傷を癒してくれる温泉もあるのでござる。(と、あちこちを指差しつつ、初めて迷い込んだ人への名所アピールも忘れずに。) (05/31-22:23:10)
クーウェル > ほぉ…。それは色々と興味深いな。(キランと眼鏡の向こうで目が光った(ような気がした))……ふむふむ。飯屋さんに、傷を癒す温泉か。何もない世界というわけでもないんだな。(あちこち指差す方向をしっかりと記憶して)色々とありがとう。ついでなんだが、逆にここに来たいと思ったら、どうしたらいいかもわかるか?(帰る方法はわかった。じゃあ、その逆もあるのだろうかと) (05/31-22:27:33)
娯暮雨 > …あと、そっちの方はうんと闇が濃い場所でござるから、人によっては無闇に近付かない方が良いかもしれぬ。(うんうんと頷いた後、付け足す様に相手の背後を指差せば、眉を下げて笑み、スッと手を下ろした。)来たい時も、一緒かな…?拙者の場合は、でござるけど。その時、行きたい場所をちゃんと頭に描いておけば、知らぬ土地に出る事もない、筈…でござる。(そう言えば皆はどうしているのだろうかと思いながら、再びこめかみに指を添えて説明を) (05/31-22:32:26)
クーウェル > …ふむ。(後ろを指さされば、ふと釣られるように振り返って、確認をし)…そうか。まぁ、戻れたら試してみよう。色々と面白い物がありそうだからな。(ふっと笑みを浮かべて)それでは、そろそろ行くとしよう。…こうやって念じながらだったか。(こめかみに人差し指を添えて目を閉じ念じる風な仕草をしつつ、歩き出そうと←) (05/31-22:36:01)
娯暮雨 > うん。(無事元の世界に戻れる事を願いながらも、また来て、もっとこの世界を知って欲しいなと思えば、柔らかな笑みが浮かんで。ふわゆらり、尻尾が揺れた。)そ、そう。それで、慣れてきたら目を開いても大丈夫でござるから…っ。(あわわ。辺りに躓きそうな大きな石が無い事を確認しつつ、補助輪を付けて自転車を走らせ始めた少年を見送る気持ち。) (05/31-22:40:14)
ご案内:「荒野」からクーウェルさんが去りました。 (05/31-22:41:54)
娯暮雨 > 戻れたみたい、でござるね…?(見送った姿が見えなくなり、気配も感じられなくなれば、補助輪ナシで走り始めた少年の自転車から、添えていた手を離した気持ち。ほう、と息を付いて。先程まで腰掛けていた岩に、静かに背を預けた。) (05/31-22:47:09)
娯暮雨 > (もう一度、月を見上げた。ぼんやりと見上げていた数刻前に比べて、月の光は明るく感じられた。)―…。(そよよ、と少し冷たい夜風が頬を撫でる。風を浴びに、とは言ったけれど、膝を抱えて座っている時は、この風にも気付かなかったなぁ。なんて、眉を下げて苦笑を浮かべた。) (05/31-22:55:34)
娯暮雨 > (先程ため息として吐いてしまった分を取り返す様に、夜気を胸一杯に吸い込んで)…はふ。(小さく、短めに吐き出した。それだけでも、胸のうちでどんよりしていたモノが澄んだ様な気がする単純っぷり。ふわゆららんと揺れる2本の尻尾を前方に回り込ませれば、両腕で抱きしめ、そこへ顔を埋める。羽毛よりも柔らかく、ふかふかで、さらさらで、至高の抱き心地。こうして意識して触れる分には、ちっともくすぐったくなんてないのでござる。) (05/31-23:07:45)
娯暮雨 > んん…。(もしょもしょ、と両手の指を動かしてみる。そうすると分かっていて無意識の内に妖気を高めてしまっているせいか、ちょっとくすぐったい程度。)せめてこれくらいなら、まだ動けるのでござるけど…。(うーんと唸りながらも、微妙にプルプル震えている生粋のくすぐったがり。) (05/31-23:13:17)
娯暮雨 > …要は、気を抜かなきゃ良いのでござるよね。(うん、そう。と自分に言い聞かせるように小さく頷いて。指の動きを止めた。尻尾が弱いと知れている人の前では特にそうだと、先日の事を思い返す。) (05/31-23:17:07)
娯暮雨 > (けれどあそこで尻尾狙いで来られた事は、相手がそれだけ自分の事を知ってくれているからこそだとも思い至れば、なんだかちょっと嬉しくもなって、複雑な心境でござる。そんな相手へ、自分は「わからず屋」と言ってしまった訳だけど。)…今度会えたら、ちゃんと謝らなくちゃ。(うん、そう。と、また小さく頷く。) (05/31-23:22:38)
娯暮雨 > (そよそよと吹く風が、抱きしめた尻尾を微かに揺らす。尻尾の温かさと心地良さは、たったの一度であったけれど、自分を抱きしめてくれた母の温もりに良く似ていた。目を閉じ、ふわわと大きくした尻尾をぎゅぅ…とそれまでよりしっかりと抱きしめ、身を埋めた。傍から見れば、岩に寄り添う大きな白い毛玉にしか見えぬの図。) (05/31-23:39:15)
娯暮雨 > (その内に、傍で見てもただの大きな毛玉にしか見えぬ程、膨張させた尻尾ですっぽり体を包んでしまった。その毛玉の上の方に、狐と鬼を足した様な奇怪な面が押し出される様に姿を現す。金色の瞳は闇を見据え、白い体は月の光に照らされて淡く輝いているようにも見えた。) (05/31-23:51:31)
娯暮雨 > (こうして尻尾にすっかり包まれて仕舞った時、そして面を装着した時、如何なる時よりも気が静まるのは幼い頃から変わらない。人を寄せ付けぬ、物の怪の姿。先程会った青年と、もしもこの姿で出会っていたら、あの銃を抜かれていただろうか。そんな考えが頭を過るも、こめかみに手を添えて目を閉じながら歩きだした姿を思い起こせば、言葉は変われど気まじめな様子で声を掛けてくれただろうかとも思えて、ふわわ。と柔らかな毛先が揺れ動いた。) (06/01-00:02:49)
娯暮雨 > (足を一歩前に…とは言え、毛玉お化けがするりと地面を滑る様に進んでいる様にしか見えぬけれど。そのままくるりと方向を転じれば、するりするり。ゆったりとした調子で荒野を去って行き…) (06/01-00:07:43)
ご案内:「荒野」から娯暮雨さんが去りました。 (06/01-00:07:46)
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