room02_20150607
ご案内:「岩場の洞窟」にアステル☆さんが現れました。 (06/07-22:58:23)
アステル☆ > (思い出した様に里帰りしている妖精は今、岩場の洞窟の入り口に佇んでいた。) (06/07-22:59:25)
アステル☆ > (この家の主でもいれば話し相手にもなってくれただろうが、今は留守。 竜の巣だけあって獣も寄らず、静かな夜空を見上げている。) (06/07-23:00:42)
アステル☆ > (人なら、瞬く星に想いを寄せて、物思いに耽ることができそうだが、星光の妖精には瞬く星は身近過ぎて遠く想いを馳せる対象になりはしない。) (06/07-23:03:48)
アステル☆ > (だから何時だって見るのは遠くにある惑星の、地上の様子だ。) (06/07-23:05:32)
アステル☆ > (24時間365日ずっと見ていても見飽きない。 興味の尽きない理由を、何故と疑問に思いもしない。) (06/07-23:08:19)
アステル☆ > (人が呼吸を普段意識しないように、妖精もまた、極々自然に地上を眺めていた。) (06/07-23:09:56)
アステル☆ > (自分の周囲への注意は一切払われず、自分を害する何者もある筈がないとばかりに隙だらけだ。) (06/07-23:11:10)
アステル☆ > <<ぷーん……ぺとっ。>> (06/07-23:41:53)
アステル☆ > な?!(いきなり張り付いてきた虫を慌てて手で払う。) (06/07-23:43:18)
アステル☆ > (見れば他にも集ってくる虫がいる。それなりに沢山。身に宿す光が誘蛾灯代わりになっているのか。家主の匂いへの警戒が虫にまで及ばなかったのか。誘蛾灯の誘惑が警戒を上回ったのか。) (06/07-23:45:56)
アステル☆ > (他所へ向けていた空から俯瞰する視線を自分を含んだ地上に向け直した。 虫はまだまだ寄ってきそうだ。) (06/07-23:48:32)
アステル☆ > (こうなっては仕方ない。瞬きの道を繋ぎ、妖精は上空へ退避した。暫く自分に引きつけて、岩場の洞窟から虫の影が無くなれば、妖精は改めて家へ帰っていく。) (06/07-23:52:57)
ご案内:「岩場の洞窟」からアステル☆さんが去りました。 (06/07-23:53:06)
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