room43_20150703
ご案内:「港町~パン屋の屋根~」にシャルロッテさんが現れました。 (07/03-20:25:37)
シャルロッテ > (とある世界のとある港町、物凄く大きいわけでもないが、小さいという程でもない。そんな港町。大分前に騒動もあったのだが、毎日が慌ただしく、忙しく、騒がしい中ではその騒動ももはや過去の事になった。今は夜の帳の中にそれぞれの家の明かりが浮かび上がって地上にもまばらな星空が降りていた。そんな景色を少女はとあるパン屋の屋根から見つめていた。何故か大振りの黒いナイフを手にしながら目を細める)この明かり一つ一つに色んな物語があるのね…… (07/03-20:32:56)
シャルロッテ > (そのまま少女は目を閉じる。夜半にはまだ早い時間だからかどこかから喧騒が耳に入ってくる)また団長と司令は酒場で揉めてるのね……あら?アンはにんじんのソテーがお気に召さなかった?あんまり好き嫌いしてると……ほら、お母さん怒っちゃったわね。(情景が目の裏に浮かぶようだと耳に入ってきた声にくすりとほほ笑みを浮かべる) (07/03-20:38:12)
シャルロッテ > (くすくすと笑っている裏で少女の心にぽっかりと空いた何かを自覚する)誰かの幸せを見て、聴いて、感じて……自分も幸せだと錯覚したいのは私が寂しいという裏返しね(微笑みが止まる。自覚する。その自覚を声に出して対面する。哀れな自分を真っ直ぐに見つめる) (07/03-20:43:03)
シャルロッテ > (ああ、苦しい。一人は寂しい。一人は怖い。自分の心を弱い感情が埋めていく。いっそのこと涙が止まらなくなるような歌でも流れてこないだろうか。とめどなく涙を流し続けるぐらいに泣きじゃくってしまいたい。意味がわからないが、そんな気分の自分を自覚する)……私が選んだ(その感情全てに、刃を突き立てた) (07/03-20:49:28)
シャルロッテ > 戻らない。私は選ぶ。(刃を捻り、切り裂く。ゆっくりと瞳を開く。先ほど……目を瞑る前の景色と大差ない夜景が目の前に広がる。何か変化はあるのだろう。しかし、前の景色を重ねて確認しないとわからないほどの変化だ。少女には何も変わっていないように見えた) (07/03-20:53:56)
シャルロッテ > (でもきっと変化はあったんだろう。それは前と決定的に違うのだろう。そして、前には戻れないのだろう。少女は大きく息を吐いた)たまにはこうやって感情の整理をつけないとね。たまには溺れてもいいんだけど……今日はまだいいかな?(うーん……と背伸びを一つ打つ) (07/03-21:00:13)
シャルロッテ > (ナイフの刃先を確認する。ゆっくりと左の親指の腹で刃をなぞると小さな真紅の玉が指の腹に浮かぶ。少女はくちづけする様に血を舐めとる)まだ私は一人で立てるわね。まだ一人で戦っていられる (07/03-21:06:35)
シャルロッテ > (それでも、自分に言い聞かせているように聞こえたのはまだ弱っているからだろうと自分を見つめようと目を凝らす) (07/03-21:08:33)
シャルロッテ > (そして、その右手のナイフを一閃させた。そんな哀れな自分の幻影を振り払うように)……私もまだまだね。もし、こんな所見られようなものなら強くて可愛いくて賢いシャルロッテちゃんの沽券に関わるわ(ふ、と肩をすくめておどける) (07/03-21:11:08)
シャルロッテ > (ふと、何かを思い出して笑みを浮かべる)世の中馬鹿ばっかりだけど、それでも捨てたものじゃないのよね(何か気分のいい事を思い出したのか晴れやかな表情を浮かべた) (07/03-21:13:38)
シャルロッテ > さて、私は暇じゃない。そろそろ行くとしましょうか(そう言うと少女はたたたっと屋根を掛け、街の闇の中へと飛び込んでいった) (07/03-21:14:52)
ご案内:「港町~パン屋の屋根~」からシャルロッテさんが去りました。 (07/03-21:14:56)
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