room49_20151122
ご案内:「怪仏庵」に卍さんが現れました。 (11/22-23:54:08)
卍 > …(己のネグラへ降り立った男はイの一番に居間の方でなく庵の中へ足を踏み入れた。腕組みをして巨大な像と見つめ合い、動かない。)((何かが変わるには良い時か。)) (11/22-23:55:27)
卍 > (今宵今生の別れを告げた少女の事を想う。と言っても死んだワケでは無く、本人の意志による、喜んで良い別れだ。心に去来する思いに後ろ向きなモノは無い。) (11/22-23:57:23)
卍 > (mistとの戦い、妻の身に予期せぬ事態が起こった際、大切な時、そうで無い時、彼女はそこに居た。) (11/22-23:59:55)
卍 > (子供なのに、子供とは思わせない何かと、無邪気な性格を宿して、そこに居た。mistと己の戦いさえ制止出来てしまう様な存在。) (11/23-00:00:46)
卍 > ―達者で行け。(にぃと浮かべた笑み。回顧するのはコレで終わりだ。此処からは己の話。丁度気持ち的にも良い機会が出来た気がする。) ――ボチボチ出るか。(この地を。この庵を。) (11/23-00:03:50)
卍 > (庵を立てた動機から考えても、長く留まるモノでは無い。死した魂に思いを馳せるのも、もうそろそろ十分だろう。己もまた、大きく踏み出さねばなるまい。) (11/23-00:06:33)
ご案内:「怪仏庵」に娯暮雨さんが現れました。 (11/23-00:10:34)
卍 > お前達ともボチボチお別れだ、行かなきゃなんねェ場所があんだよ。(頂は遠く遠く。急がねば生きている内にそこへ辿り着く事は叶わない。)((そう言えばアイツも強くなりたいと言ってたか。))(いつか己の前へ立つ日が来るのだろうか。そうなれば、またソレはソレだ。) (11/23-00:11:34)
娯暮雨 > (時空の扉をくぐる。空気が変わって、ふわり、風に乗って届いた気配。ピン!と狐耳が立って、目をぱちくり。その気配の持ち主を探すようにとそろりそろり、縁側のほうへと足を進めた。)…? (11/23-00:14:15)
卍 > ――娯暮雨か。(近付く気配。足音。声を掛けてから庵を出て、居間、縁側、と移動する。) (11/23-00:15:44)
娯暮雨 > -卍さん。(名を呼ばれればこくりと頷きながら相手の名を呼ぶ。姿が見えて、へにゃ、と笑んだ。ちらり、庵を見やってから相手へと視線を戻すと小首を傾げて) (11/23-00:17:58)
卍 > 庵に居たのがそんなに不思議か。(同じ様に目を丸く、首を傾げ。)―とりあえず上がれよ、ちょっと冷えたろ。(己もこちらへ着いたばかりだけど。一度奥へ引っ込み、行灯へ火を灯し。) (11/23-00:19:29)
娯暮雨 > んーん。ここに座ってる事が多いから、何してたのかなって。(思っただけ、とゆるく首を横に振る。ほんのりと白く染まる息の向こうで、変わらぬ笑みを浮かべたまま)卍さんは、今日は此処でゆっくりしてたのでござるか?(誘われるまま、縁側に腰を下ろせば草履を脱いで、背中越しに尋ねる。) (11/23-00:23:04)
卍 > 何でも無ェよ、俺だってたまにはこう…思想に耽ってだな…(もにょもにょ。としていた所に渡りに船の相手の問い。) いや、俺も今さっき帰ったトコさ。(酒瓶を一つ手に取ると縁側にどっかり腰を降ろし。) (11/23-00:24:38)
娯暮雨 > もう、終わったのでござるか?(もしかして、己が現れた事で中断させてしまったのではないかと、微かに下がる眉。振り向いて、へにゃっと笑い)…ふぅん…?(酒瓶を持って座る相手からは、なんだかすでにお酒のにおいがするような?すん、と鼻をひくつかせつつ、隣に身を寄せて) (11/23-00:30:33)
卍 > 別に大した事じゃねェよ。(意外と普段から些末な事はボヤボヤとあれこれ考えている事が多い。) ンだよ。(勘ぐられている。気がする。杯へ酒を注いでは、口を着けつつ軽いジト目で相手を見つめ。) (11/23-00:32:34)
娯暮雨 > …そっか。(ならば良かった。もにょもにょしていたのが少し気になるけれど。相手がそう言うのなら、きっとそうなのだろう。ふわゆらり、尻尾が揺れる。こちら側のほんの些細な言葉矢仕草に、相手がいつも以上に敏感な様に思えては、くすりと笑って)…ぁ、拙者、お酌したかったのに。(なんて、ぷくっと膨れては見せるも、頬は緩い。) (11/23-00:38:12)
卍 > ―ぁ。(とは言え飲んでしまったモノは仕方がない。二杯目ではあるが、そっと酒瓶を相手へ差し出し。) ―面倒臭ェなァ、どいつもコイツも。(一人ぽつりとつぶやいた言葉に、苦い表情。そりゃだれもがコイツの様に言ったままが真実、と言う訳にはいくまいに。) (11/23-00:42:01)
娯暮雨 > ふふ。(素直に差し出された酒瓶を受け取っては、柔らかく、可笑しげな笑みを零して。とくとくと杯へとお酒を注ぎ)面倒くせぇ拙者で良かったら、聞くでござるよ…?(苦い表情で紡がれるその言葉に、瞬いて。こてり、首を傾げた。) (11/23-00:48:16)
卍 > …。(ちらと視線を上げれば相手の笑顔が目に入る。すぅっと酒を呑み干すと、視線を外へ向け。) どうして皆、言ってる事とハラの内ってのが別々になるんだろうな。言葉通りに心が動いてる様に見えねー奴って、居るだろ。(苛立っていると言うより、ムクれているに近い表情だ。) (11/23-00:51:43)
娯暮雨 > んー…。どうしてでござろうね…?(相手が言葉を紡ぎ始めれば、「大した事じゃない」事はなかったのだろうと思う。きっと、本人はそれに気づいていないだけで。)…きっと、本人も気付いてないのでござるよ。(相手の横顔に向け、こくりと頷いては空の杯に次を注いで、酒瓶を傍らへと置いた。) (11/23-00:58:23)
卍 > (バッチリ当たっている相手の言葉、バッチリ当たっているのでこの男自身、同じ事をしている事に気付かない。)…そーゆーモンかね。 あァ、そうだ、娯暮雨。近々庵を引き払うぞ。(こっちの話のが先だろってレベルの話をそりゃまぁ唐突に。) (11/23-01:00:27)
娯暮雨 > 違うかな…? 拙者は、そうでござったけ― (続いた言葉に、相手の横顔を見つめた固まった。1、2、3、4、5…秒経って) ……ど。(漸く最後の音を発し)…?(言葉は続かぬものの、小首を傾げる。どうして?と問う瞳) (11/23-01:06:55)
卍 > …(そらまぁ驚きはするだろうが、絶句するとは思っていなかった無神経な男、何故だかこちらが驚いた様に目を丸くして相手を見遣った。) …死した魂を安んじる為に建てた庵だ、何時までも留まる為の場所じゃ無い。俺自身が、先へ進む為にも。 (11/23-01:09:27)
娯暮雨 > …ぁ。(目を丸くされてはじめて、自分が固まっていた事に気付く。ふわわっと尻尾が揺れて。)そ、っか。(庵へと視線を移した後、再び相手へと視線を戻す。紅色の瞳を見つめ、相手の決意は固いのだろうと思う)そっか…。良い、事でござるね。(へにゃ、と笑って頷いたまま、下を向いた。去る理由は分かる。良い事だとも思う。それなのに、この地が無くなったら、これまでの様に会えなくなる。…それは嫌だ、なんて身勝手な欲が滲んだ自分自身に動揺して、顔が上げられなかった。) (11/23-01:17:59)
卍 > 死んだ魂の事を想っても、ソコでの時間は止まったまんまだ。生きてる俺は、まだ時間の流れの中に居る。同じ所へは留まれない。(相手の頭へ手を置くと、にっと笑んで見せ。) そんなツラすんなって、どこか別に住まう場所を探すだけの話だ。 (11/23-01:21:40)
娯暮雨 > ん…。(相手の言っている事は分かる。十分に分かっている。なのに、今の言葉を聞いた途端に、此処で過ごした時が溢れる様に頭に浮かんで。勝手に涙腺が緩んだ。自分の頭と体なのにどうにもならぬし、下を向いてるのにバレてるし、嗚呼もうこういうところが面倒臭いのだろうなと思う。すん、と鼻を鳴らして、涙の滲んだ顔を上げ)拙者、こんな顔してるけど…良い事だと思ってるのは、ホントのホントでござるから。(この顔では説得力に欠けるかもしれぬけど、それだけは伝えたかった。ふわ、と自然に、柔らかく微笑んで)…―いってらっしゃい。 (11/23-01:31:13)
卍 > (尊く思っていてくれたのだな、と、思った。己が予想していた以上に、相手はこの場所の事を好いてくれていたのだろう。ソレはその表情を見れば解った。) ―勝手な事言って悪ィな。俺と、お前の場所だったのに(だがそれ以上に、此処は大きな墓標なのだ、そんな思いが男の中にはあって。)次は、俺とお前”だけ”の場所を、探そう。此処は、もう『返さなきゃ』いけない。 (11/23-01:35:34)
娯暮雨 > (緩く首を横に振る)此処は、誰の場所でもないし、けど、卍さんの場所でも、みんなの場所でもあって、拙者にとっても大事な場所でござるけど。誰の拠り所にもなり得る場所でござるよ。(返さなきゃいけない。その言葉に、深く頷いた後、相手の方へと体を向けて、両手を広げるように伸ばした。)…ぎゅ。(して。のポーズ) (11/23-01:43:55)
卍 > だと、良いけどな。(後は時間と共に自然に朽ちて、全て野に還ればソレで良いと思っている。ゆるりと微笑した後、相手の腰へ手を回す様にして引き寄せた。) ―次は何処へ流れようかな。(なるだけ楽しい声色で。) (11/23-01:48:07)
娯暮雨 > いつか、時狭間みたいなお店が建つかもしれぬでござるよ…?(人が集い、時が交わるこの世なら、十分にありえる話だとも思う。先の事を思えば、自然と声も明るくなった。相手へ抱き寄せられ、胸にうずまって、目を閉じた。誰よりも近い場所で、力強い鼓動を聞く。これが、相手と自分だけの場所だと思う。何よりも安心できて、一番幸せな場所。)うーん…。世界は広いでござるからね…。 (11/23-01:55:59)
卍 > そんな未来も良いな。(今は否定も肯定もせずに微笑するのみ。再び純粋に、戦いに生きる為にこの地を去るのだ。恐らく現実はもう少し苦いだろうけれど、今は何も考えずに居た。) ぼちぼち寝よう、映る先の事、少し考えといてくれよ。(相手の背中を軽くぽんぽんと叩いた後、そのまま抱え上げて寝床へと向かおうか。) (11/23-02:00:11)
娯暮雨 > もしかしらた、でござるけど。(誰にも分からぬ未来の事。クスリと小さく笑って頷き、ふわゆらりと尻尾が揺れる。)はぁーい…。(なんだかちょっと眠そうな、そんな曖昧なお返事を。落ちぬようにとつかまるように抱きついて。共に寝床へ向かうのでしょう。) (11/23-02:08:12)
娯暮雨 > もしかしたら、でござるけど。(誰にも分からぬ未来の事。クスリと小さく笑って頷き、ふわゆらりと尻尾が揺れる。)はぁーい…。(なんだかちょっと眠そうな、そんな曖昧なお返事を。落ちぬようにとつかまるように抱きついて。共に寝床へ向かうのでしょう。) (11/23-02:10:59)
卍 > (相手の隣で、恐らくは相手が眠るまで男は起きている。男にとっても大切な場所である事は間違いない、考える事は少なくは無い。) (11/23-02:12:01)
ご案内:「怪仏庵」から卍さんが去りました。 (11/23-02:12:09)
娯暮雨 > (寂しくもあるが嬉しくもある。ただ、今は、この大切な場所で流れる時を大切に過ごそう。そう思って、目を伏せた。この地の空気と、部屋の空気と、すぐ傍にある夫の体温を感じながら眠りに落ちる。頬に涙の跡は残れど、その寝顔は穏やかで。) (11/23-02:20:52)
ご案内:「怪仏庵」から娯暮雨さんが去りました。 (11/23-02:20:55)
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