room01_20151224
ご案内:「シングルベルの森」にイグニスさんが現れました。 (12/24-19:29:59)
イグニス > (冬にあって比較的暖かな日差しに久しぶりに外に出ていた少女は、ふと森に誘われてやってくる。) (12/24-19:31:19)
イグニス > (首を傾げた。) ……何も無さそうだけど、何かあるのかな。 (12/24-19:32:08)
イグニス > (この森に入ってから、ペンデュラムはくるくると一定速度を保った周期回転に戻っている。ペンデュラムが指す位置は確かにここだ。) (12/24-19:33:10)
イグニス > (遠くから聞こえてくるジングルベルの鈴の音に、少し胸に去来するものがあるが、さておき。) (12/24-19:34:25)
イグニス > (少女はあたりをきょろきょろと見渡す。) (12/24-19:35:00)
イグニス > ……なんだろう。何故か、何かすごく、馬鹿にされている様な気がする。 (12/24-19:35:30)
イグニス > (見渡すあたりに人影はない。当たり前だ。ここは深い……もといあんまり深くないとはいえ森の中。こんな寂しい森にやってくる物好きはそうそう居ない。) (12/24-19:37:03)
イグニス > (少女を囲む木々は高く、雄々しく伸びた枝葉は星空をくまなく隠す。) (12/24-19:38:48)
イグニス > (全身を燐光に包まれた少女を光源として、この一角だけは夕暮れ時、または曙の明るさを持っていた。) (12/24-19:39:58)
イグニス > (大きな木の根が抱え込む人の何倍もある大岩に、風化してこぼれた岩がたくさん。) (12/24-19:41:36)
イグニス > (その中の一つを選んですとんと腰を下ろす。) (12/24-19:42:03)
イグニス > (目の前には丁度良い大きさの岩をテーブル代わりに、ナプキンを敷いて、その上に街で仕入れてきたチョコレートを広げた。) (12/24-19:44:48)
イグニス > んふふっ。 (12/24-19:45:59)
イグニス > (チョコレートを見つめる目が文字通り爛々と輝く。) (12/24-19:46:31)
イグニス > (そのチョコレートはいろいろな形を象っていた。動物であったり人であったり家であったり畑であったり。つまりはチョコレートでできたミニチュアだ。) (12/24-19:48:52)
イグニス > (さてどれから食べよう。と、少女の目が迷う。) (12/24-19:51:07)
イグニス > (そのミニチュアは長閑な田舎の一軒家を模していた。) (12/24-19:55:16)
イグニス > (登場するのは一軒家、田んぼ、森、庭、子供、大人、羊に馬、そしてオオカミに、妖精に、ドラゴンだ。) (12/24-20:00:29)
イグニス > (一軒家を中心に、田んぼ、森、庭を四方に配置する。 田んぼに大人と馬を。 庭にオオカミと羊を。 家に子供を。 森に妖精を置いて、ドラゴンは森の向こう側だ。) (12/24-20:07:17)
イグニス > (一人遊びのルールは、全て使って一つの物語を作りながら最終的に全部のチョコレートを食べること。) (12/24-20:10:45)
イグニス > (どれか一つでもチョコレートが残ったら失敗だ。) (12/24-20:12:10)
イグニス > (ちなみにこのチョコレートは中身の分からない福袋に入っていて、袋ごとに入っているセットが違う。) (12/24-20:14:35)
イグニス > むむむ……。 (12/24-20:15:12)
イグニス > ……ドラゴンが残る。 (12/24-21:00:07)
イグニス > (少女とミニチュアのにらめっこは続く。) (12/24-21:00:17)
ご案内:「シングルベルの森」からイグニスさんが去りました。 (12/24-21:00:21)
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