room01_20160119
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」に娯暮雨さんが現れました。 (01/19-21:41:32)
娯暮雨 > (もうもうと湧き立つ湯煙の中を歩いてくる。癒しの湯の前まで来れば屈んで、くるりくるりと右手を覆っていた包帯を巻き取った。手の平の中央には、釘で打ち抜かれた様な傷跡がある。既に塞がってはいるが、完治には至らぬその手の傷を、とっぷりと湯に浸す。)ん…。(じくりと滲む様な痛みには眉を潜めて唇を噛みながら、狐尾を下に敷く様にしてその場に腰を下ろした。) (01/19-21:46:14)
娯暮雨 > …はぁ。(痛みに慣れてくると、小さく息をついて眉間や肩に入った力を抜く。こうして湯に浸しておけば、あと四半刻も経たぬ間に傷は癒えるだろう。ゆらり、そより、狐尾の先を弱々しく揺らしながら、膝を抱く左手に頬を預けて、時が立つのを待った。) (01/19-21:51:58)
娯暮雨 > (傷つけられた右手が湯に浸る様を眺めながら思うのは、己が傷つけた相手の火傷の事。傷は自力で癒せるのだろうか、それとも此処の事を知っているかしら。なんて、気に掛ける自分はきっと馬鹿なのだろう。参った風に眉を八の字にして、目を伏せた。) (01/19-21:57:36)
娯暮雨 > (「貴女のその顔が心底憎しみに歪む様を見てみたい」にこやかな表情で紡がれた声が蘇る。さらさらと夜風に揺れる枝葉の音ではなく、その頭の中の声に反応して、狐耳がピクリと揺れた。) (01/19-22:05:29)
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」にアステル☆さんが現れました。 (01/19-22:14:19)
アステル☆ > (瞬きの道を渡り癒しの湯の水面の裏に降り立つ。) (01/19-22:14:57)
娯暮雨 > (夫を殺す様に言ったのは、それが己の心をかき乱す尤も効果的な策だからでもあるし、夫が負ける筈がないという信頼感からでもある。そして何より、友人へ被害が及ぶのを避けたかったから。)((ミストさんやレスちゃん、シャルロッテちゃんはきっと大丈夫でござるけど…))(ルイや小雪やライアスちゃんはきっと傷つけられてしまう。けれど目的を考えるに、襲われるとすれば己が一緒に居る時なのだろう。ならば、応戦は出来ずとも連れて逃げる事は出来る。大丈夫。)…―大丈夫。(自分自身に言い聞かせるようにぽつり、呟く。) (01/19-22:15:30)
娯暮雨 > (癒しの湯に右手だけを浸し、意識は思考の中に浸かっている。よって、親しい気配が訪れたのにも今のところ気付く様子は無い。) (01/19-22:18:16)
アステル☆ > (つまりは水の中だ。癒しの湯は湯の外が『夜』で湯の中が『昼』である。黄昏と曙を渡るもの。死と生の境を潜り、生命に満ちた湯の中は羊水の様に赤子を包み、あるべき健常な姿へと孵す。) (01/19-22:20:02)
アステル☆ > (妖精が逆さまに立つ水面から少し離れた位置に手が見える。銀色に水面が光り、誰がその手を湯の中へ差し込んでいるのかは知らないが、ともあれこれは『自分が弄って良い案件』だろう。 うきうきとスキップして近よる様は、ゴボウから見れば湯の底から湧き出る温泉が水面を叩いて広がる丸い波の様に映るかもしれない。水面を挟んだ『昼側』から、妖精がゴボウの手に近づいた。) (01/19-22:25:13)
娯暮雨 > (少しずつ薄らいでいた右手の傷の痛みが完全に消え去ったのを感じると、ゆるりと閉ざしていた目をうっすら開く。湯から引き抜こうと右手を眺めると、広がる波紋が近付いてくるのが目にとまる)…?(ぱち…、と瞬いた後、そっと右手を引き抜いた。視線は波紋を追ったまま。) (01/19-22:27:31)
アステル☆ > (それは……妖精一本釣り? 目標値判定) [6面2個 3+2=5] (01/19-22:28:58)
アステル☆ > (#2D6 以上の達成値で、いざ癒そうとゴボウの指を掴む妖精が一本釣られる。) (01/19-22:30:27)
娯暮雨 > (さて、釣れるでござろうか…?) [6面2個 1+2=3] (01/19-22:30:33)
アステル☆ > (残念妖精は辛くも留まった。引き抜かれそうで引き抜かれない手に、むむ。と立ち止まって考える。) (01/19-22:32:08)
娯暮雨 > ((お魚…でござろうか…?))(ご飯時だっただろうかと思えば、右手はそのまま引き抜かずにおきましょう。尻尾や身体はくすぐったくて無理だけれど、手だけなら大丈夫。ちょいと身を乗り出す様にして、湯の中を覗き込んで見る。じぃ…) (01/19-22:35:36)
アステル☆ > (今の水面は普段の水面と違って見える。 真上から見れば普通なら水の中が透けて見える。 が、今は遠くの水面を眺めたように水面が光にきらきらと輝き、中を見通すことができない。普段の癒しの湯にも見られない異常がある。) (01/19-22:38:31)
娯暮雨 > ((―…違う…?))(それまでと様子の違ってしまった湯に気付けば、再度瞬きを。ゆらり、尻尾の先が揺れ動いて、少し迷ったものの右手は尚も浸したままにしておいた。悪い異変でない事を祈りながら、きらめく水面をじっと見つめ) (01/19-22:43:29)
アステル☆ > (揺れる銀盤の上に立って、妖精は引き抜かれなかった手に再度手を伸ばした。妖精の小さな手が銀盤から突き出る大きな手に触れる。 つんつん。とつついてみて、手が引き抜かれたり、いきなり掴みかかる動きが見えなければ、手の状態を観察して、水糸をゆるーく巻きつけてみよう。) (01/19-22:47:25)
娯暮雨 > (何かが手に触れる感触に、ぴくりとほんの僅か指先が動くも大きくは動かない。その水糸も、巻き付けるのは容易いだろう。けれどどうやら何かしらが湯の中に居る気配には)…こんばんは……?(と、控えめに声を掛けてみる。) (01/19-22:51:03)
アステル☆ > (妖精に声は聞こえるや否や? まぁでも夜の住人に昼の住人が答えるやり方はこれしかない。 妖精はぴっと人差し指を立てた。 相手の大きな人差し指に合わせる。 キラキラと光るらしい。) (01/19-22:53:32)
娯暮雨 > ゎ。(人差し指に微かに感じる小さな何かの感触。湯の中で更にキラキラと光る様子に、ふわゆらりと尻尾が揺れて。)…もしかして、アステルちゃん…? 御苦労さま、でござる。(思い当る友人の名を呼んでみる。小首を傾げながら、ふわりと笑んで声を掛け) (01/19-22:58:40)
アステル☆ > (なおキラキラの属性は治) なぜバレた。 (妖精が反転して水面の銀面が解除される。ちなみにひっかけた水糸は全水製のただの生糸。湯から引き抜けば簡単にほどけてしまうだろう。 それはともあれ、妖精は訝しげな顔でゴボウを見上げるらしい。) (01/19-23:04:11)
娯暮雨 > …ぁ、やっぱり。(とは言いつつも、現れた姿を見れば嬉しげに笑みを深める。ぱたたっと狐耳をはためかせて、今度こそゆっくりと右手を湯から引き抜いた)ほら、前に言ってたでござろう?定期的に、光の様子を見に来てるって。(訝しげな表情に対し、こちらはふふっと得意顔。) (01/19-23:08:04)
アステル☆ > 覚えていたのか。 まぁ、そうだが。 (詰まらない! とでも言いたげな表情でふんす。と腕を組んだが、はふ。と腕を解いて、ゴボウの右手を指さし) ゴボウはどうした? (01/19-23:11:20)
娯暮雨 > ふふ。(こっくりと頷いて、指差された右手の手首をくるりと回りながら手の平と甲とを確認し)怪我したから、癒しに来てたのでござるよ。この通り。(綺麗に治った。と相手にも見せる様にして。) (01/19-23:13:41)
アステル☆ > なるほど。 跡形も無いな。(にっこりと微笑んで頷く。当然だとでも言いたいように実に満足気だ。) (01/19-23:15:17)
娯暮雨 > うん。ありがとう。(癒しの湯の効果の元はあの光だろうかと思い至れば、お礼を述べて此方も微笑む。解いた包帯をポッケに仕舞えば、ゆったりと立ち上がって相手を見降ろし)じゃあ、拙者はそろそろ帰るでござるけど…アステルちゃんはこれからお魚さん達とお喋りでござるか? (01/19-23:19:44)
アステル☆ > 礼には及ばない。呼吸の様なものだ。(笑顔で首を振り) うむ。新しい稚魚を入れるついでに外の話を持ってきている。 今回は何匹巣立つか分からないが、まぁ、そこは私の腕の見せ所だな。 ゴボウも気を付けて帰れ。 (01/19-23:24:53)
娯暮雨 > お話だけじゃないのでござるね…。(はわぁ、と小さく息を付く。どうやら癒しの湯の維持に尽力してくれ続けていたらしい相手に、感謝の気持ちが込み上がってついついまたお礼を言ってしまいそうになるけれど。)―…拙者、アステルちゃんのこと、大好きでござるよ。(なんて、突拍子もなく気持ちを伝えるに留めておけば、へらりと笑んで。最後に掛けられた言葉にこくりと頷く)うん、アステルちゃんも―…。(気をつけてね。と笑顔と共に、すっかり癒えた右手をひらひらと振りながら、岩場を去った) (01/19-23:33:18)
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」から娯暮雨さんが去りました。 (01/19-23:33:57)
アステル☆ > ん? ……。(去り際にかけられた声の声音にふと首を傾げて、まぁ、良いか。と気を取り直せば、ゴボウの歩く夜道を少しだけ星明りで強めに照らし、妖精は再び水面を潜り銀面に立った。) (01/19-23:36:57)
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」からアステル☆さんが去りました。 (01/19-23:37:12)
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