room10_20160129
ご案内:「闇の集う場所 -1-」に娯暮雨さんが現れました。 (01/29-23:58:22)
娯暮雨 > (ふよりふよりと2本のふこふこ尻尾を揺らしながら足を踏み入れたのは、闇の集う地。それまで感じていた冬の寒さとはまた違う手合いの肌寒さを感じれば、ピタリ。足を止めて)―…あ…。(れ…?と辺りを見渡す様にして、背後を振り返る。来た覚えのない道。どうやら、ぼんやりと考え事をしている間に迷い込んでしまったらしい。困った様に眉を下げては苦笑を浮かべ)んん…、最近は無かったのに。(こういう事は。なんて、ぽつりとつぶやき、前へ向き直る。) (01/30-00:08:49)
娯暮雨 > 拙者、時狭間に行こうとしてたのでござるよ?(知ってます?なんて、森では見かける事がそうそう無い、煤けた枯れ木を見上げ、声を掛けたりして。勿論返事は無いけれど。少しの間、考える様に辺りを見渡した後、引き返す事無く前へと進む。このまま突っ切った方が、方角的には早く時狭間に着けるだろうとの判断で。)…♪(流石にこの土地に入ってまでぼんやりする事は無いけれど、自分にしか聞こえぬ程度の鼻歌を歌いながら、後ろ手を組んで進んで行く。時折聞こえる風の音や獣の息遣いに、狐耳がぱたぱた振れる) (01/30-00:23:12)
娯暮雨 > (周囲に気をやりながらも、視線はいつもの癖でついつい上に向けられる。どんなに晴れていようとも、この地から望める星空は、月の光は、淀んでいる。満天の星空は望めない。)((…そういえば、この辺りって雪は降らぬのでござろうか))(見た事がない気がする。この地が白く染まる事はあるのだろうか。そんな事をふと思って、荒れた地面へと視線を落とした。) (01/30-00:37:14)
娯暮雨 > (もしも降り積もった事が無いならば、この地の全てが白に埋め尽くされた時、この土地に住まう子達はどう感じるだろう。恐れるだろうか。嫌悪感を抱くだろうか。かつて、己の内側で生きていた狂鬼の様に。)(( ―それとも―… ))(触れてみたいと思うだろうか。けれど一度は全てを染めた白も、この土地の上ではそう時間も経たぬ内に、底の方から黒く濁ってしまうだろう。) (01/30-01:00:04)
娯暮雨 > (その方が、きっとこの土地らしい。雪を濁らせるのは、死んだ土だけではないだろう。あらゆる物事が、雪を白以外の色に染める。混沌とした地に降る雪は、混沌としていて良い。自分は、真っ白な雪の方が好きだけれど。) ―… と、もうそろそろでござるね。(いつの間にか、鼻歌も止んでいた。辺りの瘴気が薄まりつつある事に気付けば顔を上げて、もう少し行った先にある森を見やる。安堵と共に狐尾と耳先がぱたたと揺れて。程なくして、闇の集う地を後にした。) (01/30-01:24:26)
ご案内:「闇の集う場所 -1-」から娯暮雨さんが去りました。 (01/30-01:24:29)
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