room03_20160210
ご案内:「荒野」に娯暮雨さんが現れました。 (02/10-23:36:52)
娯暮雨 > (鋭利な月がひっそりと浮かんでいる。脆弱な月光に照らされた荒野には、大小様々な瓦礫が、忘れられた様に転がっていた。)――…。(目を閉じて、両手で印を組む。呼吸はとてもゆっくりと、一定の速度の保っている。時折吹く冷たく強い風が髪とマフラーと尻尾の先を揺らすものの、身体が動く様子はない。) (02/10-23:44:38)
娯暮雨 > (程なくして、胸元の刺青に淡く蒼い光が灯る。いつもよりも複雑な印を組む指先に力が籠る。額と首筋にうっすらと汗が滲んで、閉ざしていた目を開いた。前方の空を見上げ、大きく息を吸い込めば―…)『 がしゃどくろ 』…ッ!(殆ど怒鳴る様な声量で唱えた。刺青がより一層強い光を放つ。)≪ ゴ オ ッ!!≫(風が巻き上がると共に、墨で描かれたような煙が前方に発生する。天にも届く勢いで渦巻く煙の塊を印を解く事無く見つめ) (02/11-00:02:36)
ご案内:「荒野」にイングリットさんが現れました。 (02/11-00:06:18)
イングリット > (傍らに自身よりも少々背の低い少女らしき何かを従えて、荒野へとやってくる。怒鳴るような声に気付くと、そちらへと視線を向けた)…何かしら(声の正体が気になると、その方角へと進んでいく。傍らにいる少女らしい何かも、離れぬように隣を歩く) (02/11-00:09:40)
娯暮雨 > (苦しげな白い息をひとつ吐けば唇を結び、祈る様な眼差しで空を見上げる。徐々に薄れつつある煙の合間からぬっ…と覗いたのは、それだけで3mはありそうな白く巨大な髑髏頭だ。)やっ……(た…!と瞬いた目を丸くして、狐耳がぴんと立つ。勿論妖気の流れは絶つ事無く印は結んだまま、ごくりと息を呑む。全ての煙が晴れ、その全貌が現れ―― るかと思っていたのに、このがしゃどくろ、体が無かった。すると支えのない頭部は当然のことながら落下を始め…)ΣΣ!? (02/11-00:12:07)
イングリット > ((召喚術かしら、スケルトンにしては随分と大きいわ))(煙から覗ける白い頭蓋骨をみやり、静かに心の中で呟いた。そのまま近づいていくと、胴体が無いのも見えていき妙なスケルトンだとも思っていた)…失敗みたいね(落下するのが見えれば表情も変わらず淡々とつぶやく。落下した骸骨の破片が当たらないように、傍らの少女が腰に下げた双剣に手を伸ばしつつ、前に踏み出し、庇うように立ち塞がる) (02/11-00:17:19)
娯暮雨 > (親方!空から髑髏頭が!じゃなくって。残念そうに唇を噛むも、落ちて来る髑髏頭に潰される前に組んでいた印を解いた― のと、相手が前に立ち塞がったのがほぼ同じタイミング。イングリットの目の前で髑髏頭は水に落とされた墨の様に解け消え、代わりに髑髏頭を構成していた妖力の余波が強風程度の力で打ちつける。しっかりと立って居ればなんて事はない。ぶわっと砂塵が巻き上がる程度だろう。)ぁ…。(その程度の風でもへたりと座り込んでしまった女は、前方に突如現れた背中を半ばポカンとした表情で見上げている。) (02/11-00:24:16)
イングリット > (魔法で破片を打ち払おうかと思っていたところだが、代わりに体を揺らした妖力の余波を自身の黒い魔力で受け流す。風除けの様に黒いモヤのようなものが強風をかき分け、斜め後ろへと逃がしていく。ごぼうの前へ移動した小さな少女はちらりとゴボウを一瞥した後、再びイングリットの元へと戻っていく)残念だったわね?(静かに労いの言葉をかけ、うっすらと笑う) (02/11-00:29:55)
娯暮雨 > ・ ・ ・ 。(なんだか全力疾走した後の様なへたり具合で、一度だけ目のあった少女を視線で追い、その先にいた女性にも漸く気付いた。掛けられた言葉と表情に、ぱちりと瞬いた後、へにゃっと表情を崩して)格好悪いとこ、見られちゃったでござるね…。 守ろうとしてくれて、ありがとう。(弱々しく、少し恥ずかしげに微笑んで小さく頷く。) (02/11-00:35:53)
イングリット > 丁度通りかかっただけですもの、見なかったことにするわ(恥じらうような笑みに、こちらも笑みを拵えたまま緩く頭を振った) 高貴たる義務よ、お礼を言われるほどのことじゃないわ(相変わらずの笑みのまま、ゴボウの方へと歩んでいくと少しだけ首を傾けて)…貴方、東洋の方かしら。久しぶりに見たわ (02/11-00:41:51)
娯暮雨 > ふふ。(優しく丁寧な物言いに、こっくりと頷いて、ふわゆらり、尻尾が揺れた。)高貴たる義務…?護衛の方でござろうか…?(歩み寄ってくる相手を見上げ、同じように首を傾げて。続く質問には頷いた。)この辺りだと、そう珍しくもなさそう…でござるけど。(うーん、と思い返す様な仕草)…まだ、余り会ってないだけかも知れぬね。(へらり、笑って)拙者、名を娯暮雨と申すよ。 (02/11-00:47:53)
イングリット > …?(ふと、この暗闇で気づかなかった尻尾やら、耳やらに気づき始めた。少しだけ驚きに目が瞬くも、この子も呼び出された何かなのかと思うところで)違うわ、高貴たる者は高貴である責任があるということよ。危ない目に合う人を放っておくことは、そうではないでしょう?(くすっと微笑みながら、ゆっくりと言葉を解説していく。珍しく無いといわれるも、既に耳と尻尾を見るだけでも珍しく思えるのは、内心にとどめておいた)そうかしらね、帝都も栄えたとはいえ…海外とのつながりはまだ薄いわ。 ゴボウさんね、私は…(ふと、名前を紡ごうとした一瞬、言葉を止める。何か何時もと違う感じがする、そんな不確定の感覚が正しい名前を言うのを躊躇わせた)…イングリットよ(紡いだ名前は、偽りの名だった。笑みは相変わらずのままだが) (02/11-00:56:43)
娯暮雨 > 危ない目に合う人を放っておくことは、高貴に非ず…。(ふむ…と、その意味合いを飲み込む様に繰り返しながら頷く。この場合は高潔な、といった意味合いだろうと納得すれば、今一度深く頷いた。)…じゃあ、あっちの方にある「時狭間」ってお店もまだ行ってないでござるか…?(もしかすると、この世界は初めてだろうか、と)…?(途切れた言葉を待つように狐耳がぴこぴこと揺れ動いた。名乗られた名をそのままに受け止めて)イングリットさん、でござるね…♪(そちらの女の子の名も教えては貰えるのだろうか。少女の方へと視線をやった。) (02/11-01:05:44)
娯暮雨 > 危ない目に合う人を放っておくことは、高貴に非ず…。(ふむ…と、その意味合いを飲み込む様に繰り返しながら頷く。この場合は高潔な、といった意味合いだろうと納得すれば、今一度深く頷いた。)…じゃあ、あっちの方にある「時狭間」ってお店もまだ行ってないでござるか…?(もしかすると、この世界は初めてだろうか、と時狭間のある丘の方角を指し示す) …?(途切れた言葉を待つように狐耳がぴこぴこと揺れ動いた。名乗られた名をそのままに受け止めて)イングリットさん、でござるね…♪(そちらの女の子の名も教えては貰えるのだろうか。少女の方へと視線をやった。 (02/11-01:06:51)
イングリット > (そうよと肯定するように小さく頷いて)時狭間……そこは、酒場のようなところだったりするのかしら?(指差した方角を見やってから、再びゴボウの方へと視線を戻す)えぇ、そうよ。この子はブリギッタ、私の人形よ(主の紹介する声に反応して、傍らの人形がスカートの裾を少しだけ摘み、淑女らしいご挨拶をしてみせた) (02/11-01:12:10)
娯暮雨 > 丘の上にあって、絶えずマスターさんが居て。美味しいご飯も食べられる素敵なお店でござる♪(ぺかーっと朗らかに笑って、こくこくっ!)ブリギッタちゃん。(人形と聞けば、それまで気付かなかった事もあって、関節のあたりをちらりと見たりもしつつ。淑女らしい挨拶に頬を緩めて、未だへたりこんだままではあるが、丁寧な礼を返した。)…もし興味があれば、でござるけど。良かったら拙者、その時狭間まで案内致すよ。(どうだろうか、と首を傾げて) (02/11-01:19:19)
イングリット > ……そう、やっぱり(花咲くような彼女の笑みに、こちらは何故か納得したように静かに笑う)ごめんなさいね、無口な娘だから…あまり喋らないのよ(首元やら手首から先やらは服に覆われていないので見えるものの、継ぎ目らしいところが薄っすらと筋が入っているだけで、関節らしいところは綺麗に隠されている。よく見なければ気付かないほどに、人に近づけた仕上がりをしている)そう? それなら…案内してもらえるかしら。場所を覚えておきたいわ(案内の言葉に緩やかに微笑みながらお願いの言葉で返事をした) (02/11-01:24:24)
娯暮雨 > ?(やっぱり?とちょっと不思議そうに狐耳が揺れ動くも、それだけで。)ぁ、ううん。無理に喋る必要は無いでござるよ。イングリットさんとブリギッタちゃん、なんだか姉妹みたいでござるね。(同じようなドレスが良く似合っている。人形であることを確認しても尚、人の少女にしか見えないブリギッタと、相手とを交互に見て、へらりと笑った。)ん、もちろんでござる♪(ふわわっと嬉しげに大きく尻尾が揺れて、膝に手をつきながら立ち上がって。) (02/11-01:32:54)
イングリット > ありがとう。 そうかしら? (姉妹の様だといわれれば、笑みのままに再び首を傾けるもブリギッタが口を開く)『主と姉妹とは…嬉しいですが恐れ多いです』(すまし顔のまま淡々と答えると、再び口を閉ざす)ありがとう、お願いするわね。(微笑みでお礼を) (02/11-01:40:01)
娯暮雨 > う…(ん、と頷こうとした所で少女が口を開けば、一時停止でブリギッタの紡ぐ言葉を聞いた。ぱちくりと瞬きながらも口元には笑みを浮かべ)ただ、拙者にはそう見えた「だけ」の事でござるよ。(ささやかな事柄に心浮く事はあれど、恐縮するような事ではない。それでも気持ちを伝えてくれた事には、ただただ笑みが深まるのみで)はいっ♪じゃあ、こっちでござるよ。(ぴし!とちっちゃな敬礼の後、背を向ければ時狭間のある方角を指差して歩き出す。へたっていたのも話している内に持ち直した様子で、ゆらんゆらんと尻尾を揺らし、元気な足取りで時狭間までご案内したことでしょう。) (02/11-01:50:30)
イングリット > ふふっ、私の方が恐れ入る時があるわ。貴方の方が年上でしょう?(見た目はブリギッタの方が幼く見えるが、ゴボウの言葉に乗っかるように冗談めかしたつぶやきをする。元気いっぱいの様子にいっそう笑みを深めながら、その後に続く。他愛のない会話も交えながら、時狭間まで向かっていくのだろう) (02/11-01:54:05)
娯暮雨 > (えええっ?!なんて大層驚きながら再度二人を交互に見たりしつつ、時狭間に辿り着いた後、もし入店したならば、執拗におこたを勧めたりもして、帰宅までの時間を共に楽しく過ごさせて頂くのでした。) (02/11-01:59:23)
ご案内:「荒野」からイングリットさんが去りました。 (02/11-02:03:21)
ご案内:「荒野」から娯暮雨さんが去りました。 (02/11-02:03:46)
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