room02_20160219
ご案内:「荒野」に黒ローブの人さんが現れました。 (02/19-21:04:34)
黒ローブの人 > (ぐにゃりと空間が歪む。そして、そこから現れるのは黒いフードを目深に被ったローブ姿であった)…うむ。ここなら、たぶん大丈夫。(キョロキョロと周囲を見回し、周りに誰もいないことを確認して)それじゃあ、さっさと試してしまうとしましょう。(口元に微かに笑みを浮かべれば、どこからともなく杖をとりだし、杖の先でガリガリと地面に線を描き始めた) (02/19-21:08:23)
黒ローブの人 > (大きさとしては直径10mはあろうかという巨大なもの。外縁の円を軸に、様々な記号や文字が円形に刻まれていく。見る人が見れば、それは一目瞭然。いわゆる魔法陣の類である) (02/19-21:10:57)
黒ローブの人 > (大きな魔法陣だと、それだけ書くのにも時間がかかる。魔力を使って描くという方法もあるにはあるが、それはしない。それを可能とするためにも、まずは手作業を踏まなくはいけない、そんなルールがあるのである)ふぅ…。(描くことしばし。ようやく作業が終わったらしく、杖を持っていないほうの手で額の汗を拭った) (02/19-21:16:13)
黒ローブの人 > それじゃあ起動してみましょうか。(不敵な笑みをこぼせば、そっと魔法陣の端に立ち、杖の先で魔法陣の端を突く。すると掘られた溝(?)にそって魔力が巡っていき、魔法陣全体が光を放ち始めて)…ふふっ。この調子ならば、うまくいきそう。(刻まれた文字と記号に沿って魔力が流れ、それらが形を取り始める。その様子を目を細めつつ、じっと見守り) (02/19-21:21:47)
黒ローブの人 > (異変が起き始めたのは、それからまもなくの事だった。おもむろに魔法陣がばちばちと電撃を放ち始め、なんか思っていたのとは違う魔力の動きを始めたのである)……あ、あれ?(こんなはずではない。一瞬キョトンとするものの、周囲の魔力をどんどん吸い込み始めたのを見れば、さすがにまずいと判断。慌てて、自分の杖を通して魔力を流し魔法陣への干渉を始めよう)あ、あわわわわわ…。これはまずい。これはまずいわ…!! (02/19-21:25:23)
黒ローブの人 > ど、どどどどうしましょう。お、抑えきれない…!!(一生懸命制御しようと試みるが、暴れ出した魔力は止まりそうにない。このままだと暴走して何が起こるかわからないと言った具合だ)な、何か良いアイデアは…。はっ、そうだ。(何とかして被害を抑えなければ。必死に考え、そして思いついた手段は、魔法陣の一部を書き換え、発動する魔法の効果自体を変えてしまうというものであった)そ、そうときまれば…。今ならまだ間に合う…!!(魔法陣へと踏み込めば、すばやく魔法陣の一部の文字と記号を書き換えていく。もとより自分で構築したものだ。どこをどういじればいいのかは、よくわかっている) (02/19-21:31:07)
黒ローブの人 > こ、これで!!って、きゃぁ!?(書き換えが終わった。その瞬間、魔法陣全体が一際強い光を放ち、爆発。黒ローブも爆風に吹っ飛ばれた。同時にどんどん広がっていく魔力の余波――) (02/19-21:33:24)
黒ローブの人 > …………。(恐る恐る身を起こして周囲を見回す。地形が変わってるとか、そういう物は感じられない。ひとまず、大惨事は避けられたようだ)な、なんとか、なった…かしら? …ちょ、ちょっと変な呪いが広域に広がっちゃうけど。まぁ、ここは誰もいない世界だろうし大丈夫よね。(キョロキョロと周囲を見回してポツリと呟く。実はこの時点で大きな勘違いをしているのだが、そんなこと知るよしもない) (02/19-21:36:26)
黒ローブの人 > なにはともあれ、失敗だったわね。はぁ、まだまだ研究しないと駄目か。(小さくため息をつけば、片手を前に出して、何かを呟く。それと同時に目の前には空間の歪みが現れて)とりあえず、帰りましょ。(そう言って、空間の歪みの中へと入っていく。やがて、その歪みも消え、後には静寂だけが残るのであった――) (02/19-21:38:46)
ご案内:「荒野」から黒ローブの人さんが去りました。 (02/19-21:38:50)
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